2014年12月13日

弾の直進性

こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。

 Philshootingでは、ロングレンジでの射撃を12月から提供していますが、試用期間を含めて3名のコース参加者と10名の関係者が既に実際の射撃をされました。
 コース参加者には、長射程射撃の経験者もいらっしゃいましたが、自分で照準の調整やスコープの修正をすることに興味を持たれているようでした。

弾の直進性

弾の直進性


 ロングレンジでの関心事はいろいろとあるのですが、一番が安全性、二番が的に入ることでした。
安全性の確保は、いろいろと考慮はしており、中でも不測の事態で弾があちこち行ってもいいように適切なところに有効なバックストップを配置しています。

 次に撃った弾が的にはいることです。弾が的に入らなければ面白くもないし、修正もできません。
 200ヤードのレンジでは実際の的は一番外側の円が直径80cm、最小の円が直径10cmになっています。この80cmの円に入れるためには、25ヤード(約23m)のレンジで10cmの円に着弾させる必要あります。
80cm÷(200÷25)=10cm


理論的にはこうなのですが、抜けている大きな要素があります。それは200ヤードでも弾がまっすぐ飛ぶということです。
 自分の常識では、軍用の5.56mm以上のライフルでは、弾は、200mや300mではほぼまっすぐ飛ぶというのが常識で、USの資料にもそう書いてあるのですが、 実際はやってみるまで不安はありました。
 
 Philshootingでは、M16、M4を使ってロングレンジ射撃をしていますが、25ヤードでしっかり10cmに入ることを確認して(うまい人ではスコープなしでも3cm程度の円には入ります。)、初弾を撃ったのですが、全弾的に入ったときはうれしいというか安心しました。

弾の直進性


M16、M4では、.223 レミントン弾でもほぼ直線的な弾道であることが確認されたわけです。(実際は多少落ちているとおもいます。)
 弾が、的に入ればそこから修正ができるので、的の中央の着弾に向けての修正をロングレンジで行います。
 修正のしたかにはいろいろとあるのですが、次回以降の記事に書いてみたいとおもいます。

 最初の射撃から数日経って、22口径のライフルもメニューに入れたいということで、同じように実験をしてみました。大方の予想では、22LR普通弾ではまっすぐ飛ばないだろうが、マグナム弾では飛ぶだろうということでした。
が、、、マグナム弾で実際にやってみましたが、まだ詳細のデータは得られていませんが、50cm程度は落ちることがわかりました。
 このときはスコープなしでやったのですが、次回は、スコープをつけて、どのくらいのBDC(Bullet Drop Compensation)目盛り、あるいLevelの修正であたるかを確認してみたいとおもいます。



 Philshootingのライフルコースでは、基本射撃と精密射撃(スナイパー)とCQB(近接戦闘射撃)をやってもらっています。基本射撃で、寝撃ち、膝撃ち、立撃ち、の基礎を行います。
精密射撃では、弾痕がグルーピングされると、サイトの調整をオリジナルのサイトとスコープで行ってもらい、ロングレンジの射撃に入ります。
 ハンドガンコースでは、ライフル射撃も体験的にやってもらっていますが、希望者には大まかに修正されたスコープを使って、練習後、ロングレンジでの射撃をすることができます

興味のある方は、ぜひコースへ参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 08:52 │ライフルの射撃