楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2015年06月01日
最大射程のトラウマ
こんにちはPhilshootingです。
今日は射撃の話をしたいとおもいます。
かなり前の話になりますが、M2重機関銃の実射訓練をしていて、教官からヘルメットが割れるくらい叩かれた(殴られた)ことがあります。
そのときの叩かれたことだけが印象に残っていて、状況を詳細まで覚えていないのですが、M2を地上据え置きの3脚(Tripod)を使って、土嚢を置いて固定しての射撃のときです。
3連射をするのですが、脚の上に置いておいた土嚢がかなり上がっていたのを覚えていますが、気にせず撃っていたところへ頭に打撃がきたわけです。
「射場から出るぞ、10kn先まで飛ぶんだぞ、演習場からも出るぞ、事故になったらどうするんだ、、、、」そのような感じで怒られていたんだと記憶しますが、どうも弾が上に行き過ぎて、ストッパーの上のほうまで弾痕が行っていたようです。
実際、射場から出て、民家にでも当たったなら、大きなニュースになっていたことだと思います。
写真はインターネットからですが、こんな感じの射撃です。


そのことが、ずっとトラウマになっていて、射場を見るときは、弾が射場から出ないか、出たらどうなるんだといつも考えています。
大体の目安ですが、やや多めで 拳銃2km、5.56ライフル4km、7.62ライフル6km、12.78km 散弾(100以上の粒)300~500mは、飛ぶかもしれないというのが最大飛距離、最大射程になると思います。
射手は、この位、飛ぶんだという意識を持って射撃をする必要があると思います。
Philshootingでは、ライフルでは、長射程射撃と連射を使ったCQBの射撃をします。
長射程のレンジでは、レンジの設計のときからかなり射線を絞っていて、弾が出てもいいようにバックストップを構築をしていて、なおかつ25mで相当練習や調整をしてから撃つので、まず、心配はないと思います。
トラウマがかなり効いています。
ライフルで連射をするときは、射手のスキル、銃の種類にもよりますが、高さ5m程度のバックストップがあっても、20mの射距離で連射をしてもらうことは、まずありません。
慣れていない人では射距離5mからしてもらいます。至近では逆に跳弾に注意しなくてはなりませんが、バックストップの前は砂が積んであるので跳弾の確率は少なくなります。
次に10mで、うまいとわかると(弾が集まっていると)15m程度からCQBをスタートしてもらうことにしています。
以上は、M4やM16でのアサルトライフルでの射撃の話ですが、短機関銃ではまったく話が違います。
時たまMP5、UZIなどがあるときは、経験で撃ってもらいますが、うまくても10m程度でしか撃ってもらいません。
短機関銃は、容易に上に上がります。
フィリピンでは、連射はできるのですが、実際に連射ができるところは、あまり多くないと思います。
あるところでは、3~4mのバックストップしかなく、砂も少なく、いきなり15mでもAuto(連射)で連射してもいいと言われたことがあります。
ある外人が来て、撃ちまくって帰ったとも言っていました。
さすがに自分は連射では撃ちませんでした。
しかも、聞くと住宅地や道路も近くにあるそうで、実際に見てみると周りは住宅地でした。そのようなところで、第一うるさくて迷惑がかかるだろうし、弾が出たら事故になる可能性もあります。
射撃場のオーナーや補助員が十分注意しなくてはならないのですが、おおらかすぎるところがあるのでしょうか。
初心者にはそこまで気を使って射撃をするのは難しいでしょうが、射手も十分に注意をして、責任感を持って、射撃をしなければならないと思います。
Philshootingでは、そういうところも含めて、きちんと指導しているところが少ないと思ったのが始めたきっかけでもあります。初心に戻って、安全第一を忘れないようにしたいと思います。


Posted by philshooting
at 11:01
│射撃場