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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年02月21日

FN 57 と Armscor TCM

こんにちわ PhilShootingです。

昨年か一昨年か忘れましたが、ArmscorでTCMという22口径のHandgunがあるということで撃たせていただきました。
ArmscorのHandgunは、大体1911仕様で、普段撃ちなれているので、扱い易くもあります。
(写真はInternetから収集)








ところが、このHandgunは、22口径というか、M16などの5.56mm 223Rem Nato弾を短くした弾を使用するということで、普通の22口径の銃とは大違いでした。弾は、なぜかフォローポイント弾でした。
撃ってみたところ、音がでかい、リコイルも大きい、銃口の閃光が大きい(MuzzleFlash)、そこそこ当たるという感じでした。

考えてみると、ライフル弾を短くしただけなので、Handgunにしては、相当な威力なんだと思います。
これがホローポイントではなく硬い徹甲弾であったら、防弾チョッキや車でも通り抜けるかも知れないので、民間用にはホローポイントしか売られていなんだろうなとおもいます。


昨年ですが、恥ずかしながら、世界中のHandgunで一番人気のあるのは何だろうなと調べてみると、あるサイトでは、FN57が昨年は一番といういうことでした。
FN P90 サブマシンガンは知っていても、FN57は知らなかったのでこちらも調べてみるたところ、どこかで見たような弾の仕様だったんで驚いたんですが、TCMとほぼ同じということでした。






普通は、FN57を知っていて、ArmscorのTCMを見て驚くんでしょうが、逆だったわけです。
FN57は、弾に5.7x28mmを使用している(P90と同じ)ので、57(Five Seven)と呼ばれいます。
一方、TCMは 5.56x(26)mm の弾を使用しています。(28mmとか26mmは薬きょう長のことです。)

弾の仕様的には、FN57の方が少し強力なようです。FN57も民間用には弾頭が青色の(柔らかい)スポーツ弾が売られているだけだそうです。
銃口を出るときの初速は、TCMが2000fps+ (feet per second),FN57がそれより少し早いということです。
FN57の弾には、かなり硬そうなものもありますね。
どのくらい抜けるのか試したくなります。(弾が売られてないので、できませんが)







銃の姿形は、まったく違っていて、重さもぜんぜん違います。TCMは1911タイプで,約1.3kg、FN57は、その約半分です。
いろいろなコメントを見ていると、撃ったときの反動(リコイル)は、9mm銃より30%近く軽減されているということでしたが、TCMではそうは感じませんでした。


TCMの特徴としては、驚くことに、9mmのバレルも同時についているセットがあって、換装可能です。つまり、TCMを買えば、2通りの銃になるわけです。

ついでに、Armscorはフィリピンの会社ですが、USにもArmscor USA というのがあるようですが、ほとんどは、その子会社か関連会社かわかりませんが、RockIslandArmor という会社、ブランド名で売られており、アメリカのTCMには、RockIslandArmorの刻印がされています。


Philshootingでは、銃に関する理論、安全管理、射撃技術、分解結合などを基礎から学べるということを主眼にしていますので、銃の種類がたくさんあり、いろいろな銃が撃てるということではありません。
むしろ、先に特定の銃で徹底的に学んでもらいたいとおもっています。

とはいっても、自分もそうであるように特殊なもの変わったものには興味があることも事実なので、コースに参加していただいた方には、少しですが、その他の銃も撃っていただくようにしています。
毎月プロモをしているので、無料でその他の銃を体験的に撃つことができます。




実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 00:05銃器