スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年04月14日

海軍記念日と陸軍記念日

 こんにちはPhilshootingです。
 先日、日本でタクシーに乗っていたら、ひょんなきっかけで射撃の話になり、自分は大昔、自衛隊にいたんです。という話から、いきなり海軍記念日って知っていますかと問われました。
 自分は陸上だったんでと言えば、陸軍記念日というのもあるんですといわれました。

 開戦記念日と終戦記念は知ってはいますが、あるいは戦争の節目の大方の日付は知ってはいますが、記念日と言われるとどうもリンクしません。
 バルチック艦隊をやぶったのが 5月27日で戦前までは海軍記念日だったそうです。奉天会戦で勝利したのが3月10日で陸軍記念日だったそうです。
 どちらも史実と大方の日にちは知ってはいるのですが、記念日とリンクしませんでした。

 このタクシーの運転手さん、自衛隊と聞くと必ず聞くそうですが、若い自衛官は知らないんだよなとぼやいていました。自分は若くはないし、むしろ知っている人が少ないのではおもいましたが、こういう人もいるのかなと少しほっとしたような気持ちにもなりました。
 ただし、伝統を重んじる海軍、海上自衛隊は、海軍記念日周辺に行事を行うことが多いそうで、海上自衛官であれば海軍記念日を知っている人は多いとおもいます。







 両記念日も日露戦争のときで、ある意味もっとも歴史で日本が輝いていた時代かもしれません。WW2後、すべてが否定され輝いていた時代のことも語られることが少なくなったんだとおもいます。
 ついでにこの記念日に関連して調べてみると、同じく日露戦争の英雄である広瀬武夫中佐の銅像は秋葉原の須田町にあったそうで、戦後、戦意高揚をあおったということで戦犯の一環として強制撤去されたそうです。

 同じく陸軍記念日は、くしくも東京大空襲があった日で、その日を狙って空襲されたという説もあるそうです。今では、その日のニュースは東京大空襲のことばかりで、陸軍記念日であったというニュースは流れていません。よって最近の人は知る由もないわけです。

 ついでに自分の意見ですが、日本は確かにアメリカとの戦争には負けましたが、戦ってもいない中国共産党や韓国に負けたわけではありません。なのに中韓は、戦勝国のように、あったかどうかも定かでない南京大虐殺や慰安婦で子々孫々まで謝り続けろと言っています。
 一方、アメリカに関して言えば、太平洋の戦いにおいて、圧倒的な戦力差があるにもかかわらず、火炎放射器など非人道的な兵器を使用して殺戮を行いました。その後の本土空襲、原爆投下など10万人単位で大量殺戮を行いました。
もっと言えば、戦争犯罪人を無理に作り上げてこちらも殺してしまいました。

 アメリカがしてきたことは非道であるとおもうし、慰安婦問題と比較にならないでしょうとおもうのですが、戦後話題になったこともありませんね。
 いくら戦いに負けたとはいえ、言われっぱなしというのはフェアでない気がします。中韓のようにいやらしく、ねちっこくいう必要はないのですが、ようやく言えるようになった時代に、日本が戦争に至った経緯や非人道的な行為を蒙ったことをもう少し事実として世界にアピールしてもいいような気がします。




実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


Posted by philshooting  at 03:15戦史

2015年04月05日

地中貫通爆弾(バンカーバスター)

 こんにちはPhilshootingです。
 昨日、YahooのNewsを見ていたら、米国が新型の地中貫通爆弾のテストをしているという記事があって、中身を見るとイランとの核交渉がこじれたときにイランの地中にある核関連施設を破壊できる兵器ということらしいです。

 奇妙なNewsだと思いつつも兵器について簡単に説明します。
 この爆弾は、建物の中、掩蔽壕、地中などの中にある目標を破壊できるものです。高高度から自由落下によって爆弾を落とし、掩蔽物の中を貫通させて中で爆発します。
 落下速度を上げるのにロケットで加速するものもあります。
 6mくらいのコンクリートは貫徹できます。
 今は、目標がピンポイントであるので、命中精度を上げるのに誘導式のものが多く用いられます。

 弾の特徴として、弾頭が硬いこと(砲弾の徹甲弾や戦車砲弾のようなもの)、信管は遅延して発火することがあげられると思います。
 また、非常に重いので搭載できる数量は限られます。




 こんな感じで爆発します。








 それにしてもアメリカがこのようなNewsを流すのは不思議です。イランの仇敵であるイスラエルもバンカーバスターは持っているし、改造は常に行われているのでそれをわざわざ発表する必要もないし、イランも発表される前から掩蔽を強化する、移動手段を持つなどその対策は行っているはずです。

 ISでの戦いで調子に乗ったイランを牽制するというにしても単純すぎます。

 むしろ、米国は、もはやイランの核開発はとめることができず、米国はできるだけのことをしていると世界にアピールすることにして、実質上は感知しないというゴーサインを出したということなのかもしれません。

 アメリカが感知しなくてもイスラエルやアラブ諸国が黙っていないのでしょうが、もしイランが核を持てば、サウジや周辺諸国も持ちそうだし、最悪ISのような組織に拡散すると、一挙に核戦争の危機が迫ってくることになると思います。




実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


Posted by philshooting  at 00:05弾薬

2015年04月04日

聖金曜日と血の催し

 こんにちはPhilshootingです。
 今日は、射撃、軍事の話題ではありません。

 カトリックが85%を占めるフィリピンでは今週はホーリーウィークです。昨日金曜日は、キリスト受難と死の日です。
 鞭打ちなどの後、十字架を背負ってゴルゴダの丘で磔にされ死ぬという日です。

 フィリピンでは、毎年各地でその受難を共有する催しが行われ、背中にむちの様なものを自らうって血だらけになって歩いている人、十字架を引きずって歩いている人もいます。








 
極めつけは、実際に手のひらに釘を打って十字架にかけられる人もいます。今年はその十字架をぜひ見ようと早朝に出かけたのですが、早くつきすぎて、始まるまでに4時間もあったし、日が暑かったので待つのはやめました。
このステージで行われるようです。




 外国のメディアの人もいました。近くでは、キリストの最後の日のいろいろな姿が描かれたものがあって、先ほどの血まみれの人たちがひとつひとつの絵の前でうつぶせになって鞭を打たれていました。








昨日のキリストの死から夜は各地で山車のようなキリストやマリアにまつわる人形を引いた黒装束をした人たちが、行進を行います。
教会では、祭壇は布ですべて覆われます。
そして、キリスト復活の日(日曜日、ハッピーイースター)にこれらは取り除かれます。




実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


Posted by philshooting  at 03:24

2015年04月03日

戦車砲弾を思わせるハンドガン弾

 こんにちはPhilshootingです。
 カトリックが85%を占めるフィリピンでは今週はホーリーウィークで木曜日、金曜日はほとんどの会社がお休みでスーパー、ゴルフ場なども木曜日の午後から休みです。
 一般的にはイースター、復活祭ということで知られていると思います。

 聖木曜日(最後の晩餐で有名な日です。洗足日ともいいます。 Holy Thursday)
 聖金曜日(キリスト受難と死の日です。 Good Friday)
 聖土曜日(キリストが眠りについている日です。 Black Saturday)
 復活祭 (キリスト復活の日です。 Easter, Happy Sunday)

 今日は、受難の金曜日なりますが、各地で十字架を背負って歩いたり、実際に磔になったりという苦難をシェアするイベントが行われます。


 さて、先日ガンショップを見ていると珍しい弾を見つけました。9mm、C40,C45があるそうです。
 



 こういう弾を見ると戦車の滑空砲から発射される APDS-FS(APFSDS)弾を思い浮かべます。





 スピン安定と翼安定の違い、飛翔弾の形状の違いなど構造的には違うのですが、先のとがった侵徹性の弾であることは同じだと思います。
 ということでこのハンドガン弾は硬目標を撃ち抜くためのものだと思います。
 普通のAP弾でどのくらいの貫通能力があるのか、以前実験をしてブログに記録として残しておいたのですが、おそらくその2~3倍はいけそうな気がします。
 一発当たり高価なもののようですが、今度、買ってもらって実験をしてみたいと思います。




実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


Posted by philshooting  at 07:30弾薬

2015年04月02日

屋内射撃場と44マグナム

 こんにちはPhilshootingです。
 フィリピンには屋内射撃場が結構あります。
 
 Philshootingは、最初、いまやっているところではない射撃場と提携をしてコースを開催していたいました。しかし、いろいろ問題があって、場所を変えようと、近郊の射撃場をいろいろと回りましが、やはり同じように問題があるところが多く、結局今やっているところで落ち着きました。

 今の射撃場ではPhilshootingの運営会社も、銃器の購入、ロングレンジの建設などいろいろすでに投資をしていて、今では共同体のような感じになっています。今後も拡大していこうと計画しています。


 さて、そのいろいろと射撃場を回ってというところでもう3年も経ってますので、また別の案件で組めるところがあればと思って、回ってみようと思いました。

 まず、よく紹介されているところでマカティのマカティスクエアの地下にあるArmscorの屋内射撃場ですが、こちらはPhilshootingでも参加者には必ずといっていいほどお連れしています。なのでよく行っています。
 自分もちょっと試したいことがあるある場合は撃っていまして、顔なじみのスタッフの方もいらっしゃいます。

 周りに銃器や部品、アクセサリーを売っている店もありますし、Jethro店/屋内射撃場もありますのでついでにそちらも見学し、ほかよりも安く買えるガンショップも紹介していますので、ベルトなどを購入する方もいらっしゃいます。

 ArmscorのほうがJethroより少し安いと思いますが、外人だと 50発のリロード弾、銃1丁、ターゲットのセットで1500ペソです。2500ペソで会員になれば、まとまって撃つ場合はお徳になります。
 Armscorは大きい銃器メーカーなのでビジネス的に組むことはできませんが、射撃場も銃器を売るためのマーケティング窓口と考えているのだと思います。




 Philshootingの参加者も前後にこちらで射撃をされる方もいらっします。場所もマカティにあるのでちょっとするにはいいと思います。


 先日、ケソンシティーの StrongHands というところに行きました。先日もPhilshootingに参加された方でツアーのついでにこちらで射撃をされた方もいらっしゃいます。

 以前はビジネスの交渉に来たので撃っていませんし、かなりきれいなところだと記憶はしていたのですが、名前と場所とイメージが一致せず忘れていました。
 そのときは、屋内射撃場、FMJなし、ライフル射撃不可、オーナーが複数いて話ができず、ということでやめたと思います。今もFMJなし、ライフル射撃はできません。




 今回は、いろいろと話を聞いた後、50発でしたが撃って見ました。ここでマグナムの話が出てくるのですが、、
 珍しいところで HSと44マグナムを撃ってみました。

 HSはクロアチア製の拳銃でグロックとよく似ていますが、グリップセーフティーがあるのと少しだけ重いような、しかし握りやすいいい銃でした。よく当たりました。
 銃器にはあまりこだわないほうですが、これは次回購入したい銃です。
 自分の腕前は、静止精密射撃で10mで8cm円内に集弾します。10年以上前からさほど変わっていません。(若いときにPhilshootingのコーチに教えてもらっていれば、もっとうまくなったとはいつも思っています。多少変えることができましたが、固まってしまっているところへスタイルの修正は難しいです。)
今回は、5発撃って5cmには集弾していたと思います。




 44マグナムですが、もう10年以上も撃っていないと記憶しています。
ついでなので自分がいつも書いている、銃は撃つ瞬間に狙い通りに止っていて、引き金がまっすぐ引ければ、種類に関係なく、非力でも当たるということを証明するにはいいと思いました。

 10mで4発撃って、ほぼ全弾真中周辺に命中しました。調子に乗って、15mで利き手の片手撃ち(まさにStrongHand)3発しましたが、こちらも1発は撃つ瞬間に下がってしまったのがわかったので下に行き、あとはほぼ真中、最後に3発20mで射撃、こちらもよく当たりました。
 ということで、全弾アルファには入って気分よく撃ちおえました。
 銃身が長い分、良くあたり、重い分、少し震えていたのかなと思います。




 こういうのをインストラクターが見ると ”ナイス!”から始まり、いろいろいろと話をするのですが、ここでも試合をやっているので出ないかとかいろいろと言ってきます。
 自分でコースを宣伝していて申し訳ないのですが、スポーツシューティング系の射撃はあまり好きではなく、じっくり撃つのが好きなので、ライフルのスナイパー射撃なんかが好きで、自分のところでは200ヤードのレンジもあるんですよ。というと
 ほーー、彼もSWATにいてなんて話をはじめ、、、、自分も日本のArmyにいたんだというと話が展開していきます。
 軍人やフィリピンの軍隊に近い警察関係などの方々とはよく話が合います。


 ここですが、外国人価格だと、レンジフィー750ペソ、銃器1丁750ペソ、弾15ペソ(44マグナムは22ペソ)とターゲット代 なので普通に9mmやC45を50発撃つと 2250ペソ+になります。
 こちらも会員登録5000ペソというのがあり、ある程度ボリュームを撃つとお得だと思います。

 ただ、ここは行くのには不便です。初めてで旅行者となるとタクシーで場所を言うのも大変だと思いますし、タクシーはどうでしょうか? 半分くらいの割合で良くないのがいますから、きっと気分が悪くなると思います。

 あと、レッスンというのが、外国人価格で1.5時間1セッション1500ペソで、6セッション、会員価格だと800ペソで6セッションというのがあり、Philshootingと同じような内容なのかもしれませんが、コース設定代金だとか、英語がぜんぜんできなかったらとかいろいろ心配はあります。

 
しかし、この射撃場は大変きれいで、個人的にはいつも心配していた拳銃の発射ガスへの配慮もあり、ちょっとだけ撃つ人にはぜひツアーで、交渉が成立すれば、ディスカウント価格でお連れしたいところです。




帰るときに思い出したのですが、44マグナムが以前撃ったときよりぜんぜん衝撃が少なかったので、おかしいなとは思っていたのですが、減装薬であることを思い出しました。なので衝撃が少なかったんですね。しかし、命中には関係ないことなので当たるには当たったんだと思います。





実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour