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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年09月02日

和歌山の拳銃殺傷事件


先日、2丁拳銃で殺傷事件があった。
どんな種類の銃を使ったんだろうと興味本位で思っていたが、ネットで探すといろいろと出てくる。
中国製のトカレフやガバメントという意見が大半だったと思う。
中国製のトカレフ(54-1式拳銃)は80年代に大量密輸入されたとされており、メッキされたものは、暴力団関係者では”銀ダラ”と呼ばれているらしいので銀色のはそれかもしれない。

弾は、オリジナルのトカレフであれば 7.62x25mm だが、後の213式拳銃であれば、ペレグラム9mm弾になる。

ガバメント1911タイプはいろいろな会社で製造しており、世界中で普及している。45口径が主流だが、9mmも40口径もある。






この事件で3つほど思ったことがある。

一つ目は、昨日も書いたが、暴発の可能性も含む犯人の射撃に関する器量だ。
凶悪犯人に安全もないのだが、映像で見る限りは、トリガーフィンガーアウトをしていたり、トリガに指がかかったりしている。
銃口は無造作にいろいろなところに向けているのが気になった。
当然だと思うが、撃ったことはあるくらいの程度の器量だと思った。
 

2つ目は、犯人が薬物を使用していた可能性があるということだ。
フィリピンでは、ドラッグ戦争と呼ばれる ドテルテ大統領の指揮による ドラッグの大撲滅作戦が行われている。
この犯人が、ドラッグ常習者だとすると、まさにこのような事件がたびたびフィリピンで起こっている(いた)。
 
フィリピンでは銃は入手しやすく、ドラッグ常習者が持てば、まさにキチガイに刃物状態になり、多くの人が殺されるなど被害にあった。
ドラッグを販売している人はさらに悪く、その上に君臨する 大物は諸悪の根源だ。
 
日本や諸外国のメディでは、ドテルテを極悪非道の人権無視の独裁者みたいなことで報道されていると思うが、フィリピンでは受け止め方は、全く違う。
ドテルテ支持が90%近くになっている。
人権擁護を訴えているのは、政治家を含む悪党の上の方で、この人達は、追い詰められて、外国や国連に助けを求めたやなりやばい人たちだ。
詳しくは別途にするが、今のフィリピンでは、悪党の人権が優先されるのではなく、優先されるのは国民の方だということだ。残念ながら悪党の数が多すぎて、今は、悪党の人権を保護するような段階ではない。


3つ目は、入手先だ。ドラッグ関連の暴力団からだと言われているが、そうなると一般の人もそうゆう経路で入手できるということになる。
世界で唯一刀狩が行われ、守られている国なのでこの辺りはつめる必要がある。



Philshootingでは、銃の知識から実習まで基礎から応用までを教えている。
銃のない国、日本ではそのような知識や技術は必要ないと思う方もいらっしゃると思うし、それはそれでいいと思う。

反対に、例えば、
拳銃あるいはライフルあるいは散弾銃は、どのくらいまでまっすぐ飛び、どのくらいの威力があるかを知っていますか?
実銃の発射音を聞いたことがありますか?
どのような弾の種類があり、どこの位の威力があるかを知っていますか?
どの程度スキルがあれば、どんなケースで当たるようになるか知っていますか?
などなど

危機管理上、知っておきたい。体験しておきたい。訓練しておきたい。などの方はいらっしゃると思う。
特に外国にたびたび観光に行く人、出張、赴任する人は、昨今の世界情勢を見て、そう思う方も多いと思う。


もちろん、銃を扱う職業の方で、もっと射撃技術を向上させたいと思っている方も多いと思う。
(ただし、暴力団関係者や精神異常者の参加はできません。)

そのような方のためにPhilshootingはコースを提供している。



Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。

また、観光もセットになったコスプレOK、ライフルのオート射撃OKを手ごろな観光射撃コースを設けました。
興味のある方はこちらから始めてみてはどうでしょうか。



       






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Posted by philshooting  at 08:30銃の安全管理弾薬銃の基礎銃器

2016年09月01日

千葉の拳銃暴発事故

先日、日本の警察署内で暴発事故があったという報道があった。また、和歌山では、拳銃による殺傷事件があった。
当然、あり得ない事故だからこそ報道されるのだろう。

 
この事件を聞いて、いくつかのことを思った。
フィリピンでは、銃が多く出回っていて、銃が出回っている分だけ、事件や事故が起こる。
暴発は、自分の経験や人の話を聞く限り、やはり、銃を扱っている機会が多い分だけ起こる。

 
フィリピンでは銃の扱い方という意味では、皆さん、かなりの知識があり、経験も積んでいる。
それでも暴発事故は起きる。

 
暴発とは、意図しないときに弾が発射されることだ。
弾が発射された先に運悪く人がいればダメージを与えることとなる。
 
という自分も、今まで暴発させたことがある。かなり、びっくりした。
安全遵守事項の1つが効いて、発射された弾は、安全な方向に飛んで行き、本当の事故にならなくてよかった。
 
競技会でも、競技者が、ジャムって、スライドを引き、戻した時に、暴発するのを見たことがある。
早くて、指がトリガにかかっていたかどうかは、不明だが、暴発して、前方に発射され、事なきを得たが、本人は失格となった。
しばらく、ショックで、競技会には出なかったらしい。
 


Philshootingでは、講義の中で安全管理について一般的な説明をするが、絞り込んで、実際の射撃で守ってほしいのは次の3,4つのポイントになる。

・銃には弾が入っているものとして扱うこと。
・安全な方向に向けて射撃や取り扱いを行うこと。
・射撃をするとき以外は、トリガに指をかけないこと
・射撃をするときは目標を含めた周囲を確認し、注意喚起をすること。
 
自分の経験では、Philshootingに参加される人の 80%は、どんなに経験があっても、2番目と3番目は、守られていない。
どういうことかいうと、射撃途中で休んだり、ジャムったりすると銃口を上に向けたり、下に向けたりする。またその時に指がトリガにかかっていたりする。
聞けば、そんなことはないとみんな思うかもしれないが、実際は80%の人ができていない。
 
観光射撃では、そのようなところは教えないし、一連の動作として扱わせないからだと思う。


さて、今回の事故だが、リボルバーだと偶発的に弾が出るような暴発は考えにくい。
ハンマーを起こして(コッキングして)いなければ、ダブルアクションになるのでトリガには結構力を入れないと引けない。
ハンマーが起きていれば、トリガを引くことは割と容易だが、そのような状態にするのは射撃をする時になる。











 
弾が入っているのが分からず、コッキングをして、空うちをしたら弾が出た。というような状況だとわかりやすい。

リボルバーだと、ハンマーの線上にあるシリンダーの弾(レディー状態で薬室に弾が装填された弾)は外からは分かりにくい。
1発だけその状態があり、空撃ちをすると暴発になる。
 

いずれにしても、銃に弾が入っていないことを完全に確認しないとまず危険な状態だ。
次に空撃ちをするときも安全な方向に銃口を向けていれば、暴発してもけが人は出ない。


フィリピンでは、銃を扱う人は、射撃もするし、手入れもするので十分慣れている。それでも事故は起きる。
日本では、警察と言えども射撃の機会は少ないし、扱ったりすることも少ないと思う。その辺の事情もあるのだと思う。






Philshootingではリボルバー式の銃は、4インチと2インチのものがあります。

また、Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。

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Posted by philshooting  at 16:31銃の安全管理銃の基礎射撃の基礎

2016年06月27日

誰でも大口径や銃身の短い銃で命中させることができる

 こんにちは、Philshootingです。

 今日は、前回の続きの切口で記述します。

 ハンドガンを構えた時に、静止させて発射できれば、誰でも、20m程度の距離で直径20cm程度の的に当てることができる。
 片手でも可能だ。ライフルでもほぼ当てはまる。
 大口径銃は、重いので、静止をさせるのに多少の腕力が必要、逆に銃身の短い銃は正確に静止をさせる必要というのが条件になる。
 
 撃ち方には
 単射(シングル) (バン、、、、、バン)
 単射の連続(2発だとTwin Tap) (バン、、バン)
 連射に近い単射(2発だとDouble Tap) (バンバン)
 連射(Auto)(サブマシンガン、ライフル) (タタタタタ)
 があると前回書いたが、この正確精密射撃は単射に相当し、Accuracy と呼ばれる。

 Philshootingでは、次の単射の連続に備えて、
 構え方
 握り方
 サイト
 引き金のひき方
 呼吸
 をしっかりしたうえで射撃を行うが、先ほど書いたように、当てるだけだと、撃つ瞬間、銃が止まっていて、狙いが正確で、
 引き金を動かさずにひければ、正確に当てることができる。
つまり、サイトと引き金にひき方が正確であれば当てることができる。
 
 実銃だと、撃った後にリコイルが生じる。しかし、それは発射された後のことなので命中には関係ない。
 もちろん、大口径だと反動は大きい。力を入れていないと相当反動はあるが、命中には関係ない。


「銃が止まっているということ」 の記事と内容的には同じで、切り口が違うだけです。













 Philshootingでは、上の記述のような射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。
 また、観光もセットになったコスプレもOKな手ごろな体験射撃コースを設けました。興味のある方はこちらから始めてみてはどうでしょうか。





       






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Posted by philshooting  at 17:27銃の基礎

2014年10月02日

ハンドガン、ライフルの弾痕による照準の修正の仕方


こんにちわ。 Philshootingです。

 今日は、射撃をして着弾したが、着弾痕がずれている場合、どうやって銃器を修正するかについて簡単に説明したいとおもいます。
 銃の条件としては、照門(RearSight)、照星(FrontSight)などで、左右、上下に照準を修正きることになります。
 照門だけで、上下、左右を調整するタイプもありますし、照門では左右、照星では上下を調整するタイプもあります。
 もうひとつは、射手の腕によります。ある距離で着弾が集中していることが要件となります。

ライフル銃のほとんどは、調整できるとおもいます。ハンドガンでは、競技用のものはできるとおもいますが、ほとんどはできないとおもいます。

 ライフル、ハンドガンは以下のように狙いをつけます。






これで、着弾が、以下のようになったとします。
どのように調整しますか?着弾が左にいっているので、右に着弾点を移したいはずです。なので左に照門を移せば、着弾は右に行くような気がしますが、違います。照門は右に動かします。



下の図を見てください。
着弾が左にいったので、右に照門を動かします。そうすると真ん中の絵のような感じになります。
射手は、もう一度照準をして、照星を真ん中に持ってきます。そのとき何が起きているかというと、銃口を右に向けて、照準をあわせているわけです。つまり着弾は右になります。




中途半端に考えるとわからなくなってしまいます。、着弾点を右に動かしたいときは、照門を右に動かす。(動かしたい方向に動かす)と覚えておけば簡単です。

次に着弾が全部下にいった場合はどうなりますか?これも同じです。動かしたい方向に(この場合は上)に照門または照星を動かせば、通常の照準で着弾は上に行くはずです。








最後の下のような着弾の場合は、下方向と左方向に照門または照門と照星を動かせばいいということになります。




じゃ、どのくらい動かせばどのくらい動くかは、銃によって違います。Philshootingで使っている銃はだいたい経験値としてもっており、コース参加者も修正可能となっています。

調整できないハンドガンなどは、12時、3時、6時、9時などという言葉で狙い自身を変えて修正していきます。これもコース中に丁寧に教えています。

今日は、着弾の修正に関して記事にしてみました。


Philshootingでは、特にライフルコースでは、このような修正の仕方も丁寧に説明して、実際にやっていただいています。今後、長射程コースができるとますますこの修正が必要になり、実感として沸くとおもいます。
ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。





実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 21:38Comments(3)銃の基礎

2014年09月06日

初めての実銃射撃

こんにちわ。 Philshootingです。

 前回は、弾を発射する瞬間に銃がきちんと止まっていれば、グリップがしっかりしていなくても当たるという記事を書きました。
 この記事の続きの話は、2,3回分あるのですが、写真をどこに保存したのか分からなくなったことと初心を忘れてしまったかと反省して、ライターである自分が初めて射撃したときのことやコースに参加して初めて射撃をしたという方のことを思い出して、1つ記事にすることにしました。

 Philshootingを始めたきっかけは、観光射撃場などで射撃を楽しんでおられる日本人や外国人もそうなんでしょうけど、見ていると安全管理がしっかりできていないことから発展して、射撃をきちんと教えるコースを作ろうと思ったところから始まっています。
 インストラクターの方にも恵まれて、今ではきちんとしたコースが成立するようになりました。

 さて、その中で今まで3名ほど射撃がまったく初めてだという方が参加されました。自分もインストラクターがどう教えていくかというところに興味を持つようになったのですが、フィリピン人と日本人では根本的に違うところがあるということに最近気づきました。
 良し悪しは別にして、フィリピンでは銃は身近にあります。小さいときから見慣れた風景だといっても過言ではありません。日本では銃規制がしっかりとされていて、ほとんどの人が見たことも触ったこともないと思います。

 射撃をしようとするきっかけは、いろいろあると思いますが、見たことも触ったことがない方が、いきなり実銃を撃つと怖さ恐ろしさなど複雑な心理状況で撃つことになり、どうなるのか容易に想像できると思います。
 自分も自衛隊でしたが、初めてのときは、いろいろなことを考えました。これが実弾射撃か からはじまり、音、衝撃はどうなんだろうかとかいろいろと考えて肝心の射撃技術はすっかり忘れていたことを思い出します。


 さて、話を戻しますが、射撃の技術には、銃(弾)の取り扱い技術と射撃そのものの技術があると思います。
 この2つは密接に関わりあいますが、ごちゃ混ぜにすると射撃そのものができなくなってしまいます。

 銃の取り扱い技術では、安全に関する技術が一番大事です。
 射撃前には、
 銃弾薬の整備、点検をしっかりやる。
 銃を見たとき、その銃には弾が入っているものとして取り扱い、触るときは安全化を行う。
 銃口は、人に向けたりしない。目標方向に常に向けているか、ホルスターに格納する。
 指は、射撃直前まで絶対にトリガにかけてない。
をします。

 射撃時には、弾を装てんしますが、
 安全装置をかける
 銃口は、人に向けたりしない。目標方向に常に向けているか、ホルスターに格納する。
 指は、射撃直前まで絶対にトリガにかけてない。
 をします。

 いずれも守っていれば、安全に対して自信が持て、恐れることなく安心して射撃ができます。

 インストラクターは、初めての方にも最初、銃の取り扱いと射撃を丁寧に教えていましたが、最近は、特に初めての方には、日本人の特性が分かったのかリラックスということをよく使うようになりました。
 本当に初めてだと恐怖心からだと思うのですが、腕が震えたりして、銃が止まらず、結局当たらなくなるからです。


恐怖心があると、震えたりして、銃が止まらず、射撃になりません。


 射撃をスポーツだと軽く認識するのもどうかと思いますが、危険であるけれどもしっかりと取り扱っていれば安全に射撃が楽しめる。というような心構えでいれば、実銃が初めての方でも、恐怖がなく、射撃に取り組めると思います。
 

 Philshootingでは、ベテランのインストラクターが、初めての方にでも、銃の取り扱もちろんのことリラックスして射撃ができるように教えています。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 05:05銃の基礎

2014年08月30日

トリガコントロール


こんにちわ。 Philshootingです。

 日本ではデング(デンゲ)熱の発生とかで騒ぎになっているとNewsで見ました。
 ここフィリピンではデンゲは結構あります。自分はかかったことがないのですが、周りには結構います。自分の感覚では10名に1人くらいはなっているのではないでしょうか?
 でも、それが原因で死んだという話は、自分の周りでは聞いたことがありません。熱が出たときに病院にいけば長くても1週間で治ります、重病の場合は、血を入れ替えると聞きますが、そこまでになることもあまりないとおもいます。
 死に至るという事態は、おそらく何もしないでいたときに悪化した結果だとおもいます。

 デンゲの蚊は縞模様のメスの蚊で、昼間にさされるとなるとこちらでは言われています。


 さて、本日は引き金の引き方の話です。
 前々から、引き金を絞り込めば当たると何度か書いてきました。
 簡単におさらいをすると、引き金には、遊びの部分と檄鉄が落ちる部分があります。




 遊びの部分は、一気に引いていいのですが、檄鉄が落ちる部分は絞り込むように引いていきます。
 しっかり狙って、銃が止まっていれば、握りが甘くてもこれで当たります。

 いつも証明を見せたいとおもっているのですが、また忘れたので、近くの屋内射撃場で実験をしてみました。
 余談ですが、屋内射撃場では一般的に排気が悪いので30分以上いる場合はマスクをされることをお勧めいたします。
 今回、忘れていったのですが、案の定、30分もいませんでしたが、のどをまたやられてしまいました。

 ・両手撃ちでしっかりグリップをして射撃
 ・両手撃ちでグリップをゆるめて射撃
 ・片手でしっかりグリップをして射撃
 ・片手でグリップをゆるめて射撃

 8mの距離で、引き金をゆっくりと絞り込んでAccuracyに射撃しました。

 自分は、何とか、撃つ瞬間に狙いがしっかりできて銃がしっかりと止まっているので、思うような結果になりました。
 ほとんど同じところに当たっています。上2発が両手、下2発が片手射撃です。
 




 不思議だと思う方もいらっしゃると思いますが、超スローで見ると弾は銃が跳ね上がる前に銃口から出ているのでこのような結果になるわけです。

 ある程度練習をして、Accuracyに撃てるようになれば、20m離れていても片手で缶を撃ちぬけるような腕前になれると思います。
 自分も銃の特性を知るために2,3発10m程度でテスト射撃をして、修正が可能であれば、20m離れていても缶のようなものに当てる自信はあります。


 とはいっても、さらに疑問をもつ方もいらっしゃると思います。姿勢とかグリップとかの関係です。射撃ではグリップが大事だと書いてきましたが、そんなことを今日は書いていません。
 次回以降、詳細ではないですが概略を書いていきたいと思います。


 Philshootingでは、ベテランのインストラクターが理論とともに実習で射撃を教えています。言われたことが実施できれば確実にうまくなると思います。
 いろいろなプロモーションもしていますので、ご興味のある方はコースにぜひ参加してみてください。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 20:11Comments(2)銃の基礎

2013年04月07日

口径の話

こんにちわ PhilShootingです。

フィリピンは今真夏で暑いです。じめじめはしていません。

さて、今日は銃の口径に関して書いてみます。

銃には口径というのがあって、まあサイズのようなものですね。それで表しています。

ハンドガンだと 22口径、38口径、40口径、45口径 最近だと50口径の物もありますね。
9mmだとか 11.4mmだとかそういう呼び方もあります。
その他 357マグナム、44マグナム というのもありますね。

ライフルだと Cal30、Cal50、 5.56mm 7.62mm、22口径 などの呼び方があります。


まず基礎的なところから説明します。

表記には、口径表示とmm表示があります。
口径は、1インチ(25.4mm)を100口径として基準としています。
なので 
45口径だと   25.4x45÷100 = 11.4mm になります。
38口径だと 25.4x38÷100=9.6mmになりますね。

逆に9mmは  9÷25.4x100=35口径 になりますが、35口径とは普通言いません。
357マグナムの357は口径ですが、これは9mmのことですが、これだけは、9mmマグナムとは言わず、357と言いますね。
44マグナムの44も口径のことです。


ライフルでは、Cal30,Cal50(キャリバー30,50)とかよく言いますが、これは口径表示で、30口径は7.62mm、50口径は12.7mmになります。

薬莢で申し訳ありませんが、左から45口径、9mm、5.56mmになります。













次に威力というか有効性に関してはなさなければなりません。
先ほど口径に関して基礎的なことを書きましたが、口径だけ聞くと威力は口径で決まると思っている方もいると思います。つまり口径が大きいほど威力があるんだと思いがちです。
へたをすると45口径ハンドガンの方がCal30のライフルより威力があると思っている方もいるかもしれません。口径が大きいですから、、、、、、、

弾(弾頭)が同じ材質だと ハンドガンでは22口径より38口径、38口径より45口径、9mmより45口径のほうが威力があります。44マグナムと45口径では44マグナムの方が威力があります。

一般的には口径が大きいほど威力はあるのですが、一概には言えません。

ましてやライフルとハンドガンを比べることはできません。
例えば、デサートイーグル50口径とライフルのCal50を比較すること自身が土俵に乗っていないのですが、Cal50の方がとてつもなく威力があります。


じゃ威力とは何かという話になりますね。

弾丸は、銃から発射され的にあたって破壊します。

それに作用するものは

初速(発射時の速度)
弾の安定性
弾の破壊力

になります。
初速は、ほぼ発射薬の量によって決まります。
安定性は、ほぼ銃身の長さと弾の構造で決まります。
破壊力は、弾の構造により決まります。


これ以上の話は次回以降にしますが、
357マグナムと普通の9mmでは発射薬の量が違うので、圧倒的に357マグナムの方が威力があります。

ハンドガンとライフルでも、発射薬の量と弾の形状が違うので、圧倒的にライフルの方が威力がありますし、銃身の長さも違うのでライフルの方が安定しており長射程でも当たります。

今日はこのへんまでで また、、、





実弾射撃コース






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Posted by philshooting  at 11:07Comments(0)銃の基礎