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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年09月19日

日本から見た今のフィリピン



今日から安全保障に関して、ライターの個人的見解を2,3記事にしてみようと思う。

 
短い間だが、最近、日本にいた。
日本の報道で一般の人がどうフィリピンのことを感じているかもわかったし、友人にも聞いてみた。
ビジネスのためには、ドテルテになって犯罪も激減してるので、ぜひフィリピンに来てほしいと思うのだが、実際は、その真逆だった。


残念だが、一連の報道を総合すると、実際のフィリピンはでは犯罪は激減し、街もきれいになったといくら自分が言ったところで、一般の日本人はやはりフィリピンは政情不安定の危険な国であると認識するのが普通だと思う。
また、旅行や投資を控えるのも当然の判断だと思う。

 
まず、どの報道を聞いても、ドテルテが麻薬撲滅のための処刑をしているとも思われるような報道で、人権無視の超法規措置というのが一般的だ。
自分のような立場の人間がいくら誤解があると吠えたところで、日本の人々にはそう映っている。



 
次に国際社会では人権というのは非常にセンシティブな問題である。また、影響を与えやすい。いくらドテルテが信念に基づいてやっていたとしても(十分自分もドテルテに賛成なのだが)、それについては、国際社会の場では、反論しても無駄だ。
 

ドテルテは、単純なので、言われればやり返すのだが、それは一国の大統領のすることではなかった。
オバマは個人的には、理想的(空想的)平和主義者で、嘘つきで、演説だけはうまい、アメリカの大統領にはふさわしくはない人物だとは思っているが、それを一国の大統領のドテルテが国際舞台の場で、公然と非難するのは良くなかった。
悪い印象が、全部、ドテルテやフィリピンに返ってきてしまった。

 
その延長で、気分を害したドテルテは、予想通りアメリカと一線を画す行動に出た。
ミンダナオのテロ対策にアメリカはいらない。南シナ海の監視活動をアメリカとは一緒にしない。というものだ。

 
南シナ海のドテルテの取った行動は、自分としてはかなりショックだった。
南シナ海の問題に関しては別途記事を書いてみたい。

  
ドテルテは、オバマとはうまくやっていけないだろうが、新大統領になったらどうなるか、いろいろと考えをめぐらしている。
 
アメリカ新大統領に関して、以下に詳細がある。
「日米マスコミが報じない アメリカ大統領選の真相」
http://directlink.jp/tracking/af/1416354/dEeg0RtB/
というのは、かなり参考になった。ヒラリーの健康問題もあるが、その問題がなくてもトランプが必然的に勝利するのではないかと思うようになった。






日本からでは、ますます感じが悪いフィリピンになってしまったが、実際はそうでもない。

Philshootingでは、ドアツードアの対応をしているので安心して参加してほしい。


Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。

また、観光もセットになったコスプレOK、ライフルのオート射撃OKを手ごろな観光射撃コースを設けました。
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Posted by philshooting  at 08:00安全保障

2016年09月02日

和歌山の拳銃殺傷事件


先日、2丁拳銃で殺傷事件があった。
どんな種類の銃を使ったんだろうと興味本位で思っていたが、ネットで探すといろいろと出てくる。
中国製のトカレフやガバメントという意見が大半だったと思う。
中国製のトカレフ(54-1式拳銃)は80年代に大量密輸入されたとされており、メッキされたものは、暴力団関係者では”銀ダラ”と呼ばれているらしいので銀色のはそれかもしれない。

弾は、オリジナルのトカレフであれば 7.62x25mm だが、後の213式拳銃であれば、ペレグラム9mm弾になる。

ガバメント1911タイプはいろいろな会社で製造しており、世界中で普及している。45口径が主流だが、9mmも40口径もある。






この事件で3つほど思ったことがある。

一つ目は、昨日も書いたが、暴発の可能性も含む犯人の射撃に関する器量だ。
凶悪犯人に安全もないのだが、映像で見る限りは、トリガーフィンガーアウトをしていたり、トリガに指がかかったりしている。
銃口は無造作にいろいろなところに向けているのが気になった。
当然だと思うが、撃ったことはあるくらいの程度の器量だと思った。
 

2つ目は、犯人が薬物を使用していた可能性があるということだ。
フィリピンでは、ドラッグ戦争と呼ばれる ドテルテ大統領の指揮による ドラッグの大撲滅作戦が行われている。
この犯人が、ドラッグ常習者だとすると、まさにこのような事件がたびたびフィリピンで起こっている(いた)。
 
フィリピンでは銃は入手しやすく、ドラッグ常習者が持てば、まさにキチガイに刃物状態になり、多くの人が殺されるなど被害にあった。
ドラッグを販売している人はさらに悪く、その上に君臨する 大物は諸悪の根源だ。
 
日本や諸外国のメディでは、ドテルテを極悪非道の人権無視の独裁者みたいなことで報道されていると思うが、フィリピンでは受け止め方は、全く違う。
ドテルテ支持が90%近くになっている。
人権擁護を訴えているのは、政治家を含む悪党の上の方で、この人達は、追い詰められて、外国や国連に助けを求めたやなりやばい人たちだ。
詳しくは別途にするが、今のフィリピンでは、悪党の人権が優先されるのではなく、優先されるのは国民の方だということだ。残念ながら悪党の数が多すぎて、今は、悪党の人権を保護するような段階ではない。


3つ目は、入手先だ。ドラッグ関連の暴力団からだと言われているが、そうなると一般の人もそうゆう経路で入手できるということになる。
世界で唯一刀狩が行われ、守られている国なのでこの辺りはつめる必要がある。



Philshootingでは、銃の知識から実習まで基礎から応用までを教えている。
銃のない国、日本ではそのような知識や技術は必要ないと思う方もいらっしゃると思うし、それはそれでいいと思う。

反対に、例えば、
拳銃あるいはライフルあるいは散弾銃は、どのくらいまでまっすぐ飛び、どのくらいの威力があるかを知っていますか?
実銃の発射音を聞いたことがありますか?
どのような弾の種類があり、どこの位の威力があるかを知っていますか?
どの程度スキルがあれば、どんなケースで当たるようになるか知っていますか?
などなど

危機管理上、知っておきたい。体験しておきたい。訓練しておきたい。などの方はいらっしゃると思う。
特に外国にたびたび観光に行く人、出張、赴任する人は、昨今の世界情勢を見て、そう思う方も多いと思う。


もちろん、銃を扱う職業の方で、もっと射撃技術を向上させたいと思っている方も多いと思う。
(ただし、暴力団関係者や精神異常者の参加はできません。)

そのような方のためにPhilshootingはコースを提供している。



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Posted by philshooting  at 08:30拳銃の射撃銃の安全管理弾薬銃の基礎銃器

2016年09月01日

千葉の拳銃暴発事故

先日、日本の警察署内で暴発事故があったという報道があった。また、和歌山では、拳銃による殺傷事件があった。
当然、あり得ない事故だからこそ報道されるのだろう。

 
この事件を聞いて、いくつかのことを思った。
フィリピンでは、銃が多く出回っていて、銃が出回っている分だけ、事件や事故が起こる。
暴発は、自分の経験や人の話を聞く限り、やはり、銃を扱っている機会が多い分だけ起こる。

 
フィリピンでは銃の扱い方という意味では、皆さん、かなりの知識があり、経験も積んでいる。
それでも暴発事故は起きる。

 
暴発とは、意図しないときに弾が発射されることだ。
弾が発射された先に運悪く人がいればダメージを与えることとなる。
 
という自分も、今まで暴発させたことがある。かなり、びっくりした。
安全遵守事項の1つが効いて、発射された弾は、安全な方向に飛んで行き、本当の事故にならなくてよかった。
 
競技会でも、競技者が、ジャムって、スライドを引き、戻した時に、暴発するのを見たことがある。
早くて、指がトリガにかかっていたかどうかは、不明だが、暴発して、前方に発射され、事なきを得たが、本人は失格となった。
しばらく、ショックで、競技会には出なかったらしい。
 


Philshootingでは、講義の中で安全管理について一般的な説明をするが、絞り込んで、実際の射撃で守ってほしいのは次の3,4つのポイントになる。

・銃には弾が入っているものとして扱うこと。
・安全な方向に向けて射撃や取り扱いを行うこと。
・射撃をするとき以外は、トリガに指をかけないこと
・射撃をするときは目標を含めた周囲を確認し、注意喚起をすること。
 
自分の経験では、Philshootingに参加される人の 80%は、どんなに経験があっても、2番目と3番目は、守られていない。
どういうことかいうと、射撃途中で休んだり、ジャムったりすると銃口を上に向けたり、下に向けたりする。またその時に指がトリガにかかっていたりする。
聞けば、そんなことはないとみんな思うかもしれないが、実際は80%の人ができていない。
 
観光射撃では、そのようなところは教えないし、一連の動作として扱わせないからだと思う。


さて、今回の事故だが、リボルバーだと偶発的に弾が出るような暴発は考えにくい。
ハンマーを起こして(コッキングして)いなければ、ダブルアクションになるのでトリガには結構力を入れないと引けない。
ハンマーが起きていれば、トリガを引くことは割と容易だが、そのような状態にするのは射撃をする時になる。











 
弾が入っているのが分からず、コッキングをして、空うちをしたら弾が出た。というような状況だとわかりやすい。

リボルバーだと、ハンマーの線上にあるシリンダーの弾(レディー状態で薬室に弾が装填された弾)は外からは分かりにくい。
1発だけその状態があり、空撃ちをすると暴発になる。
 

いずれにしても、銃に弾が入っていないことを完全に確認しないとまず危険な状態だ。
次に空撃ちをするときも安全な方向に銃口を向けていれば、暴発してもけが人は出ない。


フィリピンでは、銃を扱う人は、射撃もするし、手入れもするので十分慣れている。それでも事故は起きる。
日本では、警察と言えども射撃の機会は少ないし、扱ったりすることも少ないと思う。その辺の事情もあるのだと思う。






Philshootingではリボルバー式の銃は、4インチと2インチのものがあります。

また、Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。

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Posted by philshooting  at 16:31銃の安全管理銃の基礎射撃の基礎