2014年10月27日
当たらなくても爆発する弾
こんにちわ。 海外実弾射撃コースを提供しているPhilshootingです。
今日は、拳銃やライフルとあまり関係のない記事になります。
第二次大戦のドキュメンタリーや映画をよく見ますが、大戦での発明の代表的のものに近接信管(VT信管)があげられています。日本軍は持っていませんでした。
こんな感じの信管で弾頭につけます。
(Internetから引用)
弾丸には、拳銃弾やライフル弾のような小火器では弾丸自身が爆発するという機能はついていませんが、やや口径が大きくなると弾丸自身が爆発するという機能を持っています。
一般的なところでは野戦砲の弾丸に代表されるものです。
弾丸が火砲から発射されて弾丸についている信管が作動し、弾丸が爆発するというものです。
航空機などに対する対空火砲も同じです。
近接信管は、発射後、安全装置が外れると弾丸の近くにあるものを察知すると爆発するものです。
アメリカ軍は、日本の特攻にものすごい恐怖を感じ、その対抗策として近接信管と対空弾幕射撃という戦術を用いました。
くしくも10月25日は、特攻第一号とされる(諸説あり)関行男大尉(戦士後中佐)がフィリピンアンヘルス近くのマバラキャット基地から出撃し、空母を撃沈した日です。
その後、特攻は次々と行われたのですが、アメリカ軍はさきの近接信管と対空弾幕射撃で対抗しました。
最初、日本軍は弾丸が命中していないのに爆発する光景を見て、しっかり時間調整された弾丸だとおもっていたそうです。しかし、あまりにも正確に爆発するさまをみて驚いたようです。飛行機の15m付近で爆発したそうです。
弾幕射撃とは、複数の火力でこの場合は空にスクリーンのようなものを想定して隙間なく火力を集中させるものです。
たとえば300mx300mの範囲で弾幕を張って射撃をすればその中に突っ込んでくる飛行機はすべてやられてしまうわけです。戦術的にも優れたものであったし、射撃統制技術もすばらしかったとおもいます。
以後、特攻機はことごとく容易に撃ち落されることとなりました。
こんな感じで飛行機には弾丸の破片が当たったようです。これはアメリカ機のようなで、要撃機が間違って、弾幕に入ったものだとおもわれます
(Internetから引用)
対空ミサイルも同じような信管を使っており、命中精度をあげています。
同じように陸上の火砲でも地域を制圧するのに近接信管は用いられるようになりました。上空で弾丸が爆発するので効果的に装甲のない地上の目標を制圧することができます。
(Internetから引用)
実弾射撃コース
車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour
今日は、拳銃やライフルとあまり関係のない記事になります。
第二次大戦のドキュメンタリーや映画をよく見ますが、大戦での発明の代表的のものに近接信管(VT信管)があげられています。日本軍は持っていませんでした。
こんな感じの信管で弾頭につけます。
(Internetから引用)
弾丸には、拳銃弾やライフル弾のような小火器では弾丸自身が爆発するという機能はついていませんが、やや口径が大きくなると弾丸自身が爆発するという機能を持っています。
一般的なところでは野戦砲の弾丸に代表されるものです。
弾丸が火砲から発射されて弾丸についている信管が作動し、弾丸が爆発するというものです。
航空機などに対する対空火砲も同じです。
近接信管は、発射後、安全装置が外れると弾丸の近くにあるものを察知すると爆発するものです。
アメリカ軍は、日本の特攻にものすごい恐怖を感じ、その対抗策として近接信管と対空弾幕射撃という戦術を用いました。
くしくも10月25日は、特攻第一号とされる(諸説あり)関行男大尉(戦士後中佐)がフィリピンアンヘルス近くのマバラキャット基地から出撃し、空母を撃沈した日です。
その後、特攻は次々と行われたのですが、アメリカ軍はさきの近接信管と対空弾幕射撃で対抗しました。
最初、日本軍は弾丸が命中していないのに爆発する光景を見て、しっかり時間調整された弾丸だとおもっていたそうです。しかし、あまりにも正確に爆発するさまをみて驚いたようです。飛行機の15m付近で爆発したそうです。
弾幕射撃とは、複数の火力でこの場合は空にスクリーンのようなものを想定して隙間なく火力を集中させるものです。
たとえば300mx300mの範囲で弾幕を張って射撃をすればその中に突っ込んでくる飛行機はすべてやられてしまうわけです。戦術的にも優れたものであったし、射撃統制技術もすばらしかったとおもいます。
以後、特攻機はことごとく容易に撃ち落されることとなりました。
こんな感じで飛行機には弾丸の破片が当たったようです。これはアメリカ機のようなで、要撃機が間違って、弾幕に入ったものだとおもわれます
(Internetから引用)
対空ミサイルも同じような信管を使っており、命中精度をあげています。
同じように陸上の火砲でも地域を制圧するのに近接信管は用いられるようになりました。上空で弾丸が爆発するので効果的に装甲のない地上の目標を制圧することができます。
(Internetから引用)
2014年10月19日
信頼性の高い銃
こんにちわ。 Philshootingです。
先日は、HomeDefenceについて多少記述しましたが、今日は信頼性の高い銃に関して記事にしてみたいと思います。
軍用と民用とでは用途も違うのですが、銃そのものの機能は別にして、銃の一般的な要件として
信頼性
取扱い容易性
保守性
コスト
が、あげられるとおもいます。
例えば、戦場の最前線で使われる銃でAKが圧倒的に多いのは、機能が良く、作りが非常に単純で、故障が少なく、整備が簡単で、しかも安いからです。
銃には、オート拳銃、リボルバー拳銃、オートライフル、ボルトアクションライフル、オートショットガン、ポンプ式ショットガン、サブマシンガン、マシンガンがあります。
HomeDefenceを考えた場合、どうでしょうか
ライフルは、ハイパワーなのでHomeDefenceには向かないということなので、上の要件満たすものとしては、拳銃、ショットガンになるのではないしょうか。
さらに、ジャムにならなかったり、故障が極端に少ないということでは、リボルバー拳銃、ポンプ式ショットガンということになるとおもいます。
そういえば、フィリピンでは、ガードマンの装備としてはリボルバーとポンプ式ショットガンを多く見かけます。日本の警察官もリボルバーが多いですよね。
両者とも要件的にはHomeDefenceの要件とほぼ同じなのだとおもいます。
なんでリボルバー?と思われる方も多いかとおもいますが、非常に構造が単純で故障しにくく、信頼性が高いからです。
ただし、リボルーバーの難点として通常6発しか装弾できませんので、多く撃つ場合は不利になります。軍用ではリボルバーはあまり見かけません。オートで弾数が多く、構造が単純で、故障が少なく強靭なものが選択されると思います。
Philshootingでは、2日間のコースに参加される方には、リボルバー、ショットガンを体験的に撃っていただいています。ご興味のある方は、コースに参加をお願いいたします。
実弾射撃コース
車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour
先日は、HomeDefenceについて多少記述しましたが、今日は信頼性の高い銃に関して記事にしてみたいと思います。
軍用と民用とでは用途も違うのですが、銃そのものの機能は別にして、銃の一般的な要件として
信頼性
取扱い容易性
保守性
コスト
が、あげられるとおもいます。
例えば、戦場の最前線で使われる銃でAKが圧倒的に多いのは、機能が良く、作りが非常に単純で、故障が少なく、整備が簡単で、しかも安いからです。
銃には、オート拳銃、リボルバー拳銃、オートライフル、ボルトアクションライフル、オートショットガン、ポンプ式ショットガン、サブマシンガン、マシンガンがあります。
HomeDefenceを考えた場合、どうでしょうか
ライフルは、ハイパワーなのでHomeDefenceには向かないということなので、上の要件満たすものとしては、拳銃、ショットガンになるのではないしょうか。
さらに、ジャムにならなかったり、故障が極端に少ないということでは、リボルバー拳銃、ポンプ式ショットガンということになるとおもいます。
そういえば、フィリピンでは、ガードマンの装備としてはリボルバーとポンプ式ショットガンを多く見かけます。日本の警察官もリボルバーが多いですよね。
両者とも要件的にはHomeDefenceの要件とほぼ同じなのだとおもいます。
なんでリボルバー?と思われる方も多いかとおもいますが、非常に構造が単純で故障しにくく、信頼性が高いからです。
ただし、リボルーバーの難点として通常6発しか装弾できませんので、多く撃つ場合は不利になります。軍用ではリボルバーはあまり見かけません。オートで弾数が多く、構造が単純で、故障が少なく強靭なものが選択されると思います。
Philshootingでは、2日間のコースに参加される方には、リボルバー、ショットガンを体験的に撃っていただいています。ご興味のある方は、コースに参加をお願いいたします。
2014年10月15日
Home Defence
こんにちわ。 Philshootingです。
先日、Philshootingで新しくコーチ(インストラクター)になられる予定の方と話をしました。その方は、USAでインストラクターのコースを出て、実際にUSの射撃場でインストラクターをやられていたそうです。
実際に次回コースを担当していただいて、日本人との相性がよければ、今後とも一緒にやっていただくことになります。
さて、彼からはコース内容などUSではどうやっているのなど興味ある話を聞くことができました。USではものすごく丁寧にやっていることを認識しました。
アジェンダだけを見ると、Philshootingでもほぼ同じ内容になっているのですが、説明の時間のかけ方がまったく違っていました。今後、参考にできるところはカリキュラムに採用したいと思います。
話が実際の射撃に及んだとき、家の中での射撃について彼は一生懸命語っていたので、CQBのことかと思っていたのですが、HomeDefenceと説明されていました。
話のピントがずれているまま、話を聞いていたのですが、どうも普通の家庭の人が、拳銃など武器を所持している泥棒などに襲われたときにどう拳銃で対処するかということを HomeDefence といっているらしいことに気づきました。
HomeDefenceという意味には広い意味があるようですが、この時、彼は、拳銃での対処のことを説明していたようで、実際にコースで教えていたようです。
(写真はInternetから掲載、こんなイメージなのでしょうが、しっかりとFinger Out されています。)
日本では、このような場面は到底想像もできないと思います。
自分も射撃はしていますが、武器の所持はできないので家で拳銃を使ったHomeDefenceというのは、フィリピンという国柄であるにもかかわらず、住居はわりと安全なところにあるので、あまり考えたことがありません。やはり日本人だなと思ったしだいです。
しかし、USではこのようなコースが開かれてきちんとやられているのですね。多少びっくりしました。
さらに彼が説明していたのは、弾はフォローポイントを使用、射撃するときは複数弾撃ち込んでそれでも突進をやめないときはヘッドショットをする、ハイパワーのライフルは近所に害が及ぶかもしれないので使用しない、、などなどリアルな情報が満載でした。
なぜそうするのか、ブログでは詳しくは記述しませんが、、、とにかくUSではこのように教えているのかと怖さもあり、驚きもしました。
Pgilshootingでは、射撃技術の向上をコース目標としており、経験豊富なコーチがコース中、専属で担当しています。普通の射撃場の射撃のイメージとはまったく違いますので、ご興味ある方はコースに参加してみてください。
実弾射撃コース
車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour
先日、Philshootingで新しくコーチ(インストラクター)になられる予定の方と話をしました。その方は、USAでインストラクターのコースを出て、実際にUSの射撃場でインストラクターをやられていたそうです。
実際に次回コースを担当していただいて、日本人との相性がよければ、今後とも一緒にやっていただくことになります。
さて、彼からはコース内容などUSではどうやっているのなど興味ある話を聞くことができました。USではものすごく丁寧にやっていることを認識しました。
アジェンダだけを見ると、Philshootingでもほぼ同じ内容になっているのですが、説明の時間のかけ方がまったく違っていました。今後、参考にできるところはカリキュラムに採用したいと思います。
話が実際の射撃に及んだとき、家の中での射撃について彼は一生懸命語っていたので、CQBのことかと思っていたのですが、HomeDefenceと説明されていました。
話のピントがずれているまま、話を聞いていたのですが、どうも普通の家庭の人が、拳銃など武器を所持している泥棒などに襲われたときにどう拳銃で対処するかということを HomeDefence といっているらしいことに気づきました。
HomeDefenceという意味には広い意味があるようですが、この時、彼は、拳銃での対処のことを説明していたようで、実際にコースで教えていたようです。
(写真はInternetから掲載、こんなイメージなのでしょうが、しっかりとFinger Out されています。)
日本では、このような場面は到底想像もできないと思います。
自分も射撃はしていますが、武器の所持はできないので家で拳銃を使ったHomeDefenceというのは、フィリピンという国柄であるにもかかわらず、住居はわりと安全なところにあるので、あまり考えたことがありません。やはり日本人だなと思ったしだいです。
しかし、USではこのようなコースが開かれてきちんとやられているのですね。多少びっくりしました。
さらに彼が説明していたのは、弾はフォローポイントを使用、射撃するときは複数弾撃ち込んでそれでも突進をやめないときはヘッドショットをする、ハイパワーのライフルは近所に害が及ぶかもしれないので使用しない、、などなどリアルな情報が満載でした。
なぜそうするのか、ブログでは詳しくは記述しませんが、、、とにかくUSではこのように教えているのかと怖さもあり、驚きもしました。
Pgilshootingでは、射撃技術の向上をコース目標としており、経験豊富なコーチがコース中、専属で担当しています。普通の射撃場の射撃のイメージとはまったく違いますので、ご興味ある方はコースに参加してみてください。
2014年10月11日
当らない(命中しない)銃
こんにちわ。 Philshootingです。
最近、照準に関しての記事を書いていますが、もしかしたらということで命中しない銃に関して今日は書いてみます。
射撃をしていて、命中してないということがよくあるとおもいます。その原因のほとんどは射撃の腕だとおもいますが、撃っても撃っても当らない銃というのは確かにあります。
大きくは2つのケースがあるとおもいます。1つは、弾痕がある程度かたまっている(グルーピング)が、真ん中ではない場合、もうひとつは弾痕がばらばらの場合です。
弾痕がある程度かたまっている場合は、照準の調整がわるいかその人固有の照準のせいだとおもわれます。照準を修正するか、狙いを変えれば真ん中にあてることができます。照門を調整できる銃であれば調整すればいいし、できない銃であれば、少し適当ですが、12時、3時、6時、9時という方向に狙いを変えて撃つことになります。
(写真はインターネットより転用)
(調整ができる照門、写真はインターネットより転用)
距離や的により違いますが、このくらいまとまっていれば射撃の腕はかなり良いといえます。
弾痕がばらばらの場合は、多少厄介です。まず、射撃経験の少ない方は、腕がまだまだということが一番にいえますが、本当に銃が悪いとはなかなかいえません。
せっかく射撃に行って、ぜんぜん当たらず、原因が銃であったら本当に残念としか言いようがありませんね。
射撃経験のある程度ある方だと、あまりにも弾痕がばらばらだとおかしいと思えるとおもいます。
経験者で腕に自信がある方でこうなった場合は、銃が悪いといえるとおもいます。初心者の場合は、銃が悪くても判断はできません。周りの経験者に相談することになるとおもいます。
銃が悪くて当らないという原因は、ハンドガンの場合、RearSight(照門)がぐらついているというケースがまず多いとおもいます。きちんと銃を整備しているところで射撃をしないといくら撃っても当らないということになります。
次に、弾は、薬室で発射され、銃身内で回転を与えられて、銃口から高速で回転しながら飛んでいきます。銃身が磨耗していたり汚れがひどかったりするとこの運動が均一でなくなり、1発ごとの精度が一定でなくなります。よって着弾が不安定になることがあります。
悪い銃の責任というのは、レンタルの場合、射撃場にあるとおもいますが、それを見抜くにはやはり経験が必要になるとおもいます。
Philshootingでは、銃の整備は常に行われており、銃が悪くてあたらないということはありません。ただ、途中何発も撃っていると照門がぐらついてくるということは確かにありましたが、その時もベテランのコーチがすぐ見抜いて、銃を変えて対応しています。
やはり、経験者がそばにいるということは射撃の経験が少ない方にとっては非常に助けになるとおもいます。
実弾射撃コース
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最近、照準に関しての記事を書いていますが、もしかしたらということで命中しない銃に関して今日は書いてみます。
射撃をしていて、命中してないということがよくあるとおもいます。その原因のほとんどは射撃の腕だとおもいますが、撃っても撃っても当らない銃というのは確かにあります。
大きくは2つのケースがあるとおもいます。1つは、弾痕がある程度かたまっている(グルーピング)が、真ん中ではない場合、もうひとつは弾痕がばらばらの場合です。
弾痕がある程度かたまっている場合は、照準の調整がわるいかその人固有の照準のせいだとおもわれます。照準を修正するか、狙いを変えれば真ん中にあてることができます。照門を調整できる銃であれば調整すればいいし、できない銃であれば、少し適当ですが、12時、3時、6時、9時という方向に狙いを変えて撃つことになります。
(写真はインターネットより転用)
(調整ができる照門、写真はインターネットより転用)
距離や的により違いますが、このくらいまとまっていれば射撃の腕はかなり良いといえます。
弾痕がばらばらの場合は、多少厄介です。まず、射撃経験の少ない方は、腕がまだまだということが一番にいえますが、本当に銃が悪いとはなかなかいえません。
せっかく射撃に行って、ぜんぜん当たらず、原因が銃であったら本当に残念としか言いようがありませんね。
射撃経験のある程度ある方だと、あまりにも弾痕がばらばらだとおかしいと思えるとおもいます。
経験者で腕に自信がある方でこうなった場合は、銃が悪いといえるとおもいます。初心者の場合は、銃が悪くても判断はできません。周りの経験者に相談することになるとおもいます。
銃が悪くて当らないという原因は、ハンドガンの場合、RearSight(照門)がぐらついているというケースがまず多いとおもいます。きちんと銃を整備しているところで射撃をしないといくら撃っても当らないということになります。
次に、弾は、薬室で発射され、銃身内で回転を与えられて、銃口から高速で回転しながら飛んでいきます。銃身が磨耗していたり汚れがひどかったりするとこの運動が均一でなくなり、1発ごとの精度が一定でなくなります。よって着弾が不安定になることがあります。
悪い銃の責任というのは、レンタルの場合、射撃場にあるとおもいますが、それを見抜くにはやはり経験が必要になるとおもいます。
Philshootingでは、銃の整備は常に行われており、銃が悪くてあたらないということはありません。ただ、途中何発も撃っていると照門がぐらついてくるということは確かにありましたが、その時もベテランのコーチがすぐ見抜いて、銃を変えて対応しています。
やはり、経験者がそばにいるということは射撃の経験が少ない方にとっては非常に助けになるとおもいます。
2014年10月09日
実際のライフルの照準の修正の仕方
こんにちわ。 Philshootingです。
先日、照準の修正の理屈(理論)に関して記事にしましたが、実際のライフルでは修正をどうするのかに関して今日は記事にしてみたいとおもいます。
(毎度同じになりますが、銃という特性上、詳細には記事にしておりません。)
Philshootingではコースに、M16A1、M4、M4A1を使用しています。たまに22口径ライフルを使うこともあります。ショットガンは、体験程度に撃ってもらっています。
照準の調整をしようとおもうと前提になるのが、弾痕が集中していることです。25mで少なくと3~4cm四方程度には集中していないと修正ができません。
そのため初めての方には、基本射撃から初めて、着弾が一定になると修正を始めます。
修正には、RearSight(照門)とFrontSight(照星)を使用します。RearSightは左右の調整をFrontSightは上下の調整を基本的には行います。
(インターネットから引用)
最終的には、上下あるいは左右の1クリックでどのくらい修正できるかが重要になってきます。
以前、ミル(MIL)表示に関して記事にしましたが、かつてM1ライフルや64式小銃では、照準の修正に関して、1クリック1/4ミルだったと記憶しています。
つまり、1MILは1Kmで1mですから、1Kmで25cm、200mで5cmになります。
200mの距離で、1クリック5cmの範囲で調整できたわけです。
25mの距離だと 1クリックで 5/8cm の調整ができます。
M16、M4なども基本は同じですが、25mターゲット用のシートがあって、それで調整するようになっているようですが、Philshootingでは、調整用のシートも使いますが、相変わらず1クリックいくら(cmあるいはmm)という方法で理解していただくようにしています。
照準の調整ができるようになるには、まず、それなりの腕がないとできません。銃はできる限り固定はしますが、それでもがく引きになったりして着弾が集中していないと(グルーピング)、どういう調整をしていいのかわからないので、まず射撃の腕を上げることが大事になります。
Philshootingでは、特にライフルコースでは、このような修正の仕方も丁寧に説明して、実際にやっていただいています。今後、長射程コースができるとますますこの修正が必要になり、実感として沸くとおもいます。
ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。
実弾射撃コース
車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour
先日、照準の修正の理屈(理論)に関して記事にしましたが、実際のライフルでは修正をどうするのかに関して今日は記事にしてみたいとおもいます。
(毎度同じになりますが、銃という特性上、詳細には記事にしておりません。)
Philshootingではコースに、M16A1、M4、M4A1を使用しています。たまに22口径ライフルを使うこともあります。ショットガンは、体験程度に撃ってもらっています。
照準の調整をしようとおもうと前提になるのが、弾痕が集中していることです。25mで少なくと3~4cm四方程度には集中していないと修正ができません。
そのため初めての方には、基本射撃から初めて、着弾が一定になると修正を始めます。
修正には、RearSight(照門)とFrontSight(照星)を使用します。RearSightは左右の調整をFrontSightは上下の調整を基本的には行います。
(インターネットから引用)
最終的には、上下あるいは左右の1クリックでどのくらい修正できるかが重要になってきます。
以前、ミル(MIL)表示に関して記事にしましたが、かつてM1ライフルや64式小銃では、照準の修正に関して、1クリック1/4ミルだったと記憶しています。
つまり、1MILは1Kmで1mですから、1Kmで25cm、200mで5cmになります。
200mの距離で、1クリック5cmの範囲で調整できたわけです。
25mの距離だと 1クリックで 5/8cm の調整ができます。
M16、M4なども基本は同じですが、25mターゲット用のシートがあって、それで調整するようになっているようですが、Philshootingでは、調整用のシートも使いますが、相変わらず1クリックいくら(cmあるいはmm)という方法で理解していただくようにしています。
照準の調整ができるようになるには、まず、それなりの腕がないとできません。銃はできる限り固定はしますが、それでもがく引きになったりして着弾が集中していないと(グルーピング)、どういう調整をしていいのかわからないので、まず射撃の腕を上げることが大事になります。
Philshootingでは、特にライフルコースでは、このような修正の仕方も丁寧に説明して、実際にやっていただいています。今後、長射程コースができるとますますこの修正が必要になり、実感として沸くとおもいます。
ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。
2014年10月04日
ハンドガンの連射とグリップ
こんにちわ。 Philshootingです。
以前からグリップとトリガコントロールの関係に関して記事に書いてきました。
ハンドガンの射撃は、姿勢、構え、グリップ、狙い、呼吸、トリガコントロールから成り立っていて、どれも大事なのだとはおもいますが、Philshootingでは当てるにはトリガコントロールとグリップ、最終的にはグリップを重視しています。
グリップがしっかりしていれば、銃の特性にもよりますが、実銃でもそこそこ早く撃てるようになります。
射撃がうまい人の連射を見ていると、1秒間に2~3発は撃っていて、しかも当たっています。
自分もまだまだグリップがしっかりしていないのですが、10mの距離で直径10cmの標的に対して以下のような結果になるには、2.5秒かかってしまいました。
逆に1秒を意識して射撃をすると以下のような結果になって、1発目は当たっていますが、あとは当たっていません。銃が跳ね上がり、戻ってないところで撃っているのでこのような結果になるのだとおもいます。
グリップがしっかりしていれば、銃の跳ね上がりが少なく、多少狙いがずれていても、2発目以降を撃っても同じ方向に飛んでいくはずです。
また、グリップがしっかりしていないところで片手で撃って、当てるように試みましたが、5秒かかって、1発は外れました。グリップがしっかりしていないと2発目以降の射撃に時間がかかり、場合によってははずしてしまいます。
ハンドガンのスポーツシューティングの競技会では、同じ紙ターゲットに対して2発を撃ち込むので、この連射の技術は必要になります。もちろんスチールのターゲットで目標を変え撃つにしても、早く撃つ事は、競技会では大事になってきます。
次回は、カビテ地区のTopShooterにこの実験を同じ条件でやってもらいたいと思っています。
Philshootingでは、基礎から丁寧に教えていますが、グリップに関しては特に丁寧に教えています。
この辺になるとなかなか文書などでは表現できませんが、今までコースに参加された方でグリップの重要性を認識されてた方が多くいらっしゃいます。
また、実際にコースに参加してみないとPhilshootingの良さというか他との違いが分からなかったという意見が大半を占めています。
自分の宣伝の仕方が悪いのでしょうが、コースに参加してみないと分からないことが多いのも事実だとおもいます。
実弾射撃コース
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以前からグリップとトリガコントロールの関係に関して記事に書いてきました。
ハンドガンの射撃は、姿勢、構え、グリップ、狙い、呼吸、トリガコントロールから成り立っていて、どれも大事なのだとはおもいますが、Philshootingでは当てるにはトリガコントロールとグリップ、最終的にはグリップを重視しています。
グリップがしっかりしていれば、銃の特性にもよりますが、実銃でもそこそこ早く撃てるようになります。
射撃がうまい人の連射を見ていると、1秒間に2~3発は撃っていて、しかも当たっています。
自分もまだまだグリップがしっかりしていないのですが、10mの距離で直径10cmの標的に対して以下のような結果になるには、2.5秒かかってしまいました。
逆に1秒を意識して射撃をすると以下のような結果になって、1発目は当たっていますが、あとは当たっていません。銃が跳ね上がり、戻ってないところで撃っているのでこのような結果になるのだとおもいます。
グリップがしっかりしていれば、銃の跳ね上がりが少なく、多少狙いがずれていても、2発目以降を撃っても同じ方向に飛んでいくはずです。
また、グリップがしっかりしていないところで片手で撃って、当てるように試みましたが、5秒かかって、1発は外れました。グリップがしっかりしていないと2発目以降の射撃に時間がかかり、場合によってははずしてしまいます。
ハンドガンのスポーツシューティングの競技会では、同じ紙ターゲットに対して2発を撃ち込むので、この連射の技術は必要になります。もちろんスチールのターゲットで目標を変え撃つにしても、早く撃つ事は、競技会では大事になってきます。
次回は、カビテ地区のTopShooterにこの実験を同じ条件でやってもらいたいと思っています。
Philshootingでは、基礎から丁寧に教えていますが、グリップに関しては特に丁寧に教えています。
この辺になるとなかなか文書などでは表現できませんが、今までコースに参加された方でグリップの重要性を認識されてた方が多くいらっしゃいます。
また、実際にコースに参加してみないとPhilshootingの良さというか他との違いが分からなかったという意見が大半を占めています。
自分の宣伝の仕方が悪いのでしょうが、コースに参加してみないと分からないことが多いのも事実だとおもいます。
2014年10月02日
ハンドガン、ライフルの弾痕による照準の修正の仕方
こんにちわ。 Philshootingです。
今日は、射撃をして着弾したが、着弾痕がずれている場合、どうやって銃器を修正するかについて簡単に説明したいとおもいます。
銃の条件としては、照門(RearSight)、照星(FrontSight)などで、左右、上下に照準を修正きることになります。
照門だけで、上下、左右を調整するタイプもありますし、照門では左右、照星では上下を調整するタイプもあります。
もうひとつは、射手の腕によります。ある距離で着弾が集中していることが要件となります。
ライフル銃のほとんどは、調整できるとおもいます。ハンドガンでは、競技用のものはできるとおもいますが、ほとんどはできないとおもいます。
ライフル、ハンドガンは以下のように狙いをつけます。
これで、着弾が、以下のようになったとします。
どのように調整しますか?着弾が左にいっているので、右に着弾点を移したいはずです。なので左に照門を移せば、着弾は右に行くような気がしますが、違います。照門は右に動かします。
下の図を見てください。
着弾が左にいったので、右に照門を動かします。そうすると真ん中の絵のような感じになります。
射手は、もう一度照準をして、照星を真ん中に持ってきます。そのとき何が起きているかというと、銃口を右に向けて、照準をあわせているわけです。つまり着弾は右になります。
中途半端に考えるとわからなくなってしまいます。、着弾点を右に動かしたいときは、照門を右に動かす。(動かしたい方向に動かす)と覚えておけば簡単です。
次に着弾が全部下にいった場合はどうなりますか?これも同じです。動かしたい方向に(この場合は上)に照門または照星を動かせば、通常の照準で着弾は上に行くはずです。
最後の下のような着弾の場合は、下方向と左方向に照門または照門と照星を動かせばいいということになります。
じゃ、どのくらい動かせばどのくらい動くかは、銃によって違います。Philshootingで使っている銃はだいたい経験値としてもっており、コース参加者も修正可能となっています。
調整できないハンドガンなどは、12時、3時、6時、9時などという言葉で狙い自身を変えて修正していきます。これもコース中に丁寧に教えています。
今日は、着弾の修正に関して記事にしてみました。
Philshootingでは、特にライフルコースでは、このような修正の仕方も丁寧に説明して、実際にやっていただいています。今後、長射程コースができるとますますこの修正が必要になり、実感として沸くとおもいます。
ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。