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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年07月01日

2発続けて撃って2発とも当てるのはかなり難しい

 こんにちは、Philshootingです。

 今日は、前々回の続きの切口で記述します。


 撃ち方には
 単射(シングル) (バン、、、、、バン)
 単射の連続(2発だとTwin Tap) (バン、、バン)
 連射に近い単射(2発だとDouble Tap) (バンバン)
 連射(Auto)(サブマシンガン、ライフル) (タタタタタ)
 があると書いた。

 Twin Tapまでは前回までに記述した。

 1発目を撃って、素早く戻してまた撃つ。1~2秒くらいだろう。


 スポーツ競技に出るレベルの人で、音だけ聞いていると、0.5~1秒で2発撃っている。本当に早い。
 ここまでくるとDouble Tap と言っていい。
 素人でも、早くは撃てるが2発目は的にも入らない。

 下のビデオは、世界チャンピオンの Jag氏の射撃だ。改造をしていない普通の45口径銃だ。

 最初がTwinTap あとが DoubleTap と言っていいと思う。







 要は、2発目の時もあまり銃が動いていないということだ。
 つまり、

 構え方
 握り方
 サイト
 引き金のひき方
 呼吸

 をしっかりすることが大事になる。


 とはいえ、やはり難しい。
 Philshootingの練習では、アドバンスドコースでも当てることを優先にしている。
 興味のある方は、ぜひコースに参加してもらいたい。





 Philshootingでは、上の記述のような射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。
 また、観光もセットになったコスプレもOKな手ごろな体験射撃コースを設けました。興味のある方はこちらから始めてみてはどうでしょうか。



       






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Posted by philshooting  at 18:45射撃一般論

2016年06月29日

単射を連続して撃って当てる

 こんにちは、Philshootingです。

 今日は、前回の続きの続きを記述します。

 前回は、どんな銃でも力を入れないで誰でも当てることができると書きました。
 にわかには信じられない人もいるかもしれないが本当だ。

 コースに参加した方には、自分自身が片手でぜんぜん力を入れずに撃って、当てるところも見せている。

 この射撃方法(例えば片手で力を入れずに撃った場合)で、2発目を撃つ場面を想定してほしい。

 1発目発射 => 相当なリコイル => また狙いを定める => 2発目発射

 おそらく2発目の発射までに5~10秒くらいはかかっていると思う。
 
 
 15mくらいから突進してくる敵がいたとしたら、1発目が急所に当たっていない限り、2発目が発射される前に敵は到達しているだろう。


 ライフルでも同じだ、1発目でかなり銃の位置がずれてしまうと、2発目を撃つまでに修正に時間がかかる。


 大方の読者は分かったと思うが、つまり2発目をスムーズに撃つには、銃が動かないほうがいいわけだ。
 でも、リコイルがある。しかも大口径ほどリコイルが一般的には大きい。


 1発目を撃って、敵が突進してくる前に2発目を撃つ、恐らく2~3秒だ。

 発射後も銃がなるべく動かないようにするには、構えだとか、グリップが大事なってくる。その中でもグリップはかなり重要だ。

 Philshootingではこの辺のところを理論で説明し、実射でトレーニングをしてもらっている。















       






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Posted by philshooting  at 03:23射撃一般論

2016年05月25日

実弾を使って戦闘訓練をやったのか

 こんにちは、Philshootingです。

 今朝、ニュースを見ていると実弾を使った戦闘訓練を自衛隊がしたというニュースが流れていた。
 然別演習場で輸送部隊が車両が襲撃されたという想定で訓練をしたという状況らしい。

 自衛隊にいたことのある人に聞けば100人中100人がありえない事故だと言うと思う。
 故意にやったとしか思えないのだが、輸送科部隊ということなのでそれもないだろう。
 とすると事故だが、現場では、弾がこめられた弾倉を渡され、知らずに撃ったのか。。
 弾を見たとすれば空砲と実包を間違えるはずはないから。

 実弾の管理は非常に厳しい。こちらもどうやって実弾を用意したのかも不思議だ。
 射撃検定(実弾射撃)に行く途中だとあり得るかもしれない。
 いずれにしても推測の域だが、自衛隊の処分は厳しい。部隊長をはじめ、方面総監あたりもやばいかもしれない事故だと思う。


 少し観点は違うが、自分なりに射撃を区分すると以下になる。

 ・超精密射撃(オリンピック競技のような)
 ・スポーツ射撃(Philshootingでやっているよな)
 ・対抗部隊(敵)がある脅威下での射撃(対テロ、実戦など)


 この実弾を使った脅威下の射撃だが、実弾が飛んでくるかもしれないという恐怖というのは本当に怖い。

 かつて自衛隊にいたとき、飛んでくる弾の下を匍匐前進でくぐらされたことがある。
 5m上を固定された銃で撃っているので立っても絶対に当たらないのだが、頭の中で、もし銃口が下がったらとか、跳弾が飛んできたらとか、いろいろと考えてしまう。
 よって、匍匐前進も顔を地面にこすりつけて、できるだけ下にという格好に、自然になる。

 こういうことを経験して、戦闘訓練をすると、敵の弾が飛んでくることを想定して訓練できるようになる。

 姿勢は低く、少しでも窪地に身をひそめる。射撃は、構えたら3秒以内にする。射撃をしたらすぐ身を隠しかくして違う場所へ移動する。
 同じ場所から射撃はしない。



 今、オープン系のスポーツ射撃を推進しているが、脅威下の射撃というのも取り入れられたらと思ってしまった。
 




  


実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 00:14射撃一般論

2015年01月29日

伝説のアメリカン・スナイパー(American Sniper)

 こんにちは Philshootingです。
 先日、American Sniper という映画を見ました。Chris Kyle というSEAL隊員の事実に基づいた映画です。
 映画の内容などから公開は段階を踏んで行われたそうですが、昨年11月の試験公開から始まり、12月の一般公開ではUSだけで売り上げ9000万ドルもたたき出す大ヒットとなったそうです。今年から世界各地で公開されているようです。
 Chrisは2003~2009年の間、4度イラク戦争に派遣され、Sniperとして活躍し、正式には160名、非公式には250名以上を狙撃しました。数多くの戦いで友軍をカバーし、友軍からは”Legend(伝説)”、敵からは”The Devil of Ramadi"とよばれ恐れられていたそうです。




*写真は PRB というところからのものです。


 勲章も数多く受賞したそうですが、映画では狙撃手としての活躍とともに、仲間の死、本人の精神が蝕まれていく姿が見事に演出されていました。
 そういえば、本人を演じた俳優、奥さんなど、後からFBなどで見ると本物の方々とよく似ているのにも感心しました。

 昨今のISIS(ISIL,イスラム国)などテロ集団が世界を震撼させる状況をみて、イラク戦争とはいったい何だったのかを考えさせられますが、政治的見解はおいておいて、このChrisも正義のため、戦場では仲間のために戦い、生き抜いた一人であるとおもいます。

 Sniperというのは、組織的な戦いにおいて、戦術的にどのように運用するのかもこの映画でよくわかりました。
 市街戦で市街を部隊が掃討している時にSniperは高いビルから味方部隊をカバーします。よって、多くの味方部隊を救う機会があり、結果により、友軍から尊敬されます。

彼の使用していた銃は、
・McMillan TAC-338 sniper rifle(.338 マグナム)
・Mk 11 7.62×51mm NATO semi-automatic sniper rifle
・Mk 12 5.56×45mm NATO Designated Marksman Rifle
・Winchester sniper rifle(.338 マグナム)
・M4 carbine
・Sig Sauer P220 Pistol
だそうです。
TAC-338では、伝説の2100ヤードの狙撃に成功しています。
 拳銃での戦闘シーンは全く出てきませんでしたが、やはり組織的な戦い、戦争では拳銃は最終的な補助武器という扱いなのだとおもいます。

TAC-338




Chrisが一番好きだった銃はこれだそうです。




*写真はいずれも PRB というところからのものです。


Chrisは2009年に退役後、彼と同じようにPTSD(Post Traumatic Stress Disorder、戦争で蝕まれた)の人の支援活動なども行いました。
しかしながら、2013年、PTSD患者の一人により射撃場で殺されました。このあたりは、映画では幼いChrisの子供に配慮してすべて割愛されています。
2015年2月から裁判が始まるとのことです。



 Philshootingのライフルコースでは、ロングレンジでの射撃も可能です。(ハンドガンコースでも体験可能です。)超長射程ではありませんが、考え方は同じです。USを除く地域では一般の方の体験も難しいとおもいます。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 08:00射撃一般論

2015年01月21日

連射

 こんにちは Philshootingです。
 ライターである自分が自衛隊に所属していたころは、普通の隊員は64式小銃を使っていて、射撃の検定の時は、寝撃ち、膝撃ち、脚使用連射で射撃をしていたと思います。射撃訓練の空うちはもっぱらそれが中心でした。
 連射は、脚を使用しても当たらず、弾がもったないというのが感想でしたが、300m先の目標では確かにそうだと思います。
 一方では、戦闘訓練というのがあって、攻撃の場合は、体中草などで偽装をし、顔にはどうらんを塗って、最後は匍匐前進、突撃をして敵の陣地に突っ込みますが、その場合は、連射をしながら突っ込みます。その時の撃ちかたは銃を腰にやり上から押さえて撃っていました(腰撃ち)。確か制圧射撃と言っていたと思います。

 防御の場合は、64式小銃で脚を使用して、射線を相互の陣地で構成していたと思います。

 一方、戦争、アクション映画、戦争のビデオを皆さんよく見ると思いますが、その場合、ほとんどがライフルでも連射で撃っています。
 最近フランスで起きたテロの犯人は、連射と単射をうまく切り替えていたような撃ち方でした。

 その他いろいろな事例があるとは思いますが、何でもかんでも連射というのは当てるということに関して言えば、距離が離れていれば当たらない確率が増えるし、無駄に弾を消費すると思います。
 最近はPhilshootingで射撃に関して身近にいろいろと体験しているのでいろいろなことを考えますが、銃の種類により、適切な距離や目的により連射を使用するというのが正しいかと思います。


 Philshootingでは銃の安全管理、正しい操作、射撃技術を体系立ててやっていますが、Businessで行っているので楽しんでやってもらうということも重要な要素になります。

 そのうちのひとつに連射というのがあります。
 先日のハンドガンコースでは、雨が降っていたというのもあるのですが、普段はちょっとしたCQBをやってもらうのですが、かわりにただ単に連射を楽しんでいただきました。

Glock17の連射、訓練していないとかなり近くで撃つ必要があります。




M16,M4A1は10mの距離でしたが、ちょっと練習すると比較的当たっていたような気がします。








 Philshootingのライフルコースでは、ライフルの基礎、長距離の射撃、近距離の射撃(CQB)を本格的に行うことができます。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 01:23射撃一般論

2015年01月10日

射撃スキルと銃

 Philshootingです。遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 今年最初の記事になります。

 本来はもう少し早く書くべきだったのですが、年頭に当たっての記事の内容を何にするかに迷ってなかなか筆をとることができませんでした。
 結局、今までの経験と今年の抱負のようなものを書こうとおもいました。

 まず、拳銃に関してなのですが、昨年末にほとんど初めて参加された方でアドバンスド・コースまでやられた方の言葉が非常に印象に残っていて、射撃スキルとは何かを少し考えさせられました。

 以下のビデオを見てください。同時期にクラブシューティング競技会があって、その時のものです。
彼はオリバーさんといって、小さいころから射撃場に通い、最近は射撃競技会に芽生えたようで、よく競技会に出ています。自分もそうですが、射撃場関係者は彼の友人でもあります。彼は、Classic部門ですが、40口径ではなく45口径を使っています。







このビデオを先ほどのコース参加者がコース終了時に見て、
”コース参加の前は、実際の射撃を見て、とにかくうまいとしかいいようがありませんでしたが、今見ると少しおかしいですよね??”
といったのです。どうしてかと聞いてみると
”他のうまい方のもそうなんですが、銃のリコイルがほとんどないじゃないですか? こんなことってあるんですか?”

 おそらく彼は4日間やってみて、銃の握り方を徹底的にやらされた上で、そのところを重点的に見ることができたんだとおもいます。ビデオでは多少反動はあるとは思いますが、確かに少ないし、スムーズで、しかもほとんど当たっています。
 射撃のスキルは練習によってあがるのですが、それと同時に銃のほうも主にカストマイズをして、レベルがアップしていくようです。
 射撃場に来ている常連さんもお世辞にもうまいとは言えない人が、ある日突然当たるようになったりして、驚かされることがあるのです。それは主に銃のカストマイズによるところが大きいようです。
 自分の感覚では、ゴルフの道具どころの話ではなく、相当に違うとおもいます。

 確かにこの参加された方の例もそうなのですが、普通の何もカストマイズしてない銃と競技会用に多少カストマイズしてある銃では、当たる確率がだいぶ違っていたようです。

 さらに他の方でも実験をしたことがあるのですが、競技会用でもさらに高い銃になるとさらにその撃ち易さ、命中率はものすごく違うというのは実感してわかります。

 銃の部品というのは、1つ1つものすごく高いので、結局、かけた金によるのかなと思ったりすることもありますが、そう思うとつまらないので、銃のカストマイズではなく、本当のスキルを向上させるべきだと最近は、個人的には考えるようになりました。


 ライフルに関しては、そこまでカズトマイズをして撃つというようなことは今はないのですが、過去、5.56mm弾ですが、確かに連射してもそれほど反動がなく、10mの連射でもほとんど的に当たるというものを撃ったことはあります。確かに銃のバランスを変えることにより反動を極小化することはできるようです。

 先日フランスで起きた新聞社襲撃事件でパトカーに当たった銃弾を見て、テレビでは銃は識別できませんでしたが、弾痕から見ると口径は大きく、カラシニコフと言っていたのでAK47と思うと同時に、AK47の連射でこの命中精度にはびっくりしました。
 10m以下の至近だとは思いますが、それにしても7.62mmだとすると、ある意味実戦でここまで弾痕が集まるものかと思いました。
 訓練はもちろんのこと、銃の固定、銃のカスモマイズもかなりされているものだと思います。



 少し話がずれてしまいましたが、Philshootingでは銃全般特に射撃技術の向上を目指しているので、原点に戻ってオリジナルの銃で徹底してレッスンをしようとあらためて思ったしだいです。
 カストマイズをしないと話にならない競技会に出るような希望者にはさらに銃もレベルアップして練習をしていただこうと思っています。
 さらにカストマイズによらない別のスポーツシューティングも考えているところです。

 Philshootingでは、射撃技術の向上ということで優秀なコーチを取り揃えていますので、ご興味のある方はぜひ参加をお願いいたします。




実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 08:00射撃一般論

2014年05月27日

射撃に対する好み


こんにちわ。 Philshootingです。


 Philippineは、今残暑でまだまだ暑いですが、夕方や夜には時折雷雨が降っています。
年から年中暑いのは暑く、自分には心地いいのですが、Hot、Hotter,Hottestと例えられたりしています。 今は、Hottestを少し過ぎたところです。
気温からすれば 年間で27~36度程度ですが、今は33,34度で夕方涼しいというかんじでしょうか。

 今から雨期に入りますが、一日中降っているわけではなく時折降るといった感じでPhilshootingの射撃などには屋根のあるところから撃てますし、ターゲットもPlasticで覆うので特に支障はありません。


 さて今日は射撃の種類に関しての話題を記事にしてみたいとおもいます。

射撃には、ある意味、大別すると
・静的な射撃(精密射撃)
・静と動の射撃
・動的な射撃
があるとおもいます。

静的な射撃とは、実戦ではスナイパーの射撃、スポーツではオリンピックの射撃競技、エアガンではAPS射撃がそれにあたるとおもいます。

静と動の射撃と動的な射撃は軽重はあれ、同じ種類なのかもしれません。
完全に静と動が分かれるとおもうのは、オリンピックのバイアスロン競技だとおもいます。

実戦では、フィールドでの戦闘、特殊部隊の屋内での戦闘、スポーツではIPSC競技、IDPA競技、SC競技、サバゲーなどが当てはまるんだとおもいます。


Philshootingはそもそも、観光射撃場などをみて、危ないしきちんと教えているところはないんじゃないかということで始めたわけですが、最初は軍隊式で、コースも訓練と呼んでやっていました。
が、どうも生徒が集まらないのと周囲の空気に合わないということで、ハンドガンはフィリピンでは盛んなIPSC系のスポーツシューティングを基本にするようになったわけです。

ライターの自分は、自衛隊の経験があるので銃弾薬、射撃の知識はありますが、HPの更新、射撃のアレンジ、現場での通訳、射撃統制などをしているだけで、
現場で射撃を教えているのは、軍隊暦、競技会暦、指導暦、RO暦などのあるベテランの30年選手のインストラクターです。
が、上の区分を考えてみて、最近時々思うことがあります。
以下ライターの意見になります。


今までの自分の射撃経験を考えてみると、自衛隊のときは、射撃といえばライフルの射撃になるのですが、実弾射撃訓練の前は徹底して空うちをします。
構えて、狙って、同時に息を止めて、同時に引き金を絞り込んで撃つ。。。。。この繰り返しです。
だいたい3秒ぐらいの間隔で、体の時計が3秒に一回撃つということを覚えた感があります。

戦闘訓練でも同じで、走って、体を沈めて、匍匐前進をして、くぼ地に隠れ、銃と体を少し出して射撃をする。この射撃も体で覚えた間隔で撃ちます。1発撃って、場所を変えてまた撃つ。その繰り返しです。
最後は突撃になるので、狙わずに銃を腰に構えて連射をする。。そんな感じでしたでしょうか。


以後、自衛隊を辞めてフィリピンと関わるようになってからハンドガンを多く撃つようになりました。
でも射撃スタイルは、ライフルのときとほぼ同じです。

Philshootingに関わるようになってからは、酒屋の主人が酒ばっかり飲んでいてはBusinessにならないので、自分の射撃は合間に少しするだけか、別途自分で撃つかに止めて、参加者に徹底してサービスを提供するということに注力をしています。

Philshootingでは、基本コースとハンドガンではアドバンスドコースがありますが、基本コースでは自分の過去の射撃スタイルでもかまわないのですが、アドバンスドコースではだいぶ様子が異なってきます。
自分も合間にアドバンスドコースのSatgeで射撃をしてそこそこは撃てますし、射撃場の開催するクラブシューティングでも撃ちましたし、先日は射撃場でLevel1の試合があったので出てみたりもしました。

少し話はそれますが、Level1の試合というのは、上手な方も出ますが、下手な方もいまして、そこそこの射撃とSafetyがしっかりできれば出ても違和感はありませんし、概ね寛大だとおもいます。
射撃を楽しむということでは、厳格であるよりも皆さんが出場できることは大変結構なことだとおもいます。
練習をして場数を踏めば成績もよくなるとおもいます。

Philshootingのアドバンスドコースを出た方は、今まで4名いらっしゃいますが、全員インストラクターのお墨付きをもらっているし、きちんとインストラクターから指導を受けているので自分よりもぜんぜんうまいと思うし、試合に出てもあがらなければそこそこの成績も残せるんじゃないかと思います。
1名の方を除いて、試合に出るということは皆さん考えていないようですが、、、


それで、自分の話に戻りますが、そのIPSC系のスポーツシューティングは楽しいには楽しいんですが、自分的には充実感、満足感、爽快感がないというか、少し違和感があります。あくまでも自分の話です。

実際はゆっくり撃っているのですが、あまりにも早く撃たばければというのがあって、自分の射撃のタイミングの体内時計と合っていないんだと思います。実際、当たっていませんし。

練習をすれば改善されるのでしょうが、Philshootingを運営している以上、おもいっきり主体的に練習することもできませんし、覚えこんでいるものをそうそう簡単に直せるものでもありません。
よって、自分の充実感のために、これからもますますゆっくり撃つんではないかと思ってしまっています。
自分のことを書いてしまいましたが、アドバンスドコースに参加される方は、インストラクターがしっかりと教えますので、それなりのタイミングで射撃をすることを教わると思います。


それと比較して、先日、ライフルの精密射撃を紹介させていただきましたが、こちらは非常に満足感があり、撃っていて爽快です。こちらもあくまで自分の話です。


 今日は、長々とだらだらと記事を書いてしまいましたが、射撃というのも好みがあり、ライターの自分は、スナイパー射撃のようなじっくりと撃つ射撃が好みだということを書いてみました。



Philshootingのハンドガン基礎コースではAccuracy(正確な)射撃をアドバンスドコースではスポーツ競技会に出られるようなスピード射撃をきちんと教えています。





実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 03:22Comments(2)射撃一般論

2014年03月23日

初級より上のシューターの射撃の楽しみ方


こんにちわ PhilShootingです。

 本来の射撃の話題を書くのも久しぶりになりました。
 先日、アドバンスドコースに参加された方(Philshootingでは、基礎コースに続いて2回目の参加)とグループで1日コースに参加された方々(初めて)がいらっしました。
 本日はグループで参加された方々の話題について書いてみたいとおもいます。

 今回は7名さまということで、問い合わせ時からサービス内容、見積りなどをメールでやりとりさせていただき、お申し込みをいただきました。
 Philshootingでは、「親切な案内と丁寧な指導」 をモットーにさせていただいていますので、フィリピンの入出国の要領、ホテルまでの移動、コース参加要領など詳しくメールで説明させていただいています。
また、ご不安が多い方には、空港の送迎、ホテルの手配なども代行でさせていただいており、コースにストレスなく参加できるように心がけています。

さらに、せっかくのフィリピンということことで何かしたいことがあればその要望をお聞きして、なるべくかなえられるようにしています。
今回は、両替所の案内と射撃終了後、ガンショップを散策したいということであったのでご案内しましたし、食事もどこがいいかということだったので、(自分は他方のお客様の案内がったのでご案内できませんでしたが)アシスタントを同行させていただき、ご案内いたしました。

 今までは、コース期間中、終了時に食事はもちろんショッピング、観光などは大抵ご案内しています。その他、夜の散策、遠くでは、都合が合えば、ガソリン代程度を頂き、クラーク、スービック(マニラ北西100km以上)、バタンガス(マニラ南100km)地区なども同行したこともあります。
 同行できなくても、レンタカーの手配をはじめ、詳細のご案内はさせていただいています。


当日は、ホテルに迎えにいき、以下のような感じでコースをしました。









「丁寧な指導」ということでは、
まず、体制ですが、基本は4名と3名で交代で射撃をしていただくことを前提に、コーチ4名、Boy4名、統制/案内/通訳no
日本人1名、アシスタント1名 生徒7名に対してStaff10名という体制です。
コーチは、30年程度の射撃経験はほぼ全員で、スポーツシューティングの知識はもちろんのこと、RangeOfficer(RO)の資格を持つ人が半分以上になります。

射撃前、射撃中、射撃後のコーチングはすべて コーチによりマンツーマンで行われ、コーチング=>射撃=>ベリファイ=>コーチングが繰り返されます。
とはいえ、指導は、シューターが、どなたでも楽しくできるように行われますのでご安心ください。
Philshootingとうサービスは、射撃技術の向上ということをあくまで主眼においています。


今回もこのような感じでコースの進行を行いましたが、途中で、反省にもなるのですがいくつか気づいたことがありました。
7名参加ということで経験者が5名、初心者が2名でした。参加者のご要望で、一人平均ライフルを含め380発でしたが、2交代だったのでPhilshootingにしては少し弾数が多すぎました。そのため弾の消化に気をとられ、ものすごく丁寧な指導ができなかったような気がしました。特に初心者の方には申し訳なく思ったしだいです。

一方、ものすごく射撃経験があってコーチも教えることがないような方には、競技用のベルトをしてもらい、たまたまアドバンスドコースをしていたので、体験的にStageを経験していただきました。

また、射撃経験が豊富な方も、ものすごく早く射撃を実施されており、人それぞれ楽しみ方が違うのかなと思いました。


そこで、射撃をある程度された方を初級者より上のシューターとすると

1.とにかく射撃を定期的に行いたい
2.基礎から学び、技術を高めたい
3.いろいろな銃を撃ちたい
4.スポーツシューティングなどのルールに基づいた射撃を行いたい

になんとなく区分できるのかなと思います。

射撃をするからには技術を高めたいというのは基本の目標としてはあるとは思います。その場合は、Philshootingを活用していただければいいのかなと思います。

定期的に射撃をしたいということであれば、基礎をまず学んでいただき、Philshootingでもいいですし、ほかのところで射撃を楽しんでいただければいいと思います。Philshootingではご要望に応じた射撃もアレンジ可能としたいと思います。

いろいろな銃を撃ちたいということであれば、基礎をまず学んで頂き、銃器が豊富なところでやっていただければと思います。Philshootingでも銃器を揃えたいのですが、銃規制の影響で今は容易に揃えることができなくなっているので、いずれ機会を見て種類を増やしたいとは思っています。



Philshootingでは、前述のとおり、「親切な案内と丁寧な指導」 をモットーにしていますので、コースには安心して参加できますし、フィリピンを楽しむことができますし、参加者のレベルに応じた射撃を行うことができます。





実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 23:12Comments(0)射撃一般論

2014年02月08日

射撃の楽しさとは何だろう


こんにちわ PhilShootingです。

昨日は、射撃のうまさに関して書きました。
記事の最後には、射撃の楽しさとは何だろうかと最近は考えていると書きましたが、今日はそれに関して書いてみたいとおもいます。

極めて個人的な意見ですので、そうでないという方もたくさんいらっしゃると思いますが、とにかく書いてみたいと思います。

Philshootingを始めたきっかけというのは、自分が自衛隊の出身で武器弾薬とくに弾薬に関してはスペシャリストであったこと。射撃に関しては在籍中もそうでしたが、やめてからもたくさん撃っていたということ。どうも観光射撃なんかを見ていると安全管理がされていない、射撃の統制もされいなく、きちんと教えているところはあるのかな?何とかしなければと思ったのが始まりです。

始めた当初は、軍隊形式の訓練を想定して、きちんとした安全管理の下に統制された射撃をイメージして2,3回はそれで実施したように記憶しています。
射撃統制のためにでかいメガホーンを自分が持っていたので、参加された人にそれで殴られるのではないかと誤解されたくらいです。
ちなみに自衛隊のときM2重機の射撃で脚に土嚢を積んでいたにもかかわらず、跳ね上がって、もう少しで壁を越えて射場の外に出るところでした。そのとき、ヘルメットを当然付けているのですが、教官からそれが割れるほど鉄帽でたたかれたのを覚えています。
壁を出れば、弾は5,6kmもっと飛んでいったんだと思います。

しかし、Philshootingの訓練コースをやっていくうちにどうもコーチとか射撃に来ている人の様子が違うというか奇異に見られていたのに気づきました。
軍隊の訓練のようなというイメージの硬さと一般の方の射撃というイメージと違うなと思っていました。
それからいろいろと教えてもらい、フィリピンではスポーツシューティングが盛んであるということ知りました。

そういう経緯があり、今ではハンドガンでは競技会のスポーツシューティングをライフルではコンバットシューティングを目標にして、体系立ててやるようになりました。
でも基本は、きちんと基礎から教えるというのが根底にあり、それは変わっていません。


以上は、最近までの経緯なのですが、今はまたちょっと違うことを考えています。
きっかけとなったのは、Philshootingのメインのコースではないのでが、1日コースという基礎コースを設けていて、最近はちょくちょく参加される方がいて、参加者の意見を聞いてからです。

主催者側からすると、あくまでも基礎コースで、射撃というものを知ってもらうだけで、所要のスキルは得られないだろうと思っていました。

参加者からすると、射撃の基礎を学びたい、いっぱい撃ちたい、射撃を楽しみたい、しかも予算があまりない ということでした。

今週、ハンドガン1日コースとライフル1日コースをやりたいという方がいて、予算が厳しかったので1日にまとめてやっていただきました。
基礎は教えるのですが、弾数が多く、とにかく弾を消化するのに次から次へと撃っていただきました。

その方は、とにかく弾込め、射撃など楽しくやっていました。Videoも要望でいっぱい取りました。
コーチもその日は疲れていたのが幸いして? いつものような厳格さは少しなかったような気がしますが、とにかく楽しんでおられました。

その方は、ライフルは、めちゃくちゃうまかったです。ハンドガンも基礎を教えてもらってからはあたるようになったと思います。
ちなみにライフルでこの腕前だと200m離れていても、スコープなしで、例が悪いですが人であればヘッドシュートができるほどです。












素人がライフルを始めて、すぐ当たるという事はまずありません。ちょっとしか撃ったことはないと言われていましたが、よく聞いてみるとサバゲーでライフルをやっていたということでした。
想像するに基礎をしっかりとした上でエアガンをやられていたんだと思います。
自衛隊もそうなんですが、射撃訓練のうち95%は空撃ちでの訓練です。実弾なんか年に100発程度しか撃ったことはありません。それでも当たる様になります。
サバゲーでもエアガンで基礎をしかりやっておけば実弾でも上達が早いんだと思います。

そういうこともあり、とにかく当たっていたので大喜びで射撃を楽しんでいたということだと思います。

ハンドガンでも最後のほうは当たるようになって、20mからスチールなんかを撃って、楽しんでいただきました。


そのとき、そうか、、そういうことかと思ったしだいです。

競技会に向けて、それを目標にとにかく練習、練習でやるのもいいかと思います。
TopShooterの方々は1日1000発の練習をするそうです。スポンサーがついているので弾と銃の心配はありません。

でも、多くの方々、特に日本では、実銃でそんなことは到底できません。

ならば、たまにいって、最初は基礎が必要ですが、楽しく、いっぱい撃つのがいいのかなと思ってしまいました。
もちろんPhilshootingのコンセプトである基礎からきちんと学べますを忘れずにです。


Philshootingでは、本格的な宿泊コースと1日コースを今までも設けていましたが、忙しい、時間がない、いっぱい撃ちたい、基礎は学びたい、予算がない ということを受けて ハンドガンとライフルが1日でいっぱい撃てるコースを総合1日コースとして新たに開設しました。値段も安く設定していると思います。

興味がある方はぜひ参加してもらいたいと思います。

忙しい方でも、東京、名古屋、大阪から金曜日の夕方直行便に乗って、土曜日に射撃を満喫して、日曜日に戻ることができると思います。





実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 00:22射撃一般論