2019年12月23日

ハンドガンの握り(グリップ)

昨日、2年半ぶりくらいにブログを更新したと書いたが、閲覧履歴を見ると ”ハンドガンの握り方” という記事が約10000ビューで圧倒的に多かった。
握り方に関心を持っている人が多いということがわかった。

また、HPも更新した。更新に当たっては、いろいろな思いがあったのだが、

そのHPの最初の写真はこれだ。
これは、参加された方は懐かしいと思うだろうが、コーチの Reyさんの握りだ。
6年前の写真だが、今でも同じで、完璧な握りだ。


ハンドガンの握り(グリップ)


まさに握りなのだが、ハンドガン射撃のツボはここにあり、”Philshootingでは、きちんと基礎から正確に射撃技術を教えていますよ。” という思いが込められている。

前の記事を読まずに今の思いをたらたらと書いてみる。


・実銃(規定の発射薬の実弾を使った場合)では、反動が強いのでしっかり握らないといけない(当たらない)。 >>>  ×

当てるだけなら、力は全くいらない。狙いがきちんとできて、発射する瞬間に銃が止まっていれば必ず当たる。
むしろ力を入れないほうが、銃がぶれずに当たる確率が高い。

3秒ルールの射撃大会があったとすると、3秒位以内に銃の方向を戻せばいいので、その程度の反動が抑えられる握りで、1発1発反動はあるが、トリガの引き方と呼吸だけに集中して、力を入れないほうが結果的、全弾命中となる。
リボルバーでの大会がそうだと思うが、Philshootingで練習すれば、必ずうまくなると思う。


・2発以上を連続して、早く正確に撃つには、反動を抑えなければならないので、握りが最重要になる。もちろん、姿勢、腕 サイトなども重要だ。これがハンドガン射撃のすべてと言っていいほど難しい。
スポーツ射撃では紙ターゲットには2発撃つことになっている。ルールでなっているからではなく、実戦ではハンドガンは15m程度の近距離で突進してくる敵に射撃するので、1発では仕留められないので数発撃つ。これがルールになったのだろう。


John Wick という、射撃がメインで殺しまくる映画がある。スポーツ射撃をしている人には、映画にはあらゆる射撃テクニックが使われているので、たまらない。
逆に主演のキアヌ・ヌーブスは、射撃場に通って、スポーツ射撃の練習を繰り返したそうだ。コーチもきちんといて優秀だったと想像できる。


話を握りに戻す。撃った瞬間、銃は、上方向に回転しながら動こうとする。理論的にはこれを抑えるために、右手は手のひらと3本指でしっかりとグリップを握り、親指は上方向に力が行くように立て、射撃時は、1911タイプの場合は、安全装置がかからないように安全装置を抑える。
左手は、右手を包み、しかりとロックする。左腕は右腕よりも力を入れる。。。。。。。。


写真や言葉ではこういう説明になるのだが、コースに参加して実践するほうがいいと思うし、奥が深いことも理解できると思う。


Philshootingでは、

・基礎から基本を教えている。
コーチは射手1名に1めいずつつき、技術面でも、安全面でも安心だ。

サバゲーやワーゲーマーがやりたい、ハンドガンとライフルと射撃ステージを使用する射撃スタイルができ、ライフルの連射も可能な
・2GunsCQBコース

射撃ステージを使ったスポーツ射撃(ハンドガン)
・ハンドガンスポーツ射撃コース

があるので、技術向上、今後のプレイに活用したい方は、参加を検討していただきたい。


philshooting.com







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Posted by philshooting  at 20:31 │拳銃の射撃