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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年01月26日

ハンドガン射撃に必要な装備

こんにちわ PhilShootingです。

以下の写真は、ハンドガンの競技会で選手たちが身に着けているものです。











それなりの服(Tシャツ、ショートパンツまたはロングパンツ)
靴(スポーツ用シューズ)
耳栓
ゴーグル

ガンベルト(ベルト、銃ホルスター、マガジンポーチ)
銃器

になります。グラブをしている人はあまりいないようです。

中でもガンベルトと銃は大事なものです。
フィリピンでは、ガンベルトは
フィリピン製の JR Hoslster社製 (2万円くらい)
外国製の CR Speedo社製(6万円くらい)
同じく AA社製(10万円くらい)

がありますが、競技会に出ている多くの方は CR Speedo社製のものをお持ちのようです。
結構な値段がします。
これは、射撃場のオーナーのものです。






Philshootingのコースでも、基礎コースの最後及びアドバンスドコースでは、このベルト(JR Holster)をして射撃をしていただいています。
前回、アドバンスドコースに参加された方は、日本でモデルガンを使って抜いて打つ、弾倉交換などの練習をしたいということでJR Holsterの物を購入されました。
前々回に参加された方も、友人に頼まれたということで CR Speedox1、JR Holsterx3を購入されて持って帰られました。

スポーツシューティングでは、ガンベルト一式は、スピードを左右するものなのでやはりいいものが求められます。


次に銃ですが、フィリピンでは、競技会のスタンダードクラスに出られる方は、圧倒的にSTI社製の競技会用の銃を持っている人が多いです。
モデルにもよるのですが、アメリカでのListPriceで30万円くらい、フィリピンでは40万円位します。
STIの銃は、銃身が安定していてリコイルが少なく、トリガが軽いのが特徴です。
射撃の腕がいまいちでもある程度は銃器でカバーできるとおもいます。

Phlshootingでもオーナーが持っているのでSTI社製の銃をときどき撃っていただいています。
Philshootingのアドバンスドコースでは、Armscor社製のハイエンドの競技用銃を使っていただいています。STIよりはリコイルはありますが結構当たります。


フィリピンでは射撃は人気のスポーツなのですが、銃器は高いし、練習や試合で弾を結構消費するので誰でもできるスポーツでもありません。
やはり割りと富裕層の方や地位のあるかたがたがやられているケースが多いとおもいます。
故に射撃場にいくと名士、映画スターなどなどと出会うことが結構あります。

また、そういう金持ちの方がやっているスポーツでもあるので、道具にはお金をかけている場合も多いとおもいます。衣服や靴、ゴーグルも高価なものであったりします。

そういう衣類や靴はどうでもいいとおもいますが、ガンベルトはそれなりものが必要だとおもいます。
日本では手に入りにくいということなので、Philshootingでは、ご希望によりガンショップに案内をしています。
これはエアガンの射撃でも使えるし、日本でモデルガンを使っても練習できたりします。




実弾射撃コース






  


Posted by philshooting  at 00:06拳銃の射撃

2014年01月19日

トップシューターはやはり早い

こんにちわ PhilShootingです。

先週、アドバンスコースに参加された方(Aさん)がいらっしゃいました。今回で2人目です。

Aさんは、前回ライフルコースで参加されました。
ライフルコースでも50発ほどハンドガンを撃ってもらうのですが、20m離れていてもよく当るので今度ハンドガンのアドバンスコースで参加されてもいいですよと言っておいた方です。

よく聞いてみるとグアムに4,5回は行ってらっしゃって、まったくハンドガンを撃ったことがないわけではなく、結構撃ってらっしゃるようです。話の内容からして合計1000~2000発程度はグアムで撃ったのかなと思います。

ただ、基礎から教えてもらったことはなく、常々どうやったら当るのかを自分なりに考えていいたということでした。
撃ち方に関しては多少の修正はさせていただきましたが、大方、Aさんの考えがあっていたのかなと思います。
とにかく静止状態ではよく当っていました。


とはいえ、アドバンスコースでは、ただ撃つだけではないので、ホルスターから抜いて撃つ、弾倉交換、早撃ち、移動、安全姿勢を初日にやっていただきました。

これらは練習するしかないのですが、Aさんは、正確な射撃ができるので、上達もかなり早かったし、今後も早くなるとおもいました。

Philshootingの基礎コース(2日間、3日間コース)では、安全管理、理論、構え方、握り方、狙い方、トリガの引き方、呼吸などすべてを教えますので、自分でやるよりは上達は早いと思います。


さて、Philshootingのアドバンスドコースでは、コース(Stage)をいくつか作って、実践的な射撃を行います。
今回は最終的には以下のSatgeになりました。





紙の標的には2発づつ撃ちこみます。着弾によりA,C,Dの評価があります。
スチールの標的(オレンジ色)は直径約10cm程度です。こちらは当るまで撃ちこみます。

A地点で、紙標的に2x2で4発、スチールで最低1発 合計最低5発
B地点で 6発
C地点で 最低7発
D地点で 最低7発
合計 最低25発の射撃になります。

弾倉交換は、地点の移動時に行うので、合計3回です。

Aさんは、2日間の練習成果では最初50秒かかりました。

次に前回もお願いしたカビテ地方のチャンピオン(Josef)に今回もデモをお願いしてやっていただきました。
(アドバンスドコースでは、TopShooterにデモをお願いしています。)
こちらです。21秒でした。




かれの使った銃は、Armscorの1911のシングルスタックモデル(Classic)です。
Aさんには、40口径のハイカップモデル(Satndard)でやっていただきました。

Josefには3回やってもらったのですが、その間にもAさんにやっていただき、41秒まで改善されました。
しかもAさんは基礎の射撃(Accuracy Shooting)がしっかりできているので、多少早くなってもよく当っていたと思います。

やはり、いいお手本があると上達が早くなると改めて思ったしだいです。

Josefはカビテ地区のClassic区分でのチャンピオンですが、全フィリピンでも毎回上位に名前を連ねています。
デモでは、1発スチールをはずしていましたが、紙標的は80%はAに入っていました。
おそらく、射撃時は0.5秒で2発紙標的にに撃ち込んでいる思います。

このクラスになると早く正確に撃てるもんだなんと改めて驚いたしだいです。

Josefのデモでは、よく見てみるといろいろと勉強になるのですが、今回はこの辺でやめて次回以降に説明したいと思います。


Philshootingでは基礎から教え、最終的に競技会に出られるまでを丁寧に教えますので、ご興味ある方はぜひ参加ください。





実弾射撃コース






  


Posted by philshooting  at 23:41拳銃の射撃

2014年01月18日

実際にあった銃の取り扱いで危険な話

こんにちわ PhilShootingです。

先日は、銃を取り扱う上で最低限守るべきを事項を書いてみましたが、いろいろと質問もあったのでどういう場合が危険かを実例を2つほどあげて書いてみたいと思います。

まず一つ目ですが、マニラ郊外のとある場所で、日本から来た日本人の友人と地元の射撃関係のフィリピン人と食事をしていました。話の内容はもちろん射撃や銃に関する話題が多かったのですが、その地元のフィリピン人の持っている銃の話になり、なんと実物を持っていました。(携行していました。)

 なんと物騒な国だろうと思われる方がいらっしゃると思いますが、フィリピンでは銃の所持の許可と銃の携行の許可があれば銃を携行することができます。
外国国籍の外国人は、銃の所持はできません。
もちろん審査や更新は厳しいのですが、競技会に出る人、金持ちや要人、名士、あるいはそのガードで護身の必要がある人などは、これらの許可を持って携行している場合があります。
もちろん軍人や警察官、ガードマンも携行しています。

この方は、競技会に出るのと護身用に銃を携行していて、許可証も持っていました。

ちなみに、マニラ都市部や田舎でもショッピングモールや公共性の高いところでは入り口でガードマンによる荷物検査があり、許可証があっても銃の携行が許されなくなっています。

また、日本でもそうでしょうが、銃による犯罪などはほとんどが違法で、悪いことをするほとんどの人は、許可証なんて持っているはずもありません。

前置きが長くなりましたが、食事をしている場所が個室であったので、そのフィリピ人の方は銃をおなかあたりから取り出して見せてくれました。
1911タイプの競技用のもので、カストマイズされていました。マガジンも装着されていました。

彼は、われわれを射撃関係者と思っていたので、銃を渡してくれて、みてみろと言ったんですが、、私の友人が真っ先に銃を取り触り始めたのですが、すぐトリガに指をかけてしまいました。

あわてて、フィリピン人が銃を取り返して、弾倉をはずし、スライドを引き、弾をだして、ハンマダウンをしてから友人に戻しました。

友人は、何が起きているのかよくわからない様子でしたが、いろいろと銃を触っていたようです。
食事後、彼のした危険な行為を説明しておきましたが、フィリピン人の友人は私の顔を立てて、その場の雰囲気が壊れないようにしてくれたのだと解釈しました。

どういうことかと説明をしておきますが、
まず、フィリピン人の友人は、銃を携行していたのですが、銃の状態は、弾倉が装着され、しかも薬室に弾がロード(装填)されていて、安全装置がかかっている状態で持っていたのですね。
銃を握って、安全装置をはずし、トリガを引けば撃てる状態です。
1911タイプの場合、銃把にも安全装置があるので銃を握らない限り、トリガは引けません。
一応、即応性があり、最善の安全な状態でもっていたとも解釈できますが、薬室にはロードはしていない状態がより安全ではあります。

このような状態で銃を渡された場合は、(普通は安全化してから渡しますが、彼は、われわれが銃のプロと思っていたのでそのまま渡したのだと思います。)、銃を握ったり、絶対にトリガに指をかけてはいけません。せいぜい眺める程度です。特にカストマイズされた銃は、トリガを相当ゆるくしてあるので、すぐおちてしまいます。

また、銃を触る場合は、持ち主の許可を得て、前回説明したように安全化してから触るようにしなければなりません。

銃を見せてもらう場合、このケースのようなことはしばしばあります。


二つ目ですが、射撃場に行ったとき、机、屋根などを注意深く見てみてください。
木の机やトタン屋根の場合、なにやら小さい穴らしきものがあることに気づくと思います。
それは、銃が暴発(ほとんどが取り扱い不注意)したあとです。
私も数多く見てきました。
もしそれが人であれば大怪我や命の危険性もあるはずです。
滅多に暴発はないとは思いますが、まったくないということではないので、銃の安全化や取り扱いには最新の注意というか癖、習慣が必要だと思います。


Philshootingでは、射撃技術はもちろんですが、安全に関しても1から教え、安全管理を基礎技術にした上で、射撃技術を教えています。銃の取り扱いを正しく学びたいという方にもかなり参考になると思います。




実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 09:19

2014年01月15日

実銃で最低限守るべき安全確認


こんにちわ PhilShootingです。
本日は、実銃を扱うときに最低限守るべき事項に関して書いてみます。

皆さんは、実銃を撃ったことがありますでしょうか?
もしあった場合、ただ撃っただけでしょうか?それとも最低限の安全確認をした後、撃ったでしょうか?

どうしてこのようなことを書いているかというと、射撃場でよく見かけるのですが、日本人の場合、言葉が通じないせいもあるのでしょうが、すべて射撃場の補助員がやってくれた後、銃をそのまま渡され、はい撃ってくださいということを多々見かけます。
あとは狙って、引き金を引いてくださいということだとおもいます。

補助員がいるときは、それでもいいのかもしれませんが、いないときに見かける行為として、薬室を確認していない、引き金に指をかけているということを実際に見かけました。

射場だけではなく、もしどこか外国の友人の家で銃を見せてもらったとき、同じようなことをしたら事故になりかねません。大変危険な行為だとおもいます。


じゃどうするかということをざっと書いています。
オートの拳銃とライフルに当てはまるとおもいます。

まず、銃がおいてあったとします。

銃を安全な方向へ向けて、マガジン(弾倉)が装着されていた場合、まず弾倉をはずす。
スライダーを引いて、薬室に弾が入っていないかを確認する、あった場合は、引いたことによって外にはじき出されます
銃を前方に向けてハンマーダウン(引き金を引く)

弾倉が装着されていない場合も、薬室に弾が残っている可能性もあるので同じことをします。
引き金は、最後の引き金を引くというところ以外は、フィンガーアウトといって引き金を触ってはいけません。指は外に出しておきます。

銃が目の前にあってそれを扱う場合は、必ずこの行為を行ってください。
何度行ってもかまいません。

日本人の場合、多くの方が指を引き金にすぐかけます。それは絶対にだめです。

少しわかりにくかったとおもいますので、別の観点から論理的に説明してみます。
下の図を見てください。オートのハンドガンです。







*Internetからの絵を収集


弾は、最初に弾倉にこめます。
次に弾倉をハンドガンに装着します。
この状態では、引き金を引いても薬室に弾がないので、弾は出ません。引き金も引けません。(安全装置もかかりません。)
次に弾を薬室に送り込むためにスライドを引きます。
弾倉から弾が1発薬室に送り込まれます。
この状態で引き金を引くと弾は出ます。安全装置をかけることができます。

オートの場合、一発撃ったあと自動的にスライドがひかれ、次の弾が薬室に送り込まれ、弾がなくなるまで、引き金を引けば弾は出ます。


この弾が薬室にある場合を想定すれば、銃の安全化が想像できるとおもいます。

フィンガーアウトして、銃を持つ、弾倉をはずす、スライダーを引いて薬室内の弾を外に出す。
最後に空うちをする。

そういうことです。

この行為を実際の射撃場ですれば、補助員の人も ’知っているな’とおもうはずですね。


Philshootingでは、もっとも軽易なコースの体験コースでも、射撃場の近くのオフィスでモデルガンを使って、この練習をしてもらってから、射撃場にいって射撃をしていただいています。
撃つということよりも射撃の最低限のマナーだと思うからです。

とはいっても、初めてだと、せっかく教えても、射撃で興奮してしまい、自分で安全確認することを忘れてしまっている人が多いようですが、、、、、

実際、手順は非常に簡単なのですが、訓練を重ねないと習慣的な行動にならないというのも事実かもしれません。

Philshootingでは、このようなことから始まり、安全管理について詳しく教えていますし、もちろん、射撃技術に関しても2日以上のコースではマンツーマンでインストラクターが教えます。






実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 22:47銃の安全管理