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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年06月01日

最大射程のトラウマ


 こんにちはPhilshootingです。
 
 今日は射撃の話をしたいとおもいます。
 
 かなり前の話になりますが、M2重機関銃の実射訓練をしていて、教官からヘルメットが割れるくらい叩かれた(殴られた)ことがあります。
 そのときの叩かれたことだけが印象に残っていて、状況を詳細まで覚えていないのですが、M2を地上据え置きの3脚(Tripod)を使って、土嚢を置いて固定しての射撃のときです。
 3連射をするのですが、脚の上に置いておいた土嚢がかなり上がっていたのを覚えていますが、気にせず撃っていたところへ頭に打撃がきたわけです。

 「射場から出るぞ、10kn先まで飛ぶんだぞ、演習場からも出るぞ、事故になったらどうするんだ、、、、」そのような感じで怒られていたんだと記憶しますが、どうも弾が上に行き過ぎて、ストッパーの上のほうまで弾痕が行っていたようです。
 実際、射場から出て、民家にでも当たったなら、大きなニュースになっていたことだと思います。

写真はインターネットからですが、こんな感じの射撃です。








 そのことが、ずっとトラウマになっていて、射場を見るときは、弾が射場から出ないか、出たらどうなるんだといつも考えています。

 大体の目安ですが、やや多めで 拳銃2km、5.56ライフル4km、7.62ライフル6km、12.78km 散弾(100以上の粒)300~500mは、飛ぶかもしれないというのが最大飛距離、最大射程になると思います。

 射手は、この位、飛ぶんだという意識を持って射撃をする必要があると思います。


 Philshootingでは、ライフルでは、長射程射撃と連射を使ったCQBの射撃をします。

 長射程のレンジでは、レンジの設計のときからかなり射線を絞っていて、弾が出てもいいようにバックストップを構築をしていて、なおかつ25mで相当練習や調整をしてから撃つので、まず、心配はないと思います。
 トラウマがかなり効いています。

 ライフルで連射をするときは、射手のスキル、銃の種類にもよりますが、高さ5m程度のバックストップがあっても、20mの射距離で連射をしてもらうことは、まずありません。
 慣れていない人では射距離5mからしてもらいます。至近では逆に跳弾に注意しなくてはなりませんが、バックストップの前は砂が積んであるので跳弾の確率は少なくなります。

 次に10mで、うまいとわかると(弾が集まっていると)15m程度からCQBをスタートしてもらうことにしています。

 以上は、M4やM16でのアサルトライフルでの射撃の話ですが、短機関銃ではまったく話が違います。
時たまMP5、UZIなどがあるときは、経験で撃ってもらいますが、うまくても10m程度でしか撃ってもらいません。
短機関銃は、容易に上に上がります。


 フィリピンでは、連射はできるのですが、実際に連射ができるところは、あまり多くないと思います。
 あるところでは、3~4mのバックストップしかなく、砂も少なく、いきなり15mでもAuto(連射)で連射してもいいと言われたことがあります。
 ある外人が来て、撃ちまくって帰ったとも言っていました。
 さすがに自分は連射では撃ちませんでした。

 しかも、聞くと住宅地や道路も近くにあるそうで、実際に見てみると周りは住宅地でした。そのようなところで、第一うるさくて迷惑がかかるだろうし、弾が出たら事故になる可能性もあります。

 射撃場のオーナーや補助員が十分注意しなくてはならないのですが、おおらかすぎるところがあるのでしょうか。
 初心者にはそこまで気を使って射撃をするのは難しいでしょうが、射手も十分に注意をして、責任感を持って、射撃をしなければならないと思います。


 Philshootingでは、そういうところも含めて、きちんと指導しているところが少ないと思ったのが始めたきっかけでもあります。初心に戻って、安全第一を忘れないようにしたいと思います。





実弾射撃コース





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2015年05月27日

北ルソンの射撃場

 こんにちはPhilshootingです。
 先週は、時間があったので(暇だったので)、北ルソンの西海岸に出かけてきました。今回が4回目になりますが、どうしても行きたい場所があり、射撃場見学も兼ねて行ってきました。






 北ルソンには、ラワグ(Laoag)という飛行場があります。(一番上の矢印)マニラから空路では400km、陸路では600kmくらいだと思います。
 前3回はすべて空路で行ったのですが、見学するところからかなり離れていて、飛行機で行っても車がないと苦労します。バス、レンタカー、トライシクルなどなど前回まではかなり苦労しました。

 この北ルソンですが、イロコスというところで見所が結構あります。世界遺産が3つあります。歴史都市のビガン、バロック建築のパワイ教会、同じくバロック建築のアクンシオン教会です。

 地図では、矢印で上から、空港、フォートイロカンディアホテル、パワイ、ビガン、アクンシオン になります。

 今回どうしても行きたかったのはアクンシオン教会です。今までは空路で行ったので、どうしても時間がなくなったり、根性がなくなったりで、飛行場から100kmもあるアクンシオンまで行けませんでした。
 今回は行けました。
 これでフィリピンにある4つの世界遺産のバロック建築教会にすべて行くことができました。

 また、今回は陸路で行ったので、南からいろいろと見ることができて結構感動しました。

 詳細は、省きますが、ちょっと紹介すると上からホテル、パワイ教会になります。








 肝心の射撃場ですが、有名なところでは、フォートイロカンディアの近くの Marcos Combat Shooting がありますが、銃は持っていかないと撃てないということだったので、今回は、ホテルの射撃場に行きました。
いわゆる観光射撃場になります。






射撃場は屋外ながら整備されていて、25mあり、的も可動式でした。
今回は、40口径のタウルスと45口径のアームスコアを10発づつ撃たせていただきました。銃の種類が4種類しかなかったのと、銃付き10発800ペソで追加弾も銃付き10発800ペソということだったので、20発だけになりました。50発撃ったら4000ペソですね。
弾は、FMJとリロードとばらばらでした。

この設備でホテル内ということであればこのくらいの値段かもしれません。


ところでこのフォートイロカンディアというホテルですが、今回が3回目で自分のお気に入りのホテルの1つです。かつては、近くのゴルフ場とあわせてマルコスの所有だったのですが、その後、政府に没収されたのだと思います。今では外国人(中国人か韓国人)のオーナーになっています。
とても広大で今でもきれいに整備されています。

 ただ、ゴルフ場もかつては世界トーナメントができるところだったようなんですが、数年前プレイしたときは、砂漠のような状態で、今回は整備中ということでクローズになっていました。残念です。


 マルコスの子供の会社が経営するホテルがゴルフ場の前にあります。前回は建築中だったのですが、今回は中を見学させていただき、とてもきれいなところで洗練されていました。

 ちなみにマルコスの子供は複数いて、知事だったり、上院議員だったりします。


 今日もフィリピンの紹介をさせていただきました。



実弾射撃コース





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Posted by philshooting  at 17:00射撃場

2015年04月02日

屋内射撃場と44マグナム

 こんにちはPhilshootingです。
 フィリピンには屋内射撃場が結構あります。
 
 Philshootingは、最初、いまやっているところではない射撃場と提携をしてコースを開催していたいました。しかし、いろいろ問題があって、場所を変えようと、近郊の射撃場をいろいろと回りましが、やはり同じように問題があるところが多く、結局今やっているところで落ち着きました。

 今の射撃場ではPhilshootingの運営会社も、銃器の購入、ロングレンジの建設などいろいろすでに投資をしていて、今では共同体のような感じになっています。今後も拡大していこうと計画しています。


 さて、そのいろいろと射撃場を回ってというところでもう3年も経ってますので、また別の案件で組めるところがあればと思って、回ってみようと思いました。

 まず、よく紹介されているところでマカティのマカティスクエアの地下にあるArmscorの屋内射撃場ですが、こちらはPhilshootingでも参加者には必ずといっていいほどお連れしています。なのでよく行っています。
 自分もちょっと試したいことがあるある場合は撃っていまして、顔なじみのスタッフの方もいらっしゃいます。

 周りに銃器や部品、アクセサリーを売っている店もありますし、Jethro店/屋内射撃場もありますのでついでにそちらも見学し、ほかよりも安く買えるガンショップも紹介していますので、ベルトなどを購入する方もいらっしゃいます。

 ArmscorのほうがJethroより少し安いと思いますが、外人だと 50発のリロード弾、銃1丁、ターゲットのセットで1500ペソです。2500ペソで会員になれば、まとまって撃つ場合はお徳になります。
 Armscorは大きい銃器メーカーなのでビジネス的に組むことはできませんが、射撃場も銃器を売るためのマーケティング窓口と考えているのだと思います。




 Philshootingの参加者も前後にこちらで射撃をされる方もいらっします。場所もマカティにあるのでちょっとするにはいいと思います。


 先日、ケソンシティーの StrongHands というところに行きました。先日もPhilshootingに参加された方でツアーのついでにこちらで射撃をされた方もいらっしゃいます。

 以前はビジネスの交渉に来たので撃っていませんし、かなりきれいなところだと記憶はしていたのですが、名前と場所とイメージが一致せず忘れていました。
 そのときは、屋内射撃場、FMJなし、ライフル射撃不可、オーナーが複数いて話ができず、ということでやめたと思います。今もFMJなし、ライフル射撃はできません。




 今回は、いろいろと話を聞いた後、50発でしたが撃って見ました。ここでマグナムの話が出てくるのですが、、
 珍しいところで HSと44マグナムを撃ってみました。

 HSはクロアチア製の拳銃でグロックとよく似ていますが、グリップセーフティーがあるのと少しだけ重いような、しかし握りやすいいい銃でした。よく当たりました。
 銃器にはあまりこだわないほうですが、これは次回購入したい銃です。
 自分の腕前は、静止精密射撃で10mで8cm円内に集弾します。10年以上前からさほど変わっていません。(若いときにPhilshootingのコーチに教えてもらっていれば、もっとうまくなったとはいつも思っています。多少変えることができましたが、固まってしまっているところへスタイルの修正は難しいです。)
今回は、5発撃って5cmには集弾していたと思います。




 44マグナムですが、もう10年以上も撃っていないと記憶しています。
ついでなので自分がいつも書いている、銃は撃つ瞬間に狙い通りに止っていて、引き金がまっすぐ引ければ、種類に関係なく、非力でも当たるということを証明するにはいいと思いました。

 10mで4発撃って、ほぼ全弾真中周辺に命中しました。調子に乗って、15mで利き手の片手撃ち(まさにStrongHand)3発しましたが、こちらも1発は撃つ瞬間に下がってしまったのがわかったので下に行き、あとはほぼ真中、最後に3発20mで射撃、こちらもよく当たりました。
 ということで、全弾アルファには入って気分よく撃ちおえました。
 銃身が長い分、良くあたり、重い分、少し震えていたのかなと思います。




 こういうのをインストラクターが見ると ”ナイス!”から始まり、いろいろいろと話をするのですが、ここでも試合をやっているので出ないかとかいろいろと言ってきます。
 自分でコースを宣伝していて申し訳ないのですが、スポーツシューティング系の射撃はあまり好きではなく、じっくり撃つのが好きなので、ライフルのスナイパー射撃なんかが好きで、自分のところでは200ヤードのレンジもあるんですよ。というと
 ほーー、彼もSWATにいてなんて話をはじめ、、、、自分も日本のArmyにいたんだというと話が展開していきます。
 軍人やフィリピンの軍隊に近い警察関係などの方々とはよく話が合います。


 ここですが、外国人価格だと、レンジフィー750ペソ、銃器1丁750ペソ、弾15ペソ(44マグナムは22ペソ)とターゲット代 なので普通に9mmやC45を50発撃つと 2250ペソ+になります。
 こちらも会員登録5000ペソというのがあり、ある程度ボリュームを撃つとお得だと思います。

 ただ、ここは行くのには不便です。初めてで旅行者となるとタクシーで場所を言うのも大変だと思いますし、タクシーはどうでしょうか? 半分くらいの割合で良くないのがいますから、きっと気分が悪くなると思います。

 あと、レッスンというのが、外国人価格で1.5時間1セッション1500ペソで、6セッション、会員価格だと800ペソで6セッションというのがあり、Philshootingと同じような内容なのかもしれませんが、コース設定代金だとか、英語がぜんぜんできなかったらとかいろいろ心配はあります。

 
しかし、この射撃場は大変きれいで、個人的にはいつも心配していた拳銃の発射ガスへの配慮もあり、ちょっとだけ撃つ人にはぜひツアーで、交渉が成立すれば、ディスカウント価格でお連れしたいところです。




帰るときに思い出したのですが、44マグナムが以前撃ったときよりぜんぜん衝撃が少なかったので、おかしいなとは思っていたのですが、減装薬であることを思い出しました。なので衝撃が少なかったんですね。しかし、命中には関係ないことなので当たるには当たったんだと思います。





実弾射撃コース





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2014年06月02日

Philshootingの射撃場での競技会


*この記事は、主に今までコースに参加された方を対象に書いています。

こんにちわ。 Philshootingです。

 先日、コースで使用しているカビテの射撃場で、射撃競技会が開催されました。
 以下の写真を見て、懐かしいとおもわれる方もいらっしゃるかもしれません。

 このような射撃競技会もやっていますので、興味がある方がいらっしゃいましたら、参加されてはどうですかということで記事にしました。

 Philshootingの射撃場では、年に2,3回、内輪だけで行われるクラブシューティングというのが開催されています。
 IPSC系のルールにのっとってやっています。

 昨年1度だけ自分は参加したことがありますが、内輪だけだったので楽しく射撃をすることができました。
 今回は5月末にクラブシューティングがあると聞いていたので、HP上でコースと絡めて日本の参加者を募ったのですが、残念ながらどなたも参加されませんでした。

 行きがかり上、日本人が誰も出ないということもまずかったので、自分が出ることになりました。でも話を聞いているとどうもクラブシューティングではなくLevel1の競技会だということでした。
 ご存知のとおり、コースに帯同しても自分はほとんど練習をしないので、さすがに競技会の前日は、200発撃ちに射撃場に出かけました。
 自分自身は、射撃をしている皆さんには申し訳ないのですが、現状のIPSCの競技会というものにさほど興味はなく、ましてや勝とうとかそういうつもりはまったくありません。
 とにかく、安全に確実にと思って競技会に参加しました。
 参加してみると参加者も割と多く、うまい方もいましたが、下手な方もいらっしました。自分もそんなに違和感なく参加できましたので、基本射撃技術とSafetyさえしっかりやっておけば、皆さんも参加できると思います。

 Philshootingのアドバンスドコースを出た方は、インストラクターのお墨付きのとおり、違和感なく参加できると思いますし、自分よりもずっとうまいと思います。
 要領などにより、スピードをもう少し出せれば、そこそこの成績も残せるんではないでしょうか。

 基本コースを出られた方は、アドバンスドコースに出てから競技会に出るのがベストですが、競技会の前に1日コースでしっかり、射撃要領とSafetyを練習すれば、参加程度なら可能だと思います。

 ただし、上位に行こうと思えばかなりの練習量が必要なことはどんなスポーツでも共通しているところです。

 この大会は、海軍系のスポンサーで開催されました。
 お祈りの後(フィリピンでは行事のときは必ずあります)、開会宣言がされ競技が開催されます。











 射撃場は、大きくはないので、この日は4Stageのみ作成されました。

 1Satge目
  机に銃と4弾倉を置き、コンディション3で開始、
  ターゲットは前方の紙ターゲットで、距離は10,12,15m程度の3標的。
  立ち撃ちで6発=>弾倉交換=>ひざ撃ちで6発=>弾倉交換=>利き腕6発=>弾倉交換=>弱手6発 計24発



 2Satge目
  Targetの色を開始とともに2色くじで引いて、コンディション2で開始
  紙ターゲット14、スチール2  合計30発



 3Stage目
  コンディション2でスタート
  紙ターゲット12、振り子紙ターゲット2、振り子のスチール2 合計30発




 4Satge目
  切り株の上からコンディション2でスタート
  スチールターゲットを最初にうち、当たれば、移動紙ターゲットがスライドして、2標的
  紙ターゲット 16     合計37発



 
 4つしかないので、あっという間に終わってしまいました。もう一度やれば少しはよくなるかもしれません。
 
 自分は、スピードで射撃するということよりも、どうもじっくり撃って、当たったときに快感を覚えるほうだと最近思っているので、このような競技には向いていないのかもしれませんが、楽しくできたことは楽しくできたとも思っています。
 ぜひやってみたいという方がいらっしゃれば、どんどん参加していただければと思います。
 ひょっとして、参加者が多くいるようであれば、日本人だけのクラブシューティングというのも開催できるかもしれませんね。

 Philshootingの射撃場で行うときは、射撃場の銃、オーナーが持っている銃、場合によってはその他の所望の銃を用意できるかもしれませんし、アシスタントも容易につけることができるというメリットがあります。

 


実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 01:17Comments(3)射撃場

2014年06月01日

バギオの射撃場

*このブログはPhilshootingの宣伝のために書いています。

こんにちわ。 Philshootingです。

 バギオというのは、日本では軽井沢のようなところで標高1500mにところにある、フィリピンでも4、5番目くらいの大きい高原都市です。
 マニラから270~80kmくらいだと思いますが、気温は10度以上違い、今の時期24,5度くらいです。
 バギオと軍事や戦争に関しての関わりは後日書きたいと思いますが、さらっと書きます。
 
 1898年、アメリカが米西戦争でフィリピンを買い受けて、避暑地とか保養地が好きなアメリカ人はすぐにバギオの開発にすぐ着手して、1903年には道路を築きあげて、一大都市を作りました。道路工事など日本人との関わりも深いです。
 バギオへは、マニラから赤丸まで高速道路ができていますが(約200km)、残り70kmあり、それでも車で5~6時間かかってしまいます。




 移動中はこんなところに大都市があるのだろうかと心配になりますが、到着すると天空の都市、保養地、松の街、きれいな町などなど結構感心します。

 ライターである自分は、もう10回以上はバギオを訪れていると思いますが、前は飛行機が通っていて、離着陸は怖かったのですが、便利でした。今は車でしか行けません。

 今回は、実は、日本からの知り合いが、バギオにゴルフをしに行きたいということだったので、バギオでまだゴルフをしたことがありませんでしたが、ゴルフをしに行きました。加えて射撃もしたことがなかったので、調査もかねて射撃場にいきました。

 まず、ゴルフの話ですが、バギオには2つのゴルフ場があります。有名なキャンプ・ジョン・ヘイ・カントリクラブ(CJH)とバギオ・カントリークラブ(BCC)です。
 自分は、BCCがパブリックのゴルフ場ずっと思っていたのですが、BCCの方が名門だそうです。BCCはメンバーの紹介なしにはできませんし、入ることもできませんでした。結構厳しいです。

 CJHは、ウォークイン(ビジター)でもできます。が、一人6000ペソと高いです(もろもろ入れると7000ペソ)。しかし、今回はラッキーなことが重なって、格安ですることができました。
 コースは、短くて、打ち下ろしが多く、狭いんですが、とてもきれいなところでした。10年以上も前からここでゴルフをしたいとは思っていましたが、ようやく友人のおかげですることができました。








 さて、次の日に射撃場にいきました。どうも話を総合するとバギオには4つくらいは射撃場があるらしいのですが、公開されているのはおそらく3つ程度で、今回は、West Pointという、いかにもという射撃場に行くことにしました。

 Philshootingを始めるときは、マニラ周辺の射撃場をあちこち回って、Philshootingとして一緒に射撃コースを運営してくれるところを探しまくったのを思い出します。

 今回もその癖が直らなく、当初からインタビューのような格好になって申し訳ございませんでした。詳細には書きませんが、大きくは、
 射撃場としてのキャパシティー(施設、安全性、装備、価格など)
 インストラクターの質と量、スタッフの数
 射撃場のバックグラウンド(軍系、警察系などなど)
 最終的にはオーナーの信頼度
などになります。

 West Point Shooting Rangeはがけの中腹にあり、きわめて安全性の高いところで、反対に撃たない限りは、射場を外れることはありません。連射も思いっきりすることができます。
 銃を持込される方が、ほとんどだと思いますが、外人や観光客は射撃場のハウスガンを使うことになります。ハンドガンの種類は少なく、その他ライフルがあるようです。
 





 ハンドガンのレンタルは、お一人1500ペソ、ライフルは2500ペソだそうです。3名でいったので銃の使いまわしは、ディスカウントしてくれました。
 弾はリロード弾で1発10ペソ、書き方が変ですが、質の高いリロード弾でした。
その後、フルメタルの弾も見せてくれましたが、フルメタルのリロード弾だと思います。1発30ペソだそうです。(工場出荷のフルメタルが30ペソの間違いでした。)
 その他、レンジフィー、ターゲット、ボーイのチップなどがかかります。

 オーナーには、ライターである自分のバックグラウンド(軍隊にいた、射撃コースのコーチではないが運営をしていて知識はある)などを説明して、いろいろな話を引き出しますが、フィリピンでは日本と違って、軍人や元軍人にはリスペクトがあるので、やりやすいです。

 このときは、ライターである自分が、友人にハンドガンの扱い方を教えていたのですが、それを見ていたオーナーは感心されて、どこに住んでいるのかなどをライターである自分に聞き、ここにも日本人がたくさんくるので、教えてやってくれないかと言われましたが、自分は1人当たり1000ペソでどうだとジョークを言いながら、実はマニラに住んでいるし、インストラクターでもないので、できないと言っておきました。
 
 オーナーは、この後、デモなのかもしれませんが、弾のパワーファクターを計る機械(クロノ)を持ち出してきて、計測していました。
 何でも弾を売っているようで、競技会でパスする弾しか取り扱っていないということでした。リロード弾でも規定のパワーをクリアしているメジャーロード弾ということです。





 オーナーはとても丁寧に親切にいろいろなことを話してくれました。ライターの自分が軍隊にいたのでIDPA系の試合に出るのかといわれましたが、ライターの自分は競技会にはそんなに興味はなく、PhilshootingのコースではIPSC系で基本はやっていると言ったら、ここでも時々Level1、2の試合が行われるとおっしゃっていました。

 また、オーナーは自分でも競技会に出るらしく、自慢げにSTIのOpen系の銃とStandardの銃を見せてくれました。
 とても、人がよく、信頼のできるオーナーだと思いました。


 長くなりますが、Philshootingは価格が高いと思われている方も多いかもしれません。別のところでも書いておきましたが、簡単に書いておきます。
 Philshootingでは、前後泊、空港送迎つき3日間1000発コースで、78,000ペソいただいています。
 内訳を簡単に書いておきますと
 射撃関連
   弾(工場出荷フルメタル)代金  30ペソx1000発   30,000ペソ
   銃器レンタル代金3日間(45、9mm、M16)        6,000ペソ
   インストラクター3日間                     6,000ペソ
   その他(レンジ、ターゲット)                  2,000ペソ  計 44,000ペソ
 宿泊、移動など
   宿泊4泊            3,000ペソx4泊     12,000ペソ
   車、ガソリン、高速代など    4,000ペソx3日   12,000ペソ
空港送迎            1,000ペソx2        2,000ペソ
   Staff料金            1,500ペソx3日      4,500ペソ
   食事(夕食、昼食)                       3,000ペソ
   その他                              1,000ペソ  計 34,000ペソ

 宿泊、移動などは実費です。利益はいただいていません。利益は、射撃関連から得ています。
 移動は2名さま以上になるとうきますが、通常はディスカウントさせていただいています。 
 自分の車、自分の家がある場合は、ガソリン代だけですみますが、旅行者であると射撃以外の実費が結構かかってしまい、自分でやるとものすごく手間がかかります。危険やリスクもあると思います。
 フィリピンでの射撃が不安であるという意見から、このように前後や射撃期間中も安心してすごせるようにPhilshootingでは、すべてひっくるめて、価格を出しています。日本人やStaffも朝から夜までつきっきりで帯同しています。
 その他、せっかくのフィリピンなので観光案内なども無料でしています。

 West Pointに当てはめると
 射撃関連
   弾(フルメタル)代金  30ペソx1000発       30,000ペソ
   銃器代金3日間(45、9mm)                6,000ペソ
   インストラクター3日間                   ????
   その他(レンジ、ターゲット)                2,000ペソ  
宿泊、移動など
   宿泊4泊            3,000ペソx4泊   12,000ペソ
   車、ガソリン、高速代など    6,000ペソx3日   18,000ペソ
空港送迎            1,000ペソx2     2,000ペソ
   Staff料金            なし
   食事(夕食、昼食)                     3,000ペソ
   その他                           1,000ペソ  
 程度になると思います。バギオは遠いので移動費などがたくさんかかります。バスなどで安く移動もできますが、初めては限りなく無理だし、バギオ市内からの移動手段がまたかかります。1日Taxiを雇うと3000ペソはとられるんじゃないんでしょうか?
 また、Staffや日本人のガイドもつきませんので、自分ですべてやることになると思います。

 フィリピンでは、どこの射撃場でやっても、射撃料金自身はそんなに変わらないと思います。ぼっているところは別にしてそんなに驚くほどの価格差はないと思います。


 Philshootingでは、コーチをはじめ丁寧な指導とSatffの親切な案内を売りにしています。
 ご興味のある方は、ぜひコースに参加してください。




実弾射撃コース



  


Posted by philshooting  at 01:39Comments(2)射撃場