2020年01月12日

連射の撃ち方

話はとぶが、Philshootingの2GusCQBコースの最後では連射を体感してもらっている。

YouTubeを見るとたくさんの連射の映像が出てくるが、簡単に撃っているようで、一般的には連射は難しい。

過去に自分が経験したものは、以下である。


M2 Browning 12.7mm (3脚使用 連射)
連射の撃ち方


64小銃 7.62mm (脚使用 2,3発の単連射)
連射の撃ち方


M14 7.62mm (脚使用 連射)
連射の撃ち方


M16 5.56mm (連射)
M4 5.5.6mm (連射)
連射の撃ち方


Galil 5.56mm (連射)
連射の撃ち方


MP5 9mm(連射)
連射の撃ち方


Uzie 9mm(連射)
連射の撃ち方


Glock17 9mm (連射フィーチャー使用 連射)
連射の撃ち方


この中で特に難しいなと思ったのは、M2で、地上に置き、3脚使用で、さらに脚抑えに土のうも置くのだが、自分が撃った時は土のうが緩んでいて、射撃時に思いっきり上に浮いた。
もう少しで射場のバックストップの壁を越えるところだった。
と同時に鉄帽を被っていたのだが、同じく鉄帽で教官から頭を思いっきり殴られたのを鮮明に覚えている。
壁を超えれば10kmは飛ぶだろう。民家にでも当たれば、大問題になるところだった。

撃つ時は、車載式のようにしっかりと固定していないと難しい。


次が、MP5やUzie、Glockなどの短めの銃だ。
いずれも肩で固定できない銃だったので、腕、グリップの力で抑えるが、いずれも暴れて上に行った。連射の意味がない。
MP5は俗に Finger Cutter と呼ばれている。皆さんから左手は絶対に離すなと注意されたのを覚えている。
反動のあまり左手が離れ、銃身が短いので手が銃口の前に行き、指を連射でCutするように自ら撃ってしまうからだそうだ。
確かに、、、
拳銃の連射は全く当たらない。意味もない。


肩付けの銃床があれば肩で固定できるので、反動を抑えることはできるとは思うが、腕だけだと相当力がないと浮いてしまう。


逆に当たるなと思ったのは、Galilだ。フィリピンの麻薬や誘拐など凶悪犯は重武装をしていて、それに対抗するために警察で最近装備されている。
しっかりと銃身が重く、安定している。立ち撃ちで、3,4発連射しても20mくらいだと人の大きさくらいには命中する。


Philshootingでは、M161/M4 で連射をしてもらっているが、いずれも立ち撃ちだが、スキルに合わせて距離を変えている。
しっかりと肩に食い込むように銃を引いてもらうが基本だ。

左手は、銃身の下、マガジンでもいいのだが、経験上、銃身の上から銃身を抑え込むように撃つのが一番安定している。


Philshooting





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Posted by philshooting  at 20:49 │ライフルの射撃