2014年06月15日
ハンドガンの構え方と腕
こんにちわ。 Philshootingです。
ワールドカップ真っ盛りの最中、皆さんTVに釘付けのことと思います。まだ4試合しか行われていませんが、開幕戦の審判の件、スペインの大敗の件と話題も豊富だと思います。
審判の件に関して言えば、ここフィリピンにいると日本は自虐的というか自ら批判しているように思えて、何か日本人が悪いことをしたような錯覚さえ覚えます。誇りを持って、間違いなかったとか、話題にしないとかそういう対応はマスコミは取れなかったのかと思うしだいです。
同じくワールドカップの話題ですが、皆さん国旗だけ見てどこの国かあてることはできますか?ちょっとやってみてください。結構面白いし、ためになりますよ。(自分は10カ国しかわかりませんでした。)
さて、今日はハンドガンの構え方、特に腕に関して、簡単で申し訳ないですが、記事にしてみたいと思います。
下の写真は、2人のPhilshootingのインストラクターの構え方ですが、少し違います。


これを説明する前に、構えに関しての話を先にしておきますと、、
まず、自分の場合は、もう30年以上前に最初にハンドガンを自衛隊で撃ったときは、右手をまっすぐ伸ばし、腕を銃身のようにし、左手は添える程度にという構えを教わりました。
写真がなくて申し訳ないですが、今でも刑事もののドラマなどにはこの構えはよく出てきます。
この構えをウィーバーというようです。
写真の下のインストラクターの構えは、これとはまったく逆です。左手をほぼまっすぐ伸ばし、右手が曲がっています。 この構えをリバースウィーバーというようです。
写真の上は、左腕はそこまではまっすぐ伸びていません。
でもどちらかというとリバースウィーバーに近いかもしれません。
どれが正解ということはないのですが、Philshootingでは、左腕と右腕の力の配分は、6~7:3~4程度と教えています。それゆえ、写真の上か下のような腕の構え方になります。
なぜかというと、銃をしっかりコントロールするためということになりますが、具体的には、左腕は、リコイルを抑えるため、発射の衝撃を吸収するためと銃の方向性を保つためということになります。右腕は、グリップをしっかり保つためもありますが、どちらかというと、トリガに集中をさせるためということになります。
Philshootingでは、写真ような構えを一応は推奨はしていますが、射手がリラックスできることを一番に撃ってみて、改良を加えていきます。
前にも書いたことがありますが、一発撃って当てるには、しっかり狙って、引き金をゆっくりと絞り込めば、片手であろうとそんなに構えがしっかりしていなくても当てることはできます。
しかし、正確に早く、連射でも当てるには、上のようなしっかりした構えが必要になります。
構えとか握りとかは、やっぱり実際に撃ってみて、いろいろと改良を加えていく必要があると思います。
Philshootingでは、理論に基づいてインストラクターがしっかりと基礎を教え、個人にあった最良の方法まで改良して学ぶことができます。
銃という特性上、あまり記事の中で詳しくは、書けませんでしたが、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。
実弾射撃コース

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