2020年01月18日
ドロー&ファイアー
正確射撃(Accuracy)に関して、記事を何度か書き、まだ、書くことはたくさんあるのだが、アクセス数を見ると興味を持っている人も少ないようなので、連射なども入れたが、ちょっと飛ばす。
ドロー・ファイアー
マガジンチェンジのテクニック
ムーブオンファイア
ストロングハンド、ウィークハンド のスイッチ
はできますか などの質問がPhilshootingにたまに来る。
もちろん全部できるのだが、シューティングに対する認識にズレがあるのかなと思う。
Philshootingでは、スポーツ射撃(IPCS,PSMOC,IDPA)を基本にコースを行っている。
いずれも、スタートともに、ドローして、紙ターゲットには2発、プレートには1発(当たるまで)撃つ。
1箇所で狙えないターゲットには、走って、移動し、また射撃をする。
タイムを競う。的に外れればタイムが追加される。早く走り、早く正確に撃つことが要求される。
1つのステージで、最低でも10発以上、多い場合は50発以上撃つ。
この中に、射撃のほぼすべての技術が含まれるといっても過言ではない。ただ、敵はいないし、敵から撃たれることもないが、いくつかのステージでは撃たれることも想定して、隠れるなどして射撃をする。
銃で殺しまくる映画 John WIck(ジョン・ウィック)は多くの人が知っていると思うが、主演のキアヌ・リーブスは、射撃場に通い、優秀のコーチの下でIPSC系の射撃の練習をしたそうだ。
日本ではこの映画をみて、タクティカルシューティングでかっこいいと思う人が多いと思う。
フィリピンではIPSC系のスポーツシューティングが盛んなので少し見方が違う。
映画では多少カッコよくオーバーに動作がされているが、ほぼIPSC系の技術が使われているので、射撃をやっている人にはたまらない。
前置きが長くなったが、ステージを回るうえでは、最初のドローは必須(一部、銃が机の上に置いてあった状態でスタートというのもある)だ。
Philshootingでは、全員がガンベルトをして、正確射撃を最初に行い、そこそこ当たるようになれば、あるいは時間が経てば、ドローして射撃を行う。

ハンドガンでは、グリップが重要だと書いたが、このドローの時にグリップは決まるので、実は重要だ。
詳しくは、コースに参加して体感してもらいたいが、正しいやり方を覚えると、自分で考え、モデルガン、エアソフトガンでも練習はできる。
合図で、ドローし、初弾(できればダブルタップ)を撃ち終えるまでで1秒が目標だ。
前よく来てくれたチャンピオンのJagさんは、0.7秒だった。
初めてだと、スピードは要求しないので(正確射撃に重きを置くので)、5秒くらいはかかる。
当たるようになってから、スピードをあげていく。
Philshooting
2020年01月04日
正確射撃のための集弾
正確射撃の続きを記事にする。
射撃では、弾着の弾痕を見て、評価することが多い。
が、いくつか間違っている、あるいは考慮すべきことがある。
前に、正確射撃には、精緻な銃が前提であると書いた。
当たるように精緻な銃になっているわけだから、正しく撃てば当たるはずである。
まず、
精緻な銃で射撃をして、当たらないのであれば、自分の姿勢、構え、狙い、握り、呼吸、トリガの引き方のどこかが悪いのでそれを修正すべきである。
少しバラバラだが、左にいっていれば、主にトリガの引き方に問題があるのでそれを修正する。
やってはいけないこと
これは、良く見かけるが、練習の段階で、左にいっているから、右を狙って撃つ とかいう修正はダメだ。
自分の不備な点を直すことが先決である。

精緻な銃で練習をして、ほぼ真ん中に当たるようになれば、初めて物が言える。
正確射撃のスキルがついたとも言える。
何が言えるか
射撃場に言って、銃がおかしいかどうかを評価できる。
絶対的な腕に自信があれば、この銃おかしいんじゃないですか? あるいはどこどこがおかしいとまで言える。
その上での修正
その日の体の状態、天候 などで集弾がずれることもある。
その場合は、上下左右に狙いを変えたり、銃の修正をすることができる。
銃種によっての評価ができる
正確射撃ができないうちに、グロックだの、シグだの、ベレッタだの、CZだの、HKだの を評価する人がいるが、違和感を感じる。
まず、正確射撃ができるあるいはそれ以上のことができるようになって初めて銃の評価をすべきではないかと思う。
スポーツ射撃では、多くの人が1911ガバメント系を使っている。
それだけの理由があると思う。
それで練習して、それぞれに銃に行けば、どの銃も撃てると思う。
逆にグロックで練習すれば、グロックだけか、ポリマー系か、撃てる銃は限られてくると思う。
Phlshootingでは、1911系しかも改造していない箱出し、しかも45口径から練習をするので、射撃の基礎を叩き込むことができる。
2019年12月28日
正確射撃のための修正
正確に的に当てる正確射撃をするには、精緻な銃が前提だと書いた。
話は少しずれるが、Philshootingでは、ガンスミスがいて、この人のところには、軍、警察、一般の人も相談、調整、Fixする。ないものは作る。とにかくすごい。
こういう人がいるから成り立っているのだとあらためて思う。
うちの正確射撃では、コーチの言うことを素直に聞いてやれば、必ず当たるようになる。
今までの傾向としてパターンが多いのは、
5発程度撃って、1発は下にいく。
全体的に左に寄る。
の2つだ。
最初のは、がく引き(フリンチング)が原因で、引き金を急に引きすぎた結果起きる現象だ。ファイアの部分をゆっくりと絞るように引く必要がある。
2番目は、引き金の引き方で、まっすぐ引いてないために起きる現象だ。極端に言うと引き金を左奥から右手前に引いていて、銃口が左に向いている。
要するにまっすぐ引けていないということだが、多くの場合は、トリガフィンガ(引き金を引く指)が深くかかっているので、少し浅くかければ治るかもしれない。
コーチによっては、左腕をもっと中にかぶせろというかもしれない。
全くの初心者でも大丈夫かとう質問は良く来るが、全く問題ない。コーチの言う通りにすれば必ず当たる。むしろ初心者の方が経験上、うまくなる速度が早く、うまくなる可能性も高い。
うまい人の早撃ちをよく見ると思うが、こういうのを段階的にやって積み重ねであって、早くても絞っている。
正しい引き方を、練習によって、早くしたということだ。
正確射撃ができるようになると、ある程度のスピード射撃に移るのだが、あまり早くすると、やはり当たらなくなる。
コーチは、必ず、スピードよりも当てることだと必ず言う。



Philshooting
話は少しずれるが、Philshootingでは、ガンスミスがいて、この人のところには、軍、警察、一般の人も相談、調整、Fixする。ないものは作る。とにかくすごい。
こういう人がいるから成り立っているのだとあらためて思う。
うちの正確射撃では、コーチの言うことを素直に聞いてやれば、必ず当たるようになる。
今までの傾向としてパターンが多いのは、
5発程度撃って、1発は下にいく。
全体的に左に寄る。
の2つだ。
最初のは、がく引き(フリンチング)が原因で、引き金を急に引きすぎた結果起きる現象だ。ファイアの部分をゆっくりと絞るように引く必要がある。
2番目は、引き金の引き方で、まっすぐ引いてないために起きる現象だ。極端に言うと引き金を左奥から右手前に引いていて、銃口が左に向いている。
要するにまっすぐ引けていないということだが、多くの場合は、トリガフィンガ(引き金を引く指)が深くかかっているので、少し浅くかければ治るかもしれない。
コーチによっては、左腕をもっと中にかぶせろというかもしれない。
全くの初心者でも大丈夫かとう質問は良く来るが、全く問題ない。コーチの言う通りにすれば必ず当たる。むしろ初心者の方が経験上、うまくなる速度が早く、うまくなる可能性も高い。
うまい人の早撃ちをよく見ると思うが、こういうのを段階的にやって積み重ねであって、早くても絞っている。
正しい引き方を、練習によって、早くしたということだ。
正確射撃ができるようになると、ある程度のスピード射撃に移るのだが、あまり早くすると、やはり当たらなくなる。
コーチは、必ず、スピードよりも当てることだと必ず言う。
Philshooting
2019年12月28日
銃が悪いのか腕が悪いのか
正確射撃の続きになるが、観光射撃でも当たったのかどうかは非常に気になるところだ。
しかし、これは、銃は精緻であるということを前提での話になる。
銃には仕様が記載されており、弾の収束度も書いてある。新品の場合は、その通りだと思うが、強烈な振動を数千回、数万回と繰り返すと、さすがに壊れたり、くるってきたりする。
精緻な銃と分かっていて、当たらない場合は、腕が悪い。
精緻な銃かは、装置を使えばわかるのだが、普通にはないので、腕の確かな人が撃って、当たらなければ銃が悪いということになる。
通常射撃場に行って、そこの銃を使って、当たらないから、いくら腕に自信があっても銃のせいだとはなかなか言えないだろう。
くどいが、銃が精緻でなければ、当たらないし、練習にもならない。
精緻であって、初めて練習が成り立つ。


昔、ある射撃場の銃が悪いと思うんだが、見てくれと言われたことがある。
自分の場合は、15m、シビアにいっても10mで直径15cm程度の丸には、95%くらい当てる自信はあったんで、銃を試すことにした。
全弾、左に行きはしたが、弾は集まっていた。
これをNetで流したら、”もう少し右に行くとうまいといえる”とコメントをいただいたが、このかたも銃が精緻だということを前提にコメントし、多くの人はそう見ていると思った。
この場合、銃のサイトを右に修正すれば、精緻に近い銃となるはずだ。
しかし、もし、バラバラになっていたとしたら、オーバーオールが必要ということだ。
もし、こんな銃で射撃を始めたら、当たらないし、面白くもないだろう。初心者にはさっぱりわからいし、射撃は難しいとか思ったりすると思う。
精緻、精緻と書いたが、この銃をメンテしたり、修理したりするのは、容易ではない。
自分ではできないが、Philshootingでは、ラッキーだったが、ものすごい腕前の ガンスミス がいて、メンテしてくれている。
その銃を2,3人で撃って、テストし、当たるようにする。
だから、精緻な銃といえる。
逆に、稀にだが、あまりにも当たらない参加者いると、2,3発撃たせてもらい、銃を確認する。
撃っているうちに本当にサイトがぐらついていたケースもあった。
2019年12月28日
正確な射撃(Accuracy)
ターゲットにきちんと当てることを Accuracy というが、日本語にすると 正確射撃なのか精密射撃なのか正確精密射撃なのかいつも迷うところだ。
自衛隊では、実弾射撃と言えば、戦闘訓練をやっていたのも関わらず、300m射場で狙撃のような撃ち方をした。
今は、特殊任務とか水陸機動団のなども出てきたので、戦闘射撃、タクティカル、CQBの要素もあるかもしれない。
が、どちらかと言えば、射撃と言えば、当てることだと思っていたので、Philshootingを始める前、始めた直後は、当てることに主眼を置いていた。コーチなどは、やり方に違和感を感じていたようだ。
今では、スポーツ射撃を軸にコースを運営しているので、射撃というものを大局的にかつ体系的に見るようになった。
2GunsCQBコースもこれに近い形で実現している。
コースでは、
ホテルから射場への車内で
安全管理、射撃統制(コマンド)、射撃技術そのもの のレクチャーを1時間程度し、
射場では、実銃を使ったレクチャーと マンツーマンのコーチによる 事本操作、正確射撃、応用射撃を ハンズオンで4時間くらい行う。
レクチャーでは、一例をあげると
”射撃が上手いとはどういうこと?”から始まり、 ”参加者は経験者が多いが、80%くらいは”撃つ時以外はトリガに触ってはいけない(トリガーフィンガーアウト)”は守られていない”、
”当てること自体は、オリンピックやスナイパーなどの極端に精緻な精密射撃を除いては、射撃到達目標の20~30程度に過ぎない。”などの話をすると結構驚かれる。
ハンズオンでも、全くの素人から基本操作から始まるので、言う通りにやれば、予想以上にうまくなる。
詳しくは説明しないが、コースに参加すればわかると思う。
今回のテーマは、正確射撃だが、前置きが長くなり、コースの概要のようになってしまったが、山のようにテーマはあると思う。
正確射撃に関して、数回に分けて記事にしようと思うが、最初にさわりだけ書いてみる。
精緻な銃で、正確射撃をしたとして、もし当たらなかったら、それの原因のほとんどは、引き金の引き方にある。
弾が出る瞬間、銃がまっすぐターゲット方向にむいていれば、理論的には当たる。
実弾だとどうしても緊張してしまい、がく引きになって、だいたい下に行く。
トリガには、遊びの部分(スラック)とトリガ(ファイア)部分があり、最後のファイアをまっすぐ、最初は慎重にゆっくりと引かないとがく引きになってしまう。
当てるには、反動を気にしないことだが、上級を目指すには反動も抑えなければならいので、教えられた通りにグリップすればいいのだが、最初は力を入れずにリラックスして撃った方が当たる。
それから、徐々に強いグリップを意識する。


こんなことをじっくり、参加者に合わせて、Philshootingではハンズオンで行う。
Philshooting
2019年12月23日
ハンドガンの握り(グリップ)
昨日、2年半ぶりくらいにブログを更新したと書いたが、閲覧履歴を見ると ”ハンドガンの握り方” という記事が約10000ビューで圧倒的に多かった。
握り方に関心を持っている人が多いということがわかった。
また、HPも更新した。更新に当たっては、いろいろな思いがあったのだが、
そのHPの最初の写真はこれだ。
これは、参加された方は懐かしいと思うだろうが、コーチの Reyさんの握りだ。
6年前の写真だが、今でも同じで、完璧な握りだ。

まさに握りなのだが、ハンドガン射撃のツボはここにあり、”Philshootingでは、きちんと基礎から正確に射撃技術を教えていますよ。” という思いが込められている。
前の記事を読まずに今の思いをたらたらと書いてみる。
・実銃(規定の発射薬の実弾を使った場合)では、反動が強いのでしっかり握らないといけない(当たらない)。 >>> ×
当てるだけなら、力は全くいらない。狙いがきちんとできて、発射する瞬間に銃が止まっていれば必ず当たる。
むしろ力を入れないほうが、銃がぶれずに当たる確率が高い。
3秒ルールの射撃大会があったとすると、3秒位以内に銃の方向を戻せばいいので、その程度の反動が抑えられる握りで、1発1発反動はあるが、トリガの引き方と呼吸だけに集中して、力を入れないほうが結果的、全弾命中となる。
リボルバーでの大会がそうだと思うが、Philshootingで練習すれば、必ずうまくなると思う。
・2発以上を連続して、早く正確に撃つには、反動を抑えなければならないので、握りが最重要になる。もちろん、姿勢、腕 サイトなども重要だ。これがハンドガン射撃のすべてと言っていいほど難しい。
スポーツ射撃では紙ターゲットには2発撃つことになっている。ルールでなっているからではなく、実戦ではハンドガンは15m程度の近距離で突進してくる敵に射撃するので、1発では仕留められないので数発撃つ。これがルールになったのだろう。
John Wick という、射撃がメインで殺しまくる映画がある。スポーツ射撃をしている人には、映画にはあらゆる射撃テクニックが使われているので、たまらない。
逆に主演のキアヌ・ヌーブスは、射撃場に通って、スポーツ射撃の練習を繰り返したそうだ。コーチもきちんといて優秀だったと想像できる。
話を握りに戻す。撃った瞬間、銃は、上方向に回転しながら動こうとする。理論的にはこれを抑えるために、右手は手のひらと3本指でしっかりとグリップを握り、親指は上方向に力が行くように立て、射撃時は、1911タイプの場合は、安全装置がかからないように安全装置を抑える。
左手は、右手を包み、しかりとロックする。左腕は右腕よりも力を入れる。。。。。。。。
写真や言葉ではこういう説明になるのだが、コースに参加して実践するほうがいいと思うし、奥が深いことも理解できると思う。
Philshootingでは、
・基礎から基本を教えている。
コーチは射手1名に1めいずつつき、技術面でも、安全面でも安心だ。
サバゲーやワーゲーマーがやりたい、ハンドガンとライフルと射撃ステージを使用する射撃スタイルができ、ライフルの連射も可能な
・2GunsCQBコース
射撃ステージを使ったスポーツ射撃(ハンドガン)
・ハンドガンスポーツ射撃コース
があるので、技術向上、今後のプレイに活用したい方は、参加を検討していただきたい。
philshooting.com
握り方に関心を持っている人が多いということがわかった。
また、HPも更新した。更新に当たっては、いろいろな思いがあったのだが、
そのHPの最初の写真はこれだ。
これは、参加された方は懐かしいと思うだろうが、コーチの Reyさんの握りだ。
6年前の写真だが、今でも同じで、完璧な握りだ。
まさに握りなのだが、ハンドガン射撃のツボはここにあり、”Philshootingでは、きちんと基礎から正確に射撃技術を教えていますよ。” という思いが込められている。
前の記事を読まずに今の思いをたらたらと書いてみる。
・実銃(規定の発射薬の実弾を使った場合)では、反動が強いのでしっかり握らないといけない(当たらない)。 >>> ×
当てるだけなら、力は全くいらない。狙いがきちんとできて、発射する瞬間に銃が止まっていれば必ず当たる。
むしろ力を入れないほうが、銃がぶれずに当たる確率が高い。
3秒ルールの射撃大会があったとすると、3秒位以内に銃の方向を戻せばいいので、その程度の反動が抑えられる握りで、1発1発反動はあるが、トリガの引き方と呼吸だけに集中して、力を入れないほうが結果的、全弾命中となる。
リボルバーでの大会がそうだと思うが、Philshootingで練習すれば、必ずうまくなると思う。
・2発以上を連続して、早く正確に撃つには、反動を抑えなければならないので、握りが最重要になる。もちろん、姿勢、腕 サイトなども重要だ。これがハンドガン射撃のすべてと言っていいほど難しい。
スポーツ射撃では紙ターゲットには2発撃つことになっている。ルールでなっているからではなく、実戦ではハンドガンは15m程度の近距離で突進してくる敵に射撃するので、1発では仕留められないので数発撃つ。これがルールになったのだろう。
John Wick という、射撃がメインで殺しまくる映画がある。スポーツ射撃をしている人には、映画にはあらゆる射撃テクニックが使われているので、たまらない。
逆に主演のキアヌ・ヌーブスは、射撃場に通って、スポーツ射撃の練習を繰り返したそうだ。コーチもきちんといて優秀だったと想像できる。
話を握りに戻す。撃った瞬間、銃は、上方向に回転しながら動こうとする。理論的にはこれを抑えるために、右手は手のひらと3本指でしっかりとグリップを握り、親指は上方向に力が行くように立て、射撃時は、1911タイプの場合は、安全装置がかからないように安全装置を抑える。
左手は、右手を包み、しかりとロックする。左腕は右腕よりも力を入れる。。。。。。。。
写真や言葉ではこういう説明になるのだが、コースに参加して実践するほうがいいと思うし、奥が深いことも理解できると思う。
Philshootingでは、
・基礎から基本を教えている。
コーチは射手1名に1めいずつつき、技術面でも、安全面でも安心だ。
サバゲーやワーゲーマーがやりたい、ハンドガンとライフルと射撃ステージを使用する射撃スタイルができ、ライフルの連射も可能な
・2GunsCQBコース
射撃ステージを使ったスポーツ射撃(ハンドガン)
・ハンドガンスポーツ射撃コース
があるので、技術向上、今後のプレイに活用したい方は、参加を検討していただきたい。
philshooting.com
2017年04月26日
【リボルバーの射撃】
【リボルバーの射撃】
一昨年辺りから、リボルバーの射撃をコースでしたいのだがという問合せが、割とよく発生していた。
しかも、2インチの短銃でだ。
どのような方の要求かは、何となく想像はできるだろうが、海外射撃に関しては、職場でも賛否があることを理解して、申込時以外は詳しい職場は聞かないようにしている。
当時、2インチのリボルバーはフィリピンではほとんどなく、やっと見つけたのが昨年だった。
最近では、銃器店でも見かけるようになった。
早速、手配をして、その後、それを使ったコース参加者もあった。
Philshootingとしては、射撃技術の向上を目指しているので、正義の射撃のためなら大歓迎だし、一般の方にもスポーツ射撃を中心に推進している。
特に警察や自衛隊の方には、積極的に参加していただいて、射撃技術を向上していただきたいと、心の底から思っているのだが、なかななか理解が得られないようだ。
ちなみに、いままで現役の自衛官が参加された例はない。なぜならば、海外旅行は、各幕僚長の許可が必要で、黙って参加して、もし何かあれば、辞めることにもなるからだ。
自衛隊に入る前、辞めたあとの方や、予備自衛官の参加例は、割と多い。
警察の場合は、自衛隊ほど許可は厳しくないようだが、良し悪しは別にして、銃に関係する事件に関係したくないという切実な願いもあるようだ。やや寂しいが、よって射撃技術も必要ないことになる。
いずれにしても、射撃というのをもっと盛んにして、日本での射撃大会を増やし、その練習にPhilshootingに来てくれるということになれば、うれしい。
本来の目標の射撃技術の向上にもなるし、こっちとしてはビジネスにもなる。
短インチのリボルバーの射撃は難しい。25mでも良く狙い、慎重に撃てば、狙って当たらないことはないのだが、早射や連射は上級者でも難しいだろう。
そういう意味でも射撃練習が必要なのだが、将来的に、銃の選定にも意見を出せるかもしれない。
もちろんリボルバーにもいいところはあるのだが、良し悪しを知ることも必要だ。





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

一昨年辺りから、リボルバーの射撃をコースでしたいのだがという問合せが、割とよく発生していた。
しかも、2インチの短銃でだ。
どのような方の要求かは、何となく想像はできるだろうが、海外射撃に関しては、職場でも賛否があることを理解して、申込時以外は詳しい職場は聞かないようにしている。
当時、2インチのリボルバーはフィリピンではほとんどなく、やっと見つけたのが昨年だった。
最近では、銃器店でも見かけるようになった。
早速、手配をして、その後、それを使ったコース参加者もあった。
Philshootingとしては、射撃技術の向上を目指しているので、正義の射撃のためなら大歓迎だし、一般の方にもスポーツ射撃を中心に推進している。
特に警察や自衛隊の方には、積極的に参加していただいて、射撃技術を向上していただきたいと、心の底から思っているのだが、なかななか理解が得られないようだ。
ちなみに、いままで現役の自衛官が参加された例はない。なぜならば、海外旅行は、各幕僚長の許可が必要で、黙って参加して、もし何かあれば、辞めることにもなるからだ。
自衛隊に入る前、辞めたあとの方や、予備自衛官の参加例は、割と多い。
警察の場合は、自衛隊ほど許可は厳しくないようだが、良し悪しは別にして、銃に関係する事件に関係したくないという切実な願いもあるようだ。やや寂しいが、よって射撃技術も必要ないことになる。
いずれにしても、射撃というのをもっと盛んにして、日本での射撃大会を増やし、その練習にPhilshootingに来てくれるということになれば、うれしい。
本来の目標の射撃技術の向上にもなるし、こっちとしてはビジネスにもなる。
短インチのリボルバーの射撃は難しい。25mでも良く狙い、慎重に撃てば、狙って当たらないことはないのだが、早射や連射は上級者でも難しいだろう。
そういう意味でも射撃練習が必要なのだが、将来的に、銃の選定にも意見を出せるかもしれない。
もちろんリボルバーにもいいところはあるのだが、良し悪しを知ることも必要だ。



2016年12月25日
今年最後の射撃コース
今年最後の射撃コースを行った。
ゲストは、今回が3回目となる顔なじみの方で、ご家族でフィリピン旅行を楽しむついでに本人は射撃を楽しんでおられた。
小さなお子様連れだったが、ペニンシュラに泊まり、ホテルから徒歩でグロリエッタ、グリーンベルト周辺を探索され、お子様も大満足だったらしい。



Philshootingを始めてから5年になるが、この間、たくさんの方に参加していただいた。
一度来られた方で、リピートされる方は結構いらっしゃるが、新規でいらっしゃる方は、まだまだ少なく、今年は激減した。
激減の理由は、ドテルテ大統領の 超法規措置や人権無視の殺りくが行われているという、ヘッドラインだけがニュースで流れ、フィリピン渡航が怖いと思われていたからだ。
それに増して、ドテルテ大統領が、アメリカと決別すると言い出した時は、さすがにPhilshootingも撤退しようかと思ったことがある。
しかし、ドテルテ大統領が、日本を訪問して、彼が日本を心から尊敬し、彼の本意がある程度、日本人に分かったとき、潮目が変わった。
日本政府は支援を約束し、現ナマも渡した。日本からの投資も個人レベルも含めて、激減するどころか、増えることとなった。
アメリカについていえば、ドテルテ大統領は、オバマが嫌いなだけであって、いくら非難したところでアメリカとは切っても切れない関係になることは国民が良く知っている。
結果、4半期のGDP比は増し、かつてないほど経済は回っていることになっている。
ドテルテ大統領は、中国を含めて、うまく諸外国を手玉にとっている。
フィリピンの安全性についていえば、前から特別なことをしたり、特別な場所に行かなければ、特に危険を感じるものではなかったが、ドテルテ大統領になってからは、より安全になったとみんなが口をそろえて言う。
もし、フィリピンが危険な国であるという認識を持っている方がおられたら、全く違う。
来てみれば、すぐわかることだ。
ということで、今は少なくなっている観光客や、Philshootingのゲストもだんだんと誤解が解けて、参加する人が増えると期待している。
射撃に関していえば、Philshooting開始の趣旨でもある ”正しい銃器の取り扱い方”、”正しい射撃の仕方” を学びたいという人は必ずいらっしゃると思う。
大変失礼な書き方だが、みよう見まねの自己流や簡単な指導で射撃をしてきた人は、中には上手な人もいらっしゃるが、大半は、そうではない。
長年、ベテランコーチや最近ではチャンピオンの指導を見てきたおかげで、個人的にはその人がうまいかどうかはすぐわかるようになった。特にハンドガンだ。射撃と言うのは、実に奥が深いということもわかると思う。
本格的に射撃をしたいという方には、やはり、Philshootingは、最短で最適だと思う。
最近では、観光ついでに射撃体験したいという方向けに、観光射撃の FunPhilshootingというのも始めてみたので、体験だけならそちらもいいと思う。
こちらを参考にしてほしい。
本格的射撃コース http://philshooting.com/
観光射撃コース http://philshooting.com/form1001040.html
*お尋ね
小関@think-japna.com 様
申し込みのメールをいただきましたが、philshooting や他のメールアドレスから返信しても、返信できませんでした。
別なアドレスを使用していただくか、電話などで問い合わせをお願いいたします。
2016年09月02日
和歌山の拳銃殺傷事件
先日、2丁拳銃で殺傷事件があった。
どんな種類の銃を使ったんだろうと興味本位で思っていたが、ネットで探すといろいろと出てくる。
中国製のトカレフやガバメントという意見が大半だったと思う。
中国製のトカレフ(54-1式拳銃)は80年代に大量密輸入されたとされており、メッキされたものは、暴力団関係者では”銀ダラ”と呼ばれているらしいので銀色のはそれかもしれない。
弾は、オリジナルのトカレフであれば 7.62x25mm だが、後の213式拳銃であれば、ペレグラム9mm弾になる。
ガバメント1911タイプはいろいろな会社で製造しており、世界中で普及している。45口径が主流だが、9mmも40口径もある。


この事件で3つほど思ったことがある。
一つ目は、昨日も書いたが、暴発の可能性も含む犯人の射撃に関する器量だ。
凶悪犯人に安全もないのだが、映像で見る限りは、トリガーフィンガーアウトをしていたり、トリガに指がかかったりしている。
銃口は無造作にいろいろなところに向けているのが気になった。
当然だと思うが、撃ったことはあるくらいの程度の器量だと思った。
2つ目は、犯人が薬物を使用していた可能性があるということだ。
フィリピンでは、ドラッグ戦争と呼ばれる ドテルテ大統領の指揮による ドラッグの大撲滅作戦が行われている。
この犯人が、ドラッグ常習者だとすると、まさにこのような事件がたびたびフィリピンで起こっている(いた)。
フィリピンでは銃は入手しやすく、ドラッグ常習者が持てば、まさにキチガイに刃物状態になり、多くの人が殺されるなど被害にあった。
ドラッグを販売している人はさらに悪く、その上に君臨する 大物は諸悪の根源だ。
日本や諸外国のメディでは、ドテルテを極悪非道の人権無視の独裁者みたいなことで報道されていると思うが、フィリピンでは受け止め方は、全く違う。
ドテルテ支持が90%近くになっている。
人権擁護を訴えているのは、政治家を含む悪党の上の方で、この人達は、追い詰められて、外国や国連に助けを求めたやなりやばい人たちだ。
詳しくは別途にするが、今のフィリピンでは、悪党の人権が優先されるのではなく、優先されるのは国民の方だということだ。残念ながら悪党の数が多すぎて、今は、悪党の人権を保護するような段階ではない。
3つ目は、入手先だ。ドラッグ関連の暴力団からだと言われているが、そうなると一般の人もそうゆう経路で入手できるということになる。
世界で唯一刀狩が行われ、守られている国なのでこの辺りはつめる必要がある。
Philshootingでは、銃の知識から実習まで基礎から応用までを教えている。
銃のない国、日本ではそのような知識や技術は必要ないと思う方もいらっしゃると思うし、それはそれでいいと思う。
反対に、例えば、
拳銃あるいはライフルあるいは散弾銃は、どのくらいまでまっすぐ飛び、どのくらいの威力があるかを知っていますか?
実銃の発射音を聞いたことがありますか?
どのような弾の種類があり、どこの位の威力があるかを知っていますか?
どの程度スキルがあれば、どんなケースで当たるようになるか知っていますか?
などなど
危機管理上、知っておきたい。体験しておきたい。訓練しておきたい。などの方はいらっしゃると思う。
特に外国にたびたび観光に行く人、出張、赴任する人は、昨今の世界情勢を見て、そう思う方も多いと思う。
もちろん、銃を扱う職業の方で、もっと射撃技術を向上させたいと思っている方も多いと思う。
(ただし、暴力団関係者や精神異常者の参加はできません。)
そのような方のためにPhilshootingはコースを提供している。
Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。
また、観光もセットになったコスプレOK、ライフルのオート射撃OKを手ごろな観光射撃コースを設けました。
興味のある方はこちらから始めてみてはどうでしょうか。



2016年05月22日
ハンドガン射撃の要素が詰まったビデオ
こんにちは、Philshootingです。
Philshootingでは、3月から世界チャンピオンの Jag Lejanaoさんに参加してもらいコース運営をしています。
宣伝を積極的にしたいのですが、係りの自分がなかなかヘタクソでできていません。
そんな時、Jagさんが自らPhilshootingの宣伝ビデオを作成してくれました。
実は、あまり期待していなかったのですが、完成版を見ると、しかも何度も見ると大変よくできたビデオです。
よく見てください。普通の速度とかなり遅い速度が入り混じっています。
何がすごいのか!?
射撃を本格的にされていない方は、何がすごいのかよくわからないと思いますが、特に
・銃口を見てください。連射をしてもほとんどリコイルしていません。(ここが外見上一番のポイント)
・マガジンチェンジ 理想を絵にかいたような早業です。
その他
・サイト
・グリップ
・姿勢
何をとっても参考になります。
全部はこの稿では説明しませんが、スポーツ射撃の場合、連射があるのですが、これを早くするために正しい姿勢、グリップ、トリガコントロールがあると
いっても過言ではありません。
銃を改造して、ある程度リコイルを抑えることはできますが、Jagさんくらいになると普通の銃でもほとんどリコイルがありません。これは失礼ながら実験させていただきました。
また、射撃のうまさはある程度これで図ることができます。
海外によく射撃に行かれる方、この連射をやってみてください。きちんと習っていないと早くは撃てないし、当たらないと思います。いかがでしょうか?
実弾射撃コース

マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

Philshootingでは、3月から世界チャンピオンの Jag Lejanaoさんに参加してもらいコース運営をしています。
宣伝を積極的にしたいのですが、係りの自分がなかなかヘタクソでできていません。
そんな時、Jagさんが自らPhilshootingの宣伝ビデオを作成してくれました。
実は、あまり期待していなかったのですが、完成版を見ると、しかも何度も見ると大変よくできたビデオです。
よく見てください。普通の速度とかなり遅い速度が入り混じっています。
何がすごいのか!?
射撃を本格的にされていない方は、何がすごいのかよくわからないと思いますが、特に
・銃口を見てください。連射をしてもほとんどリコイルしていません。(ここが外見上一番のポイント)
・マガジンチェンジ 理想を絵にかいたような早業です。
その他
・サイト
・グリップ
・姿勢
何をとっても参考になります。
全部はこの稿では説明しませんが、スポーツ射撃の場合、連射があるのですが、これを早くするために正しい姿勢、グリップ、トリガコントロールがあると
いっても過言ではありません。
銃を改造して、ある程度リコイルを抑えることはできますが、Jagさんくらいになると普通の銃でもほとんどリコイルがありません。これは失礼ながら実験させていただきました。
また、射撃のうまさはある程度これで図ることができます。
海外によく射撃に行かれる方、この連射をやってみてください。きちんと習っていないと早くは撃てないし、当たらないと思います。いかがでしょうか?


2016年05月14日
6月までは確実に世界チャンピオンのJag Lejano氏の直接指導が受けられます
こんにちは、Philshootingです。
2月から Jag氏を特別コーチとしてお迎えしております。
Jag氏を迎えて3ケ月経ちましたが、直接指導を受けた方からは大好評です。
もちろん従来のコーチもPhilshootingを始めて5年近くたちましたが、最近は自信を持って一流だと言えるレベルです。
とにかく全ての未経験者が、2日間で少なくとも当たるようになり、さらに動きを入れても当てることができるようになるのですから。
経験者の方もさらに上達します。
なんでもそうだと思いますが、一流から学ぶことが最速最短正確です。
それに加えて、世界チャンピオンから直接指導を受け、デモをそばで見ることができるのですからこれ以上のコースはないと思います。
6月までだとJag氏の直接指導がほぼ100%の確率で受けることができますので、どしどし申し込みをお願いいたします。
1日コースでもグループであれば、相談に応じますのでメールをくだされば対応します。


実弾射撃コース

マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

2月から Jag氏を特別コーチとしてお迎えしております。
Jag氏を迎えて3ケ月経ちましたが、直接指導を受けた方からは大好評です。
もちろん従来のコーチもPhilshootingを始めて5年近くたちましたが、最近は自信を持って一流だと言えるレベルです。
とにかく全ての未経験者が、2日間で少なくとも当たるようになり、さらに動きを入れても当てることができるようになるのですから。
経験者の方もさらに上達します。
なんでもそうだと思いますが、一流から学ぶことが最速最短正確です。
それに加えて、世界チャンピオンから直接指導を受け、デモをそばで見ることができるのですからこれ以上のコースはないと思います。
6月までだとJag氏の直接指導がほぼ100%の確率で受けることができますので、どしどし申し込みをお願いいたします。
1日コースでもグループであれば、相談に応じますのでメールをくだされば対応します。


2015年12月27日
撃つ瞬間に銃が止まっているということ
こんにちはPhilshootingです。
今日は、前回の続きになります。今日はゲストがあり、やっと一息つける時間となりましたが、前回約束したことなので、記事を書いてから休むことにしました。
前回は、どんな銃でも撃つ瞬間に銃がとまっていれば、ぜんぜん力などいらず、的に当てることができると書きました。
本日も機会があったので、ハンドガンで、右手、左手と力をいれず、実証をしたところ、10m先の真ん中に当たっていたので、参加者は驚いていました。
この銃が止まっていればという条件なのですが、大きくは2つあります。
ひとつは、銃を握って狙って(サイトを見て)、的に対してずっとその状態を保てるということです。おそらくよっぽど非力な人でない限りは、的を狙って止めるということは、容易にできるとおもいます。片手でできなければ両手で持てば、ほぼ全員できるのではないでしょうか?

もうひとつは、引き金を引いた瞬間に銃が止まっているということです。これは素人には結構難しいことだとおもいます。静止射撃で当たらない原因のほとんどはこれといっても過言ではありません。
引き金をまっすぐ引くことができればいいのですが、どうしても瞬間に銃口が下に向いていたり、左右に向いていたりします。よって当たりません。
引き金の引き方の練習には、空撃ちが大事になります。銃口にすぐ落ちるようなものをおいて引き金を引き、落ちなければ、素直に引き金が引けたということになります。
自衛隊や警察ではこの空撃ちをたくさんやります。よって、実弾での射撃経験がなくてもそこそこ皆さん当てることができます。
最初から実弾ばかりやっていても本質を理解していなければ、撃てども上達はしないとおもいます。
次回は、前回と今回述べたことと矛盾すると思う方もいらっしゃると思いますが、なぜ握りが大切なのかを記事にしてみたいと思います。
Philshootingでは、スポーツシューティングを中心に射撃の基礎から応用までしていますが、このような理論的なこともしっかりと裏付けながら実施しています。
ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース

マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

今日は、前回の続きになります。今日はゲストがあり、やっと一息つける時間となりましたが、前回約束したことなので、記事を書いてから休むことにしました。
前回は、どんな銃でも撃つ瞬間に銃がとまっていれば、ぜんぜん力などいらず、的に当てることができると書きました。
本日も機会があったので、ハンドガンで、右手、左手と力をいれず、実証をしたところ、10m先の真ん中に当たっていたので、参加者は驚いていました。
この銃が止まっていればという条件なのですが、大きくは2つあります。
ひとつは、銃を握って狙って(サイトを見て)、的に対してずっとその状態を保てるということです。おそらくよっぽど非力な人でない限りは、的を狙って止めるということは、容易にできるとおもいます。片手でできなければ両手で持てば、ほぼ全員できるのではないでしょうか?

もうひとつは、引き金を引いた瞬間に銃が止まっているということです。これは素人には結構難しいことだとおもいます。静止射撃で当たらない原因のほとんどはこれといっても過言ではありません。
引き金をまっすぐ引くことができればいいのですが、どうしても瞬間に銃口が下に向いていたり、左右に向いていたりします。よって当たりません。
引き金の引き方の練習には、空撃ちが大事になります。銃口にすぐ落ちるようなものをおいて引き金を引き、落ちなければ、素直に引き金が引けたということになります。
自衛隊や警察ではこの空撃ちをたくさんやります。よって、実弾での射撃経験がなくてもそこそこ皆さん当てることができます。
最初から実弾ばかりやっていても本質を理解していなければ、撃てども上達はしないとおもいます。
次回は、前回と今回述べたことと矛盾すると思う方もいらっしゃると思いますが、なぜ握りが大切なのかを記事にしてみたいと思います。
Philshootingでは、スポーツシューティングを中心に射撃の基礎から応用までしていますが、このような理論的なこともしっかりと裏付けながら実施しています。
ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。


タグ :海外実弾射撃コース
2015年12月26日
ハンドガンで正確に当てることと反動(リコイル)
こんにちはPhilshootingです。
前回、記事を書いてから1月がたってしまいました。継続性が大事なのですが、言い訳ですが、忙しくて記事を書く時間がなかったというのが本当のところです。
さて、今日は、ハンドガンの話題に関して書きます。
ハンドガンには、いろいろな種類があります。一般的に口径で判断して、小口径のものは衝撃が小さく、大口径のものは大きいので、大口径は力が必要で当たりにくいとか言われているとおもいます。
ここでいう衝撃とは撃ったときの反動(リコイル)のことをいっているのだとおもいます。
つまり、大口径ほどこの衝撃が大きいので、パワーも必要で当たりにくいというわけです。

こちらは、安全上、問題がある写真ですが、こんなイメージということで、、、

でも、これはほぼ間違っています。
自分は、Philshootingで4年以上もいろいろと興味があって、理論と実験をやっていますが、それ以前にもましてわかったことのひとつに、当てるためだけならパワーは必要ないということです。
少なくとも拳銃を持って、撃つ瞬間に、拳銃を静止できるパワーがあれば、当てるだけであれば、それだけで十分です。
よって、自分は、例えば45口径で、左手でも右手でも片手で、的が20m離れていても20cm直径の的に当てることができます。力はぜんぜんいりません。
ただし、力を入れていない分だけ、発射された後の反動(リコイル)はものすごいです。顔とか近づけていたら当たってしまうこともあります。危険です。
まったく力を入れていなかったら銃が落下してしまうかも知れません。
自分はそこまで力を緩めてはいませんが、とにかく力は要らないんです。
それでも的に当たっているんです。
不思議だと思われる方が多いので現地で実際に実演すると結構皆さん驚きます。
どういうことかというと、撃つ瞬間、銃が止まっていて、銃口がまっすぐ的に向かっている状態で弾が発射されるとそのまま弾が銃の外に出て的に直進するからです。
問題の反動は弾が出た後に生じる現象となります。
イメージ的には、こんな感じでしょうか。

そこで、射撃をしたことのある人、未経験な人、いろいろな疑問が沸いてくると思います。
拳銃の握り方、姿勢との関係
がく引きとよく言われるが
50口径はそんなことはないはずだが
リボルバーではどうなるんだ
などなどです。
この続きは近日中に必ず書くとして、Philshootingでは、スポーツシューティングを中心に射撃の基礎から応用までしていますが、このような理論的なこともしっかりと裏付けながら実施しています。
ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース

マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

前回、記事を書いてから1月がたってしまいました。継続性が大事なのですが、言い訳ですが、忙しくて記事を書く時間がなかったというのが本当のところです。
さて、今日は、ハンドガンの話題に関して書きます。
ハンドガンには、いろいろな種類があります。一般的に口径で判断して、小口径のものは衝撃が小さく、大口径のものは大きいので、大口径は力が必要で当たりにくいとか言われているとおもいます。
ここでいう衝撃とは撃ったときの反動(リコイル)のことをいっているのだとおもいます。
つまり、大口径ほどこの衝撃が大きいので、パワーも必要で当たりにくいというわけです。

こちらは、安全上、問題がある写真ですが、こんなイメージということで、、、

でも、これはほぼ間違っています。
自分は、Philshootingで4年以上もいろいろと興味があって、理論と実験をやっていますが、それ以前にもましてわかったことのひとつに、当てるためだけならパワーは必要ないということです。
少なくとも拳銃を持って、撃つ瞬間に、拳銃を静止できるパワーがあれば、当てるだけであれば、それだけで十分です。
よって、自分は、例えば45口径で、左手でも右手でも片手で、的が20m離れていても20cm直径の的に当てることができます。力はぜんぜんいりません。
ただし、力を入れていない分だけ、発射された後の反動(リコイル)はものすごいです。顔とか近づけていたら当たってしまうこともあります。危険です。
まったく力を入れていなかったら銃が落下してしまうかも知れません。
自分はそこまで力を緩めてはいませんが、とにかく力は要らないんです。
それでも的に当たっているんです。
不思議だと思われる方が多いので現地で実際に実演すると結構皆さん驚きます。
どういうことかというと、撃つ瞬間、銃が止まっていて、銃口がまっすぐ的に向かっている状態で弾が発射されるとそのまま弾が銃の外に出て的に直進するからです。
問題の反動は弾が出た後に生じる現象となります。
イメージ的には、こんな感じでしょうか。

そこで、射撃をしたことのある人、未経験な人、いろいろな疑問が沸いてくると思います。
拳銃の握り方、姿勢との関係
がく引きとよく言われるが
50口径はそんなことはないはずだが
リボルバーではどうなるんだ
などなどです。
この続きは近日中に必ず書くとして、Philshootingでは、スポーツシューティングを中心に射撃の基礎から応用までしていますが、このような理論的なこともしっかりと裏付けながら実施しています。
ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。


タグ :海外実弾射撃コース
2015年03月26日
ハンドガンの正確精密射撃で高得点
こんにちはPhilshootingです。
最近は大きな話ばかり記事にしていたので今日はハンドガンの話にしたいとおもいます。
さて、Philshootingでは、前回の射撃コースからコース参加者に記録に挑戦していただいています。
なんでもそうなんですが、スポーツ射撃でも何かの目標がないと達成感がないというか、面白くないとおもいます。
Philshootingのコース参加者は、ほとんどの方がお一人の参加者で、その人がうまいのかどうか、コーチやわれわれスタッフにはおよそのことはわかりますが、コース参加者は自分ではわからないとおもいます。
あるいは自分の成果を公表する場もないとおもいます。
Philshootingのハンドガンアドバンスコースでは、射撃場で行う射撃大会やIPSC系だとLevel1の大会に出る腕前までになることを目標としています。今まで参加された方は全員、コーチやデモをしていただいた上位のシューターの方々にお墨付きをいただきましたが、実際に試合に出てみたいという方は残念ながらいらっしゃいません。
しかし、観光地に知り合いと行って、腕前を見せたいという方は多くいらして、実際にこの前xxxに友人と行って、うまいと言われました。という話も伺いました。
そこでいろいろと考えて、ネット上で試合形式にして成果を公表できれば、面白いかなと思い、普遍的な射撃コースを設けて成果を記録することにしました。
ライフルコースでは、昨年、200ヤードの長射程コースができて、早速、競技方式を取り入れています。Scope付き依託射撃で12月に射撃されたSTAROさんのすばらしい記録はまだ破られていません。
今回は、射撃が初めてだという方だったんですが、記録登録第一号ということでやっていただきました。
ハンドガンでは3つの記録コースがあるのですが、その中のひとつ、ASPという競技で使っている的(直径5cmの的が5つ)を使って5mの距離から撃ち、得点を競うというものです。ハンドガンの精密射撃になります。
1日目にやっていただいたときは、18点(50点満点)だったのですが、2日目の終わりにやっていただいたときは、なんと48点という高得点が出ました。正直驚きました。
5発続けて、5つの的に撃つので、まぐれとかいうのはなかなかないとおもいます。自分も含めていままで何人か何度かやったのですが、なかなか難しいです。

おそらく、この記録はなかなか破られないとおもいますが、しばらく様子を見て、派生として10mとかの部も必要があれば作りたいとおもいます。
ほかにも2記録コースがあり、正確性を加味してスピードを競うものとなっています。
実弾射撃コース

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最近は大きな話ばかり記事にしていたので今日はハンドガンの話にしたいとおもいます。
さて、Philshootingでは、前回の射撃コースからコース参加者に記録に挑戦していただいています。
なんでもそうなんですが、スポーツ射撃でも何かの目標がないと達成感がないというか、面白くないとおもいます。
Philshootingのコース参加者は、ほとんどの方がお一人の参加者で、その人がうまいのかどうか、コーチやわれわれスタッフにはおよそのことはわかりますが、コース参加者は自分ではわからないとおもいます。
あるいは自分の成果を公表する場もないとおもいます。
Philshootingのハンドガンアドバンスコースでは、射撃場で行う射撃大会やIPSC系だとLevel1の大会に出る腕前までになることを目標としています。今まで参加された方は全員、コーチやデモをしていただいた上位のシューターの方々にお墨付きをいただきましたが、実際に試合に出てみたいという方は残念ながらいらっしゃいません。
しかし、観光地に知り合いと行って、腕前を見せたいという方は多くいらして、実際にこの前xxxに友人と行って、うまいと言われました。という話も伺いました。
そこでいろいろと考えて、ネット上で試合形式にして成果を公表できれば、面白いかなと思い、普遍的な射撃コースを設けて成果を記録することにしました。
ライフルコースでは、昨年、200ヤードの長射程コースができて、早速、競技方式を取り入れています。Scope付き依託射撃で12月に射撃されたSTAROさんのすばらしい記録はまだ破られていません。
今回は、射撃が初めてだという方だったんですが、記録登録第一号ということでやっていただきました。
ハンドガンでは3つの記録コースがあるのですが、その中のひとつ、ASPという競技で使っている的(直径5cmの的が5つ)を使って5mの距離から撃ち、得点を競うというものです。ハンドガンの精密射撃になります。
1日目にやっていただいたときは、18点(50点満点)だったのですが、2日目の終わりにやっていただいたときは、なんと48点という高得点が出ました。正直驚きました。
5発続けて、5つの的に撃つので、まぐれとかいうのはなかなかないとおもいます。自分も含めていままで何人か何度かやったのですが、なかなか難しいです。

おそらく、この記録はなかなか破られないとおもいますが、しばらく様子を見て、派生として10mとかの部も必要があれば作りたいとおもいます。
ほかにも2記録コースがあり、正確性を加味してスピードを競うものとなっています。


2015年02月23日
9mm弾の50/80m射撃
こんにちはPhilshootingです。
先日、45口径で50mと80mの射撃を行い、80mでは50cm近く落ちることが実験でわかりました。
今回は、ハンドガンコースに参加された方がハンドガンでのロングレンジをしたいという要望があったので、20mでも20cm以内に集弾することを確認して、50m、80mで射撃してもらうことにしました。
前回は45口径でしたので今回は9mmで行うことにしました。
9mmは、諸元上 初速1150ft/s、50ヤード先でも1050ft/s となっています。45口径が、初速880ft/s、50ヤード先で800ft/sなのに比べて速いし、弾丸も軽いのでひょっとして80m先でも落ちないのかなと思っていました。
50mではこんな感じの距離感です。

結果はこうです。最初に15mで確認をして、その結果とあまり変わらず、落ちていません。

コースに参加され方は、50mでもそこそこ当たることに驚いておられました。実際の射撃シーンでは、かなりの精神的要素が加味されるのでしょうが、拳銃も侮れないということです。
次に80mはこんな距離感です。

結果はこうでした。弾の数が不足していたので、コース参加者のみの射撃となりました。
20~30cmは、落ちるというのがそのときに出した結論ですが、よく写真で見ると10cm程度かも知れません。

次回、機会があれば要確認です。
Philshootingでは、丁寧に射撃の基礎から論理立てて射撃技術を教えていますが、このように射撃の面白さも混ぜています。ぜひと思う方は短距離で確実に当てることの結果を出して、長距離での射撃に挑戦してみてください。
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先日、45口径で50mと80mの射撃を行い、80mでは50cm近く落ちることが実験でわかりました。
今回は、ハンドガンコースに参加された方がハンドガンでのロングレンジをしたいという要望があったので、20mでも20cm以内に集弾することを確認して、50m、80mで射撃してもらうことにしました。
前回は45口径でしたので今回は9mmで行うことにしました。
9mmは、諸元上 初速1150ft/s、50ヤード先でも1050ft/s となっています。45口径が、初速880ft/s、50ヤード先で800ft/sなのに比べて速いし、弾丸も軽いのでひょっとして80m先でも落ちないのかなと思っていました。
50mではこんな感じの距離感です。

結果はこうです。最初に15mで確認をして、その結果とあまり変わらず、落ちていません。

コースに参加され方は、50mでもそこそこ当たることに驚いておられました。実際の射撃シーンでは、かなりの精神的要素が加味されるのでしょうが、拳銃も侮れないということです。
次に80mはこんな距離感です。

結果はこうでした。弾の数が不足していたので、コース参加者のみの射撃となりました。
20~30cmは、落ちるというのがそのときに出した結論ですが、よく写真で見ると10cm程度かも知れません。

次回、機会があれば要確認です。
Philshootingでは、丁寧に射撃の基礎から論理立てて射撃技術を教えていますが、このように射撃の面白さも混ぜています。ぜひと思う方は短距離で確実に当てることの結果を出して、長距離での射撃に挑戦してみてください。


2015年01月30日
ハンドガンの射撃姿勢 - 照準
こんにちは Philshootingです。
照準に関しては、いつもこの絵を出しています。

上下はフロントサイトをリアサイトの上にあわすのと、左右は真ん中にあわせ、目標の真ん中を狙うということぐらいです。
目標に当てるにはのところで、当てるには、銃が目標にきちんと向いていることと銃が発射時に動かないことをあげましたが、照準はまさに目標を向いているというところにあたります。
この絵を見て、いろいろと考える人はいないとおもいますが、問題は目にあります。
目標、フロントサイト、リアサイト、目が一直線上になったとき、照準が正確にできていることになります。
一方、コーチの他、誰もが ”両目を開けろ”といいます。目は2つあります。両目で見た場合、理論的には一直線上にならないではないですか?
おかしな話です。でも、人間には、利き手があるのと同じで、利き目というのがあって両目でも軽重はありますが、どちらかの目で見ています。それがどちらかを把握して、利き目で見るようにすれば、両目を開けても照準ができます。
片目を閉じて撃ってもいいとは思いますが、片目だと周囲の視界が悪くなるのと疲れ方が全然違うので実戦的には両目を開けるのがコーチの言うとおり、正解だと思います。
右利きの人は、ほとんど右が利き目で、両目を開けても右目で見ているので違和感なく照準ができます。しいて言えば、利き目にも軽重があるので、左目を閉じて撃った場合と、両目で撃った場合が同じになるように照準の練習をすればいいと思います。
自分の場合は、右利きですが左目が利き目で、左目を閉じて、右目だけで、長い期間撃っていました。右利きなので右目で狙うのが常識だと思い込んでいたからです。
両目を開けろといわれても狙えないので当たるわけがありません。メガネにテープを張ったりして、両目で撃てる練習をしろとも言われたこともありますが、極度の左目利きなので無理でした。
Philshootingでは、利き目で撃つようにコーチは、教えています。極度にこだわっているわけではないようですが、楽な体制で撃つことを主眼にしているからです。
なので、自分の場合は、今は、両目を開けていますが、左目で狙って撃っています。
ただ、その日の目の調子によって多少狙いが違ってくることが最近わかりました。練習によって克服はできるのだと思います。モデルガンでも照準までの練習をしっかりしておけば実銃でもそのまま使えると思います。
銃が震えていてもあたりませんが、照準も多少でも違っていればグルーピングはするかもしれませんが、本当の照準になっていないと思います。
Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から理論とともに射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース

車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

照準に関しては、いつもこの絵を出しています。

上下はフロントサイトをリアサイトの上にあわすのと、左右は真ん中にあわせ、目標の真ん中を狙うということぐらいです。
目標に当てるにはのところで、当てるには、銃が目標にきちんと向いていることと銃が発射時に動かないことをあげましたが、照準はまさに目標を向いているというところにあたります。
この絵を見て、いろいろと考える人はいないとおもいますが、問題は目にあります。
目標、フロントサイト、リアサイト、目が一直線上になったとき、照準が正確にできていることになります。
一方、コーチの他、誰もが ”両目を開けろ”といいます。目は2つあります。両目で見た場合、理論的には一直線上にならないではないですか?
おかしな話です。でも、人間には、利き手があるのと同じで、利き目というのがあって両目でも軽重はありますが、どちらかの目で見ています。それがどちらかを把握して、利き目で見るようにすれば、両目を開けても照準ができます。
片目を閉じて撃ってもいいとは思いますが、片目だと周囲の視界が悪くなるのと疲れ方が全然違うので実戦的には両目を開けるのがコーチの言うとおり、正解だと思います。
右利きの人は、ほとんど右が利き目で、両目を開けても右目で見ているので違和感なく照準ができます。しいて言えば、利き目にも軽重があるので、左目を閉じて撃った場合と、両目で撃った場合が同じになるように照準の練習をすればいいと思います。
自分の場合は、右利きですが左目が利き目で、左目を閉じて、右目だけで、長い期間撃っていました。右利きなので右目で狙うのが常識だと思い込んでいたからです。
両目を開けろといわれても狙えないので当たるわけがありません。メガネにテープを張ったりして、両目で撃てる練習をしろとも言われたこともありますが、極度の左目利きなので無理でした。
Philshootingでは、利き目で撃つようにコーチは、教えています。極度にこだわっているわけではないようですが、楽な体制で撃つことを主眼にしているからです。
なので、自分の場合は、今は、両目を開けていますが、左目で狙って撃っています。
ただ、その日の目の調子によって多少狙いが違ってくることが最近わかりました。練習によって克服はできるのだと思います。モデルガンでも照準までの練習をしっかりしておけば実銃でもそのまま使えると思います。
銃が震えていてもあたりませんが、照準も多少でも違っていればグルーピングはするかもしれませんが、本当の照準になっていないと思います。
Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から理論とともに射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。


2015年01月28日
ハンドガンの射撃姿勢 - グリップ
こんにちは Philshootingです。
紙面での説明はなかなか難しいのですが、今日は日ごろコーチが教えているグリップに関して書いてみます。
まず、銃ですが、あまり力を入れないで発射すると、普通の銃は、以下のような感じで反動(リコイル)します。
この写真は横からですが、縦方向から見ると線条が切ってある方向に少し回って上にあがります。


すばやく2発目を発射するような場合は、銃はリコイルが少ないほうがいいわけです。それを制するのは主にグリップになります。
US でホームディフェンスなども教えていたというコーチに聞くと、詳細には書けませんが、実戦では、すばやく複数弾を撃つ必要があるのだそうです。
スポーツシューティングで2発撃ち込むのもそのようなことからだと思いますし、しかもスポーツシューティングでは時間も競いますから早く撃つ必要があります。
2発目以降を早く撃つためには、グリップが大事になります。
グリップはどのようにするのか?
コーチの教えていることそのものですが、理屈をつけて説明しますと、
先ほども書きましたが、銃は力をいれずに発射すると、普通の銃は跳ね上がります。反動を0にすることはできませんが、なるべく上ではなく後方だけにいくような形になれば理想の撃ち方になります。
跳ね上がるのをなるべく少なくするには、右利きの場合、撃った瞬間、右手のグリップは銃の握りの部分が下方に動くので、それを防ぐように上方向に握ります。この際、親指を立てるようにしろとコーチはよく言います。
銃口は回りながらあがってしまうので、左手のグリップで押さえ込みます。
力の配分は、左手が70%、右手が30%とよく言います。
右手の人差し指は、引き金を引くので、力が入っていてはいけません。


なかなか紙面では、説明しにくいのですが、理想は銃口が上下ではなく、前後に動くようになれば早く撃てる様になるとおもいます。
このあたりは、実際にコーチに指導を受けて実践をしないとなかなか分からないところだと思いますが、普通の銃でこのような撃ち方ができるようになるとかなり射撃が上手いと思います。
この方は昨年末にコースに参加されましたが、リコイルも少なく、かなりグリップの使い方がうまい方でした。



コースの最後に試しにカストマイズされた合計で30万ペソ以上もするSTIのいい銃でも撃っていただきましたが、反動はほぼなし、Speedもそこそこでよくあたっていました。
基礎がしっかりできているので、スポーツシューティングでもSpeedとPowerの練習をしていけば競技会でもそこそこいけるのではないでしょうか。
Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から理論とともに射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース

車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

紙面での説明はなかなか難しいのですが、今日は日ごろコーチが教えているグリップに関して書いてみます。
まず、銃ですが、あまり力を入れないで発射すると、普通の銃は、以下のような感じで反動(リコイル)します。
この写真は横からですが、縦方向から見ると線条が切ってある方向に少し回って上にあがります。


すばやく2発目を発射するような場合は、銃はリコイルが少ないほうがいいわけです。それを制するのは主にグリップになります。
US でホームディフェンスなども教えていたというコーチに聞くと、詳細には書けませんが、実戦では、すばやく複数弾を撃つ必要があるのだそうです。
スポーツシューティングで2発撃ち込むのもそのようなことからだと思いますし、しかもスポーツシューティングでは時間も競いますから早く撃つ必要があります。
2発目以降を早く撃つためには、グリップが大事になります。
グリップはどのようにするのか?
コーチの教えていることそのものですが、理屈をつけて説明しますと、
先ほども書きましたが、銃は力をいれずに発射すると、普通の銃は跳ね上がります。反動を0にすることはできませんが、なるべく上ではなく後方だけにいくような形になれば理想の撃ち方になります。
跳ね上がるのをなるべく少なくするには、右利きの場合、撃った瞬間、右手のグリップは銃の握りの部分が下方に動くので、それを防ぐように上方向に握ります。この際、親指を立てるようにしろとコーチはよく言います。
銃口は回りながらあがってしまうので、左手のグリップで押さえ込みます。
力の配分は、左手が70%、右手が30%とよく言います。
右手の人差し指は、引き金を引くので、力が入っていてはいけません。


なかなか紙面では、説明しにくいのですが、理想は銃口が上下ではなく、前後に動くようになれば早く撃てる様になるとおもいます。
このあたりは、実際にコーチに指導を受けて実践をしないとなかなか分からないところだと思いますが、普通の銃でこのような撃ち方ができるようになるとかなり射撃が上手いと思います。
この方は昨年末にコースに参加されましたが、リコイルも少なく、かなりグリップの使い方がうまい方でした。



コースの最後に試しにカストマイズされた合計で30万ペソ以上もするSTIのいい銃でも撃っていただきましたが、反動はほぼなし、Speedもそこそこでよくあたっていました。
基礎がしっかりできているので、スポーツシューティングでもSpeedとPowerの練習をしていけば競技会でもそこそこいけるのではないでしょうか。
Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から理論とともに射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。


2015年01月27日
ハンドガンの射撃姿勢 - 目標に当てる方法
こんにちは Philshootingです。
ハンドガンの射撃姿勢で一番大切なのは、銃の握り方すなわちグリップとコーチは言います。
このあたりの説明はなかなか紙面ではしにくいのですが、今日はグリップの話の前にどうすれば当たるのかに関して書いてみたいとおもいます。
理窟で説明しますと、弾を発射する瞬間、銃口が目標に正確に微動もしないで向いていて弾が発射されれば、当たるはずです。
このときの要素は、銃が固定されている事、照準があっていることになります。銃が固定されていることの主な要素はグリップ、引金の引き方、呼吸になります。
正確に当てるだけであれば、グリップはぜんぜん強く握っていなくても大丈夫です。ひ弱な方でも銃さえ発射される瞬間に止まっていれば大丈夫です。
グリップが弱いと、発射したあとに銃は大きく反動(リコイル)しますが、反動の前にすでに弾は発射されているので、発射される瞬間さえ銃が目標に向かって止まっていれば当たります。



このあたりはなかなか信じてもらえないのですが、ぜんぜん力を入れていなくて銃を握って撃ったり、片手で力を入れないで撃ったりしても当たるのを見せると信じてもらえるようです。
何度も書きますが、当てるには、弾が出る瞬間に銃が止まっていることが条件になります。
少し噛み砕いて説明します。
まず、射撃をまったくしたことのない人が、実弾射撃をされる場合は、精神的に動揺していて、構えた手が震えるケースがあります。これだと、たまたまでしか当たりません。
グリップが大事と書きましたが、あまり練習していない時点でグリップばかり集中しているとグリップに力が入りすぎて、かえって銃が震えてします。
最後に多くの銃が止まっていない原因は、引き金の引き方にあります。引き金には、遊び(スラック)部分と絞り込む(スクイーズ)部分がありますが、まず、両方をいっぺんに引くと必ずがく引きになり、銃口は下がります。絞り込む部分だけでも一挙に引いてしまうとやはりがく引きになります。
スラック部分は一挙に引いて、絞り込む部分は発射を意識しない(いつ出たかわからない)引き方が最良です。

呼吸は、発射付近では、吸って少しはいた部分で止めるのがいいとされています。ただし、呼吸を長く止めてしまうと、息苦しくなり震えたり、がく引きの原因になります。
今までの記述では、グリップはあまり関係ないような気がしますが、少なくとも撃つ瞬間に銃が動かないようなグリップは必要になります。
時間制限のない、ただ正確に当てるだけの射撃であれば、上に書いた撃ち方で何度撃っても見事に命中すると思います。銃の種類もほとんど関係ありません。
グリップがなぜ重要なのかは、次回書いてみたいと思います。
Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から理論とともに射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース

車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

ハンドガンの射撃姿勢で一番大切なのは、銃の握り方すなわちグリップとコーチは言います。
このあたりの説明はなかなか紙面ではしにくいのですが、今日はグリップの話の前にどうすれば当たるのかに関して書いてみたいとおもいます。
理窟で説明しますと、弾を発射する瞬間、銃口が目標に正確に微動もしないで向いていて弾が発射されれば、当たるはずです。
このときの要素は、銃が固定されている事、照準があっていることになります。銃が固定されていることの主な要素はグリップ、引金の引き方、呼吸になります。
正確に当てるだけであれば、グリップはぜんぜん強く握っていなくても大丈夫です。ひ弱な方でも銃さえ発射される瞬間に止まっていれば大丈夫です。
グリップが弱いと、発射したあとに銃は大きく反動(リコイル)しますが、反動の前にすでに弾は発射されているので、発射される瞬間さえ銃が目標に向かって止まっていれば当たります。



このあたりはなかなか信じてもらえないのですが、ぜんぜん力を入れていなくて銃を握って撃ったり、片手で力を入れないで撃ったりしても当たるのを見せると信じてもらえるようです。
何度も書きますが、当てるには、弾が出る瞬間に銃が止まっていることが条件になります。
少し噛み砕いて説明します。
まず、射撃をまったくしたことのない人が、実弾射撃をされる場合は、精神的に動揺していて、構えた手が震えるケースがあります。これだと、たまたまでしか当たりません。
グリップが大事と書きましたが、あまり練習していない時点でグリップばかり集中しているとグリップに力が入りすぎて、かえって銃が震えてします。
最後に多くの銃が止まっていない原因は、引き金の引き方にあります。引き金には、遊び(スラック)部分と絞り込む(スクイーズ)部分がありますが、まず、両方をいっぺんに引くと必ずがく引きになり、銃口は下がります。絞り込む部分だけでも一挙に引いてしまうとやはりがく引きになります。
スラック部分は一挙に引いて、絞り込む部分は発射を意識しない(いつ出たかわからない)引き方が最良です。

呼吸は、発射付近では、吸って少しはいた部分で止めるのがいいとされています。ただし、呼吸を長く止めてしまうと、息苦しくなり震えたり、がく引きの原因になります。
今までの記述では、グリップはあまり関係ないような気がしますが、少なくとも撃つ瞬間に銃が動かないようなグリップは必要になります。
時間制限のない、ただ正確に当てるだけの射撃であれば、上に書いた撃ち方で何度撃っても見事に命中すると思います。銃の種類もほとんど関係ありません。
グリップがなぜ重要なのかは、次回書いてみたいと思います。
Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から理論とともに射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。


2015年01月26日
45口径ハンドガン80m射撃
こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。
先日は、45口径で50mの距離でほぼまっすぐ飛ぶと書きましたが、じゃどこまでだいたいまっすぐ飛ぶのだろうということが気になります。
今回、ライフルの精密射撃をしていて、コーチの一人に拳銃で50mはまっすぐ飛んだという話をしたらどうしても信じてもらえず、12時を狙うんだと言い張っていたので撃っていただくことにしました。ついでに80mでの射撃の実験もしてみたいという腹積もりもありました。
使用した銃は標準の45口径の銃で、弾は標準のFMJで条件としてはほぼ前回と同じです。
オレンジが50mで射撃をしてもらった結果です。コーチの彼は20mでもほぼスチールの的に当てることができ、着弾はグルーピングをするので腕は相当いいです。
今回は、Dead Center(真中)に照準を合わせたと言っていましたが、50mで40cm程度上に全弾行ってしまいましたが、グルーピングはされているようでした。

真中を狙って、上にいったのだから、Dropするどころか、ほぼまっすぐ飛ぶんだなと彼も感心した様子でした。
ついでに自分の関心事である80mについても射撃してもらいました。射手を変えると条件が違ってくるので、同じコーチに射撃をしていただきました。
的が見にくいとは言っていましたが、同じく真中を狙って、着弾は青色のところです。
左右にずれていますが、高さではほぼ40cm Dropしていることがわかりました。
45口径のFMJで、80mでは、40cm程度 Dropするというのが結果となりました。
ロングレンジの射場ではハンドガンの射撃は特別な理由がない限りは許容していませんが、時に安全を確認した場合に限り、このような実験のようなこともしています。
コースに参加された方でも、50mで80cmの標的に確実に入るということが実証されていれば、体験的にしていただくことも可能です。(実際はバックストップがあるので、かなりずれても安全ではあります。)
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先日は、45口径で50mの距離でほぼまっすぐ飛ぶと書きましたが、じゃどこまでだいたいまっすぐ飛ぶのだろうということが気になります。
今回、ライフルの精密射撃をしていて、コーチの一人に拳銃で50mはまっすぐ飛んだという話をしたらどうしても信じてもらえず、12時を狙うんだと言い張っていたので撃っていただくことにしました。ついでに80mでの射撃の実験もしてみたいという腹積もりもありました。
使用した銃は標準の45口径の銃で、弾は標準のFMJで条件としてはほぼ前回と同じです。
オレンジが50mで射撃をしてもらった結果です。コーチの彼は20mでもほぼスチールの的に当てることができ、着弾はグルーピングをするので腕は相当いいです。
今回は、Dead Center(真中)に照準を合わせたと言っていましたが、50mで40cm程度上に全弾行ってしまいましたが、グルーピングはされているようでした。

真中を狙って、上にいったのだから、Dropするどころか、ほぼまっすぐ飛ぶんだなと彼も感心した様子でした。
ついでに自分の関心事である80mについても射撃してもらいました。射手を変えると条件が違ってくるので、同じコーチに射撃をしていただきました。
的が見にくいとは言っていましたが、同じく真中を狙って、着弾は青色のところです。
左右にずれていますが、高さではほぼ40cm Dropしていることがわかりました。
45口径のFMJで、80mでは、40cm程度 Dropするというのが結果となりました。
ロングレンジの射場ではハンドガンの射撃は特別な理由がない限りは許容していませんが、時に安全を確認した場合に限り、このような実験のようなこともしています。
コースに参加された方でも、50mで80cmの標的に確実に入るということが実証されていれば、体験的にしていただくことも可能です。(実際はバックストップがあるので、かなりずれても安全ではあります。)


2015年01月25日
ハンドガンの射撃姿勢-上半身
こんにちは Philshootingです。
昨日は、射撃姿勢で主に下半身のことを説明しましたが、今日は上半身に関して説明します。
射撃するときは、銃をもった腕をすっと伸ばすのですが、そのときに少し前かがみの姿勢をとります。
銃は、体の前に持っているか、ホルスターに入ってるものとします。
足のスタンスを確認して、ひざを少し曲げます。
そこから銃を射撃できるところに持っていきます。
コーチはよく、Push And Pull という言葉を使います。右利きの場合は、右手を銃と一緒に押し出します。(Push)
左手は、銃を包み込むのですが、引き込むようにします。(Pull)
そのとき、上半身はやや前かがみになっていて、照準をしているということになります。


ちょっとわかりにくかったかも知れませんが、写真よりもやや前かがみに構えたほうがいいと思います。

Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース

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昨日は、射撃姿勢で主に下半身のことを説明しましたが、今日は上半身に関して説明します。
射撃するときは、銃をもった腕をすっと伸ばすのですが、そのときに少し前かがみの姿勢をとります。
銃は、体の前に持っているか、ホルスターに入ってるものとします。
足のスタンスを確認して、ひざを少し曲げます。
そこから銃を射撃できるところに持っていきます。
コーチはよく、Push And Pull という言葉を使います。右利きの場合は、右手を銃と一緒に押し出します。(Push)
左手は、銃を包み込むのですが、引き込むようにします。(Pull)
そのとき、上半身はやや前かがみになっていて、照準をしているということになります。


ちょっとわかりにくかったかも知れませんが、写真よりもやや前かがみに構えたほうがいいと思います。

Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
Philshootingでは、このような基礎から射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。

