2015年01月10日
射撃スキルと銃
Philshootingです。遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年最初の記事になります。
本来はもう少し早く書くべきだったのですが、年頭に当たっての記事の内容を何にするかに迷ってなかなか筆をとることができませんでした。
結局、今までの経験と今年の抱負のようなものを書こうとおもいました。
まず、拳銃に関してなのですが、昨年末にほとんど初めて参加された方でアドバンスド・コースまでやられた方の言葉が非常に印象に残っていて、射撃スキルとは何かを少し考えさせられました。
以下のビデオを見てください。同時期にクラブシューティング競技会があって、その時のものです。
彼はオリバーさんといって、小さいころから射撃場に通い、最近は射撃競技会に芽生えたようで、よく競技会に出ています。自分もそうですが、射撃場関係者は彼の友人でもあります。彼は、Classic部門ですが、40口径ではなく45口径を使っています。
このビデオを先ほどのコース参加者がコース終了時に見て、
”コース参加の前は、実際の射撃を見て、とにかくうまいとしかいいようがありませんでしたが、今見ると少しおかしいですよね??”
といったのです。どうしてかと聞いてみると
”他のうまい方のもそうなんですが、銃のリコイルがほとんどないじゃないですか? こんなことってあるんですか?”
おそらく彼は4日間やってみて、銃の握り方を徹底的にやらされた上で、そのところを重点的に見ることができたんだとおもいます。ビデオでは多少反動はあるとは思いますが、確かに少ないし、スムーズで、しかもほとんど当たっています。
射撃のスキルは練習によってあがるのですが、それと同時に銃のほうも主にカストマイズをして、レベルがアップしていくようです。
射撃場に来ている常連さんもお世辞にもうまいとは言えない人が、ある日突然当たるようになったりして、驚かされることがあるのです。それは主に銃のカストマイズによるところが大きいようです。
自分の感覚では、ゴルフの道具どころの話ではなく、相当に違うとおもいます。
確かにこの参加された方の例もそうなのですが、普通の何もカストマイズしてない銃と競技会用に多少カストマイズしてある銃では、当たる確率がだいぶ違っていたようです。
さらに他の方でも実験をしたことがあるのですが、競技会用でもさらに高い銃になるとさらにその撃ち易さ、命中率はものすごく違うというのは実感してわかります。
銃の部品というのは、1つ1つものすごく高いので、結局、かけた金によるのかなと思ったりすることもありますが、そう思うとつまらないので、銃のカストマイズではなく、本当のスキルを向上させるべきだと最近は、個人的には考えるようになりました。
ライフルに関しては、そこまでカズトマイズをして撃つというようなことは今はないのですが、過去、5.56mm弾ですが、確かに連射してもそれほど反動がなく、10mの連射でもほとんど的に当たるというものを撃ったことはあります。確かに銃のバランスを変えることにより反動を極小化することはできるようです。
先日フランスで起きた新聞社襲撃事件でパトカーに当たった銃弾を見て、テレビでは銃は識別できませんでしたが、弾痕から見ると口径は大きく、カラシニコフと言っていたのでAK47と思うと同時に、AK47の連射でこの命中精度にはびっくりしました。
10m以下の至近だとは思いますが、それにしても7.62mmだとすると、ある意味実戦でここまで弾痕が集まるものかと思いました。
訓練はもちろんのこと、銃の固定、銃のカスモマイズもかなりされているものだと思います。
少し話がずれてしまいましたが、Philshootingでは銃全般特に射撃技術の向上を目指しているので、原点に戻ってオリジナルの銃で徹底してレッスンをしようとあらためて思ったしだいです。
カストマイズをしないと話にならない競技会に出るような希望者にはさらに銃もレベルアップして練習をしていただこうと思っています。
さらにカストマイズによらない別のスポーツシューティングも考えているところです。
Philshootingでは、射撃技術の向上ということで優秀なコーチを取り揃えていますので、ご興味のある方はぜひ参加をお願いいたします。
実弾射撃コース

車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour

今年最初の記事になります。
本来はもう少し早く書くべきだったのですが、年頭に当たっての記事の内容を何にするかに迷ってなかなか筆をとることができませんでした。
結局、今までの経験と今年の抱負のようなものを書こうとおもいました。
まず、拳銃に関してなのですが、昨年末にほとんど初めて参加された方でアドバンスド・コースまでやられた方の言葉が非常に印象に残っていて、射撃スキルとは何かを少し考えさせられました。
以下のビデオを見てください。同時期にクラブシューティング競技会があって、その時のものです。
彼はオリバーさんといって、小さいころから射撃場に通い、最近は射撃競技会に芽生えたようで、よく競技会に出ています。自分もそうですが、射撃場関係者は彼の友人でもあります。彼は、Classic部門ですが、40口径ではなく45口径を使っています。
このビデオを先ほどのコース参加者がコース終了時に見て、
”コース参加の前は、実際の射撃を見て、とにかくうまいとしかいいようがありませんでしたが、今見ると少しおかしいですよね??”
といったのです。どうしてかと聞いてみると
”他のうまい方のもそうなんですが、銃のリコイルがほとんどないじゃないですか? こんなことってあるんですか?”
おそらく彼は4日間やってみて、銃の握り方を徹底的にやらされた上で、そのところを重点的に見ることができたんだとおもいます。ビデオでは多少反動はあるとは思いますが、確かに少ないし、スムーズで、しかもほとんど当たっています。
射撃のスキルは練習によってあがるのですが、それと同時に銃のほうも主にカストマイズをして、レベルがアップしていくようです。
射撃場に来ている常連さんもお世辞にもうまいとは言えない人が、ある日突然当たるようになったりして、驚かされることがあるのです。それは主に銃のカストマイズによるところが大きいようです。
自分の感覚では、ゴルフの道具どころの話ではなく、相当に違うとおもいます。
確かにこの参加された方の例もそうなのですが、普通の何もカストマイズしてない銃と競技会用に多少カストマイズしてある銃では、当たる確率がだいぶ違っていたようです。
さらに他の方でも実験をしたことがあるのですが、競技会用でもさらに高い銃になるとさらにその撃ち易さ、命中率はものすごく違うというのは実感してわかります。
銃の部品というのは、1つ1つものすごく高いので、結局、かけた金によるのかなと思ったりすることもありますが、そう思うとつまらないので、銃のカストマイズではなく、本当のスキルを向上させるべきだと最近は、個人的には考えるようになりました。
ライフルに関しては、そこまでカズトマイズをして撃つというようなことは今はないのですが、過去、5.56mm弾ですが、確かに連射してもそれほど反動がなく、10mの連射でもほとんど的に当たるというものを撃ったことはあります。確かに銃のバランスを変えることにより反動を極小化することはできるようです。
先日フランスで起きた新聞社襲撃事件でパトカーに当たった銃弾を見て、テレビでは銃は識別できませんでしたが、弾痕から見ると口径は大きく、カラシニコフと言っていたのでAK47と思うと同時に、AK47の連射でこの命中精度にはびっくりしました。
10m以下の至近だとは思いますが、それにしても7.62mmだとすると、ある意味実戦でここまで弾痕が集まるものかと思いました。
訓練はもちろんのこと、銃の固定、銃のカスモマイズもかなりされているものだと思います。
少し話がずれてしまいましたが、Philshootingでは銃全般特に射撃技術の向上を目指しているので、原点に戻ってオリジナルの銃で徹底してレッスンをしようとあらためて思ったしだいです。
カストマイズをしないと話にならない競技会に出るような希望者にはさらに銃もレベルアップして練習をしていただこうと思っています。
さらにカストマイズによらない別のスポーツシューティングも考えているところです。
Philshootingでは、射撃技術の向上ということで優秀なコーチを取り揃えていますので、ご興味のある方はぜひ参加をお願いいたします。


Posted by philshooting
at 08:00
│射撃一般論