2014年05月27日

射撃に対する好み


こんにちわ。 Philshootingです。


 Philippineは、今残暑でまだまだ暑いですが、夕方や夜には時折雷雨が降っています。
年から年中暑いのは暑く、自分には心地いいのですが、Hot、Hotter,Hottestと例えられたりしています。 今は、Hottestを少し過ぎたところです。
気温からすれば 年間で27~36度程度ですが、今は33,34度で夕方涼しいというかんじでしょうか。

 今から雨期に入りますが、一日中降っているわけではなく時折降るといった感じでPhilshootingの射撃などには屋根のあるところから撃てますし、ターゲットもPlasticで覆うので特に支障はありません。


 さて今日は射撃の種類に関しての話題を記事にしてみたいとおもいます。

射撃には、ある意味、大別すると
・静的な射撃(精密射撃)
・静と動の射撃
・動的な射撃
があるとおもいます。

静的な射撃とは、実戦ではスナイパーの射撃、スポーツではオリンピックの射撃競技、エアガンではAPS射撃がそれにあたるとおもいます。

静と動の射撃と動的な射撃は軽重はあれ、同じ種類なのかもしれません。
完全に静と動が分かれるとおもうのは、オリンピックのバイアスロン競技だとおもいます。

実戦では、フィールドでの戦闘、特殊部隊の屋内での戦闘、スポーツではIPSC競技、IDPA競技、SC競技、サバゲーなどが当てはまるんだとおもいます。


Philshootingはそもそも、観光射撃場などをみて、危ないしきちんと教えているところはないんじゃないかということで始めたわけですが、最初は軍隊式で、コースも訓練と呼んでやっていました。
が、どうも生徒が集まらないのと周囲の空気に合わないということで、ハンドガンはフィリピンでは盛んなIPSC系のスポーツシューティングを基本にするようになったわけです。

ライターの自分は、自衛隊の経験があるので銃弾薬、射撃の知識はありますが、HPの更新、射撃のアレンジ、現場での通訳、射撃統制などをしているだけで、
現場で射撃を教えているのは、軍隊暦、競技会暦、指導暦、RO暦などのあるベテランの30年選手のインストラクターです。
が、上の区分を考えてみて、最近時々思うことがあります。
以下ライターの意見になります。


今までの自分の射撃経験を考えてみると、自衛隊のときは、射撃といえばライフルの射撃になるのですが、実弾射撃訓練の前は徹底して空うちをします。
構えて、狙って、同時に息を止めて、同時に引き金を絞り込んで撃つ。。。。。この繰り返しです。
だいたい3秒ぐらいの間隔で、体の時計が3秒に一回撃つということを覚えた感があります。

戦闘訓練でも同じで、走って、体を沈めて、匍匐前進をして、くぼ地に隠れ、銃と体を少し出して射撃をする。この射撃も体で覚えた間隔で撃ちます。1発撃って、場所を変えてまた撃つ。その繰り返しです。
最後は突撃になるので、狙わずに銃を腰に構えて連射をする。。そんな感じでしたでしょうか。


以後、自衛隊を辞めてフィリピンと関わるようになってからハンドガンを多く撃つようになりました。
でも射撃スタイルは、ライフルのときとほぼ同じです。

Philshootingに関わるようになってからは、酒屋の主人が酒ばっかり飲んでいてはBusinessにならないので、自分の射撃は合間に少しするだけか、別途自分で撃つかに止めて、参加者に徹底してサービスを提供するということに注力をしています。

Philshootingでは、基本コースとハンドガンではアドバンスドコースがありますが、基本コースでは自分の過去の射撃スタイルでもかまわないのですが、アドバンスドコースではだいぶ様子が異なってきます。
自分も合間にアドバンスドコースのSatgeで射撃をしてそこそこは撃てますし、射撃場の開催するクラブシューティングでも撃ちましたし、先日は射撃場でLevel1の試合があったので出てみたりもしました。

少し話はそれますが、Level1の試合というのは、上手な方も出ますが、下手な方もいまして、そこそこの射撃とSafetyがしっかりできれば出ても違和感はありませんし、概ね寛大だとおもいます。
射撃を楽しむということでは、厳格であるよりも皆さんが出場できることは大変結構なことだとおもいます。
練習をして場数を踏めば成績もよくなるとおもいます。

Philshootingのアドバンスドコースを出た方は、今まで4名いらっしゃいますが、全員インストラクターのお墨付きをもらっているし、きちんとインストラクターから指導を受けているので自分よりもぜんぜんうまいと思うし、試合に出てもあがらなければそこそこの成績も残せるんじゃないかと思います。
1名の方を除いて、試合に出るということは皆さん考えていないようですが、、、


それで、自分の話に戻りますが、そのIPSC系のスポーツシューティングは楽しいには楽しいんですが、自分的には充実感、満足感、爽快感がないというか、少し違和感があります。あくまでも自分の話です。

実際はゆっくり撃っているのですが、あまりにも早く撃たばければというのがあって、自分の射撃のタイミングの体内時計と合っていないんだと思います。実際、当たっていませんし。

練習をすれば改善されるのでしょうが、Philshootingを運営している以上、おもいっきり主体的に練習することもできませんし、覚えこんでいるものをそうそう簡単に直せるものでもありません。
よって、自分の充実感のために、これからもますますゆっくり撃つんではないかと思ってしまっています。
自分のことを書いてしまいましたが、アドバンスドコースに参加される方は、インストラクターがしっかりと教えますので、それなりのタイミングで射撃をすることを教わると思います。


それと比較して、先日、ライフルの精密射撃を紹介させていただきましたが、こちらは非常に満足感があり、撃っていて爽快です。こちらもあくまで自分の話です。


 今日は、長々とだらだらと記事を書いてしまいましたが、射撃というのも好みがあり、ライターの自分は、スナイパー射撃のようなじっくりと撃つ射撃が好みだということを書いてみました。



Philshootingのハンドガン基礎コースではAccuracy(正確な)射撃をアドバンスドコースではスポーツ競技会に出られるようなスピード射撃をきちんと教えています。





実弾射撃コース

射撃に対する好み






同じカテゴリー(射撃一般論)の記事画像
2発続けて撃って2発とも当てるのはかなり難しい
単射を連続して撃って当てる
実弾を使って戦闘訓練をやったのか
伝説のアメリカン・スナイパー(American Sniper)
連射
射撃スキルと銃
同じカテゴリー(射撃一般論)の記事
 2発続けて撃って2発とも当てるのはかなり難しい (2016-07-01 18:45)
 単射を連続して撃って当てる (2016-06-29 03:23)
 実弾を使って戦闘訓練をやったのか (2016-05-25 00:14)
 伝説のアメリカン・スナイパー(American Sniper) (2015-01-29 08:00)
 連射 (2015-01-21 01:23)
 射撃スキルと銃 (2015-01-10 08:00)

Posted by philshooting  at 03:22 │Comments(2)射撃一般論

この記事へのコメント
Philshootingさんが出場されたLevel1の試合というのはカビテCamp Fermaで5月10、11日に行われたPPSA公認試合の1st Hon. Jonvic C. Remulla Cup 2014でしょうか?
Posted by アシンタード at 2014年05月28日 03:55
Philshootingの射撃場で行われたもので Naval Lodge ,,, とかいう名前でした。カメラを射撃場に忘れてきたので、写真がアップできませんでしたが、今週末からコースがあるのでそのとき記事と写真をアップしたいと思います。海軍関係の方が多かったですね。
大弾幕にLevel1と書いてあったのでLevel1の試合であったと思いますし、別の大会で見かけた人もきていたのでそうだと思います。
個人的には別に気にしていません。

それからPhilshootingは、射撃場と運営会社が提供しているサービス名で個人を特定するものではありません。毎回関係者は、少なくとも6名はいます。自分は日本人なので宣伝のためにHPやブログのライターをしています。

コースで教えているのは自分ではなくベテランのフィリピン人のインストラクターです。生徒は日本人なので、元軍人の自分は銃弾薬や射撃の知識はあるので、射撃統制や通訳をしています。そのほか射撃以外のご案内なども、、
記事に書いている技術的な内容も関係者が言ったこと、確認済みのことをPhilshootingの意見として書いており、最近はライターの意見は、ライターの意見と注釈をしているようにしています。

Philshootingでは、経緯上、ハンドガンではIPSC系のスポーツシューティングを基本にしていますが、好みにも書きましたが、最近はどうなのかなとも
個人的には思っています。
ライターの自分は、射撃は大好きですが、積極的に競技会に出場する選手でもありませんし、銃搬入など実際いろいろな問題があるので、そこまでは自分のためにやろうと思っていなく、Philshootingの射撃場でそういう催しがあれば出てもいいかなという程度の者です。

誤解されていたら申し訳ございません。
Posted by philshootingphilshooting at 2014年05月28日 10:46
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。