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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年01月12日

連射の撃ち方

話はとぶが、Philshootingの2GusCQBコースの最後では連射を体感してもらっている。

YouTubeを見るとたくさんの連射の映像が出てくるが、簡単に撃っているようで、一般的には連射は難しい。

過去に自分が経験したものは、以下である。


M2 Browning 12.7mm (3脚使用 連射)



64小銃 7.62mm (脚使用 2,3発の単連射)



M14 7.62mm (脚使用 連射)



M16 5.56mm (連射)
M4 5.5.6mm (連射)



Galil 5.56mm (連射)



MP5 9mm(連射)



Uzie 9mm(連射)



Glock17 9mm (連射フィーチャー使用 連射)



この中で特に難しいなと思ったのは、M2で、地上に置き、3脚使用で、さらに脚抑えに土のうも置くのだが、自分が撃った時は土のうが緩んでいて、射撃時に思いっきり上に浮いた。
もう少しで射場のバックストップの壁を越えるところだった。
と同時に鉄帽を被っていたのだが、同じく鉄帽で教官から頭を思いっきり殴られたのを鮮明に覚えている。
壁を超えれば10kmは飛ぶだろう。民家にでも当たれば、大問題になるところだった。

撃つ時は、車載式のようにしっかりと固定していないと難しい。


次が、MP5やUzie、Glockなどの短めの銃だ。
いずれも肩で固定できない銃だったので、腕、グリップの力で抑えるが、いずれも暴れて上に行った。連射の意味がない。
MP5は俗に Finger Cutter と呼ばれている。皆さんから左手は絶対に離すなと注意されたのを覚えている。
反動のあまり左手が離れ、銃身が短いので手が銃口の前に行き、指を連射でCutするように自ら撃ってしまうからだそうだ。
確かに、、、
拳銃の連射は全く当たらない。意味もない。


肩付けの銃床があれば肩で固定できるので、反動を抑えることはできるとは思うが、腕だけだと相当力がないと浮いてしまう。


逆に当たるなと思ったのは、Galilだ。フィリピンの麻薬や誘拐など凶悪犯は重武装をしていて、それに対抗するために警察で最近装備されている。
しっかりと銃身が重く、安定している。立ち撃ちで、3,4発連射しても20mくらいだと人の大きさくらいには命中する。


Philshootingでは、M161/M4 で連射をしてもらっているが、いずれも立ち撃ちだが、スキルに合わせて距離を変えている。
しっかりと肩に食い込むように銃を引いてもらうが基本だ。

左手は、銃身の下、マガジンでもいいのだが、経験上、銃身の上から銃身を抑え込むように撃つのが一番安定している。


Philshooting
  


Posted by philshooting  at 20:49ライフルの射撃

2020年01月04日

正確射撃のための集弾


正確射撃の続きを記事にする。


射撃では、弾着の弾痕を見て、評価することが多い。
が、いくつか間違っている、あるいは考慮すべきことがある。


前に、正確射撃には、精緻な銃が前提であると書いた。
当たるように精緻な銃になっているわけだから、正しく撃てば当たるはずである。


まず、
精緻な銃で射撃をして、当たらないのであれば、自分の姿勢、構え、狙い、握り、呼吸、トリガの引き方のどこかが悪いのでそれを修正すべきである。
少しバラバラだが、左にいっていれば、主にトリガの引き方に問題があるのでそれを修正する。

やってはいけないこと
これは、良く見かけるが、練習の段階で、左にいっているから、右を狙って撃つ とかいう修正はダメだ。
自分の不備な点を直すことが先決である。







精緻な銃で練習をして、ほぼ真ん中に当たるようになれば、初めて物が言える。
正確射撃のスキルがついたとも言える。

何が言えるか
射撃場に言って、銃がおかしいかどうかを評価できる。
絶対的な腕に自信があれば、この銃おかしいんじゃないですか? あるいはどこどこがおかしいとまで言える。


その上での修正
その日の体の状態、天候 などで集弾がずれることもある。
その場合は、上下左右に狙いを変えたり、銃の修正をすることができる。



銃種によっての評価ができる
正確射撃ができないうちに、グロックだの、シグだの、ベレッタだの、CZだの、HKだの を評価する人がいるが、違和感を感じる。
まず、正確射撃ができるあるいはそれ以上のことができるようになって初めて銃の評価をすべきではないかと思う。


スポーツ射撃では、多くの人が1911ガバメント系を使っている。
それだけの理由があると思う。
それで練習して、それぞれに銃に行けば、どの銃も撃てると思う。
逆にグロックで練習すれば、グロックだけか、ポリマー系か、撃てる銃は限られてくると思う。

Phlshootingでは、1911系しかも改造していない箱出し、しかも45口径から練習をするので、射撃の基礎を叩き込むことができる。




  


Posted by philshooting  at 12:46ライフルの射撃

2019年12月28日

正確射撃のための修正

正確に的に当てる正確射撃をするには、精緻な銃が前提だと書いた。
話は少しずれるが、Philshootingでは、ガンスミスがいて、この人のところには、軍、警察、一般の人も相談、調整、Fixする。ないものは作る。とにかくすごい。
こういう人がいるから成り立っているのだとあらためて思う。


うちの正確射撃では、コーチの言うことを素直に聞いてやれば、必ず当たるようになる。
今までの傾向としてパターンが多いのは、

5発程度撃って、1発は下にいく。
全体的に左に寄る。
の2つだ。

最初のは、がく引き(フリンチング)が原因で、引き金を急に引きすぎた結果起きる現象だ。ファイアの部分をゆっくりと絞るように引く必要がある。

2番目は、引き金の引き方で、まっすぐ引いてないために起きる現象だ。極端に言うと引き金を左奥から右手前に引いていて、銃口が左に向いている。
要するにまっすぐ引けていないということだが、多くの場合は、トリガフィンガ(引き金を引く指)が深くかかっているので、少し浅くかければ治るかもしれない。
コーチによっては、左腕をもっと中にかぶせろというかもしれない。


全くの初心者でも大丈夫かとう質問は良く来るが、全く問題ない。コーチの言う通りにすれば必ず当たる。むしろ初心者の方が経験上、うまくなる速度が早く、うまくなる可能性も高い。


うまい人の早撃ちをよく見ると思うが、こういうのを段階的にやって積み重ねであって、早くても絞っている。
正しい引き方を、練習によって、早くしたということだ。


正確射撃ができるようになると、ある程度のスピード射撃に移るのだが、あまり早くすると、やはり当たらなくなる。
コーチは、必ず、スピードよりも当てることだと必ず言う。











Philshooting
  


Posted by philshooting  at 21:30ライフルの射撃

2019年12月28日

銃が悪いのか腕が悪いのか


正確射撃の続きになるが、観光射撃でも当たったのかどうかは非常に気になるところだ。
しかし、これは、銃は精緻であるということを前提での話になる。


銃には仕様が記載されており、弾の収束度も書いてある。新品の場合は、その通りだと思うが、強烈な振動を数千回、数万回と繰り返すと、さすがに壊れたり、くるってきたりする。

精緻な銃と分かっていて、当たらない場合は、腕が悪い。
精緻な銃かは、装置を使えばわかるのだが、普通にはないので、腕の確かな人が撃って、当たらなければ銃が悪いということになる。


通常射撃場に行って、そこの銃を使って、当たらないから、いくら腕に自信があっても銃のせいだとはなかなか言えないだろう。


くどいが、銃が精緻でなければ、当たらないし、練習にもならない。
精緻であって、初めて練習が成り立つ。









昔、ある射撃場の銃が悪いと思うんだが、見てくれと言われたことがある。
自分の場合は、15m、シビアにいっても10mで直径15cm程度の丸には、95%くらい当てる自信はあったんで、銃を試すことにした。
全弾、左に行きはしたが、弾は集まっていた。


これをNetで流したら、”もう少し右に行くとうまいといえる”とコメントをいただいたが、このかたも銃が精緻だということを前提にコメントし、多くの人はそう見ていると思った。
この場合、銃のサイトを右に修正すれば、精緻に近い銃となるはずだ。


しかし、もし、バラバラになっていたとしたら、オーバーオールが必要ということだ。



もし、こんな銃で射撃を始めたら、当たらないし、面白くもないだろう。初心者にはさっぱりわからいし、射撃は難しいとか思ったりすると思う。



精緻、精緻と書いたが、この銃をメンテしたり、修理したりするのは、容易ではない。
自分ではできないが、Philshootingでは、ラッキーだったが、ものすごい腕前の ガンスミス がいて、メンテしてくれている。

その銃を2,3人で撃って、テストし、当たるようにする。
だから、精緻な銃といえる。


逆に、稀にだが、あまりにも当たらない参加者いると、2,3発撃たせてもらい、銃を確認する。
撃っているうちに本当にサイトがぐらついていたケースもあった。



  


Posted by philshooting  at 12:45ライフルの射撃

2019年12月28日

正確な射撃(Accuracy)


ターゲットにきちんと当てることを Accuracy というが、日本語にすると 正確射撃なのか精密射撃なのか正確精密射撃なのかいつも迷うところだ。


自衛隊では、実弾射撃と言えば、戦闘訓練をやっていたのも関わらず、300m射場で狙撃のような撃ち方をした。
今は、特殊任務とか水陸機動団のなども出てきたので、戦闘射撃、タクティカル、CQBの要素もあるかもしれない。
が、どちらかと言えば、射撃と言えば、当てることだと思っていたので、Philshootingを始める前、始めた直後は、当てることに主眼を置いていた。コーチなどは、やり方に違和感を感じていたようだ。



今では、スポーツ射撃を軸にコースを運営しているので、射撃というものを大局的にかつ体系的に見るようになった。
2GunsCQBコースもこれに近い形で実現している。


コースでは、
ホテルから射場への車内で
安全管理、射撃統制(コマンド)、射撃技術そのもの のレクチャーを1時間程度し、
射場では、実銃を使ったレクチャーと マンツーマンのコーチによる 事本操作、正確射撃、応用射撃を ハンズオンで4時間くらい行う。


レクチャーでは、一例をあげると
”射撃が上手いとはどういうこと?”から始まり、 ”参加者は経験者が多いが、80%くらいは”撃つ時以外はトリガに触ってはいけない(トリガーフィンガーアウト)”は守られていない”、
”当てること自体は、オリンピックやスナイパーなどの極端に精緻な精密射撃を除いては、射撃到達目標の20~30程度に過ぎない。”などの話をすると結構驚かれる。

ハンズオンでも、全くの素人から基本操作から始まるので、言う通りにやれば、予想以上にうまくなる。

詳しくは説明しないが、コースに参加すればわかると思う。




今回のテーマは、正確射撃だが、前置きが長くなり、コースの概要のようになってしまったが、山のようにテーマはあると思う。
正確射撃に関して、数回に分けて記事にしようと思うが、最初にさわりだけ書いてみる。



精緻な銃で、正確射撃をしたとして、もし当たらなかったら、それの原因のほとんどは、引き金の引き方にある。

弾が出る瞬間、銃がまっすぐターゲット方向にむいていれば、理論的には当たる。

実弾だとどうしても緊張してしまい、がく引きになって、だいたい下に行く。

トリガには、遊びの部分(スラック)とトリガ(ファイア)部分があり、最後のファイアをまっすぐ、最初は慎重にゆっくりと引かないとがく引きになってしまう。

当てるには、反動を気にしないことだが、上級を目指すには反動も抑えなければならいので、教えられた通りにグリップすればいいのだが、最初は力を入れずにリラックスして撃った方が当たる。
それから、徐々に強いグリップを意識する。













こんなことをじっくり、参加者に合わせて、Philshootingではハンズオンで行う。





Philshooting










  


Posted by philshooting  at 12:04ライフルの射撃

2016年12月25日

今年最後の射撃コース


今年最後の射撃コースを行った。
ゲストは、今回が3回目となる顔なじみの方で、ご家族でフィリピン旅行を楽しむついでに本人は射撃を楽しんでおられた。
小さなお子様連れだったが、ペニンシュラに泊まり、ホテルから徒歩でグロリエッタ、グリーンベルト周辺を探索され、お子様も大満足だったらしい。











 
Philshootingを始めてから5年になるが、この間、たくさんの方に参加していただいた。
一度来られた方で、リピートされる方は結構いらっしゃるが、新規でいらっしゃる方は、まだまだ少なく、今年は激減した。
 
激減の理由は、ドテルテ大統領の 超法規措置や人権無視の殺りくが行われているという、ヘッドラインだけがニュースで流れ、フィリピン渡航が怖いと思われていたからだ。
 
それに増して、ドテルテ大統領が、アメリカと決別すると言い出した時は、さすがにPhilshootingも撤退しようかと思ったことがある。
 
しかし、ドテルテ大統領が、日本を訪問して、彼が日本を心から尊敬し、彼の本意がある程度、日本人に分かったとき、潮目が変わった。
日本政府は支援を約束し、現ナマも渡した。日本からの投資も個人レベルも含めて、激減するどころか、増えることとなった。
 
アメリカについていえば、ドテルテ大統領は、オバマが嫌いなだけであって、いくら非難したところでアメリカとは切っても切れない関係になることは国民が良く知っている。
 
結果、4半期のGDP比は増し、かつてないほど経済は回っていることになっている。
ドテルテ大統領は、中国を含めて、うまく諸外国を手玉にとっている。
 
フィリピンの安全性についていえば、前から特別なことをしたり、特別な場所に行かなければ、特に危険を感じるものではなかったが、ドテルテ大統領になってからは、より安全になったとみんなが口をそろえて言う。
もし、フィリピンが危険な国であるという認識を持っている方がおられたら、全く違う。
来てみれば、すぐわかることだ。
 
ということで、今は少なくなっている観光客や、Philshootingのゲストもだんだんと誤解が解けて、参加する人が増えると期待している。
 

射撃に関していえば、Philshooting開始の趣旨でもある ”正しい銃器の取り扱い方”、”正しい射撃の仕方” を学びたいという人は必ずいらっしゃると思う。
大変失礼な書き方だが、みよう見まねの自己流や簡単な指導で射撃をしてきた人は、中には上手な人もいらっしゃるが、大半は、そうではない。
長年、ベテランコーチや最近ではチャンピオンの指導を見てきたおかげで、個人的にはその人がうまいかどうかはすぐわかるようになった。特にハンドガンだ。射撃と言うのは、実に奥が深いということもわかると思う。
 
本格的に射撃をしたいという方には、やはり、Philshootingは、最短で最適だと思う。
 
最近では、観光ついでに射撃体験したいという方向けに、観光射撃の FunPhilshootingというのも始めてみたので、体験だけならそちらもいいと思う。


こちらを参考にしてほしい。

本格的射撃コース http://philshooting.com/
観光射撃コース  http://philshooting.com/form1001040.html


*お尋ね
小関@think-japna.com 様
申し込みのメールをいただきましたが、philshooting や他のメールアドレスから返信しても、返信できませんでした。
別なアドレスを使用していただくか、電話などで問い合わせをお願いいたします。


  


Posted by philshooting  at 00:10ライフルの射撃海外での実弾射撃

2015年11月16日

ライフルで新記録


こんにちはPhilshootingです。

 先日、ライフルの長射程で新記録が出ました。
AKさんは、ハンドガンのコースには2回ほど参加され、ライフルは少しの経験でしたが、今回はライフルのコースに参加されました。

 ハンドガン射撃でもセンスのいい射撃をされていた方で、Philshootingのコース後、グアムで射撃をされてもほかの人が感心してみるような腕前になっていたそうです。

 きちんと教えてもらったほうが確実に腕前は上がります。

 今回は、ライフル射撃のコースに参加されまして、見事、今まで誰も達成していない記録を達成されました。

 200ヤードの長射程レンジでの記録登録には、細かくカテゴリが細分化されているのですが、一番やり易いと思われるスコープ付きでの依託射撃でも記録が出ていませんでした。

 つまり、10cm直径の的に3発撃って、真ん中により近い弾痕で争うというものですが、今まで3発とも的に入れた人は誰もいませんでした。

 そこでルールを少し変えて5発撃って、よりよい3発で争うことにしたのですが、それでも3発を10cmの的に入れた方は、誰もいませんでした。







 今回、AKさんの着弾は3発入って、ほかの2発も至近で着弾しました。
 自分自身も5発全弾紙の標的に入れたことはなかったのでかなり驚いています。



 ハンドガン、ライフルの射撃技術を向上させたい方、きちんと習いたい方、ぜひコースに参加してみてください。
今までコースに参加された方は、ただ撃っているのとは全然違うという認識を持たれ帰られますし、HP上でも表現しにくいところです。





実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


2015年10月02日

ライフルマンのタイプ


こんにちはPhilshootingです。


少し時間が経ってしまいましたが、先日、日本が連休のときに何名かがコースに参加されました。

その方々の中で、前々から思っていたのですが、初心者の方を除き、じっくり撃つタイプと撃ちまくるタイプとに嗜好が分かれるとあらためて感じました。


 ライフルコースだったのですが、

 一人の方は、日本でもライフルの免許まで持っていらっしゃる方で、連れの方が日本ではできないからだと参加されたのですが、日ごろから狩猟をされているという方で正確精密射撃(スナイパー射撃)が得意な方でした。


 もう一人は、サバゲーなどを趣味でお持ちで、とにかくMilitaryが好きで、家でも数々のエアソフトライフル、ハンドガンをお持ちで、ライフルでは連射の射撃を家で練習していらっしゃるとのことでした。


 両名ともかなり玄人的なかたでした。


 最初の狩猟の方は、M16,M4(5.56mm、223Rem)x300発、M14(7.62mm、Win308)x200発を希望されたのですが、日ごろからWin308で射撃をされているということで、M14の射撃がとてもうまかったように思います。
 射撃のうまい方には、ターゲットを薬きょうにして撃っていただいているのですが、この方も撃っていただき見事撃ち抜きました。M14では2人目です。









 この調子で、長射程レンジに行けば 10cmの目標に3発~5発が連続して命中することも大いに期待できたのですが、120発付近で薬きょうが切れて銃口に詰まってしまい射撃ができなくなってしまいました。残念でした。

猟の話もずいぶんと聞けて勉強になりました。
・中間姿勢(膝うち)が多いこと
・木を背中にして前に体を出して狙い、撃つこと
・肉質を維持するという意味で、頭を狙って1発で仕留めること
などなど、、戦闘とはまったく違う思考で射撃することがよくわかりました。

ちなみに戦闘では同じ書き方をすると
・なるべく低い姿勢をとること
・体は偽装し、遮蔽物に隠すこと
・火力で相手の戦闘意識をなくさせること
になるかと思います。


 2人目の家でエアソフトでトレーニングをしていらっしゃる方ですが、連射がしたくて参加されたということでした。
 ライフルコースでは、基本射撃、ゼロイン、長射程射撃、コンバット射撃(CQB)を一通りするのですが、この方は、やはりCQBに興味あり、特に連射の射撃はうまかったです。

 単射(セミ)を最初にするのですが、とてもさまになっていたと思います。次に連射でもしたいただいたのですが、5mでは2,3発がすべて的に入り、最終的に15mでもやっていただき、安定していたと思います。
 ライフルの連射で今までで15mの距離からやり、的に2発入った人はいませんでしたから、かなりうまいといえます。
 日ごろの家でのトレーニングが効いているのかと思います。







 Philshootingでは、射撃スキルの向上はもちろんのこと、他ではなかなかできないこともスキルに応じて対応しています。




実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


Posted by philshooting  at 06:49ライフルの射撃

2015年09月16日

5.56mm弾で5.56mm弾の薬きょうを撃ち抜く

こんにちはPhilshootingです。
最近は1月に1度の更新のペースになってしまいました。
筆を執らないくせがついてしまうと、話題はいっぱいあるのですが、忙しさにかまけて、ついつい書きそびれてしまう傾向にあるようです。


 さて、本日はライフルコースでのターゲットの話です。Philshootingのライフルコースでは、基本射撃、精密射撃、長射程、CQB射撃を行います。
 長射程射撃は、基本射撃、25mでの精密射撃を行ったのち実施します。
 使う銃は、M16(オリジナルサイト)、M4A1(スコープ)、希望によりM14(スコープ)となっています。








 そこそこ当たって時間に余裕があると、的にそれぞれの銃の弾の薬きょうをターゲットにして薬きょうを打ち抜く射撃をすることがあります。(そのほかペットボトルのふたなど)
 これが、結構面白くて、当たると爽快な気持ちになります。当たるだけでもかなり気持ちいいのですが、ど真ん中に当たることは滅多にありません。ど真ん中というのは、薬きょうの両側面が残って弾が真ん中に貫通することです。

 今まで、4名がこの偉業?を達成しました。不肖自分とStaff、参加者2名です。こんな感じです。






 これは8月に参加された方のもので、左が5.56mm弾です。ものすごくきれいにど真ん中を打ち抜いています。
 同じ射手で、右は7.62mm弾です。真ん中ではありませんが、当たっています。

 同じ射手の方で200m射撃をしましたが、M4A1スコープ付き(5.56mm)で3発連続で撃ちますが、2発10cmに入りました。3発はなかなか10cmの的に入りません。






 いままで、3発連続で10cmの丸に入れた人はまだいません。かなり難しいです。

 
 Philshootingでは射撃スキルの向上を目的としてコースを運営していますが、このように射撃の面白さもまじえてやっています。ハンドガンコースでも同じようにやっています。





実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 12:33ライフルの射撃

2015年06月22日

だんだんと精度が上がってきたライフル

 こんにちはPhilshootingです。
 
 Philshootingのライフルコースでは、ライフル射撃の基礎から始まり、精密射撃、CQB射撃を行っています。ハンドガンの2日間コースに参加された方にもライフル射撃を体験的に行っていただいてます。

ライフルの精密射撃ですが、スコープなし、スコープありで調整を含めて25mで最初に行っていただき、その後、200ヤードのレンジで射撃をしていただいています。

 ライフルは、初めて射撃をする方でもそこそこは当たるのですが、より精密に射撃をしようとすると難しいのがわかると思います。かなり奥が深いといっても過言ではありません。

 自分が自衛隊に属していたころは、訓練といえば常に64式小銃と共にありという感じで、ライフルは身近なものでした。時々射撃検定というのがあり、300m射場で射撃検定をします。こちらは精密射撃の部類になります。
そこそこ当っていたのでライフル射撃には自信を持っていたというのがあります。


が、最近はかなり考え方が変わってきています。
自衛隊のときに、逆によく当っていたなと思い返しています。射撃精度の向上で本人が貢献できるのは空撃ちという訓練だけです。それだけなのに皆さんよく当っていたなと、、思います。


 何を言いたいのかよくわからないと思う方が多いと思います。

 たとえば下の銃で説明します。M14という7.62mmの銃です。近接戦闘というよりどちらかというとスナイパー向けのライフルになります。銃身が長く、重く、安定しています。
 3月前から使用できるようになりました。

 最初、銃が搬入されたときは、銃床が折りたたみ式で金属でできていました。それにスコープをつけ射撃をしていました。









 そこそこは当るのですが、200ヤードに持っていくと、スコープの1クリックで1cm単位の修正をしたいのですが、ばらつきが10cm以上でそれどころではありません。

 そいうことろから始まるわけです。

 まず、まわりの人たちに言われるのが 腕が悪い 次にスコープが悪いなどなどです。
 
 今回ではないですが、スコープもいろいろと安いのから高いのと買って実験をしました。確かに高いのが見やすくていいのがわかりますが、結局、使い方や調整や固定が正しくできていないと宝の持ち腐れになることもあります。

 皆さんに撃ってもらって、だんだんとわかるのが腕やスコープの問題ではないかもしれない、、はて? となるのですが、冷静に考えると精密射撃では、ブレがあってはならないわけです。

つまり、銃では
銃身、トリガ、撃針、銃床 などなど
スコープでは
取り付け、見方
射手では
姿勢、トリガ、呼吸、見方
などなど動くところがすべて関わってきて、微小でも影響が大きいことがだんだんとわかると思います。


その結果、下のように最近は、M14は銃床を銃とほぼ一体化させ、スコープの固定もより確実にしました。
銃としては、より安定したものになっていると思います。





前回は、5発撃って、3発10cmの黒丸に入るという射手まで現れました。ここまできてようやく腕だといえるかもしれませんが、まだまだ銃には触るところがありますし、射手の腕というところまで絞り込めても、それでも要素がたくさんあると思います。実におくが深いと思います。






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Posted by philshooting  at 19:42ライフルの射撃

2015年05月18日

ライフルのスナイパー射撃(精密射撃)~見えども当たらず


 こんにちはPhilshootingです。
 随分と日にちが経ってしまいましたが、久しぶりにブログを更新したいとおもいます。
 
 最近、Philshootingの射撃で凝ってるのは(自分が一番凝っているのかと思いますが)、ライフルの長射程射撃です。
 自分が自衛隊にいるときは、ライフルの射撃といえば、300mレンジが普通で、実弾射撃の前は随分と空うちをして、練習したり、させたりしたものでした。実部隊では、1週間程度、朝から晩まで空うちばかりをするのもざらでした。
 空うち(ドライファイア)というのは非常に大事で、特に精密射撃の射撃技術という点では、重要性だったと思います。

 今思えば、精密射撃の要素には、銃器、照準器、自然という要素があり、当時は与えられた銃器に関しては何も調整をせず、よく射撃技術だけで、しかも光学照準器を使わず、そこそこ当てたものだと感心しています。




 そういう思い入れもあって、ここ数十年、長射程射撃がしたくて、フィリピンでレンジを探していたのですが、軍用はあっても民用というのは見つかりませんでした。
 しかし、灯台下暗しでPhilhootingの射撃場で長射程レンジを作ることができて、やっと夢がかない、長射程射撃をすることができたのです。


 最近はコースがあるたびに、銃や光学照準器の調整をするのですが、ライフルの精密射撃は、非常に奥が深いことが分かってきています。

 ゴルゴ13やアメリカンスナイパーのように、200ヤード程度の距離であれば、スコープを使って、少なくとも直径10cm程度の円に3発撃てば3発入れたいのですが、残念ながら、今までに自分も含めて3発入れた人はいません。(2発はあります。)

 銃の特性(バレル、銃床、引き金)
 銃の保持、依託
 スコープの調整
 射撃技術
 (自然環境)

などの要素が微妙に絡み合って、その修正をするのに、3発また3発さらに3発と撃っている感じです。

スコープからは的はよく見えているのですが、撃てども撃てども当たらずという感じでしょうか。
だからスナイパーという職種があるのだということがうなずけます。





最近、M14というNATO7.62mm弾を撃つライフルで射撃できるようになりました。この銃がバレルから銃床まで一体となっているようなしっかりとしたモデルで割りとよく当たるようになりましたが、銃がよくなれば他の要素でまた問題が出たりとまだまだ修正することがあります。




 Philshootingのライフルコースでは、このような精密射撃とCQBのようなアソルト射撃をします。
精密射撃では200ヤードのレンジを使っての射撃をします。事前に25mの射撃場で基礎射撃と調整方法などなど論理的なことについて教えますが、銃の調整を除き、そのほかの調整はできるだけ射手にやってもらうことにしています。
 スコープの調整など射撃に関する調整は、射手ができますので、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 07:20ライフルの射撃

2015年03月27日

DPMSライフルの試射

 こんにちはPhilshootingです。
 先日、DPMSを射撃する機会があったので記事に残しておこうとおもいます。

 さて、ライターである自分は、事件などをネタにして追い続けるタイプではないのですが、今回のドイツ機の墜落では長い時間CNNを見させていただき、結構勉強になりました。
 
 ジャーマンウィングズ機の墜落事件では、副操縦士の Andreas Lubitz(28)という人が、機長がコックピットを出たときに中からロックしてドアを開けず、降下ボタンを押したということです。呼吸もレコーダーに入っており病気でのアクシデントでもなく、さらにテロリストの経歴もないということです。
 今後は、原因解明のため個人の周囲を調査するのだそうだが、既に家までTVに写っていましたね。IS絡みでないことを祈りたいですね。また、賠償なども故意となるとどうなるのか気になります。 

 さらに、サウジがイエメンを空爆したとか、アフガンのガニがオバマに米軍の駐留の延長をお願いしたとか、アメリカがティクリートの空爆に参加したとか、アメリカとイランの会議をイスラエルが盗聴していたとか、、興味あるニュースがたくさんでした。

 あまり時間はないのですが、今後もCNNを見る必要があるとおもいました。


 さて、本題に戻りますが、DPMSはM16やM4と同じようにAR-15から派生したもので、軍用と民間用があるようです。自分自身もあまり知らなかったのですが、M16系に大変似てますね。USの主に警察系だとおもいますが、特殊部隊で使われているそうです。






 自分も女の子のスタッフも撃ってみましたが、反動も少なく、よく当たっていました。何とかこの銃をお借りしてライフルコースでも使用してみたいなとおもいました。





実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 00:10ライフルの射撃

2015年02月22日

撃ち抜けた薬きょうターゲット

 こんにちはPhilshootingです。
 Philshootingの2日間ハンドガンコースでは、2日間で750発を射撃しますが、うち50発はライフルの5.56mm弾を撃っていただいています。2,3月はプロモーションでご希望によりロングレンジの射撃場を無料で使用することが可能です。
 とはいっても200ヤードの射撃場で大きく外れることは許されないので、予め25mの短射程でスコープを使用した調整済のライフルを射撃してもらい、複数撃って、弾痕が直径10cm程度に収まるようであれば長射程での射撃を可としています。
(今まで不可となった方はいらっしゃいません。)

 25mの短射程では、スタッフがスコープの調整を行い、そのあとにコース参加者に射撃をしてもらいます。
 調整しやすいように1cmの升目のターゲットを撃つのですが、普通のスコープだと25mで1クリック1.5mm程度まで調整できます。
 スタッフが一応調整をして、その後、実際の射手に撃っていただいてさらに調整をします。
 その中で、遊び心も含めて、5.56mm弾(223Rem)の薬きょうをターゲットにして撃ったりしています。
 今まで上手な方は、薬きょうに当てることはできました。
 
 今回は、偶然だとは思いますが、まさにど真中に命中しましたので記事に残しておこうと思いました。






 薬きょうの両側が残っているので、本当にど真ん中を5.56mm弾が抜けたことになります。


 ちなみにライフルコースでは、2日間で700発を撃ちますが(うち50発はハンドガン)、基本射撃(寝撃ち、膝撃ち、立撃ち)ののちオリジナルサイトの調整(自分で実施)、スコープ射撃と調整(自分で実施)、ロングレンジ射撃(5.56、22口径)、M16,M14,M4A1を使いまわしてのアソルト射撃(CQB)となっており、ライフルの醍醐味がすべて入っています。

 Philshootingでは、丁寧に射撃の基礎から論理立てて射撃技術を教えていますが、このように射撃の面白さも混ぜています。希望者にはターゲットを記念になるものにして射撃することも可能です。




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Posted by philshooting  at 12:25ライフルの射撃

2015年01月31日

ロングレンジ射撃での記録規定

 こんにちは Philshootingです。
 先日”American Sniper”に関する記事を書いたら、いつもの倍以上のアクセスがありました。皆さんこの映画にかなり関心があるようですね。中身に関してはいろいろな意見があるでしょうが、必ず日本でも大ヒットになるとおもいます。
 ライターである自分が最近見た戦闘に関する映画は、”American Sniper"、”John Wick”、”Fury" ですが、個人的にはこの順番で好きです。
 さらに個人的には ”Band Of Brothers"、”The Pacific" を何回も繰り返してみていますが、”American Sniper"もそのひとつになるかもしれません。


 さて、Philshootingでは、以前より民間でも撃てるせめて200m程度の長射程レンジをずっと探しており、昨年やっと夢がかなって、灯台下暗し Philshootingの射撃場で実現させることができました。
 実際は200ヤードとなってしまいましたが、そこそこ長距離感はあり、自分をはじめ、射撃された方は、満足されています。

 Americn Sniperに感化されたわけではないのですが、長距離射撃に興味を持っている人は多いとおもいますので、競技というか、ロングレンジを楽しめることを考えて、記録に残そうと考えています。

 まず、標的ですが、以下の標的とします。
 一番大きな円が直径80cmあります。
 一番小さい円が直径10cm、その次が直径20cmです。この20cmまでの標的は、1枚になっており、外すことができます。
 競技としては、連続して3発撃ち、3発が平均してどれほど真ん中に近いかを競います。




 今まで一番うまかった人は、もう6回もPhilshootingをご利用いただいている常連の方ですが、彼はゴルゴ13に憧れ、ライフルが好きな人です。自分は友人のように付き合わせていただいています。
 どれほどうまいかというと、まず、25mの射場でライフルを大方調整しますが、以下のように5.56mm弾の薬莢を標的に見事2発撃ちぬきました。(肉眼では見えないのでScopeを使ってです)




次に200ヤードの射撃場で、何度か練習をして修正もして、以下になりました。
3発連続して撃って、本人はまぐれと言ってましたが、20cm丸にすべて入り、2発は至近です。複数回参加の意地を見せていただきましたが、これだけの腕の方はまだありません。





ライフルはM4A1でScope使用、脚使用という条件でした。

競技の種類としてはいろいろと考えてみましたが、例えば自衛隊のようなところでは、200,300m射場が主ですが、その距離では、Scopeは使いません。素のサイトで撃ちます。
そういうことも考慮して、逐次増やしたいですが、今のところ

5.56mmの部 
 1)オリジナルサイト 寝撃ち 連続3発 (今のところM16、M4)
 2)オリジナルサイト 膝撃ち(中間姿勢) 連続3発 (今のところM16、M4)
 3)Scope使用 依託射撃(脚など使用) 連続3発 (今のところM16、M4A1)
に区分したいとおもいます。

記録の条件としては、
・Record射撃を申告して、3発連続で射撃すること。(1期間3回まで)
・20cm的に3発中2発命中していること
にしたいと考えています。
 記録は、日付、区分を記入の上、コーチのサインをして、射撃場に張り、残すことにします。


 現時点では、1)、2)は該当者なし、3)は先ほどのSさんになります。



 Philshootingでは、射撃技術のほか、このような射撃を楽しめることも考えています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 08:00ライフルの射撃

2015年01月21日

連射

 こんにちは Philshootingです。
 ライターである自分が自衛隊に所属していたころは、普通の隊員は64式小銃を使っていて、射撃の検定の時は、寝撃ち、膝撃ち、脚使用連射で射撃をしていたと思います。射撃訓練の空うちはもっぱらそれが中心でした。
 連射は、脚を使用しても当たらず、弾がもったないというのが感想でしたが、300m先の目標では確かにそうだと思います。
 一方では、戦闘訓練というのがあって、攻撃の場合は、体中草などで偽装をし、顔にはどうらんを塗って、最後は匍匐前進、突撃をして敵の陣地に突っ込みますが、その場合は、連射をしながら突っ込みます。その時の撃ちかたは銃を腰にやり上から押さえて撃っていました(腰撃ち)。確か制圧射撃と言っていたと思います。

 防御の場合は、64式小銃で脚を使用して、射線を相互の陣地で構成していたと思います。

 一方、戦争、アクション映画、戦争のビデオを皆さんよく見ると思いますが、その場合、ほとんどがライフルでも連射で撃っています。
 最近フランスで起きたテロの犯人は、連射と単射をうまく切り替えていたような撃ち方でした。

 その他いろいろな事例があるとは思いますが、何でもかんでも連射というのは当てるということに関して言えば、距離が離れていれば当たらない確率が増えるし、無駄に弾を消費すると思います。
 最近はPhilshootingで射撃に関して身近にいろいろと体験しているのでいろいろなことを考えますが、銃の種類により、適切な距離や目的により連射を使用するというのが正しいかと思います。


 Philshootingでは銃の安全管理、正しい操作、射撃技術を体系立ててやっていますが、Businessで行っているので楽しんでやってもらうということも重要な要素になります。

 そのうちのひとつに連射というのがあります。
 先日のハンドガンコースでは、雨が降っていたというのもあるのですが、普段はちょっとしたCQBをやってもらうのですが、かわりにただ単に連射を楽しんでいただきました。

Glock17の連射、訓練していないとかなり近くで撃つ必要があります。




M16,M4A1は10mの距離でしたが、ちょっと練習すると比較的当たっていたような気がします。








 Philshootingのライフルコースでは、ライフルの基礎、長距離の射撃、近距離の射撃(CQB)を本格的に行うことができます。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 01:23ライフルの射撃射撃一般論

2014年12月13日

弾の直進性

こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。

 Philshootingでは、ロングレンジでの射撃を12月から提供していますが、試用期間を含めて3名のコース参加者と10名の関係者が既に実際の射撃をされました。
 コース参加者には、長射程射撃の経験者もいらっしゃいましたが、自分で照準の調整やスコープの修正をすることに興味を持たれているようでした。






 ロングレンジでの関心事はいろいろとあるのですが、一番が安全性、二番が的に入ることでした。
安全性の確保は、いろいろと考慮はしており、中でも不測の事態で弾があちこち行ってもいいように適切なところに有効なバックストップを配置しています。

 次に撃った弾が的にはいることです。弾が的に入らなければ面白くもないし、修正もできません。
 200ヤードのレンジでは実際の的は一番外側の円が直径80cm、最小の円が直径10cmになっています。この80cmの円に入れるためには、25ヤード(約23m)のレンジで10cmの円に着弾させる必要あります。
80cm÷(200÷25)=10cm


理論的にはこうなのですが、抜けている大きな要素があります。それは200ヤードでも弾がまっすぐ飛ぶということです。
 自分の常識では、軍用の5.56mm以上のライフルでは、弾は、200mや300mではほぼまっすぐ飛ぶというのが常識で、USの資料にもそう書いてあるのですが、 実際はやってみるまで不安はありました。
 
 Philshootingでは、M16、M4を使ってロングレンジ射撃をしていますが、25ヤードでしっかり10cmに入ることを確認して(うまい人ではスコープなしでも3cm程度の円には入ります。)、初弾を撃ったのですが、全弾的に入ったときはうれしいというか安心しました。




M16、M4では、.223 レミントン弾でもほぼ直線的な弾道であることが確認されたわけです。(実際は多少落ちているとおもいます。)
 弾が、的に入ればそこから修正ができるので、的の中央の着弾に向けての修正をロングレンジで行います。
 修正のしたかにはいろいろとあるのですが、次回以降の記事に書いてみたいとおもいます。

 最初の射撃から数日経って、22口径のライフルもメニューに入れたいということで、同じように実験をしてみました。大方の予想では、22LR普通弾ではまっすぐ飛ばないだろうが、マグナム弾では飛ぶだろうということでした。
が、、、マグナム弾で実際にやってみましたが、まだ詳細のデータは得られていませんが、50cm程度は落ちることがわかりました。
 このときはスコープなしでやったのですが、次回は、スコープをつけて、どのくらいのBDC(Bullet Drop Compensation)目盛り、あるいLevelの修正であたるかを確認してみたいとおもいます。



 Philshootingのライフルコースでは、基本射撃と精密射撃(スナイパー)とCQB(近接戦闘射撃)をやってもらっています。基本射撃で、寝撃ち、膝撃ち、立撃ち、の基礎を行います。
精密射撃では、弾痕がグルーピングされると、サイトの調整をオリジナルのサイトとスコープで行ってもらい、ロングレンジの射撃に入ります。
 ハンドガンコースでは、ライフル射撃も体験的にやってもらっていますが、希望者には大まかに修正されたスコープを使って、練習後、ロングレンジでの射撃をすることができます

興味のある方は、ぜひコースへ参加してみてください。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 08:52ライフルの射撃

2014年11月29日

ライフルのロングレンジ射撃について

こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。

久々の更新になります。
本日は、ロングレンジでの射撃に関して、記事にしてみたいとおもいます。
(射撃という性格上、記事では詳細には記述をしていません。)


ロングレンジでの射撃に関して、一番大事なのは、的にはいるということです。もっと大げさに言えば射撃場では射撃場内のバックストップに弾がとどまるということです。外に弾が飛び出してはいけません。
特に、Cal50(12.7mm)などの小火器では、普通弾でも数キロ先まで飛んで行ってしまい、弾頭も大きいので、射撃場の外に弾が出ることは、許されないことです。

それらは、安全管理上のことですが、射撃技術に関していえば、弾が的にはいる必要があります。的に入らなければ修正のしようがありません。


いきなり、ロングレンジで弾道を見極めて、修正をすることも可能ではありますが、的に入ってなければどの方向にずれたのか何らかの方法で見つける必要があります。22口径などの小さい弾では見極めは難しいとおもいます。

そこで、有効な手段として、通常はそうなのかもしれませんが、短距離で射撃をして、修正を行ってからロングレンジに持ってくというのがあります。

例えば、ロングレンジでの的が直径1mの的だったとします。
それに入るように、短距離で練習をして、修正を行います。
もし、レンジの長さが400ヤードだったとすると、直径1mの的に弾痕を入れるためには25ヤードの短距離射撃場では、1/16距離なので、1m÷16 で 直径約6cm の的に入れる必要があります。
200ヤードのレンジでは、約12cmになります。
結構、小さい的にはなるのですが、逆に短距離で確実に入れることができなければ、ロングレンジでは射撃をしてはいけないとおもいます。
いくら安全対策が整えてあるといっても確実な射撃が何よりもましての安全対策となります。


Philshootingでは、12月から正式に200ヤードレンジをオープンします。
最近2名の方がライフルコースに参加されたので、まだ射撃場は完璧な仕上がりではなかったのですが、撃てると判断したので、予行もかねてロングレンジで射撃をしていただきました。
こんな感じです。











実際のコースでは、基本練習で、寝撃ち、膝撃ち、立撃ち、を行い、弾痕がグルーピングされると、サイトの調整を行ってもらいます。それで直径10cm以内に弾痕が入るようします。
次にスコープと脚を使って同じように射撃を行い、スコープの修正を行います。スコープではより細かい修正が可能となります。
修正が終了すると、ロングレンジでの射撃になります。
予想とおり、すべての弾が80cmの的にほぼ入ることができました。(多少周りのボードに当たりました)

次回以降は、オリジナルサイトでの射撃、スコープを使っての射撃で、どれだけ真ん中に入ることができるのかの競争をしようと考えています。

興味のある方は、ぜひコースへ参加してみてください。
ハンドガンコースの方でも射撃は可能ですのでお問い合わせください。




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Posted by philshooting  at 08:21ライフルの射撃

2014年11月08日

M16系ライフル弾の貫徹力

こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。

 しばらくブログの更新が空いてしまいましたが、今回はM16系ライフルでどのくらいの鉄の鋼板を打ち抜くのかテストしてみたので記事に残しておきたいと思います。

 まず、どうしてこのようなことをする必要があるかということの説明をします。
 Philshootingでは今、200mのロングレンジを構築していますが、設計上、安全のためいくつかのバックストップ(弾止め)を設けます。
 今回のバックストックは、砂、木、鉄など複合的な構成になるのですが、最終的に鉄で受け止めるので、安全のため鉄だけだとどの程度の厚さまで貫徹するのだろうということを知りたくなりました。また知る必要があるわけです。

 米軍の資料だと、M193Ballというごく普通のNATO弾で厚さ3mmは抜けると書いてある資料を見つけたので(真偽のほどはわかりません。)、厚さ2mm、4mmの鉄板を用意しました。
それに、厚さ5cm程度の木を前につけて、木と鉄板を打ち抜きます。

 使用する銃は、M4とM16です。今のところ200mで使用するライフルは、M4,M16,(22口径ライフル)を考えています。

今回、使用した弾は、.223Rem(.223 Remington)の普通のFMJ弾になります。
5.56mmNATO弾とは姿かたちは.223Rem弾と同じですが、異なります。NATO弾の方がハイパワーになります。Philshootingでは、.223Rem弾を使うことありますし、弾の入荷状況によりNATO弾(M193)を使うこともあります。
(商用に作られた.223Rem弾を使用するライフルでNATO弾を撃つと仕様に違いがあるので銃にダメージを与えてしまいます。Philshootingのライフルは.223でもNATO弾でも射撃可能です。)

 また、弾にはいっぱい種類があって、NATO弾で一番弾丸の硬いものはヘッドが黒いもの(M995)です。硬いものほど貫徹力は高くなります。今回はNATO弾でなくさらに弱い.223Rem弾の普通のFMJを使用しました。

 距離25m、M4で射撃をしたのですが、5cmの木と2mmの鉄板では、貫徹でした。
 すぐに4mmを試しましたが、そちらも貫徹でした。

 したの写真の真ん中の小さい穴が、M4で撃った.223Rem弾の穴です。(こちらは裏からみた穴)




 ほかの弾痕ですが、上のが9mmハンドガンのFMJ(5m)、下のが45口径(5m)です。9mmも貫徹、45口径は抜けませんでした。9mmのハンドガンもすごい威力です。(こちらは表からの穴)
 
 予想外の結果に少し驚いたのですが、その後、もっと厚い鉄板でやってみて、M4は抜けませんでしたが、M16は抜けました。何ミリなのかは敢えて書かないことにします。
 また、距離もいろいろと変えてみてテストをする必要があるのかなとも思いました。




いずれにしても、貫徹力に関してはM16系のライフルはすごいなと思いましたし、これがもっとハイパワーの銃で弾頭の硬い弾だとどこまで抜けてしまうのかと興味が沸いてきました。
と同時にこういう話だと、戦車の装甲と弾の進化の話を思い出してしまいます。また、機会があれば記事にしてみたいと思います。


Philshootingでは、12月から200mの射場を提供します。ライフルコースはもちろんのことハンドガンコースでも条件を満足すれば(25mで撃ってみて指定範囲以内に集弾できれば)体験的に射撃可能です。12月、1月とまだまだ空きはありますので、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 08:00ライフルの射撃

2014年10月09日

実際のライフルの照準の修正の仕方

こんにちわ。 Philshootingです。

 先日、照準の修正の理屈(理論)に関して記事にしましたが、実際のライフルでは修正をどうするのかに関して今日は記事にしてみたいとおもいます。
 (毎度同じになりますが、銃という特性上、詳細には記事にしておりません。)


Philshootingではコースに、M16A1、M4、M4A1を使用しています。たまに22口径ライフルを使うこともあります。ショットガンは、体験程度に撃ってもらっています。

照準の調整をしようとおもうと前提になるのが、弾痕が集中していることです。25mで少なくと3~4cm四方程度には集中していないと修正ができません。
そのため初めての方には、基本射撃から初めて、着弾が一定になると修正を始めます。


修正には、RearSight(照門)とFrontSight(照星)を使用します。RearSightは左右の調整をFrontSightは上下の調整を基本的には行います。


(インターネットから引用)


最終的には、上下あるいは左右の1クリックでどのくらい修正できるかが重要になってきます。
以前、ミル(MIL)表示に関して記事にしましたが、かつてM1ライフルや64式小銃では、照準の修正に関して、1クリック1/4ミルだったと記憶しています。
つまり、1MILは1Kmで1mですから、1Kmで25cm、200mで5cmになります。
200mの距離で、1クリック5cmの範囲で調整できたわけです。
25mの距離だと 1クリックで 5/8cm の調整ができます。

M16、M4なども基本は同じですが、25mターゲット用のシートがあって、それで調整するようになっているようですが、Philshootingでは、調整用のシートも使いますが、相変わらず1クリックいくら(cmあるいはmm)という方法で理解していただくようにしています。





照準の調整ができるようになるには、まず、それなりの腕がないとできません。銃はできる限り固定はしますが、それでもがく引きになったりして着弾が集中していないと(グルーピング)、どういう調整をしていいのかわからないので、まず射撃の腕を上げることが大事になります。



Philshootingでは、特にライフルコースでは、このような修正の仕方も丁寧に説明して、実際にやっていただいています。今後、長射程コースができるとますますこの修正が必要になり、実感として沸くとおもいます。
ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。





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Posted by philshooting  at 17:00Comments(0)ライフルの射撃

2014年09月26日

双眼鏡/スコープなどで使用する軍用ミル表示の使い方

こんにちわ。 Philshootingです。

 久しぶりのUpになりますが、今日はMILに関して書いてみたいとおもいます。
MILだけだとMilitary Standardといって軍規格という意味になりますが、今日の話題は Angular MILになります。角度や距離などを論ずるときに使います。

 皆さんは、スコープや双眼鏡でこのような目盛りがついているのを見たことあるでしょうか?
あるいは、コンパスですね。




これは1目盛り1MILを表しています。
もともと角度を表すものなのですが、話がややこしくなるので、距離の話にしたいとおもいます。
1MILとは、1000m(1000ヤード)で1m(1ヤード)の高さ(あるいは幅)と覚えておけば非常に簡単です。





このMILなんですが、最終的にはライフルの照準に使うのですが、距離に関して使うときも非常に便利です。

たとえば、1m長さの既知の棒(ゴルフのフラグのようなもの)が双眼鏡で見て1MILだったとします。そうすると、棒までの距離が1000mということになります。
2MILだったら500m、4MILだったら250m、10MILだったら100mということになります。

これを公式にすると

目標までの距離 = 目標の高さ(幅)/ MIL x 1000   単位はm(Yard)になります。

例えば、MIL付きの双眼鏡で車を見ます。車は大体2.5m程度だとおもいますが、その長さが双眼鏡で覗いて2MILだっとします。
そうすると上の式に代入をして

2.5m/2 x 1000 = 1250m   

となり、車までの距離が、1250mとわかるわけです。

ひとでもいいです。双眼鏡で覗いて 人の高さが3MILだったとします。ひとの高さを1.8mとして

1.8/3 X 1000 = 600m

となります。

ライフルの射撃に関しては、例えば200mの射撃距離で1MILということは、20cmの高さ(幅になります。)

下のように200mで着弾したとします。
そうすると、左に1.5MIL 上へ1MILの修正となります。




Philshootingでは、12月を目処に200mのレンジを構築します。特に、当てる方法と修正の仕方を教える予定です。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。






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Posted by philshooting  at 22:38ライフルの射撃