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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年06月26日

工場出荷弾とリロード弾


こんにちわ。 Philshootingです。

 ワールドカップ本当に残念でした。悔しかった人も多かったとおもいます。また、冷静に事実を客観的に受け止める方もいらっしゃったとおもいます。
 ブログをしばらく更新していませんでしたが、ライターがワールドカップを見るのに忙しくて更新をサボっていたというのが事実です。
 まだまだ試合は続くので見るのは見るのですが、Philshootingとしては、日本のサッカーの惨敗の悔しさということで2日間以上のコースに8月までに参加される方を対象にハンドガンでは無料で工場出荷FMJ弾100発おまけをすることになりました。
 プロモーションなので、コース参加を希望される方は、お早めに申し込みをお願いいたします。


 このブログを更新していなかった時期にいろいろなNewsがありました。
 24日にはアキノ大統領が日帰りで訪日をして、安全保障などを安部首相と協議しています。アメリカというかオバマ大統領の対応があまりにも悪いので、それを危惧してのことだとおもいます。シリア、ウクライナ、イラクとあまりにもアメリカの権威が落ちている状況から見ると、それぞれが個別に対応しなければならない事態にならざるを得ません。あと2年は待てませんからね。尖閣の危機も現実味を帯びてきたと思います。
 
 日本では慰安婦問題の検証のNewsがありました。聞けば聞くほど韓国のうそやだましやごまかしが明るみに出てきているような気がします。事実をすべてさらけ出して、日韓関係を再構築したほうがいいような気がしました。

 フィリピンでは、最大級の汚職事件(ポークバレル)の容疑者の一部の上院議員の2名(レビリア、エスとラーザ)が刑務所にいきました。もう一人のエンリレは年のせいで当局の病院で拘束されているようです。そういえば当時(今は知りませんが)PPSAの会長であったジャック・エンリレは、エンリレの息子さんで、前回の上院選挙で落選しましたが、当選していなくてよかったなと思いました。


 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のプロモーションで工場出荷の実弾をおまけにつけるということになったので、今日の記事では、実弾とリロード弾に関して簡単に書いてみます。

 簡単に言えば、新品か使いまわしかの違いになりますが、リロード弾にはいろいろな種類があります。
 こういうのが新品です。










 リロード弾の写真はいいのがなかったので今回は割愛させていただきます。

 自衛隊や警察もリロード弾を使うことが多いです。日本には会計検査院という恐い機関があって、無駄に予算を使っていないか徹底的に調べます。
 調べるのは主に薬きょうになるのですが、まだ再生可能ではないのかからはじまり最後にはくずとしていくらで業者に売ったのかまで徹底的に調べます。米軍なんかの小火器弾の撃ちっぱなしなどを見るととても信じられません。
 米軍でもさすがに戦車砲弾や野戦砲弾の薬きょうを捨てるというのはないとおもいますが、、

 弾の構造は小火器(20mm未満)では、通常以下のようになっています。(Tracerなど多少例外はあります。)
 




1:弾頭
2:薬きょう
3:発射薬
4:リム
5:雷管


 再生可能なのは、薬きょう部分で2-4回は使います。
 リロード弾の弾頭部分は、いろいろなものがあります。
 実弾と同じもの
 鉛むき出しのもの
 テフロンで覆ったもの

 発射薬も調整をすることができます。

 通常見かけるものは、弾頭が鉛むき出しで発射薬が減装してあるものだと思います。

 工場出荷のリロード弾という言葉も聞いたことがありますが、日本では、自衛隊や警察で使っているものがそうなのかもしれません。個人などでは弾は扱えませんからね。
 ほかの国でもそういうのを聞いたことがあります。

 発射薬量、重さが同じとして、何が違うのかという話になりますが、ライターの思いつくままに書いてみますと、、
 銃にはリロード弾の方が弾頭がやわらかいので優しい
 標的へはリロード弾はつぶれるので兆弾になりにくい
 価格がぜんぜん違う

 などリロード弾には、いいことがいっぱいあるように思えますが、個人的には好きではありません。理由は、発射後のすすです。物理的には、シャツや腕、顔に実弾と比べ物にならないくらい黒いすすがつきます。
 最初は気にはしていなかったのですが、2年ほど前、室内射撃場によく通っていたころ、原因不明で喉が痛くなってしまいました。タバコの吸い過ぎか喉の癌ではないのかと疑っていたのですが、どうも原因はこのすすだったようです。私だけではなく一緒に行っていた人もそうだったのです。一回いけば2時間くらいいましたし、200発くらいは撃っていましたから、そうとう吸っていたんだと思います。、

 以来、室内射撃場へ行くときは、変ですが、きめ細かい防護マスクをしています。以降、喉も痛くなっていません。

 この黒いすすの原因ですが、自分で再生したことがないので自分の意見ではないですが、ほかの人に聞くと弾頭を接合するときのワックスだと言っています。
 フィリピンでは、個人か店で再生する場合が多いのでそのせいかもしれません。
 事実として黒いすすが出て、口や鼻から入る事が十分想像できるのでややぞっとします。

 コースに参加される方では、ほとんどの方は工場出荷の実弾かを気にされるようです。理由は、本物志向だということだと思います。
 実際撃ってみて、違いがわかる方もいらっしゃるようですが、すすや鉛粉を気にしている方もいらっしゃいました。
先日行ったリボルバーでは、再生弾は薬きょうが多少太っているので、弾(弾倉)の交換の時には違いは顕著でした。再生弾はなかなか落とすのが難しいですね。



 弾という特性上、あまり記事の中で詳しくは、書けませんでしたが、ご興味のある方はぜひコースに参加してみて、撃ち比べてみてください。



実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 23:18Comments(0)弾薬

2014年06月15日

ハンドガンの構え方と腕


こんにちわ。 Philshootingです。

 ワールドカップ真っ盛りの最中、皆さんTVに釘付けのことと思います。まだ4試合しか行われていませんが、開幕戦の審判の件、スペインの大敗の件と話題も豊富だと思います。
 
 審判の件に関して言えば、ここフィリピンにいると日本は自虐的というか自ら批判しているように思えて、何か日本人が悪いことをしたような錯覚さえ覚えます。誇りを持って、間違いなかったとか、話題にしないとかそういう対応はマスコミは取れなかったのかと思うしだいです。

 同じくワールドカップの話題ですが、皆さん国旗だけ見てどこの国かあてることはできますか?ちょっとやってみてください。結構面白いし、ためになりますよ。(自分は10カ国しかわかりませんでした。)

 
 さて、今日はハンドガンの構え方、特に腕に関して、簡単で申し訳ないですが、記事にしてみたいと思います。
 下の写真は、2人のPhilshootingのインストラクターの構え方ですが、少し違います。






 これを説明する前に、構えに関しての話を先にしておきますと、、
 まず、自分の場合は、もう30年以上前に最初にハンドガンを自衛隊で撃ったときは、右手をまっすぐ伸ばし、腕を銃身のようにし、左手は添える程度にという構えを教わりました。
 写真がなくて申し訳ないですが、今でも刑事もののドラマなどにはこの構えはよく出てきます。
 この構えをウィーバーというようです。

 写真の下のインストラクターの構えは、これとはまったく逆です。左手をほぼまっすぐ伸ばし、右手が曲がっています。 この構えをリバースウィーバーというようです。

 写真の上は、左腕はそこまではまっすぐ伸びていません。
 でもどちらかというとリバースウィーバーに近いかもしれません。


 どれが正解ということはないのですが、Philshootingでは、左腕と右腕の力の配分は、6~7:3~4程度と教えています。それゆえ、写真の上か下のような腕の構え方になります。 

 なぜかというと、銃をしっかりコントロールするためということになりますが、具体的には、左腕は、リコイルを抑えるため、発射の衝撃を吸収するためと銃の方向性を保つためということになります。右腕は、グリップをしっかり保つためもありますが、どちらかというと、トリガに集中をさせるためということになります。

 Philshootingでは、写真ような構えを一応は推奨はしていますが、射手がリラックスできることを一番に撃ってみて、改良を加えていきます。


 前にも書いたことがありますが、一発撃って当てるには、しっかり狙って、引き金をゆっくりと絞り込めば、片手であろうとそんなに構えがしっかりしていなくても当てることはできます。

 しかし、正確に早く、連射でも当てるには、上のようなしっかりした構えが必要になります。

 構えとか握りとかは、やっぱり実際に撃ってみて、いろいろと改良を加えていく必要があると思います。


 Philshootingでは、理論に基づいてインストラクターがしっかりと基礎を教え、個人にあった最良の方法まで改良して学ぶことができます。

 銃という特性上、あまり記事の中で詳しくは、書けませんでしたが、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。



実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 01:01Comments(0)拳銃の射撃

2014年06月11日

珍しいショットガン


こんにちわ。 Philshootingです。

 フィリピンでもこのところ3,4日珍しく終日雨だったのですが、現地では台風ではないのかとかそういううわさが流れていました。
 台風情報に関しては、だいたいこちら
 http://www.usno.navy.mil/JTWC/
 を見ていますが、フィリピンでは台風はなかったと思います。でも衛星写真を見る限りはものすごい雲でしたね。
 逆に沖縄付近で台風になりそうな雲が衛星写真で写っていました。
 今の時期で日本で台風というのも珍しいことだと思います。
 日本も終日雨だと聞いているので十分にお気をつけください。

 さて、先日のコースで、珍しいショットガンの紹介があったので、参加された方ともども、試射させていただきました。 こんな感じの銃です。











 型番はよくわかりませんでした。Prospector、、、と書いてありましたが、調べてみる限り、同種のものはなかったので何らかの改良版かもしれません。
 この銃の特徴はなんといってもドラム式の弾倉です。12発入ります。1発撃つと前の銃杷を左に回すと次の弾が装弾されます。








 ショットガンは近距離では強力です。音も大きいです。


 Philshootingの2日間以上のコースでは、
 ハンドガンコースの場合は、ハンドガンの基本銃(45口径、9mm)とライフル(M16,M4)が、標準で付いています。
 ライフルコースの場合は、ライフル(M16,M4)とハンドガン(45口径、9mm)が標準で付いています、

 が、だいたい おまけでその他の種類のハンドガン(別タイプ)とショットガンは撃ってもらっています。
 そのほか、その時の場合によりますが、ラッキーな場合は、このような銃も撃つことができます。(今まではサブマシンガンなどもありました。)

 銃の基本を学ぶには、基本銃で徹底的に練習したほうがいいと思いますが、このようにその他の銃もほとんどの場合、おまけで撃つことができますので、ご興味のある方は、コースに参加されてはいかがでしょうか。


 


実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 23:31Comments(4)銃器

2014年06月09日

ハンドガンでの狙い方と目

こんにちわ。 Philshootingです。

 ハンドガンでの狙い方に関しては、今までも書いてきましたが、今日は目に絡めて簡単に書いてみたいと思います。
 Philshootingのインストラクターが、狙いに関してよく言葉に出すのは、以下です。
 ’Sight Alignment' (照準の調整)
 ’Aiming' (狙い)
 ’Front Sight' (照星)
 要は、よく出て来る下の図の狙い方で、銃口の照星をよく見ろということです。





 あと目に絡めて以下の言葉を出します。
 ’Both Eyes Open' (両目を開けて)
 ’Proper Eye' (正しい目)
 ’Dominant Eye' (きき目)

 上の絵を見ているのは目です。皆さんは、両目を開けていますか、片目で撃っていますか?
 これには、きき腕ときき目が絡んできます。

 ハンドガンの基本は、右ききの人は右手でトリガを引き、両目をあけて、右目で狙って撃つ、左ききの方は逆になります。

 しかし、これにはきき目が関与してきます。
 きき目は、両手を伸ばし、指で輪を作って中をとおして遠くを両目で見てください。
 次に、左目、右目を片方づつ、つぶります。
 目標が、両目で見たときと同じ場合がきき目です。きき目でないほうでみると輪は目標を外れると思います。


 以下、右ききの場合を想定して説明します。
 右ききで、きき目が右の方は、両目を開けて、右目で目標が狙えて、撃つことができます。 
 左目がきき目の方は、両目をあけて、右目で狙うことはできません。仕方ないので、左目をつぶってしまうことになります。そうすると ’Both Eyes Open' とすぐ注意を受けてしまいます。

 両目を開けて撃つのは、視野を広げるのと疲労防止があります。実戦を想定するとそのほうがいいと思います。

 じゃどうすればいいのかということになります。
 Philshootingのインストラクターでもいろいろな考え方があったのは事実で、最近自分もそれに気づきました。

 右ききで、きき目が左の方には、まず、
 左目にマスクをする、左目をすこしつぶる など要は右目でみる癖をつけるということがあります。
 もうひとつは
 両目をあけて、きき目の左で見るということです。
 これなら、きき目が左であっても両目を開けて撃つことができます。

 以上、簡単ですが、目を絡めた狙いでもいろいろなパターーンがあることを書いてみました。
 また、片手撃ちの場合もありますが、また、記事にしてみたいと思います。
 

 Philshootingの最近の教え方では、理論を説明して、一番射撃をしやすいリラックスな方法を推奨しています。
 これ以外にも、最良な射撃姿勢などをガイドしていますので、ぜひコースに参加してみてください。


 


実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 00:16Comments(2)拳銃の射撃

2014年06月06日

当てるのがうまかった方


こんにちわ。 Philshootingです。

 日本は、梅雨に入ったようで、各地で雨になっていることとおもいます。
 フィリピンも雨期に入るタイミングですが、雨期になっても日本のように終日どんよりしていたり、一日中、雨が降っているということはまずありません。夕方、夜に集中的に雨が降ることが多いです。

 Philshootingの射撃でも午後雨に見舞われることがあるのですが、屋根がついているところがあるので、そこから撃てば雨にぬれることもありませんので、安心して射撃ができます。


 さて、先日、ハンドガン射撃コース3日間に射撃された方ですが、詳細には書けませんが、ものすごく射撃がお上手な方でした。

 主に15mから射撃をされていたのですが、直径15cmの的に、構えてから2秒以内には撃たれていましたが、だいたい85%の確率で的を捕らえていました。
 3日間でハンドガンを1200発撃たれましたが、6割はこのような撃ち方でした。
 インストラクターも当たっているので、いろいろな撃ち方やアドバイスはするものの、そんなには強くは言っていませんでしたが、本人が進んで改良に取り組まれていました。




 そんな中、射撃を楽しむということで、スチールターゲットを撃ったり、振り子を撃ったり、IDPA系のコンバットシューティングをやったりして、楽しんでいただきました。







スチールでは、15mで直径14cmのスチールを80%の確率で、23mでは50%の確率で命中させていたのには驚きもしました。

 オーナーのボビーさんも射撃は上手なのですが、スチールターゲットを使ったミニ競技会をして、この方は、多少のハンディはあるもののオーナーを打ち負かしていましたね。
すばらしかったです。

こちらはボビーさんです。





射撃には大変満足しておられ、スタッフもほめていただき、大変恐縮でした。


 Philshootingでは、銃の安全、操作、射撃の基礎をしっかりとベテランのインストラクターが教えますが、加えて射撃を楽しんでもらうためにいろいろな工夫をしています。

ご興味のある方は、ぜひ参加してみてください。


*最近、問い合わせ、申し込みをされて方でメールの返信ができないアドレスがありました。心当たりのある方は、再度メールをお願いいたします。

 


実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 21:25Comments(2)拳銃の射撃

2014年06月02日

ハンドガンで小さい的を撃つ


こんにちわ。 Philshootingです。

 昨日、前からしたかったハンドガンの実銃で小さい的を撃つことをコースの合間をみてやってみました。
 
 条件は、40口径のハンドガン、距離は5m、利き手の片手撃ち、2分以内に5発撃つ
 4回やってみたのですが、難しかったというか、当たった感がまだまだありません。

最初



最後



 撃ってみての感想ですが、相当集中力が必要になります
 2分という時間をうまく使えてなく、1回40秒で撃ち終えてしまいました
 あたると気持ちいです

 インストラクターをはじめ関係者に意見を聞いてみましたが、的が小さいことには皆さん驚いたのですが、まったく興味なさそうでした。
 ただ、片手うちのコツのようなものは教えていただきましたが、、、

 自分にはあっている撃ち方かなと確信をしていたのですが、ここだという時点でズドンという領域にはまだまだほど遠いといったところでしょうか?
 両手撃ちでは、そのような点があるのですが、片手だとやはり難しいですね。
 あたった標的は、確信がないのでたまたまということになると思います。
 まだまだ練習が必要ですが、簡単に環境ができるので、少しはまりそうな気もしています。

  
 もうひとつ別の撃ちかたをコースに参加された方から教えてもらったので、明日はその撃ちかたにチャレンジしてみたいと思います。


 Philshootingでは、コースの基本的な練習に加えて射撃を楽しくするようなことも多くやっています。主催者側でもいろいろ考えていますが、参加者でもこのようなこともやってみたいという方がいればぜひ試していただければと思います。

 


実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 22:40Comments(4)拳銃の射撃

2014年06月02日

Philshootingの射撃場での競技会


*この記事は、主に今までコースに参加された方を対象に書いています。

こんにちわ。 Philshootingです。

 先日、コースで使用しているカビテの射撃場で、射撃競技会が開催されました。
 以下の写真を見て、懐かしいとおもわれる方もいらっしゃるかもしれません。

 このような射撃競技会もやっていますので、興味がある方がいらっしゃいましたら、参加されてはどうですかということで記事にしました。

 Philshootingの射撃場では、年に2,3回、内輪だけで行われるクラブシューティングというのが開催されています。
 IPSC系のルールにのっとってやっています。

 昨年1度だけ自分は参加したことがありますが、内輪だけだったので楽しく射撃をすることができました。
 今回は5月末にクラブシューティングがあると聞いていたので、HP上でコースと絡めて日本の参加者を募ったのですが、残念ながらどなたも参加されませんでした。

 行きがかり上、日本人が誰も出ないということもまずかったので、自分が出ることになりました。でも話を聞いているとどうもクラブシューティングではなくLevel1の競技会だということでした。
 ご存知のとおり、コースに帯同しても自分はほとんど練習をしないので、さすがに競技会の前日は、200発撃ちに射撃場に出かけました。
 自分自身は、射撃をしている皆さんには申し訳ないのですが、現状のIPSCの競技会というものにさほど興味はなく、ましてや勝とうとかそういうつもりはまったくありません。
 とにかく、安全に確実にと思って競技会に参加しました。
 参加してみると参加者も割と多く、うまい方もいましたが、下手な方もいらっしました。自分もそんなに違和感なく参加できましたので、基本射撃技術とSafetyさえしっかりやっておけば、皆さんも参加できると思います。

 Philshootingのアドバンスドコースを出た方は、インストラクターのお墨付きのとおり、違和感なく参加できると思いますし、自分よりもずっとうまいと思います。
 要領などにより、スピードをもう少し出せれば、そこそこの成績も残せるんではないでしょうか。

 基本コースを出られた方は、アドバンスドコースに出てから競技会に出るのがベストですが、競技会の前に1日コースでしっかり、射撃要領とSafetyを練習すれば、参加程度なら可能だと思います。

 ただし、上位に行こうと思えばかなりの練習量が必要なことはどんなスポーツでも共通しているところです。

 この大会は、海軍系のスポンサーで開催されました。
 お祈りの後(フィリピンでは行事のときは必ずあります)、開会宣言がされ競技が開催されます。











 射撃場は、大きくはないので、この日は4Stageのみ作成されました。

 1Satge目
  机に銃と4弾倉を置き、コンディション3で開始、
  ターゲットは前方の紙ターゲットで、距離は10,12,15m程度の3標的。
  立ち撃ちで6発=>弾倉交換=>ひざ撃ちで6発=>弾倉交換=>利き腕6発=>弾倉交換=>弱手6発 計24発



 2Satge目
  Targetの色を開始とともに2色くじで引いて、コンディション2で開始
  紙ターゲット14、スチール2  合計30発



 3Stage目
  コンディション2でスタート
  紙ターゲット12、振り子紙ターゲット2、振り子のスチール2 合計30発




 4Satge目
  切り株の上からコンディション2でスタート
  スチールターゲットを最初にうち、当たれば、移動紙ターゲットがスライドして、2標的
  紙ターゲット 16     合計37発



 
 4つしかないので、あっという間に終わってしまいました。もう一度やれば少しはよくなるかもしれません。
 
 自分は、スピードで射撃するということよりも、どうもじっくり撃って、当たったときに快感を覚えるほうだと最近思っているので、このような競技には向いていないのかもしれませんが、楽しくできたことは楽しくできたとも思っています。
 ぜひやってみたいという方がいらっしゃれば、どんどん参加していただければと思います。
 ひょっとして、参加者が多くいるようであれば、日本人だけのクラブシューティングというのも開催できるかもしれませんね。

 Philshootingの射撃場で行うときは、射撃場の銃、オーナーが持っている銃、場合によってはその他の所望の銃を用意できるかもしれませんし、アシスタントも容易につけることができるというメリットがあります。

 


実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 01:17Comments(3)射撃場

2014年06月01日

バギオの射撃場

*このブログはPhilshootingの宣伝のために書いています。

こんにちわ。 Philshootingです。

 バギオというのは、日本では軽井沢のようなところで標高1500mにところにある、フィリピンでも4、5番目くらいの大きい高原都市です。
 マニラから270~80kmくらいだと思いますが、気温は10度以上違い、今の時期24,5度くらいです。
 バギオと軍事や戦争に関しての関わりは後日書きたいと思いますが、さらっと書きます。
 
 1898年、アメリカが米西戦争でフィリピンを買い受けて、避暑地とか保養地が好きなアメリカ人はすぐにバギオの開発にすぐ着手して、1903年には道路を築きあげて、一大都市を作りました。道路工事など日本人との関わりも深いです。
 バギオへは、マニラから赤丸まで高速道路ができていますが(約200km)、残り70kmあり、それでも車で5~6時間かかってしまいます。




 移動中はこんなところに大都市があるのだろうかと心配になりますが、到着すると天空の都市、保養地、松の街、きれいな町などなど結構感心します。

 ライターである自分は、もう10回以上はバギオを訪れていると思いますが、前は飛行機が通っていて、離着陸は怖かったのですが、便利でした。今は車でしか行けません。

 今回は、実は、日本からの知り合いが、バギオにゴルフをしに行きたいということだったので、バギオでまだゴルフをしたことがありませんでしたが、ゴルフをしに行きました。加えて射撃もしたことがなかったので、調査もかねて射撃場にいきました。

 まず、ゴルフの話ですが、バギオには2つのゴルフ場があります。有名なキャンプ・ジョン・ヘイ・カントリクラブ(CJH)とバギオ・カントリークラブ(BCC)です。
 自分は、BCCがパブリックのゴルフ場ずっと思っていたのですが、BCCの方が名門だそうです。BCCはメンバーの紹介なしにはできませんし、入ることもできませんでした。結構厳しいです。

 CJHは、ウォークイン(ビジター)でもできます。が、一人6000ペソと高いです(もろもろ入れると7000ペソ)。しかし、今回はラッキーなことが重なって、格安ですることができました。
 コースは、短くて、打ち下ろしが多く、狭いんですが、とてもきれいなところでした。10年以上も前からここでゴルフをしたいとは思っていましたが、ようやく友人のおかげですることができました。








 さて、次の日に射撃場にいきました。どうも話を総合するとバギオには4つくらいは射撃場があるらしいのですが、公開されているのはおそらく3つ程度で、今回は、West Pointという、いかにもという射撃場に行くことにしました。

 Philshootingを始めるときは、マニラ周辺の射撃場をあちこち回って、Philshootingとして一緒に射撃コースを運営してくれるところを探しまくったのを思い出します。

 今回もその癖が直らなく、当初からインタビューのような格好になって申し訳ございませんでした。詳細には書きませんが、大きくは、
 射撃場としてのキャパシティー(施設、安全性、装備、価格など)
 インストラクターの質と量、スタッフの数
 射撃場のバックグラウンド(軍系、警察系などなど)
 最終的にはオーナーの信頼度
などになります。

 West Point Shooting Rangeはがけの中腹にあり、きわめて安全性の高いところで、反対に撃たない限りは、射場を外れることはありません。連射も思いっきりすることができます。
 銃を持込される方が、ほとんどだと思いますが、外人や観光客は射撃場のハウスガンを使うことになります。ハンドガンの種類は少なく、その他ライフルがあるようです。
 





 ハンドガンのレンタルは、お一人1500ペソ、ライフルは2500ペソだそうです。3名でいったので銃の使いまわしは、ディスカウントしてくれました。
 弾はリロード弾で1発10ペソ、書き方が変ですが、質の高いリロード弾でした。
その後、フルメタルの弾も見せてくれましたが、フルメタルのリロード弾だと思います。1発30ペソだそうです。(工場出荷のフルメタルが30ペソの間違いでした。)
 その他、レンジフィー、ターゲット、ボーイのチップなどがかかります。

 オーナーには、ライターである自分のバックグラウンド(軍隊にいた、射撃コースのコーチではないが運営をしていて知識はある)などを説明して、いろいろな話を引き出しますが、フィリピンでは日本と違って、軍人や元軍人にはリスペクトがあるので、やりやすいです。

 このときは、ライターである自分が、友人にハンドガンの扱い方を教えていたのですが、それを見ていたオーナーは感心されて、どこに住んでいるのかなどをライターである自分に聞き、ここにも日本人がたくさんくるので、教えてやってくれないかと言われましたが、自分は1人当たり1000ペソでどうだとジョークを言いながら、実はマニラに住んでいるし、インストラクターでもないので、できないと言っておきました。
 
 オーナーは、この後、デモなのかもしれませんが、弾のパワーファクターを計る機械(クロノ)を持ち出してきて、計測していました。
 何でも弾を売っているようで、競技会でパスする弾しか取り扱っていないということでした。リロード弾でも規定のパワーをクリアしているメジャーロード弾ということです。





 オーナーはとても丁寧に親切にいろいろなことを話してくれました。ライターの自分が軍隊にいたのでIDPA系の試合に出るのかといわれましたが、ライターの自分は競技会にはそんなに興味はなく、PhilshootingのコースではIPSC系で基本はやっていると言ったら、ここでも時々Level1、2の試合が行われるとおっしゃっていました。

 また、オーナーは自分でも競技会に出るらしく、自慢げにSTIのOpen系の銃とStandardの銃を見せてくれました。
 とても、人がよく、信頼のできるオーナーだと思いました。


 長くなりますが、Philshootingは価格が高いと思われている方も多いかもしれません。別のところでも書いておきましたが、簡単に書いておきます。
 Philshootingでは、前後泊、空港送迎つき3日間1000発コースで、78,000ペソいただいています。
 内訳を簡単に書いておきますと
 射撃関連
   弾(工場出荷フルメタル)代金  30ペソx1000発   30,000ペソ
   銃器レンタル代金3日間(45、9mm、M16)        6,000ペソ
   インストラクター3日間                     6,000ペソ
   その他(レンジ、ターゲット)                  2,000ペソ  計 44,000ペソ
 宿泊、移動など
   宿泊4泊            3,000ペソx4泊     12,000ペソ
   車、ガソリン、高速代など    4,000ペソx3日   12,000ペソ
空港送迎            1,000ペソx2        2,000ペソ
   Staff料金            1,500ペソx3日      4,500ペソ
   食事(夕食、昼食)                       3,000ペソ
   その他                              1,000ペソ  計 34,000ペソ

 宿泊、移動などは実費です。利益はいただいていません。利益は、射撃関連から得ています。
 移動は2名さま以上になるとうきますが、通常はディスカウントさせていただいています。 
 自分の車、自分の家がある場合は、ガソリン代だけですみますが、旅行者であると射撃以外の実費が結構かかってしまい、自分でやるとものすごく手間がかかります。危険やリスクもあると思います。
 フィリピンでの射撃が不安であるという意見から、このように前後や射撃期間中も安心してすごせるようにPhilshootingでは、すべてひっくるめて、価格を出しています。日本人やStaffも朝から夜までつきっきりで帯同しています。
 その他、せっかくのフィリピンなので観光案内なども無料でしています。

 West Pointに当てはめると
 射撃関連
   弾(フルメタル)代金  30ペソx1000発       30,000ペソ
   銃器代金3日間(45、9mm)                6,000ペソ
   インストラクター3日間                   ????
   その他(レンジ、ターゲット)                2,000ペソ  
宿泊、移動など
   宿泊4泊            3,000ペソx4泊   12,000ペソ
   車、ガソリン、高速代など    6,000ペソx3日   18,000ペソ
空港送迎            1,000ペソx2     2,000ペソ
   Staff料金            なし
   食事(夕食、昼食)                     3,000ペソ
   その他                           1,000ペソ  
 程度になると思います。バギオは遠いので移動費などがたくさんかかります。バスなどで安く移動もできますが、初めては限りなく無理だし、バギオ市内からの移動手段がまたかかります。1日Taxiを雇うと3000ペソはとられるんじゃないんでしょうか?
 また、Staffや日本人のガイドもつきませんので、自分ですべてやることになると思います。

 フィリピンでは、どこの射撃場でやっても、射撃料金自身はそんなに変わらないと思います。ぼっているところは別にしてそんなに驚くほどの価格差はないと思います。


 Philshootingでは、コーチをはじめ丁寧な指導とSatffの親切な案内を売りにしています。
 ご興味のある方は、ぜひコースに参加してください。




実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 01:39Comments(2)射撃場