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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年01月24日

ハンドガンの射撃姿勢-足のスタンス

 こんにちは Philshootingです。
 先日、主にコースに参加していただきた方々向けに日本でもできる練習方法を書きましたが、あまりにも簡単に書きすぎました。内容を思い出せない方もいらしたようですので、本当の詳細は銃という特性上ブログには書けませんが、少し詳しく書いてみます。
 本日は銃を構えた時の足のスタンスです。
 内容は、すべてPhilshootingのコーチが実際に教えているものになり、ライターである自分は補足説明をします。

 ハンドガンの射撃姿勢には、大きくは立撃ち、中間姿勢、寝撃ちがありますが、普通は立撃ちが最も多く、その場合の銃を構えた時の足のスタンスです。

 Philshootingでは、モダーンスタンスとウィバースタンス(ボクシングスタンス)というのを説明して、多くの場合はモダーンスタンスでやってもらっています。
理由は、移動射撃をする場合はモダーンスタンスのほうが動きやすいからです。


モダーンスタンス
足を肩幅程度に開き、右手で握る人(右利き)は右足を平行よりやや下げます。
膝は適度に曲げ、重心は真ん中に落とし、リラックスできる姿勢をとります。




ウィバースタンス
足を肩幅程度に開き、右利きの場合は右足を下げ、半身のような姿勢をとります。
膝は適度に曲げ、重心は真ん中に落とし、リラックスできる姿勢をとります。




自分の場合は、静止姿勢で精密射撃をする場合は、ボクシングスタイルが好きですが、移動を伴う姿勢ではモダーンスタイルでないと左右によく動けません。
よって、スポーツ射撃、実戦という意味ではモダーンスタイルがいいと思います。



姿勢で気をつけなければならないのは、一番リラックスできる姿勢であるということです。どこかに負担、たとえば左足のつま先とか、両足のつま先とか そういうどこか無理をしている姿勢を取ってはいけません。
また、慣れないと時間が経つにつれ膝が立ってしまい最終的には当たらなくなります。
 よって、コーチは姿勢の練習をしているときは、姿勢がきつくないかや膝が立っていないかを何度も確認します。


 Philshootingのコースに出られた方は、イメージがしやすいかと思います。
 Philshootingでは、このような基礎から射撃に向き合っています。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 08:00拳銃の射撃

2015年01月12日

日本でできるハンドガンの練習

 こんにちは Philshootingです。
 今週は、ローマ法王 Pope Francis がフィリピンを訪れるということで、15~19日はフィリピンは休日になります。大変な渋滞、人ごみも予想されます。18日ルネタパークで行われるミサには500万人が参加するという数字も出ています。
 たまたまこの間、射撃コースに参加される方もいらっしますが、急遽、宿泊をカビテ地区に移し、射撃には支障がないようにしましたが、空港の送迎などどうなるのかまったく予想ができません。
 今の法王はとてもシンプルで、警護も準備も何もしなくていいという極めて平民に近い感覚の方だそうですが、マニラの準備状況を見ていると実際はそうはいかないようです。


 
 さて、本日は日本でもできるハンドガンの練習方法について記事にしてみたいと思います。最近、初心者の方、まったく射撃が初めてだという方が参加されて、せっかく習っても日本では練習ができないどころか忘れてしまうという意見があったので記事にしたいと思います。
 以前も自宅でできる練習方法について書いたことがありますが、また、書いてみたいと思います。
 コースに出られた方に、イメージができるように書いていますが、多少射撃経験がある方も理解できると思います。
 また、今回は、あまり詳細に図解するというのは、銃という性格を考えて、してなく、写真なども掲載していません。


 Phlshootingのハンドガンコースでは、最初に射撃理論、安全管理、射撃統制のコマンドの説明を終わった後に、射撃技術の実習に入ります。

 大きくは、正確に当てる練習と多少スピードを加えた練習をします。

正確に当てる練習では、最初に基本事項
 射撃姿勢
 銃の構え方、握り方
 狙い
 引き金の引き方
 呼吸
について説明し、実技に入ります。この辺のところは、1度コースに参加していただければ、正しい形がわかるのですが、今までの記事でもある程度分かるかもしれません。ただし、最初に間違っているとあとで修正するのは大変になります。

 実射で正確に当てるには、撃つ瞬間に狙いがきちんと目標に向かっていて、銃が止まっていればあたります。力はまったく要りません。力を入れていないと発射後、銃は跳ね上がってしまいますが、その前に弾は出ているのです。
このことはコース中に片手でぜんぜん力を入れずに10m程度でも正確に当たることをサンプルとして時々示しています。 当たらない多くの方の原因は、銃が撃つ瞬間に銃が止まっていない、つまりその中でも引き金の引き方に問題があります。
 ただし、しっかり握っていないと、連射をするときなどスピード射撃はできないので、握り方も意識します。こちらもコース中に習ったことを思い出します。ハンドガンでは銃の握り方は最大のポイントになります。
 
 日本で練習する場合は、コース中のことをよく思い出し、あるいは記事の内容を見て、基本事項を確認しつつ、最後に引き金を引きます。空撃ち(ドライファイア)の練習になりますが、銃が引き金を引いた瞬間、微動もしないことを確認しながら撃ちます。
 空撃ちは、相当な練習になります。
 これを毎日100回すれば、次回実射で来られたときには、最初から着弾がグルーピングされていると思います。

 この練習をするには、実銃に近い重さとスライドができて引き金が引けるモデルガンがあればできます。


次は、スピードの練習です。
 こちらは、実射でなくてもいろいろな練習ができます。
 ホルスターから銃を抜いて、構えて、初弾を撃つ。移動して構えて撃つ。弾倉交換をする。
 こちらもコースのことを思い出して、あるいは記事の内容を見て、練習します。

 ホルスターから抜いて、構えて、狙わなくても、目標に向かっていて、あらためてサイトを見て、狙い通りになっていたというくらいまで練習できればたいしたものです。
 また、銃を抜くときに正確なグリッピングができていることも重要になります。
 こちらも日本で何度も練習すれば、次に来られるときに、実射で銃を抜いて初弾が出るまで1秒台ということも可能だと思います。

 この練習をするには、モデルガン、ホルスター、弾倉、マガジンポーチ(弾倉入れ)が必要になります。ホルスターは別に本格的なものである必要はありません。



 Philshootingでは、射撃技術の向上ということで優秀なコーチを取り揃えていますので、以上、説明したことを確実に習得することができます。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 21:53拳銃の射撃

2014年12月30日

初心者でもここまでうまくなりました

こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。

 先日Philshootingでハンドガンのベーシックコースとアドバンスドコースを連続して4日間参加された方がいらっしゃいました。
 基本的にはベーシックコースでOKが出ればアドバンスドコースに参加することができるのですが、もう3年半もやっているので主催者側もコツというのがわかっているし、試行という意味も含めて4日間連続参加していただきました。

 この方は、タイで観光射撃を体験しただけということでしたので、銃の基礎から講義、ハンズオンなどをやっていただきました。
 最初は5mの距離でも当たらず、握り方がどうこうというよりは、しっかりと狙いをつけてゆっくりと引き金を引くということを1日目はコーチに指導されたようです。




2日目から徐々に当たるようになり、距離を10m、15m、20mと離していって 正確(Accuracy)に撃つ練習を繰り返し、最後には銃を抜いてからの射撃、弾倉交換などの練習も交えます。

3日目からはコーチが交代しましたが、今度は握り方をしっかりと練習して反復練習をし、銃を抜いて、撃って、弾倉を交換して、また撃つことを繰り返します。
当たらなければ、またAccuracyからやり直します。

なかなか詳細には書けませんが、このときはIPSC系のスポーツシューティングを目標としており、以下のようにまで上達されました。




 スチールターゲットが2枚、紙ターゲットが6枚、弾倉交換が3回です。時間的には27秒だったのですが、特筆すべきは全弾 A に当たったということです。


 参加されたFさんに伺ったのですが、どうせするならきちんと学びたかった。集中的に学びたかった。ということでしたが、見事思惑とおりになり、大変喜んでおられました。

 主催者側としてもハンドガン4日間を通してというのは初めてだったわけですが、こちらもやり方に関して、ある程度の自信があり、(もちろん本人の技量ややる気にも左右されるのでうが、)こちらも思惑とおりになり大変喜ばしい限りです。


 Philshootingでは、参加される方の技量に応じて対応します。初めての方は、基礎からきちんと教えますし、経験者の方でもコースを使っての射撃を体験することができます。




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Posted by philshooting  at 22:16拳銃の射撃

2014年12月22日

ハンドガン弾は50mでまっすぐ飛ぶのか

こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。

 先日は、ライフルの弾の直進性に関して記事を書きましたが、今回はハンドガンについて書いてみたいとおもいます。
前々からハンドガンで射撃をしたときにどのくらいまでまっすぐ飛ぶのだろう(狙ったとおりにあたるのだろう)と疑問におもっていましたが、ロングレンジ射場ができ、それを使ってちょっと実験をする機会があったので記事に残しておこうとおもいます。

 予想としては、50mも離れていれば、数10cmはDropするのだろうという仮定のもとに、10mでまず、使用する銃の集弾度を測定して、次に50mで射撃をしました。
 弾は、45口径の工場出荷弾を使用して、均一性を保ち、銃は改造をしていないオリジナルのものを使用しました。

10mでの射撃の結果がこれで、3発撃ってこの銃の特性としては弾痕はやや上にいっていますが、ほぼ集まっています。
ターゲットは、一番外側の円が直径80cmで一番内側が直径10cmの円になります。




50mでの結果が、これです。







オリジナルの照準では、50mの距離からは、10cmの的はよく見えなかったのですが、真ん中を狙って撃ちました。予想としては1発程度が的の下に当たり、あとは地表に当たるのかなと正直思っていたのですが、、、、3発で上、中、やや下 と当たってしまいました。
ひょっとして、50m程度はまっすぐ飛ぶのかと、疑問を持ちながらかなり驚いたのですが、結果としては、ほぼまっすぐで、落ちていたとしても10cm程度だということになります。
射手と銃を変えて、撃ちましたが、同じような結果になりました。





こちらも、的に入っていました。
ついでに40口径でもFMJをつかってやりましたが、的に入りました。


結果としては、50mではほぼまっすぐ飛ぶということです。
的が人体だとして、しっかり命中しまします。
あらためて驚いたしだいです。




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Posted by philshooting  at 18:39拳銃の射撃

2014年10月11日

当らない(命中しない)銃

こんにちわ。 Philshootingです。

 最近、照準に関しての記事を書いていますが、もしかしたらということで命中しない銃に関して今日は書いてみます。

 射撃をしていて、命中してないということがよくあるとおもいます。その原因のほとんどは射撃の腕だとおもいますが、撃っても撃っても当らない銃というのは確かにあります。

 大きくは2つのケースがあるとおもいます。1つは、弾痕がある程度かたまっている(グルーピング)が、真ん中ではない場合、もうひとつは弾痕がばらばらの場合です。
 
 弾痕がある程度かたまっている場合は、照準の調整がわるいかその人固有の照準のせいだとおもわれます。照準を修正するか、狙いを変えれば真ん中にあてることができます。照門を調整できる銃であれば調整すればいいし、できない銃であれば、少し適当ですが、12時、3時、6時、9時という方向に狙いを変えて撃つことになります。


(写真はインターネットより転用)


(調整ができる照門、写真はインターネットより転用)




距離や的により違いますが、このくらいまとまっていれば射撃の腕はかなり良いといえます。


 弾痕がばらばらの場合は、多少厄介です。まず、射撃経験の少ない方は、腕がまだまだということが一番にいえますが、本当に銃が悪いとはなかなかいえません。
 せっかく射撃に行って、ぜんぜん当たらず、原因が銃であったら本当に残念としか言いようがありませんね。
 射撃経験のある程度ある方だと、あまりにも弾痕がばらばらだとおかしいと思えるとおもいます。



経験者で腕に自信がある方でこうなった場合は、銃が悪いといえるとおもいます。初心者の場合は、銃が悪くても判断はできません。周りの経験者に相談することになるとおもいます。


 銃が悪くて当らないという原因は、ハンドガンの場合、RearSight(照門)がぐらついているというケースがまず多いとおもいます。きちんと銃を整備しているところで射撃をしないといくら撃っても当らないということになります。

 次に、弾は、薬室で発射され、銃身内で回転を与えられて、銃口から高速で回転しながら飛んでいきます。銃身が磨耗していたり汚れがひどかったりするとこの運動が均一でなくなり、1発ごとの精度が一定でなくなります。よって着弾が不安定になることがあります。

 悪い銃の責任というのは、レンタルの場合、射撃場にあるとおもいますが、それを見抜くにはやはり経験が必要になるとおもいます。


 Philshootingでは、銃の整備は常に行われており、銃が悪くてあたらないということはありません。ただ、途中何発も撃っていると照門がぐらついてくるということは確かにありましたが、その時もベテランのコーチがすぐ見抜いて、銃を変えて対応しています。
 やはり、経験者がそばにいるということは射撃の経験が少ない方にとっては非常に助けになるとおもいます。



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Posted by philshooting  at 08:06Comments(0)拳銃の射撃

2014年10月04日

ハンドガンの連射とグリップ

こんにちわ。 Philshootingです。

 以前からグリップとトリガコントロールの関係に関して記事に書いてきました。
ハンドガンの射撃は、姿勢、構え、グリップ、狙い、呼吸、トリガコントロールから成り立っていて、どれも大事なのだとはおもいますが、Philshootingでは当てるにはトリガコントロールとグリップ、最終的にはグリップを重視しています。

 グリップがしっかりしていれば、銃の特性にもよりますが、実銃でもそこそこ早く撃てるようになります。
 射撃がうまい人の連射を見ていると、1秒間に2~3発は撃っていて、しかも当たっています。
 
 自分もまだまだグリップがしっかりしていないのですが、10mの距離で直径10cmの標的に対して以下のような結果になるには、2.5秒かかってしまいました。




 逆に1秒を意識して射撃をすると以下のような結果になって、1発目は当たっていますが、あとは当たっていません。銃が跳ね上がり、戻ってないところで撃っているのでこのような結果になるのだとおもいます。
 グリップがしっかりしていれば、銃の跳ね上がりが少なく、多少狙いがずれていても、2発目以降を撃っても同じ方向に飛んでいくはずです。




また、グリップがしっかりしていないところで片手で撃って、当てるように試みましたが、5秒かかって、1発は外れました。グリップがしっかりしていないと2発目以降の射撃に時間がかかり、場合によってははずしてしまいます。




ハンドガンのスポーツシューティングの競技会では、同じ紙ターゲットに対して2発を撃ち込むので、この連射の技術は必要になります。もちろんスチールのターゲットで目標を変え撃つにしても、早く撃つ事は、競技会では大事になってきます。

次回は、カビテ地区のTopShooterにこの実験を同じ条件でやってもらいたいと思っています。



Philshootingでは、基礎から丁寧に教えていますが、グリップに関しては特に丁寧に教えています。
この辺になるとなかなか文書などでは表現できませんが、今までコースに参加された方でグリップの重要性を認識されてた方が多くいらっしゃいます。
また、実際にコースに参加してみないとPhilshootingの良さというか他との違いが分からなかったという意見が大半を占めています。
自分の宣伝の仕方が悪いのでしょうが、コースに参加してみないと分からないことが多いのも事実だとおもいます。




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Posted by philshooting  at 20:55拳銃の射撃

2014年09月07日

グリップとトリガコントロール

こんにちわ。 Philshootingです。

 前々回は、弾を発射する瞬間に銃がきちんと止まっていて、引き金を絞り込めば、グリップがしっかりしていなくても当たるという記事を書きました。
 前回は、前々回に関連して、初めて実弾を撃つときは、恐怖心をなくして、リラックスして銃が止まるようにしなければならないという記事を書きました。
 今回は、じゃグリップとの関係はどうなんだという記事を書いてみたいと思います。

 銃の引き金には、遊びの部分と絞り込む部分があることを書きましたが、絞り込まないで引き金を引いてしまうことを”がく引き”といいます。一般的には弾が出る瞬間に銃口が下を向いてしまい、着弾が下に行ってしまいます。

 でもです。銃が完全に固定されていれば、がく引きをしても銃口は下がらないはずですよね。また、弾が発射されても銃口は跳ね上がらず(リコイルがなく)スライドだけ下がって、銃は元の状態に戻るはずです。これがグリップです。
ロボコップのような腕であれば銃は動かないでしょうが、普通の人間ではなかなかそうもいきません。


前々回の記事を書いたときの別の写真がどこかにいってしまったので絵で申し訳ないです。
前々回の記事の時にせっかくなのでいくつかの実験をしています。

下の絵は、



・両手でしっかりグリップをして、トリガの絞込み部分をがく引きして射撃
・両手でグリップを緩めて、トリガの絞込み部分をがく引きして射撃
・片手でしっかりグリップをして、トリガの絞込み部分をがく引きして射撃
・片手でグリップを緩めて、トリガの絞込み部分をがく引きして射撃

の結果で、左から上の撃ち方の結果となっています。
もう少し、ぶれるかと思いましたが、自分の射撃の腕があがっているんだということで理解しました。


下の絵は、




・両手でしっかりグリップをして、トリガの遊びの部分からがく引きして射撃
・両手でグリップを緩めて、トリガの遊びの部分からがく引きして射撃
・片手でしっかりグリップをして、トリガの遊びの部分からがく引きして射撃
・片手でグリップを緩めて、トリガの遊びの部分からがく引きして射撃

の結果で、左から上の撃ち方の結果となっています。1つはミスとなってしまいました。
予想とおりかなりぶれています。

これらの結果を見て分かると思いますが、
グリップがしっかりしていれば少々がく引きになっていても命中する。ということです。

前々回は、グリップがしっかりしなくても、撃つ瞬間、銃が止まって、トリガを絞り込めば命中すると書きました。

当てるということに関しては、どちらでもいいのかもしれませんが、この2つには大きな違いがあります。

この違いは、次の機会に写真を撮ってから書きたいと思います。

グリップがしっかりしてと書きましたが、ものすごく意地になって強く握ってしまうと、かえって銃が震えることがあります。発射の瞬間は非常に微妙で、1mm違えば10m先では10cm、2mm違えば20cm着弾点が違ってきます。
グリップはしっかりするのですけど、銃が震えないようにするのがコツになります。




 Philshootingでは、ベテランのインストラクターが、このようなことを丁寧に教えています。ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 08:00拳銃の射撃

2014年08月20日

ハンドガン射撃の基礎(Accuracy)

こんにちわ。 Philshootingです。

 同じような題目がいっぱいあり申し訳ありませんが、同じネタがいっぱいありすぎて、題目に困っている次第です。
 今日は、最近コースに参加された方について思ったことを書いてみたいとおもいます。

 Philshootingのインストラクターがよく口にするものとして
 ・Accuracy(正確さ)
 ・Speed
 ・Power
 があります。これは主にスポーツ射撃をターゲットにしたものだとおもいます。

 射撃の最初の段階ではAccuracyを重視して、練習をします。Philshootingでも基礎コースではAccuracyのみをやるということでも過言ではありません。
 射撃ではあたらなければ、面白さが沸いてこないので、とにかく当てることに集中します。当てるということにも、ただ当てる。課題を持って当てる。などさまざまなケースがあります。

 射撃の基本ということでは、今まで何度も書いてきましたが、
・姿勢
・腕とグリップ
・狙い
・呼吸
・トリガコントロール
ということになるのですが、ただ当てるということだけに関していえば、
・狙い と ・トリガコントロール だけで当たります。
しっかり狙って、止めて、引き金を絞り込めば当たります。

何度も実験していますが、非力な女性でも、片手でいい加減なグリップをしていても当てることができます。
しかし、弾が発射された後は、銃はかなり跳ね上がってしまい、次の発射に時間を要します。

これでは、1発目は当たりますが、姿勢もかっこ悪く、次の射撃につながらないので、射撃の基本をすべてやるわけですが、今まで参加させれた方の経験から、一番大事なのはグリップだということがわかっています。

射撃の基本要素をすべてマスターして、グリップがわかればそこそこ当たり、Accuracyも卒業ということになります。


最近コースに参加された方の例として、
お一人は、2回目の参加で、その前も海外で射撃経験のある方でした。
1回目の参加の時には、とにかく習ったことがないということで、自己流を修正するのにかなりインストラクターが修正をされていたような気がします。
2回目は、もう一度基礎からグリップを中心にやっていただき、かなり当たるようになったとおもいます。


もう一人の方は、射撃がまったく初めてという方で、どういう風に教えていくのか興味がありました。
担当インストラクターは、網羅して教えた後、グリップを中心に教えていましたが、あまり当たらないので、グリップはさておき、トリガコントロールと狙いを中心に教え、当たるようになってからグリップというふうにしていました。
最終的にそこそこ当たるようになったのですが、もう一度コースに参加していただければ、アドバンスドコースに参加することができるまで技術は向上するとおもいます。

グリップをしっかりする




しっかりしたグリップでないと発射後、銃が跳ね上がってしまいます




銃という特性上、細かいところまでBlogの記事にすることはできませんが、Philshootingでは、コース期間中はマンツーマンでインストラクターがそばについて細部に渡って指導しますので、必ず射撃技術は向上します。
ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。





実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 23:28Comments(2)拳銃の射撃

2014年06月15日

ハンドガンの構え方と腕


こんにちわ。 Philshootingです。

 ワールドカップ真っ盛りの最中、皆さんTVに釘付けのことと思います。まだ4試合しか行われていませんが、開幕戦の審判の件、スペインの大敗の件と話題も豊富だと思います。
 
 審判の件に関して言えば、ここフィリピンにいると日本は自虐的というか自ら批判しているように思えて、何か日本人が悪いことをしたような錯覚さえ覚えます。誇りを持って、間違いなかったとか、話題にしないとかそういう対応はマスコミは取れなかったのかと思うしだいです。

 同じくワールドカップの話題ですが、皆さん国旗だけ見てどこの国かあてることはできますか?ちょっとやってみてください。結構面白いし、ためになりますよ。(自分は10カ国しかわかりませんでした。)

 
 さて、今日はハンドガンの構え方、特に腕に関して、簡単で申し訳ないですが、記事にしてみたいと思います。
 下の写真は、2人のPhilshootingのインストラクターの構え方ですが、少し違います。






 これを説明する前に、構えに関しての話を先にしておきますと、、
 まず、自分の場合は、もう30年以上前に最初にハンドガンを自衛隊で撃ったときは、右手をまっすぐ伸ばし、腕を銃身のようにし、左手は添える程度にという構えを教わりました。
 写真がなくて申し訳ないですが、今でも刑事もののドラマなどにはこの構えはよく出てきます。
 この構えをウィーバーというようです。

 写真の下のインストラクターの構えは、これとはまったく逆です。左手をほぼまっすぐ伸ばし、右手が曲がっています。 この構えをリバースウィーバーというようです。

 写真の上は、左腕はそこまではまっすぐ伸びていません。
 でもどちらかというとリバースウィーバーに近いかもしれません。


 どれが正解ということはないのですが、Philshootingでは、左腕と右腕の力の配分は、6~7:3~4程度と教えています。それゆえ、写真の上か下のような腕の構え方になります。 

 なぜかというと、銃をしっかりコントロールするためということになりますが、具体的には、左腕は、リコイルを抑えるため、発射の衝撃を吸収するためと銃の方向性を保つためということになります。右腕は、グリップをしっかり保つためもありますが、どちらかというと、トリガに集中をさせるためということになります。

 Philshootingでは、写真ような構えを一応は推奨はしていますが、射手がリラックスできることを一番に撃ってみて、改良を加えていきます。


 前にも書いたことがありますが、一発撃って当てるには、しっかり狙って、引き金をゆっくりと絞り込めば、片手であろうとそんなに構えがしっかりしていなくても当てることはできます。

 しかし、正確に早く、連射でも当てるには、上のようなしっかりした構えが必要になります。

 構えとか握りとかは、やっぱり実際に撃ってみて、いろいろと改良を加えていく必要があると思います。


 Philshootingでは、理論に基づいてインストラクターがしっかりと基礎を教え、個人にあった最良の方法まで改良して学ぶことができます。

 銃という特性上、あまり記事の中で詳しくは、書けませんでしたが、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。



実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 01:01Comments(0)拳銃の射撃

2014年06月09日

ハンドガンでの狙い方と目

こんにちわ。 Philshootingです。

 ハンドガンでの狙い方に関しては、今までも書いてきましたが、今日は目に絡めて簡単に書いてみたいと思います。
 Philshootingのインストラクターが、狙いに関してよく言葉に出すのは、以下です。
 ’Sight Alignment' (照準の調整)
 ’Aiming' (狙い)
 ’Front Sight' (照星)
 要は、よく出て来る下の図の狙い方で、銃口の照星をよく見ろということです。





 あと目に絡めて以下の言葉を出します。
 ’Both Eyes Open' (両目を開けて)
 ’Proper Eye' (正しい目)
 ’Dominant Eye' (きき目)

 上の絵を見ているのは目です。皆さんは、両目を開けていますか、片目で撃っていますか?
 これには、きき腕ときき目が絡んできます。

 ハンドガンの基本は、右ききの人は右手でトリガを引き、両目をあけて、右目で狙って撃つ、左ききの方は逆になります。

 しかし、これにはきき目が関与してきます。
 きき目は、両手を伸ばし、指で輪を作って中をとおして遠くを両目で見てください。
 次に、左目、右目を片方づつ、つぶります。
 目標が、両目で見たときと同じ場合がきき目です。きき目でないほうでみると輪は目標を外れると思います。


 以下、右ききの場合を想定して説明します。
 右ききで、きき目が右の方は、両目を開けて、右目で目標が狙えて、撃つことができます。 
 左目がきき目の方は、両目をあけて、右目で狙うことはできません。仕方ないので、左目をつぶってしまうことになります。そうすると ’Both Eyes Open' とすぐ注意を受けてしまいます。

 両目を開けて撃つのは、視野を広げるのと疲労防止があります。実戦を想定するとそのほうがいいと思います。

 じゃどうすればいいのかということになります。
 Philshootingのインストラクターでもいろいろな考え方があったのは事実で、最近自分もそれに気づきました。

 右ききで、きき目が左の方には、まず、
 左目にマスクをする、左目をすこしつぶる など要は右目でみる癖をつけるということがあります。
 もうひとつは
 両目をあけて、きき目の左で見るということです。
 これなら、きき目が左であっても両目を開けて撃つことができます。

 以上、簡単ですが、目を絡めた狙いでもいろいろなパターーンがあることを書いてみました。
 また、片手撃ちの場合もありますが、また、記事にしてみたいと思います。
 

 Philshootingの最近の教え方では、理論を説明して、一番射撃をしやすいリラックスな方法を推奨しています。
 これ以外にも、最良な射撃姿勢などをガイドしていますので、ぜひコースに参加してみてください。


 


実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 00:16Comments(2)拳銃の射撃

2014年06月06日

当てるのがうまかった方


こんにちわ。 Philshootingです。

 日本は、梅雨に入ったようで、各地で雨になっていることとおもいます。
 フィリピンも雨期に入るタイミングですが、雨期になっても日本のように終日どんよりしていたり、一日中、雨が降っているということはまずありません。夕方、夜に集中的に雨が降ることが多いです。

 Philshootingの射撃でも午後雨に見舞われることがあるのですが、屋根がついているところがあるので、そこから撃てば雨にぬれることもありませんので、安心して射撃ができます。


 さて、先日、ハンドガン射撃コース3日間に射撃された方ですが、詳細には書けませんが、ものすごく射撃がお上手な方でした。

 主に15mから射撃をされていたのですが、直径15cmの的に、構えてから2秒以内には撃たれていましたが、だいたい85%の確率で的を捕らえていました。
 3日間でハンドガンを1200発撃たれましたが、6割はこのような撃ち方でした。
 インストラクターも当たっているので、いろいろな撃ち方やアドバイスはするものの、そんなには強くは言っていませんでしたが、本人が進んで改良に取り組まれていました。




 そんな中、射撃を楽しむということで、スチールターゲットを撃ったり、振り子を撃ったり、IDPA系のコンバットシューティングをやったりして、楽しんでいただきました。







スチールでは、15mで直径14cmのスチールを80%の確率で、23mでは50%の確率で命中させていたのには驚きもしました。

 オーナーのボビーさんも射撃は上手なのですが、スチールターゲットを使ったミニ競技会をして、この方は、多少のハンディはあるもののオーナーを打ち負かしていましたね。
すばらしかったです。

こちらはボビーさんです。





射撃には大変満足しておられ、スタッフもほめていただき、大変恐縮でした。


 Philshootingでは、銃の安全、操作、射撃の基礎をしっかりとベテランのインストラクターが教えますが、加えて射撃を楽しんでもらうためにいろいろな工夫をしています。

ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。


*最近、問い合わせ、申し込みをされて方でメールの返信ができないアドレスがありました。心当たりのある方は、再度メールをお願いいたします。

 


実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 21:25Comments(2)拳銃の射撃

2014年06月02日

ハンドガンで小さい的を撃つ


こんにちわ。 Philshootingです。

 昨日、前からしたかったハンドガンの実銃で小さい的を撃つことをコースの合間をみてやってみました。
 
 条件は、40口径のハンドガン、距離は5m、利き手の片手撃ち、2分以内に5発撃つ
 4回やってみたのですが、難しかったというか、当たった感がまだまだありません。

最初



最後



 撃ってみての感想ですが、相当集中力が必要になります
 2分という時間をうまく使えてなく、1回40秒で撃ち終えてしまいました
 あたると気持ちいです

 インストラクターをはじめ関係者に意見を聞いてみましたが、的が小さいことには皆さん驚いたのですが、まったく興味なさそうでした。
 ただ、片手うちのコツのようなものは教えていただきましたが、、、

 自分にはあっている撃ち方かなと確信をしていたのですが、ここだという時点でズドンという領域にはまだまだほど遠いといったところでしょうか?
 両手撃ちでは、そのような点があるのですが、片手だとやはり難しいですね。
 あたった標的は、確信がないのでたまたまということになると思います。
 まだまだ練習が必要ですが、簡単に環境ができるので、少しはまりそうな気もしています。

  
 もうひとつ別の撃ちかたをコースに参加された方から教えてもらったので、明日はその撃ちかたにチャレンジしてみたいと思います。


 Philshootingでは、コースの基本的な練習に加えて射撃を楽しくするようなことも多くやっています。主催者側でもいろいろ考えていますが、参加者でもこのようなこともやってみたいという方がいればぜひ試していただければと思います。

 


実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 22:40Comments(4)拳銃の射撃

2014年03月02日

自宅でできる射撃練習

こんにちわ PhilShootingです。


 昨日は、初めて射撃する人でも当たるコツについて書きました。グアムでもハワイでもフィリピンでもいいですが、射撃を初めてする機会があるのであれば、ぜひ試していただきたいと思います。

 今日は、自宅でもできる練習に関して書いてみたいと思います。
 
 一般の方は、いつも射撃場に行っているわけではないので、射撃場での練習はあまりできないと思います。
 自分の場合も射撃場では、コースに参加された方のお世話ばかりしているので、自分が練習する機会もないし、してはいけないと思っているのでほとんど練習はしていません。
 でも時々撃って恥をかくわけにもいかないのでそれなりの練習はします。
 おもに自宅での練習になります。

 どういう練習かというと、今日は簡単に書いてみたいと思います。

 ●射撃姿勢からの空撃ち(ハンドガン、ライフル)
   射撃姿勢をとり、狙って、息を止めて、引き金を引く  これを10-20回程度
 ●ホルスターから抜いて空撃ち(ハンドガン)
   抜いて射撃姿勢をとり、撃つ  2とおり(抜いて撃つ、抜いてスライドを引いて撃つ) これを50回程度
 ●弾倉交換(ハンドガン)
   撃って、交換、撃つ、交換  これを10回程度

 数は少ないですが、こんな感じを2日に1回程度しています。エアガンなどをやられているかたは、家で同じような練習をされていると思います。
 自分も自宅には実銃はないので、エアガンでやっています。

 順番が逆になりましたが、自宅でやるには、銃(ハンドガン、ライフル)、ホルスター(ハンドガン)、的 が最低は必要です。銃は、なるべく本物に近いものがいいですが、日本では結構軽くなるんでしょうか? 余談ですが、フィリピンでは実銃とあまり重さが変わらないものが売られていますね。しかも安いです。銃は無理にしてもガジェットは安く購入する事ができるかもしれませんね

 実弾発射を伴わない射撃を Dry Fire といいます。
 Phlshootingでもコースに参加された方にはこのDry Fireをやはり半分程度は練習に入れています。

 
 簡単に書いてみましたが、練習するにしても正しい姿がわからなければ練習にならないと思います。
 文章とか写真では今までもいろいろと簡単ではありますが、書いてきましたが、なかなか理解するのは難しいと思います。
 興味のある方はぜひPhilshootingに参加していただければと思います。


 昨日書いた、トリガの引き方ですが、それだけは、昨日の文章だけで練習はできると思いますので、射撃をする機会があるかたはそれだけでもやっていただければ必ず当たると思います。





実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 00:08拳銃の射撃

2014年03月01日

初めてでも当たる実銃


こんにちわ PhilShootingです。


 先日、ハンドガン1日コースに参加された方がいらっしゃいました。
リロード弾240発のコースだったんですが、おまけでライフル10発も撃っていただき、ホローポイント弾の検証もしていたので、9mmFMJとホローポイント弾とソフトポイント弾も撃っていただきました。

 その方から最近気づかなかった貴重なご意見をいただきました。
 ひとつは、普通に射撃場に行って射撃するのとPhilshootingのコースに参加して射撃するのとの違いがわからなかった。 
 もうひとつは、Blogに関して、最近、話題が難しくなっており、素人にはわからない内容になっている。

1つ目は、この方は、前回、フィリピン人の知り合いにマカティスクエアの射撃場に連れて行ってもらい、初めて50発ほど撃ったとのことでしたが、より詳しく習いたいという期待(予想)を込めてPhilshootingのコースに参加して、違いがわかったとおっしゃってはいました。
 自分もマカティスクエアには、10日に1度くらいは行って、30分程度ですが、いろいろと射撃の実験をしたりしています。近いので便利だからです。でも、まったくの素人あるいは様子がわからない人が射撃をする人の視点に立っていなかったと反省すると同時に今後は1日コースを充実させなければならないとおもいました。
 マカティスクエアの射撃場は、中心街に近く便利で価格も安いので、いい面はあるとは思います。違いはこうだとはいいにくいですが、Philshootingのいいところは発信していきたいと思います。


前置きが長くなりましたが、2つ目の意見に従って、今日は、初めての方でも必ず当たる方法について書いてみたいと思います。以前書いた内容と一部かぶるかもしれません。
射撃では、当てるということに対しては
・姿勢
・銃の握り方、構え方
・狙い
・呼吸
・引き金の引き方
が重要であると何度も書いてきました。
それぞれ、あるいは統合して、極めようと思えば、相当な練習と努力が必要です。

Philshootingでは、まったく初めての方には、もちろん各項目、ベテランのインストラクターがきちんと教えるのですが、何を重点しているかというと引き金の引き方です。あとの項目は適当でも、引き金の引き方さえうまくいけば必ず当たります。
的に当たれば射撃も面白くなり、次のStepに行こうと思えるわけですね。




 自分は直接指導しているわけではありませんが、昔、自衛隊にいたときのことを思い出します。自衛隊では、射撃訓練といえば、95%は空撃ちでの練習になります。屋外で2時間も3時間も寝撃ちや膝撃ちでの空撃ちの練習をするわけです。’闇夜(寒夜)に霜が降るが如く’ と引き金の引き方を教えられたものです。

Philshootingでも同じようなことを教えています。
引き金には、最初 遊び(Slack)があり、そこは一気に引きます。銃により特性はまったく違います。次にゆっくりゆっくりと引いていき、落ちるとき(発射されるとき)がわからないくらいの速度で引いていきます。
そのとき、銃身が少しでも動いてはいけません。

別の言葉で書くと、弾が発射されると思わないくらい(かまえて引かない)くらいがちょうどいいです。
さらに別の言葉で書くと、引き金を引いてはいけない、絞り込む(Squeeze)です。





それだけです。それで必ず当たります。

練習には、銃口に落ちやすいものを置いて、引き金を引くという練習もあります。

この空撃ちを、20,30回程度、やってから実銃を撃てば、必ず当たります。

ただしというのがあります。
撃つときは、息を吸って少し吐いたところで息を止めて撃つのですが、あまりにも引き金を引くのが遅いと息苦しくなって手が震えたり、狙いが外れます。
また、狙いは正しくなくてはなりません。




射撃は当たるようになると面白くなり、もう少し早く撃つには、2発目も早く当てるには、などなどいろいろと思うわけです。

Philshootingでは、まったく初めての方でも、基礎からきちんと学べ、楽しく射撃ができるように指導をしています。




実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 10:00拳銃の射撃

2014年02月15日

ハンドガンを早く正確に撃つ~弾倉交換技術


こんにちわ PhilShootingです。

東京は、今週も大雪だとNewsでみました。大変ご愁傷様です。スリップなどには十分気をつけてください。

さて、今日はハンドガンの弾倉交換について簡単に書いてみたいとおもいます。
MagazineChane MagChange ともいいます。

Philshootingでは、2,3日コースの最終段階とアドバンスドコースで本格的に練習を行います。
1日コースでは、時間的に余裕のある場合とスキルに応じて少しだけ行います。
スポーツシューティングでは時間を競うので、当然MagChangeを迅速にできることが要件のひとつになります。

下のVideoは、アドバンスドコースでデモをやっていただいた Josef のものです。
早くてわかりにくいかもしれませんが、ほとんど時間のロスなくスムーズにやっています。






簡単に説明します。

射撃の区切りで、弾がなくなる、あるいは弾がなくなる前に、
フィンガーアウト、
右手親指で弾倉リリースボタンを押して弾倉をはずす(左手でボタンを押してもいいです)
と同時に、左手で新しい弾倉をとりだして
弾倉を入れて交換完了

すでに前の弾倉で弾を撃ちつくしている場合は、スライドが引かれたままになっているので、スライド留めをはずす、あるいはスライドを引いて弾を込めて、継続射撃をする。

前の弾倉で弾を撃ち尽くしていない場合は、弾が薬室に残っているので、そのまま継続射撃をする。

ということになります。

なかなか頭で理解するのは難しく、体で覚えたほうが早いかもしれません。


さらに詳しく、書いておきます。

まず、マガジンのマガジンポーチへの入れかたですが、銃に入れる側をポーチの下にさします。向きですが、弾の頭が前方になるようにします。

次にポーチからの取り方ですが(右利きで話します。)、左手で取ります。人差し指をマガジンの前方面に沿って指差すようにして、残りの手でマザジンの側面を握って、取り出します。

人差し指を入れるように銃にさしこみます。

ここままで、銃にマガジンを挿入することができます。


挿入されたマガジンの落とし方ですが、通常は右手の親指でボタンを押して下に落としますが、操作に危険を感じる場合は、左手でボタンを押してもいいとおもいます。
マガジンは下に落としてください。
日本で練習する場合は、エアガンが多いとおもいますが、マガジンを下に落とすと壊れてしまいますので、マットなどをおいて厳重に保護しなければなりません。
(自分は、ベッドの上で練習していましたが、落ちたマガジンが下ではねて床に落ちて、マガジンからガスが漏れました。)

マガジンを複数さしている場合は、前から取っていきます。最初は銃に入っていますよね。それは手で入れてください。
次に前から順番にとっていきます。前からとるのはとりやすいのと間違いがないからです。

連続して説明すると

まず、ベルトのマガジンポーチに1つ以上のマガジンを入れておく。
銃にマガジンを入れる。
射撃をして、弾倉交換をするときに、、
フィンガーアウト
弾倉をはずす
同時にポーチからマガジンを取って、弾倉を込める
射撃を再開する

になります。


どうですか、少々わかりにくかったかもしれませんが、Philshootingではこのようなこともコースで丁寧に教授しています。
一旦学べば、日本でもトレーニングをすることができます。






実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 23:32拳銃の射撃

2014年02月06日

射撃がうまいという基準

こんにちわ PhilShootingです。

Philshootingでは、1000発とか、700発とかそういう表示をコースでしています。
コースに参加された人からどういう意味があるのか良く聞かれます。

正直、最初コースを考えたときは1000発というのに結構インパクトがあるとおもったのとそれだけやればそこそこうまくなるだろうという感じはしていました。
適当といえば適当だったかも知れません。

しかし、1年ちょっとの実績から自分としての感覚はあります。
もちろん人によってかなり上達は違うのですが、
ハンドガンでは、1000発以上の射撃でそこそこのスピードでそこそこ当たるようになる。
ライフルでは、500発以上 というのが自分の基準です。

最初からきちんと基礎から教えてもらえれば、上達はもっと早いともおもいます。


Philshootingにきて頂いている参加者の半分以上は、グアムでの射撃経験のある方で、聞いてみたところ、数を撃っている方は、やはりうまいですが、早く正確に撃てるかと言うとまた別問題になったりします。

また、自己流で癖がついている方も修正が大変なようです。

ほかの所での射撃数とPhilshootingの射撃数をあわせてハンドガンでは1000発以上というのが自分の基準になりますが、他のところで1000発以上撃ったよという方は、Philshootingでは最低200発程度は必要かもしれません。

じゃPhilshootingのハンドガン1000発コース(実際はハンドガン900発、ライフル1000発)ではどういうことをして上達させているかというと(まったく初めてという方を対象として)

最初の250発程度で、Accuracy(正確な)射撃を教えています。
ポジション
グリップ
狙い
呼吸
トリガの引き方
ここで重要なのはトリガの引き方になります。引き金を引いたときに空うちでも銃口が動いてしまうと大抵弾は下に行ってしまいます。
10、15、20mと距離を変えて射撃します。

次の250発程度で多少早く撃ってもらっています。
ここで大事なのはグリップと腕です。これらが甘いとリコイル(反動)が大きくて次の弾が早く撃てません。
こちらも10,15、20mと距離を変えて撃ってもらってます。

次の250発程度でホルスターから抜いて撃つ一連の流れをやってもらっています。
コンディション2といって、弾入りの弾倉を装着して、薬室に弾を装弾していない銃をホルスターに入れてます。
銃を抜いて、スライドを引き、構えて撃ちます。

次の50発で、コンディション2からの射撃で検定を行っています。5発で15秒以内に当てることができれば合格という基準にはしています。

最後にマガジンチェンジ、移動射撃の体験をしていただいています。

最近は、私も、コンディション2で初弾が出るまでの練習をしているのですが、2秒程度かかっています。
チャンピオンは、コンディション2から3つのターゲットを2発ずつ撃って(合計6発)、1.67秒とか射撃場のBoyが言っていました。
いまだに信じられません。


数字だけで言うと、より早く、より正確に撃てたほうがうまい、つまりスポーツ・シューティングそのものになるのですが、それはそれで評価基準としては正しいとおもいます。
Philshootingではそれを目指してのコース設定とはなってはいます。

が、射撃の面白さ醍醐味というのはそれだけではなく、最近は射撃とは何なのかということも少し考えています。
こちらの記事は、また明日以降に書こうと思います。



Philshootingでは、基礎から丁寧に教えていますので、初めての方でも安心して学ぶことができ、射撃が上達します。



実弾射撃コース






  


Posted by philshooting  at 23:20拳銃の射撃

2014年01月26日

ハンドガン射撃に必要な装備

こんにちわ PhilShootingです。

以下の写真は、ハンドガンの競技会で選手たちが身に着けているものです。











それなりの服(Tシャツ、ショートパンツまたはロングパンツ)
靴(スポーツ用シューズ)
耳栓
ゴーグル

ガンベルト(ベルト、銃ホルスター、マガジンポーチ)
銃器

になります。グラブをしている人はあまりいないようです。

中でもガンベルトと銃は大事なものです。
フィリピンでは、ガンベルトは
フィリピン製の JR Hoslster社製 (2万円くらい)
外国製の CR Speedo社製(6万円くらい)
同じく AA社製(10万円くらい)

がありますが、競技会に出ている多くの方は CR Speedo社製のものをお持ちのようです。
結構な値段がします。
これは、射撃場のオーナーのものです。






Philshootingのコースでも、基礎コースの最後及びアドバンスドコースでは、このベルト(JR Holster)をして射撃をしていただいています。
前回、アドバンスドコースに参加された方は、日本でモデルガンを使って抜いて打つ、弾倉交換などの練習をしたいということでJR Holsterの物を購入されました。
前々回に参加された方も、友人に頼まれたということで CR Speedox1、JR Holsterx3を購入されて持って帰られました。

スポーツシューティングでは、ガンベルト一式は、スピードを左右するものなのでやはりいいものが求められます。


次に銃ですが、フィリピンでは、競技会のスタンダードクラスに出られる方は、圧倒的にSTI社製の競技会用の銃を持っている人が多いです。
モデルにもよるのですが、アメリカでのListPriceで30万円くらい、フィリピンでは40万円位します。
STIの銃は、銃身が安定していてリコイルが少なく、トリガが軽いのが特徴です。
射撃の腕がいまいちでもある程度は銃器でカバーできるとおもいます。

Phlshootingでもオーナーが持っているのでSTI社製の銃をときどき撃っていただいています。
Philshootingのアドバンスドコースでは、Armscor社製のハイエンドの競技用銃を使っていただいています。STIよりはリコイルはありますが結構当たります。


フィリピンでは射撃は人気のスポーツなのですが、銃器は高いし、練習や試合で弾を結構消費するので誰でもできるスポーツでもありません。
やはり割りと富裕層の方や地位のあるかたがたがやられているケースが多いとおもいます。
故に射撃場にいくと名士、映画スターなどなどと出会うことが結構あります。

また、そういう金持ちの方がやっているスポーツでもあるので、道具にはお金をかけている場合も多いとおもいます。衣服や靴、ゴーグルも高価なものであったりします。

そういう衣類や靴はどうでもいいとおもいますが、ガンベルトはそれなりものが必要だとおもいます。
日本では手に入りにくいということなので、Philshootingでは、ご希望によりガンショップに案内をしています。
これはエアガンの射撃でも使えるし、日本でモデルガンを使っても練習できたりします。




実弾射撃コース






  


Posted by philshooting  at 00:06拳銃の射撃

2014年01月19日

トップシューターはやはり早い

こんにちわ PhilShootingです。

先週、アドバンスコースに参加された方(Aさん)がいらっしゃいました。今回で2人目です。

Aさんは、前回ライフルコースで参加されました。
ライフルコースでも50発ほどハンドガンを撃ってもらうのですが、20m離れていてもよく当るので今度ハンドガンのアドバンスコースで参加されてもいいですよと言っておいた方です。

よく聞いてみるとグアムに4,5回は行ってらっしゃって、まったくハンドガンを撃ったことがないわけではなく、結構撃ってらっしゃるようです。話の内容からして合計1000~2000発程度はグアムで撃ったのかなと思います。

ただ、基礎から教えてもらったことはなく、常々どうやったら当るのかを自分なりに考えていいたということでした。
撃ち方に関しては多少の修正はさせていただきましたが、大方、Aさんの考えがあっていたのかなと思います。
とにかく静止状態ではよく当っていました。


とはいえ、アドバンスコースでは、ただ撃つだけではないので、ホルスターから抜いて撃つ、弾倉交換、早撃ち、移動、安全姿勢を初日にやっていただきました。

これらは練習するしかないのですが、Aさんは、正確な射撃ができるので、上達もかなり早かったし、今後も早くなるとおもいました。

Philshootingの基礎コース(2日間、3日間コース)では、安全管理、理論、構え方、握り方、狙い方、トリガの引き方、呼吸などすべてを教えますので、自分でやるよりは上達は早いと思います。


さて、Philshootingのアドバンスドコースでは、コース(Stage)をいくつか作って、実践的な射撃を行います。
今回は最終的には以下のSatgeになりました。





紙の標的には2発づつ撃ちこみます。着弾によりA,C,Dの評価があります。
スチールの標的(オレンジ色)は直径約10cm程度です。こちらは当るまで撃ちこみます。

A地点で、紙標的に2x2で4発、スチールで最低1発 合計最低5発
B地点で 6発
C地点で 最低7発
D地点で 最低7発
合計 最低25発の射撃になります。

弾倉交換は、地点の移動時に行うので、合計3回です。

Aさんは、2日間の練習成果では最初50秒かかりました。

次に前回もお願いしたカビテ地方のチャンピオン(Josef)に今回もデモをお願いしてやっていただきました。
(アドバンスドコースでは、TopShooterにデモをお願いしています。)
こちらです。21秒でした。




かれの使った銃は、Armscorの1911のシングルスタックモデル(Classic)です。
Aさんには、40口径のハイカップモデル(Satndard)でやっていただきました。

Josefには3回やってもらったのですが、その間にもAさんにやっていただき、41秒まで改善されました。
しかもAさんは基礎の射撃(Accuracy Shooting)がしっかりできているので、多少早くなってもよく当っていたと思います。

やはり、いいお手本があると上達が早くなると改めて思ったしだいです。

Josefはカビテ地区のClassic区分でのチャンピオンですが、全フィリピンでも毎回上位に名前を連ねています。
デモでは、1発スチールをはずしていましたが、紙標的は80%はAに入っていました。
おそらく、射撃時は0.5秒で2発紙標的にに撃ち込んでいる思います。

このクラスになると早く正確に撃てるもんだなんと改めて驚いたしだいです。

Josefのデモでは、よく見てみるといろいろと勉強になるのですが、今回はこの辺でやめて次回以降に説明したいと思います。


Philshootingでは基礎から教え、最終的に競技会に出られるまでを丁寧に教えますので、ご興味ある方はぜひ参加ください。





実弾射撃コース






  


Posted by philshooting  at 23:41拳銃の射撃

2013年12月09日

ハンドガンを早く正確に撃つ~総合技術

こんにちわ PhilShootingです。
少し間が開きましたが、本日は前回に続いての記事を書いてみます。

銃を早く正確に撃つということでは、多くの方は、射撃しているイメージをすると思います。
それはそれでいいのですが、銃の取り扱い技術を体系的にまとめて書くと以下のようになると思います。

安全管理技術
 射撃場外での安全管理技術
 射撃場内での安全管理技術
  射撃前の安全管理技術
  射撃中の安全管理技術
  射撃後の安全管理技術

射撃技術
 銃の調整(Zero Adjust)
 ホルスターから抜いて射撃するまでの技術
 正確射撃技術(Accuracy)
 速射技術(Rapid)
 目標変更技術
 移動技術(Move)
 弾倉交換技術(Magagine Change)
 故障排除技術

メンテナンス技術
 分解結合
 手入れ
 カストマイズ

比重的には射撃技術が一番時間がかかり、難しいとは思いますが、一番大事なのは安全管理技術です。
安全管理なしに、銃を取り扱ってはいけません。

こうやって体系的に書いてみると、Philshooting では、カズトマイズを除いてほとんどをカバーして教えています。
フィリピンでもちょっと行って誰でも射撃するようなところはありますが、観光射撃のほとんどは正確射撃の一部だけをやっていると思います。
Philshootingでも体験コースはありますが、安全管理の技術は必ず教えています。

どうでしょうか。Philshootingでは、銃の技術を体系的に学ぶことができます。
興味ある方は、ぜひ参加をご検討ください。


さて、話は変わりますが、先日タイで
FAR EAST ASIA HANDGUN CHAMPIONSSHIP 2013
という レベル4の世界大会が開かれました。






Open というカテゴリーの中でフィリピンのJagさんが優勝されたと思いますが、その方は、いつも使用している射撃場のオーナーの義理の息子さんになります。
展示会で一度紹介をされて挨拶したことがあります。
(フィリピンの代表選手は、ほとんどのカテゴリーで優勝していると思います。)

恥ずかしながら、Philshootingでは参加される生徒の方が非常に少なくて、生徒を呼ぶために、オーナーにコース中にJagさんを呼んでデモをしていただけませんかと頼んだことがありますが、Jagさんはさすが世界チャンピオンだけあって、世界中を飛び回って忙しいということでした。

そのかわり、カビテチャンピオンなどの有名な方を呼んでいただき、デモをしていただいています。

これも先日ですが、射撃場でアジアチャンピオンのOGさんに会いました。このタイの大会にも出ると言っていたので、入賞はされたんだと思います。
Philshootingが使用している射撃場はこじんまりとはしていますが、超有名人が多くきます。

OGさんも気楽に友達のようになり、彼の練習用のSTI(Open)を20発程度撃たせてもらいました。
Openとはかなりカストマイズが許されている銃で、安定はしています。でも高いです。

Philshootingの宿泊コースに参加されると、TopShooterのデモを含んでいますので、ぜひ参加していただければと思います。





実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 00:15拳銃の射撃

2013年10月23日

ハンドガンを早く正確に撃つ~動機


こんにちわ PhilShootingです。
最近、Blogの更新ができていなくて申し訳ございません。

日本に台風が2つ向かっているようですが、1つは影響はあるかもしれませんが、もうひとつはほとんどないように思います。
日本の気象庁の情報も見ますが、US Navyの情報のこちらで大体確認しています。
http://www.usno.navy.mil/JTWC/
これの TC Wrning Graphic で進路が確認できます。保証はできませんが、大体当たります。両方とも大きく右に曲がるようですね。


余談でしたが、先日、ハンドガンのアドバンスコースに参加された女性の方がいらっしゃいましたので、それに関連して記事をいくつか書いてみたいと思います。

まず、どうして早く正確に撃つことが必要かということですが、、、、、
それは、競技会でそれを競っているからです。早く正確に当てれば当てるほど点が高くなります。

競技会? それは何だ?そんなの関係ないと思っている方が大半だと思いますが、銃を撃っていて、当たれば満足感がありますし、面白いですよね。
じゃ、当てるためにはどうするんだと考え始めます。

次にそこそこ当たるようになると、距離を離したり、早撃ちしたり、、、、動いたらどうなるかと考えるようになります。
それをルール化したりして、スポーツにしたのが競技会と思っていただければと思います。


日本は、銃規制が厳しいために銃のWorldCupのようなものの存在も知らない人が多いと思います。

まず、世界には IPSC(International Practical Shooting Confederation)という組織があり、世界大会も開かれています。90カ国以上が参加しています。
http://www.ipsc.org/
日本にも IPSC Japanはあります。
日本では、銃規制により競技人口は圧倒的に少ないので、ぜひ Philshooting のようなところで基礎を学んで、自分で鍛錬を積んで、世界大会に出られるような選手が出ればと切望しています。

フィリピンは、逆に銃の競技人口は大変多く、現大統領のアキノ氏も競技会に出ているくらいです。
よって、世界大会でも上位入賞者はフィリピン人が多いです。
フィリピンにはPPSA(Philippine Practical Shooting Association)という大きな組織があり、競技会も盛んに行われています。
http://www.ppsa.org.ph/

競技会は、Level1~5まであり、
Level1,2が国内レベル
Level3,4,5が国際レベルの試合になります。

TopShooterになるとこんな感じです(いずれもフィリピン人)




世界大会はこんな感じです。Videoに名前が出ている人はTopShooterです。





Philshooting では、Level1の試合に出られることを目標にした ハンドガン アドバンスド・コースを設けいています。
コースに参加され、インストラクターのOKをもらえば、Level1の試合に出られるくらいのスキルになったということになり、出ても恥ずかしくない程度のスキルがあるということを認定しています。

フィリピンでは、Level1,2の試合は、外国人も出ていい寛容さがあります。しかも、毎週のようにどこかで競技会は行われています。

飛び込みで出てもいいのかもしれませんが、ある程度のスキルがないと危険ですし、まったく競技にならないと思います。

Level1の参加者はこんな感じです。








今回、Philshootingのアドバンスドコースに参加されたMさんはこんな感じで練習しました。





Mさんは、非常に熱心です。当初基礎コースに4月に参加されたのですが、最初から競技会に出ることを目的にされていました。
Philshootingでは、当初、競技会に出ることを目的には入れておらず、とにかく銃の総合的な技術の向上を目標にしていました。しかし、SportsShootingということを聞き、今ではそれを目標にすることが総合的に技術を上げることができるし、目的意識をもってできると思うようなって、アドバンスドコースを設けました。

また、スポーツということで銃にまつわる悪いイメージもある程度払拭できると思います。

アドバンスドコースでは、TopShooterによるデモも実現しています。今回はカビテ地区(日本の県にあたります)のClassic部門のチャンピオンにデモしてもらいました。
(ごらんになりたい方は、Philshootingのホームページを見てください。)

これも射撃の盛んなフィリピンだからできることだと思います。



今回は、前置きの話になりましたが、次回は技術的な話をいくつか紹介したいと思います。



実弾射撃コース









簡単変更、営業向上ホームページ作成サービス
Website development service Manila, Persuasive service Manila




  


Posted by philshooting  at 17:20拳銃の射撃