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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年02月08日

射撃の楽しさとは何だろう


こんにちわ PhilShootingです。

昨日は、射撃のうまさに関して書きました。
記事の最後には、射撃の楽しさとは何だろうかと最近は考えていると書きましたが、今日はそれに関して書いてみたいとおもいます。

極めて個人的な意見ですので、そうでないという方もたくさんいらっしゃると思いますが、とにかく書いてみたいと思います。

Philshootingを始めたきっかけというのは、自分が自衛隊の出身で武器弾薬とくに弾薬に関してはスペシャリストであったこと。射撃に関しては在籍中もそうでしたが、やめてからもたくさん撃っていたということ。どうも観光射撃なんかを見ていると安全管理がされていない、射撃の統制もされいなく、きちんと教えているところはあるのかな?何とかしなければと思ったのが始まりです。

始めた当初は、軍隊形式の訓練を想定して、きちんとした安全管理の下に統制された射撃をイメージして2,3回はそれで実施したように記憶しています。
射撃統制のためにでかいメガホーンを自分が持っていたので、参加された人にそれで殴られるのではないかと誤解されたくらいです。
ちなみに自衛隊のときM2重機の射撃で脚に土嚢を積んでいたにもかかわらず、跳ね上がって、もう少しで壁を越えて射場の外に出るところでした。そのとき、ヘルメットを当然付けているのですが、教官からそれが割れるほど鉄帽でたたかれたのを覚えています。
壁を出れば、弾は5,6kmもっと飛んでいったんだと思います。

しかし、Philshootingの訓練コースをやっていくうちにどうもコーチとか射撃に来ている人の様子が違うというか奇異に見られていたのに気づきました。
軍隊の訓練のようなというイメージの硬さと一般の方の射撃というイメージと違うなと思っていました。
それからいろいろと教えてもらい、フィリピンではスポーツシューティングが盛んであるということ知りました。

そういう経緯があり、今ではハンドガンでは競技会のスポーツシューティングをライフルではコンバットシューティングを目標にして、体系立ててやるようになりました。
でも基本は、きちんと基礎から教えるというのが根底にあり、それは変わっていません。


以上は、最近までの経緯なのですが、今はまたちょっと違うことを考えています。
きっかけとなったのは、Philshootingのメインのコースではないのでが、1日コースという基礎コースを設けていて、最近はちょくちょく参加される方がいて、参加者の意見を聞いてからです。

主催者側からすると、あくまでも基礎コースで、射撃というものを知ってもらうだけで、所要のスキルは得られないだろうと思っていました。

参加者からすると、射撃の基礎を学びたい、いっぱい撃ちたい、射撃を楽しみたい、しかも予算があまりない ということでした。

今週、ハンドガン1日コースとライフル1日コースをやりたいという方がいて、予算が厳しかったので1日にまとめてやっていただきました。
基礎は教えるのですが、弾数が多く、とにかく弾を消化するのに次から次へと撃っていただきました。

その方は、とにかく弾込め、射撃など楽しくやっていました。Videoも要望でいっぱい取りました。
コーチもその日は疲れていたのが幸いして? いつものような厳格さは少しなかったような気がしますが、とにかく楽しんでおられました。

その方は、ライフルは、めちゃくちゃうまかったです。ハンドガンも基礎を教えてもらってからはあたるようになったと思います。
ちなみにライフルでこの腕前だと200m離れていても、スコープなしで、例が悪いですが人であればヘッドシュートができるほどです。












素人がライフルを始めて、すぐ当たるという事はまずありません。ちょっとしか撃ったことはないと言われていましたが、よく聞いてみるとサバゲーでライフルをやっていたということでした。
想像するに基礎をしっかりとした上でエアガンをやられていたんだと思います。
自衛隊もそうなんですが、射撃訓練のうち95%は空撃ちでの訓練です。実弾なんか年に100発程度しか撃ったことはありません。それでも当たる様になります。
サバゲーでもエアガンで基礎をしかりやっておけば実弾でも上達が早いんだと思います。

そういうこともあり、とにかく当たっていたので大喜びで射撃を楽しんでいたということだと思います。

ハンドガンでも最後のほうは当たるようになって、20mからスチールなんかを撃って、楽しんでいただきました。


そのとき、そうか、、そういうことかと思ったしだいです。

競技会に向けて、それを目標にとにかく練習、練習でやるのもいいかと思います。
TopShooterの方々は1日1000発の練習をするそうです。スポンサーがついているので弾と銃の心配はありません。

でも、多くの方々、特に日本では、実銃でそんなことは到底できません。

ならば、たまにいって、最初は基礎が必要ですが、楽しく、いっぱい撃つのがいいのかなと思ってしまいました。
もちろんPhilshootingのコンセプトである基礎からきちんと学べますを忘れずにです。


Philshootingでは、本格的な宿泊コースと1日コースを今までも設けていましたが、忙しい、時間がない、いっぱい撃ちたい、基礎は学びたい、予算がない ということを受けて ハンドガンとライフルが1日でいっぱい撃てるコースを総合1日コースとして新たに開設しました。値段も安く設定していると思います。

興味がある方はぜひ参加してもらいたいと思います。

忙しい方でも、東京、名古屋、大阪から金曜日の夕方直行便に乗って、土曜日に射撃を満喫して、日曜日に戻ることができると思います。





実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 00:22射撃一般論