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Posted by ミリタリーブログ  at 

2017年09月24日

Philshootingでも北朝鮮対応?

【Philshootingでも北朝鮮対応】


2,3日前、日にちをずらして2名のリピーターがアドバンスドコースに参加された。2名とかもかなりうまい。
射撃ステージを使って、正確に早くを学んでいくのだが、今回は、あまり走りたくないということで、Accuracy(正確精密)射撃を中心に行った。
 
コース進行中にコーチがいきなりかわったことをし始めた。
”あなたがオフィスにいるときに、いきなり北朝鮮のテロリストが侵入してきて、撃退する ということを想定する”
 
といって、机とターゲットでステージを作りだした。
 
銃は、つくえの中にあり、作業をしているときに、テロリストが侵入してきて、机から銃を取り出し、4名のテロリストを撃退するというものだ。














日本人のコース参加者には、笑いをこめてかなりうけた。
しかし、コーチは極めて真剣で、そういうこともあると本当に思っているらしい。
 

スポーツ射撃競技では、北朝鮮は別にして、このような想定ステージは、あるのだが、この事象には、客観的に1つのGapと教訓があると自分は思った。
 
日本人的には、戦争やテロはあるかもしれないが、現実にはないだろうと思っている。ましてや日本では銃が机の中にあるなんて考えられない。
コーチ(フィリピン人)的には、自分の身は自分で守るが基本で、その対応を訓練しておかなくてはならないと思っている。
というGapだ。


フィリピンは、銃社会なので、テロリストとはいかなくても強盗などは十分に想定内なのだ。アメリカの地方も同じだろう。
日本人も北朝鮮のテロリストにやられるに違いないと思ったのだ。

コーチには、日本は、銃社会ではないという認識にはかけているようだが、であれば、公安、警察、さらには自衛隊には、テロに対応する能力があるのだろうかと思ってしまう。
もっと細かく言えば、関係者全員が、こういう練習をして、射撃技術は本当にあるのだろうかと思ってしまう。
 
フィリピン人に心配してもらって、少し、情けないと思った。



もう一つは、やられたら、あるいはやられそうになったら、撃退するあるいはやり返す。
この事象は、こういう単純な基本的な姿勢を原点にしている。
 
 
国家に置き換えると、日本は敵ミサイル撃墜だけを考え、しかも発展途中だ。
前回も書いたが、敵の源泉を撃退する、やり返すという能力は全くない。
 


今の状況は、”やられそうになったら” という状態だ。
安全保障に詳しくない人は、今回は米朝の問題だと平気でいう人もいるが、日米同盟もあるし、何といっても日本には米軍基地が多数ある。
ならば、米軍を追い出して、、、というさらに安全保障の音痴もいるようだが、ここでは相手にしない。
また、見せしめに日本の都市の一部を破壊するということも今の体制ならやりかねない。
 


”やられそうになったら” とう状況を日本も主体的に考え、撃退あるいはやり返す時期だと思う。
今は、日本には攻撃能力はないので、その努力をしつつ、アメリカにお願いして、一緒に撃退することを、今すぐしなければならないのではないかと思う。
日本、日本人の覚悟と決断が必要な時期でもあると思う。
 




       





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2017年09月20日

フィリピンから見た北朝鮮問題

【フィリピンから見た北朝鮮問題】


しばらく、ブログを更新していなかったが、北朝鮮問題に関してどうにもいたたまれない気持ちになったので、射撃とは直接関係ないのだが、記事にしておく。
ブログを更新していないので、心配されている方も多いと聞きたが、相変わらず、Philshootingはやっています。
ただ、書いてもあまり宣伝効果がないので、ブログを書く気力にかけているところがありました。
フィリピンは未だに汚い、危険というイメージを持っている人が多く、それを払拭して来てもらうのは、難しいですね。大メディアや個人の偏向報道には勝てません。
実際は、マニラは汚くも危でもなく、大都会ですよ。



さて、まず、フィリピンでは、北朝鮮の挑発行為に関しては、放送されているが、あまり大きなニュースとして取り扱われていない。
しかし、大国日本が、小国北朝鮮にやられているということには、違和感を持っている人が多いようだ。
 
戦争を含む、いずれ日本が何かするとも思っているようだ。
 

これに対して、日本には憲法があり、戦争をしない国だとか、攻撃なんてできない なんていう説明をしても、まったく信じてもらえないというか話にならない。
日本には軍隊があるだろう。それはいったい何なんだという話になる。
 
 
ネットで諸外国の様子も多少調べてみたが、日本はなめられまくっているのに何もしないのか、おかしい という話があった。
フィリピンだけが例外ではない。
日本の対応はおかしいと世界中が不思議に思っている。
 
 
一方、日本はどうかというと、話が米朝戦争にすり替わっている。アメリカの先制攻撃だの、米朝で戦争が起こったらどうなのだという話になっているではないか?
日本は、当事者意識があるのか、ほぼないのだと感じる。
アメリカはどうするのだろうという話ばかりで、日本はどうするのかという話がほぼない。
 
アメリカは、本土にICBMがとどくのを警戒して、攻撃を含む防衛処置を講じている。ついでに同盟国も守るとは言っているが、アメリカファーストは言うまでもない。
 
日本にとどく弾道ミサイルは既に実戦配備されている。配備されても日本は、撃ち落とすくらいのことがやっと始まった対応だ。
半世紀くらい遅れている。
 
 
自衛隊の兵器、装備、兵力などの実力は、世界でも1ケタのランキングに位置づけられている。
しかし、決定的に欠如しているものがある。それは、攻撃能力だ。ほぼないといってもいい。
日本のいう自衛のための攻撃能力は、せめてあるべきだ。
日本攻撃の意図がある敵基地の自衛攻撃がこれにあたる。
 
 
話は拙速だが、

●自衛のための攻撃能力を早急に1年以内に装備化し、訓練する。
具体的には、実際に装着するかは別にして、戦術核搭載可能なトマホークのような巡航ミサイルや弾道ミサイルを3000基程度配備する。
潜水艦、護衛艦、戦闘機、地上基地から、早急に1年以内に撃てるように、装備化、訓練する。
戦術、戦略核の定義が最近では曖昧になってきているが、また残念ではあるが、大きな意味での戦略核の傘は米国に依存する。
 
●同時にミサイル、航空機迎撃態勢を整える。(今は計画されているようだが)
 
●最も早く、憲法の改正を行う。外人にでも説明できる、自衛隊、交戦権の容認は、解釈ではなく、誰が読んでも理解が明確な憲法でなければならない。
次期衆院選があるようだが、まさに争点は、憲法改正ではないか。侵略されようとしている今こそ憲法改正が必要な時ではないのかと思う。

●対応が整うまでは、アメリカに頭を下げて、同等の対応をしてもらうようにお願いする。
 
をすべきだと思う。それが、日本の主体性ではないだろうか。

















 
 
記事の内容は、北朝鮮への対応と思っている方が多いとは思うが、実は、中国に対しても同じだ。
真の自衛力を示せば、尖閣、小笠原、南シナ海などの問題もなめられることはないのだと思う。竹島もそうだ。





       





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Posted by philshooting  at 16:49安全保障