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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年05月30日

尖閣は今どうなっているのだろうか

 こんにちはPhilshootingです。
 前回は、南シナ海に関して記事にしてみました。日本語のインターネット上では空母については、まだ誰も報道していないようですが、フィリピンでは、ロナルドレーガンを主力とする空母艦隊が、南シナ海を含めてパトロール活動をするような報道がされています。
 中国が領土を主張する人口島の12海里にも航空機や艦船が入って警戒活動をするそうですが、中国はWW3にもなりかねないような剣幕になっています。今後は、米軍の艦船、航空機が12海里に入っていった時に、それに対して中国がどう出てくるのかが焦点になりそうです。


 では、尖閣に関してもしばらく報道がないようなので、どうなっているかを検索してみました。こちらは日本語しかありません。
 昨年まではよく報道されていたとおもいます。その時点では95%程度は日本の領土であり、日本が主導しているとおもっていましたが、最近は、毎日のように公船が領海に入り、日本船に向かって領海から出るように叫んでいるようです。
 いつの間にか5分5分になっているのではないでしょうか?このことがなぜ最近は報道されないんでしょう?





 尖閣は日本固有の領土で領土問題は存在しないと日本は主張していますが、今のままでは国際社会では南沙諸島と同じ問題だと認識されるのではないでしょうか?

 南沙諸島と同じ問題になれば、同じように中国の侵略がはじまるでしょう。そのとき自衛隊は中国を排除できるのでしょうか? 中国も国土防衛だと主張し本気でかかってくるのではないでしょうか?
 また、米軍は後押しあるいは主体的に動いてくれるのでしょうか?

 今のままの中国のやりたい放題を放置しておけば、第一列島線は数年のうちに確保、第二列島線も見えてくるのではないかと思います。




 安保法制でいろいろとやっていますが、それどころじゃないような気がします。実際に差し迫った現実の問題と考えます。
 米軍の核の傘の元に自衛隊が主体的に守る、危機が迫ったら攻撃できる、米軍と共同で作戦を行う。こういったことが今すぐにでもできるような法体系、交戦規定になっていないと、相手に隙をつかれることは間違いないとおもいます。


 日本は腹をくくって、尖閣にパトロールのために海上自衛隊が常時回遊し、航空自衛隊も毎日上空を警戒すべき時期がきたのではないかと考えます。


 フィリピンも自分の知っている限りでは、米国などに中国の横暴を発信し続けてきたと思いますが、日本以上になめられているし、オバマも口約束だけして何もしませんでした。
 そのつけが今に至っていると思います。米国に再駐留をお願いして、米国の傘の元に中国に対抗すべきでしょう。フィリピンにかつてのような極東一の基地ができるようになれば、日本にとってもいいことで、沖縄の負担も減るのではないのでしょうか。





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2015年05月28日

南シナ海問題でフィリピンに米大型空母ロナルドレーガン出撃

 こんにちはPhilshootingです。
 フィリピンにいて気になる安全保障関係のニュースが2つあります。1つは数年前から問題になっている中国の南沙諸島や中沙諸島への進出です。もうひとつは中東です。

 先日、アメリカの艦船が中国の艦船に追い回されたというニュースは、日本のニュースで知っていました。
でもどうせ、何もしないオバマ政権なので、遠くて吠える程度くらいが関の山で、なめられた結果だという程度にしか思っていませんでした。

 フィリピンでは、アメリカの艦船が中国艦船から放水されたとか、アメリカが怒りそうな感じでニュースが流れていたのですが、ついに4日前ですか、西海岸のサンディエゴから あのロナルドレーガンが出撃したというニュースに変わっていました。






 今日は、その世界最大級の空母がハワイにいて、出陣式のようなものをやっているニュースが流れていました。
ただ、南シナ海と言っているのか西フィリピン海と言っているのか不明瞭だったような気がしますが、周辺を回遊するのは間違いないようです。





 日本ではこのようなニュースは流れているのでしょうか?


 アメリカは何もしないと思っていましたが、直接何かをされるとやはり相当頭にきてしまったようにも見えます。
時に戦いは単純な動機で発生するものです。
今回は、最初にアメリカが軍事でプライドを傷つけられたととって、空母を派遣しました。

 次にアメリカは、公海での哨戒活動をするでしょうから、領土と主張する中国は、捕捉、排除活動をするんでしょう。
 そうなると一触即発の状況になってしまいます。
 
 あるいは、今回は中国が、埋め立てをして基地を相当なところまで作っているというところが問題となったわけですから、爆撃などの行動にでるんでしょうか?
 それもそれで、中国側も領土と思っているわけですから、国土への攻撃と見なすと思います。そうなると戦争状態になる可能性もあります。


 さらに、国連の5大国間での戦争は禁じられていること、経済的にアメリカはもとより多くの国が中国に依存していること を考えるとますます複雑になってきそうです。


 今からどういう事態になるんだろうと予測をしてみるのですが、

1.アメリカは監視周遊をするのだが、強硬な中国に負けて、現状は変わらず
2.同盟国などが中国の基地を爆撃する(現実的にはアメリカ以外には能力的に無理かもしれません。フィリピンも最近戦闘機を購入はしましたができるとは思いません。)
3.現状のまま放置をして中国が引下る


オバマ政権のイメージでは1ですが、1になると南シナ海は中国のもの、さらに言うと尖閣も中国の主張では中国領ですから尖閣もすぐ取りに来るのだと思いますし、沖縄も視野に入れるのかもしれません。
 この状況は、日本も影響を受けますし、今、国会で安保法制で、きめ細かい大局観のない論戦をしていますが、それどころではない状況にすぐなります。すぐそこにある脅威とシナリオを考えるべきだと思います。


 3のようにアメリカの脅しが効いて、中国が引下ってくれるといいのですが、引下るのでしょうか?
 それとも脅しとともに経済制裁のようなことが中国にできるのでしょうか、その辺りの影響や実施の可否はよくわかりません。
 経済制裁は、常套手段のような気もしますが、中国経済が世界に与える影響は大きいことも事実だと思います。


 しかし、中国のやり方を見ていると、逆に経済で依存させておいて、安全保障で強硬に出る というのが中国の常套手段とも感じます。

 
経済問題は考えずに、そもそも中国以外の国が中国領土と認識をしていない南シナ海に中国が軍事基地をいくつも作るというのはやはり非常識なことだと思えるし、基地ができれば間違いなく脅威になるので、それを単純に排除するというのがシンプルな答えだと思います。

日本も自国のことと思い、なんらかの貢献をすべきではないかと思います。





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2015年05月27日

北ルソンの射撃場

 こんにちはPhilshootingです。
 先週は、時間があったので(暇だったので)、北ルソンの西海岸に出かけてきました。今回が4回目になりますが、どうしても行きたい場所があり、射撃場見学も兼ねて行ってきました。






 北ルソンには、ラワグ(Laoag)という飛行場があります。(一番上の矢印)マニラから空路では400km、陸路では600kmくらいだと思います。
 前3回はすべて空路で行ったのですが、見学するところからかなり離れていて、飛行機で行っても車がないと苦労します。バス、レンタカー、トライシクルなどなど前回まではかなり苦労しました。

 この北ルソンですが、イロコスというところで見所が結構あります。世界遺産が3つあります。歴史都市のビガン、バロック建築のパワイ教会、同じくバロック建築のアクンシオン教会です。

 地図では、矢印で上から、空港、フォートイロカンディアホテル、パワイ、ビガン、アクンシオン になります。

 今回どうしても行きたかったのはアクンシオン教会です。今までは空路で行ったので、どうしても時間がなくなったり、根性がなくなったりで、飛行場から100kmもあるアクンシオンまで行けませんでした。
 今回は行けました。
 これでフィリピンにある4つの世界遺産のバロック建築教会にすべて行くことができました。

 また、今回は陸路で行ったので、南からいろいろと見ることができて結構感動しました。

 詳細は、省きますが、ちょっと紹介すると上からホテル、パワイ教会になります。








 肝心の射撃場ですが、有名なところでは、フォートイロカンディアの近くの Marcos Combat Shooting がありますが、銃は持っていかないと撃てないということだったので、今回は、ホテルの射撃場に行きました。
いわゆる観光射撃場になります。






射撃場は屋外ながら整備されていて、25mあり、的も可動式でした。
今回は、40口径のタウルスと45口径のアームスコアを10発づつ撃たせていただきました。銃の種類が4種類しかなかったのと、銃付き10発800ペソで追加弾も銃付き10発800ペソということだったので、20発だけになりました。50発撃ったら4000ペソですね。
弾は、FMJとリロードとばらばらでした。

この設備でホテル内ということであればこのくらいの値段かもしれません。


ところでこのフォートイロカンディアというホテルですが、今回が3回目で自分のお気に入りのホテルの1つです。かつては、近くのゴルフ場とあわせてマルコスの所有だったのですが、その後、政府に没収されたのだと思います。今では外国人(中国人か韓国人)のオーナーになっています。
とても広大で今でもきれいに整備されています。

 ただ、ゴルフ場もかつては世界トーナメントができるところだったようなんですが、数年前プレイしたときは、砂漠のような状態で、今回は整備中ということでクローズになっていました。残念です。


 マルコスの子供の会社が経営するホテルがゴルフ場の前にあります。前回は建築中だったのですが、今回は中を見学させていただき、とてもきれいなところで洗練されていました。

 ちなみにマルコスの子供は複数いて、知事だったり、上院議員だったりします。


 今日もフィリピンの紹介をさせていただきました。



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Posted by philshooting  at 17:00射撃場

2015年05月27日

今日は海軍記念日


 こんにちはPhilshootingです。
 先日も記事にしたのですが、110年前の1905年5月27日に日本が日本海海戦でロシアに大勝利を収めた日です。
 それ以降、5月27日を海軍記念日として1945年まで制定されていました。

 陸軍の奉天会戦の勝利もあって日本がロシアに勝利し、明治維新からわずか50年近くで世界の5大国にまでのしあがるきっかけとなった出来事でもあるわけです。

 海上自衛隊では、伝統的にこの日に何らかの行事があるようです。しかし、
 本日、このニュースがどの程度日本のマスコミで取り上げられるのか観察したいところですが、フィリピンにいては詳しい情報はつかめませんね。

 
 早朝、特務艦の信濃丸から九州西方で「敵艦見ユ」からはじまり、
 連合艦隊の出撃後 「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」 を打電して、Z旗を揚げ、
 「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」
 という有名な言葉がこのとき次々に発せられました。





 この艦隊決戦では、史上類を見ない一方的な勝利を日本は得ました。

 勝利の要因は、丁字戦法が有名ですが、伊集院信管、下瀬火薬よいう新技術も大きく貢献をしました。簡単に説明すると伊集院信管は従来の信管より鋭敏に起爆させるもの、下瀬火薬は爆発力が従来より高いもので、両者でロシア艦の甲板の破壊を容易にしました。

 WW2のときも零戦はあったもの、近接信管、レーダー、暗号解読器の3大発明が日本にあったならば、数々の海戦で一方的な敗北はしなかったのかもしれませんね。





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2015年05月25日

フィリピンの危険度


 こんにちはPhilshootingです。
 最近、Philshootingへ参加する方が、いまいち少ないので、どうしてだろうといろいろと考えているところです。

 ・サービス内容
 ・価格
 ・銃器
 ・サービス環境

などなどいろいろな要素について、海外で射撃をしているところ、あるいはフィリピン国内の射撃場と比較分析しましたが、今のところ2つの大きな原因があることがわかってきました。


2つの大きな原因とは、1つは、知名度が低いこと、もうひとつは今日のテーマでもあるフィリピンの危険度ということです。

 知名度が低いのは、広告宣伝などをして、地道にやっていくしかないのですが、利益が出ていない現状では予算を割り当てる余裕もなく、Yahooなどの広告に出すのがやっとという感じなのですが、何とかするしかないでしょう。

 もうひとつのフィリピンの危険度ですが、先日、あるお客さんから参加者が少ないのは、「フィリピンという精神的距離の隔たり」があるからではないかと指摘を受けました。
 つまり、フィリピンの印象ということで、特にマニラということでは、日本人には、危険、汚い、怪しい というイメージがあり、行きたいとは思わないという根本的な問題になります。


 フィリピンで射撃をしてきたと言うよりは、グアム・ハワイ・US本土で射撃をしてきたと言う方がよっぽど印象がいいわけだと思います。


フィリピンの悪い印象の代表的なところでは、マスコミの影響だと思いますが、フィリピン関連のTVでは必ず
・ごみ山
・貧困層とスラム
が出てきます。わざわざそういうところに行かなければ関わることは少ないのですが、報道の事実としてはそうなっていて、視聴者は汚い、貧困という印象を植え付けられると思います。


 ”マニラの危険度” ということで検索してみるといっぱい出てきます。
まとめてあるのは
http://matome.naver.jp/odai/2135002822364034101
というのがあります。ブログなど内容は古いものもありますが、自分でも75%程度は同意できるものだと思います。
自分は、こちらに長く居て、生活の要領を得ていて、むしろ生活という意味では快適に暮らしているのですが、初心に戻ると一般の方は、やはり危険という印象を持つのかなと思います。


自分としては、マニラはさほど危険ではなく、見るところも楽しいところもたくさんあるのでぜひ安心して、来てくださいと言いたいのですが、多くの意見が危険だという論調なので、いちいちそれに反論するには、大変な労力と批判を浴びそうなのでやめておきます。

ただ、いいところは徐々に紹介するのが精一杯のところかなと思っています。

ちょっとだけ紹介しておきますと

・フィリピンはすごく親日です。とにかく日本、日本人のことが大好きで、親しみを感じます。ただ、先の大戦では日本人は50万人がフィリピンで死亡、フィリピン人は100万人が死亡し、餓死が多かったとされています。多くの方がこの事実を知りませんし、フィリピン人も言いませんが、忘れてはならず、上から目線で見るようなことはしてはなりません。親日なのは、戦後、日本が復興に深くたずさわったからとされています。

・フィリピン人は陽気な人が多く、楽しくかつおおらかで何でもできたりします。ただ、まじめな日本人は度が過ぎると腹が立つこともあります。うつの人はほとんど見かけず、日本で欝の人もフィリピンに来れば治るのではないかと時々思ったりもします。

・気候が温暖で年を通して 27~35℃ です。スギ花粉もありませんし、夏も日本の夏よりは過ごしやすいです。



Philshootingでは、とにかくコースに参加していただくことを目標にしていますので、コース内容はもとより、精神的な壁を崩さなくてはなりません。
徐々にですが、行って見たいという動機付けになるようなことを書いてみたいと思います。


先日、射撃も初めて、フィリピンも初めてということで、不安からか何度か電話やメールで確認をされた後、コースに参加されたかたがいらっしゃいました。連休直前の申し込みであったので少し、いびつなスケールになってしまいましたが、帰られるときは大変喜んでいただき、今後参加される方の参考になればということで、今回の旅程も紹介していいという承諾を得ましたので紹介させていただきます。


4月28日 昼 マニラ着
日本人スタッフと代表が空港でお出迎え
率がいい両替所で両替後、時間があったので世界遺産のあるイントラムロスに観光ご案内(無料)
夕食は韓国料理をご一緒(割勘)
夕食後、夜の散策にご同行 この日はバーをご案内(割勘)
ホテルまでお送り(ホテル代はコース料金に込み)


4月29日 ハンドガン2日コース初日
08:00 ホテルに日本人スタッフと代表がお出迎え
10:00 射撃
  専任コーチによる指導、最初は日本人スタッフが通訳、あとは補足説明
  昼食、飲料水、写真・ビデオ撮影(料金に込み)
16:00 射撃終了
夕食にご案内、この日は火鍋料理のおいしいところにご案内(コース料金に込み)
夕食後、夜の散策にご同行 この日は、カラオケバーをご案内(割勘)
ホテルまでお送り(ホテル代はコース料金に込み)


4月30日 ハンドガン2日コース2日目
08:00 ホテルに日本人スタッフと代表がお出迎え
10:00 射撃
  専任コーチによる指導、最初は日本人スタッフが通訳、あとは補足説明
  昼食、飲料水、写真・ビデオ撮影(料金に込み)
15:00 射撃終了、修了書お渡し
ショッピングにご案内 お土産などをご購入 (案内は無料)
夕食にご案内、この日はフィリピン料理のおいしいところにご案内(割勘)
ホテルまでお送り(ホテル代はコース料金に込み)


5月1日
運営会社のCocoHana Tour をご利用していただき、マニラ近郊のタール湖付近の観光
ホテルお出迎えからホテルまで 車+ドライバ+日本語アシスタント でご案内
(ホテルは代行して予約)


5月2日
代行して予約していたダイビングを実施
ホテルお出迎えからホテルまでダイビング会社がご案内
(ホテルは代行して予約)


5月3日 ライフル1日コース
08:00 ホテルに日本人スタッフと代表がお出迎え
10:00 射撃
  専任コーチによる指導、最初は日本人スタッフが通訳、あとは補足説明
  昼食、飲料水、写真・ビデオ撮影(おまけ無料)
16:00 射撃終了
夕食にご案内、この日は日本料理にご案内(割勘)
夕食後、夜の散策にご同行 この日は、カラオケバーとバーをご案内(基本割勘)
ホテルまでお送り
(ホテルは代行して予約)


5月4日 専用車で空港までお送り


今回は、6泊7日と大変長い旅程でしたが、非常に満足され、充実した旅程となられたようです。お礼のメールもいただき、今後の生活に張りができることだろうと思いました。
肝心の射撃のスキルですが、この方は50後半で、射撃は初めてにもかかわらず、ハンドガンは2日間で精密射撃はもとより、動きをいれた競技射撃まで実施され、かなりの腕になられました。Philshootingも経験をつんでいるので、現時点では2日間でそこそこの腕になるようなカリキュラムになっています。改めて自信が付きました。

逆に射撃というスポーツは高齢で始めても楽しめるということにもなります。


どうでしょうか。Philshootingではコース内容の充実をはじめ、射撃以外でもいろいろとご案内させていただいていますので、安心して、しかもわれわれと楽しく過ごせるようになっています。
最初からこのようにすべてをカバーするコースではなかったのですが、参加された方のご意見などいろいろ聞いてこのような形になりました。
ベースには、せっかくフィリピンに来られたので、楽しく過ごしてほしいという意思があります。

2日間のコースでは、3泊4日になりますが、最初と最後の夕食費を除いて、ほとんどの料金をカバーしており、他にはかかりません。
この旅程を参考にしていただいてフィリピンに行くことの躊躇を少しでも退けていただければと思います。


ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 19:00PhilShooting

2015年05月18日

ライフルのスナイパー射撃(精密射撃)~見えども当たらず


 こんにちはPhilshootingです。
 随分と日にちが経ってしまいましたが、久しぶりにブログを更新したいとおもいます。
 
 最近、Philshootingの射撃で凝ってるのは(自分が一番凝っているのかと思いますが)、ライフルの長射程射撃です。
 自分が自衛隊にいるときは、ライフルの射撃といえば、300mレンジが普通で、実弾射撃の前は随分と空うちをして、練習したり、させたりしたものでした。実部隊では、1週間程度、朝から晩まで空うちばかりをするのもざらでした。
 空うち(ドライファイア)というのは非常に大事で、特に精密射撃の射撃技術という点では、重要性だったと思います。

 今思えば、精密射撃の要素には、銃器、照準器、自然という要素があり、当時は与えられた銃器に関しては何も調整をせず、よく射撃技術だけで、しかも光学照準器を使わず、そこそこ当てたものだと感心しています。




 そういう思い入れもあって、ここ数十年、長射程射撃がしたくて、フィリピンでレンジを探していたのですが、軍用はあっても民用というのは見つかりませんでした。
 しかし、灯台下暗しでPhilhootingの射撃場で長射程レンジを作ることができて、やっと夢がかない、長射程射撃をすることができたのです。


 最近はコースがあるたびに、銃や光学照準器の調整をするのですが、ライフルの精密射撃は、非常に奥が深いことが分かってきています。

 ゴルゴ13やアメリカンスナイパーのように、200ヤード程度の距離であれば、スコープを使って、少なくとも直径10cm程度の円に3発撃てば3発入れたいのですが、残念ながら、今までに自分も含めて3発入れた人はいません。(2発はあります。)

 銃の特性(バレル、銃床、引き金)
 銃の保持、依託
 スコープの調整
 射撃技術
 (自然環境)

などの要素が微妙に絡み合って、その修正をするのに、3発また3発さらに3発と撃っている感じです。

スコープからは的はよく見えているのですが、撃てども撃てども当たらずという感じでしょうか。
だからスナイパーという職種があるのだということがうなずけます。





最近、M14というNATO7.62mm弾を撃つライフルで射撃できるようになりました。この銃がバレルから銃床まで一体となっているようなしっかりとしたモデルで割りとよく当たるようになりましたが、銃がよくなれば他の要素でまた問題が出たりとまだまだ修正することがあります。




 Philshootingのライフルコースでは、このような精密射撃とCQBのようなアソルト射撃をします。
精密射撃では200ヤードのレンジを使っての射撃をします。事前に25mの射撃場で基礎射撃と調整方法などなど論理的なことについて教えますが、銃の調整を除き、そのほかの調整はできるだけ射手にやってもらうことにしています。
 スコープの調整など射撃に関する調整は、射手ができますので、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。




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Posted by philshooting  at 07:20ライフルの射撃