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Posted by ミリタリーブログ  at 

2017年09月24日

Philshootingでも北朝鮮対応?

【Philshootingでも北朝鮮対応】


2,3日前、日にちをずらして2名のリピーターがアドバンスドコースに参加された。2名とかもかなりうまい。
射撃ステージを使って、正確に早くを学んでいくのだが、今回は、あまり走りたくないということで、Accuracy(正確精密)射撃を中心に行った。
 
コース進行中にコーチがいきなりかわったことをし始めた。
”あなたがオフィスにいるときに、いきなり北朝鮮のテロリストが侵入してきて、撃退する ということを想定する”
 
といって、机とターゲットでステージを作りだした。
 
銃は、つくえの中にあり、作業をしているときに、テロリストが侵入してきて、机から銃を取り出し、4名のテロリストを撃退するというものだ。














日本人のコース参加者には、笑いをこめてかなりうけた。
しかし、コーチは極めて真剣で、そういうこともあると本当に思っているらしい。
 

スポーツ射撃競技では、北朝鮮は別にして、このような想定ステージは、あるのだが、この事象には、客観的に1つのGapと教訓があると自分は思った。
 
日本人的には、戦争やテロはあるかもしれないが、現実にはないだろうと思っている。ましてや日本では銃が机の中にあるなんて考えられない。
コーチ(フィリピン人)的には、自分の身は自分で守るが基本で、その対応を訓練しておかなくてはならないと思っている。
というGapだ。


フィリピンは、銃社会なので、テロリストとはいかなくても強盗などは十分に想定内なのだ。アメリカの地方も同じだろう。
日本人も北朝鮮のテロリストにやられるに違いないと思ったのだ。

コーチには、日本は、銃社会ではないという認識にはかけているようだが、であれば、公安、警察、さらには自衛隊には、テロに対応する能力があるのだろうかと思ってしまう。
もっと細かく言えば、関係者全員が、こういう練習をして、射撃技術は本当にあるのだろうかと思ってしまう。
 
フィリピン人に心配してもらって、少し、情けないと思った。



もう一つは、やられたら、あるいはやられそうになったら、撃退するあるいはやり返す。
この事象は、こういう単純な基本的な姿勢を原点にしている。
 
 
国家に置き換えると、日本は敵ミサイル撃墜だけを考え、しかも発展途中だ。
前回も書いたが、敵の源泉を撃退する、やり返すという能力は全くない。
 


今の状況は、”やられそうになったら” という状態だ。
安全保障に詳しくない人は、今回は米朝の問題だと平気でいう人もいるが、日米同盟もあるし、何といっても日本には米軍基地が多数ある。
ならば、米軍を追い出して、、、というさらに安全保障の音痴もいるようだが、ここでは相手にしない。
また、見せしめに日本の都市の一部を破壊するということも今の体制ならやりかねない。
 


”やられそうになったら” とう状況を日本も主体的に考え、撃退あるいはやり返す時期だと思う。
今は、日本には攻撃能力はないので、その努力をしつつ、アメリカにお願いして、一緒に撃退することを、今すぐしなければならないのではないかと思う。
日本、日本人の覚悟と決断が必要な時期でもあると思う。
 




       





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2017年09月20日

フィリピンから見た北朝鮮問題

【フィリピンから見た北朝鮮問題】


しばらく、ブログを更新していなかったが、北朝鮮問題に関してどうにもいたたまれない気持ちになったので、射撃とは直接関係ないのだが、記事にしておく。
ブログを更新していないので、心配されている方も多いと聞きたが、相変わらず、Philshootingはやっています。
ただ、書いてもあまり宣伝効果がないので、ブログを書く気力にかけているところがありました。
フィリピンは未だに汚い、危険というイメージを持っている人が多く、それを払拭して来てもらうのは、難しいですね。大メディアや個人の偏向報道には勝てません。
実際は、マニラは汚くも危でもなく、大都会ですよ。



さて、まず、フィリピンでは、北朝鮮の挑発行為に関しては、放送されているが、あまり大きなニュースとして取り扱われていない。
しかし、大国日本が、小国北朝鮮にやられているということには、違和感を持っている人が多いようだ。
 
戦争を含む、いずれ日本が何かするとも思っているようだ。
 

これに対して、日本には憲法があり、戦争をしない国だとか、攻撃なんてできない なんていう説明をしても、まったく信じてもらえないというか話にならない。
日本には軍隊があるだろう。それはいったい何なんだという話になる。
 
 
ネットで諸外国の様子も多少調べてみたが、日本はなめられまくっているのに何もしないのか、おかしい という話があった。
フィリピンだけが例外ではない。
日本の対応はおかしいと世界中が不思議に思っている。
 
 
一方、日本はどうかというと、話が米朝戦争にすり替わっている。アメリカの先制攻撃だの、米朝で戦争が起こったらどうなのだという話になっているではないか?
日本は、当事者意識があるのか、ほぼないのだと感じる。
アメリカはどうするのだろうという話ばかりで、日本はどうするのかという話がほぼない。
 
アメリカは、本土にICBMがとどくのを警戒して、攻撃を含む防衛処置を講じている。ついでに同盟国も守るとは言っているが、アメリカファーストは言うまでもない。
 
日本にとどく弾道ミサイルは既に実戦配備されている。配備されても日本は、撃ち落とすくらいのことがやっと始まった対応だ。
半世紀くらい遅れている。
 
 
自衛隊の兵器、装備、兵力などの実力は、世界でも1ケタのランキングに位置づけられている。
しかし、決定的に欠如しているものがある。それは、攻撃能力だ。ほぼないといってもいい。
日本のいう自衛のための攻撃能力は、せめてあるべきだ。
日本攻撃の意図がある敵基地の自衛攻撃がこれにあたる。
 
 
話は拙速だが、

●自衛のための攻撃能力を早急に1年以内に装備化し、訓練する。
具体的には、実際に装着するかは別にして、戦術核搭載可能なトマホークのような巡航ミサイルや弾道ミサイルを3000基程度配備する。
潜水艦、護衛艦、戦闘機、地上基地から、早急に1年以内に撃てるように、装備化、訓練する。
戦術、戦略核の定義が最近では曖昧になってきているが、また残念ではあるが、大きな意味での戦略核の傘は米国に依存する。
 
●同時にミサイル、航空機迎撃態勢を整える。(今は計画されているようだが)
 
●最も早く、憲法の改正を行う。外人にでも説明できる、自衛隊、交戦権の容認は、解釈ではなく、誰が読んでも理解が明確な憲法でなければならない。
次期衆院選があるようだが、まさに争点は、憲法改正ではないか。侵略されようとしている今こそ憲法改正が必要な時ではないのかと思う。

●対応が整うまでは、アメリカに頭を下げて、同等の対応をしてもらうようにお願いする。
 
をすべきだと思う。それが、日本の主体性ではないだろうか。

















 
 
記事の内容は、北朝鮮への対応と思っている方が多いとは思うが、実は、中国に対しても同じだ。
真の自衛力を示せば、尖閣、小笠原、南シナ海などの問題もなめられることはないのだと思う。竹島もそうだ。





       





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Posted by philshooting  at 16:49安全保障

2017年06月05日

フィリピン南部ミンダナオ島の戒厳令

【フィリピン南部ミンダナオ島の戒厳令】

先日、ミンダナオ全島に戒厳令(マーシャルロー)が発せられた。
ミンダナオ島のMarawitというところで、ISと名乗る武装グループ(Maute Group)が、民間人(フィリピン人のほとんどはイスラム教徒)を誘拐したり、惨殺したりして、フィリピン軍が出動したからだ。
 
日本で例えるとすると、九州の大隅半島のxx市で、ISを名乗る200名規模の武装集団が市民の誘拐、殺りくを行った。
政府は、九州全域に戒厳令を出し、自衛隊に出動を命じた。
自衛隊は、8師団隷下の1個連隊を武装集団の鎮圧に向かわせた。

という感じだと思う。









ミンダナオ島は、もう数十年間もアブサヤフなどのゲリラが活動をして、同じようなことを起こしており、政府が掃討したり、和平になったりの繰り返しだ。
 
今回のMaute Groupは、中東のISと全く同じで、旗をあげ、首を切ったりの惨殺をし、Youtubeなどで宣伝活動をしている。
殺されたMaute Groupを見ると、中東の人、マレーシア、インドネシア人がいたらしいので、どうやら IS が移動してきて、現地をIS化しているらしい。




 
マニラでは、毎日のように報道されているが、ミンダナオ島では、同じようなことが繰り返されているので、たいした騒ぎはないのだが、ISということで話題にはなっている。
 
ちょっと余談だが、3日前、マニラ空港近くの カジノホテルで37名が死亡するという事件があった。犯人は放火し、自分も自殺したのだが、CNNなどは真っ先にテロと報道した。
政府内でもテロという人がいたが、犯人は、多額の借金があり、カジノでも大負けをした元政府職員だったことが分かった。
 
本人は自暴自棄になり、カジノにチップの泥棒に入り、見つかって、放火をし、自殺をしたというのが真相らしい。
犠牲者は、全員、火事の煙で死亡したようだ。
 
個人的にはカジノの防火対策に大問題があったと思うのだが、その辺はまだ追及されていないどころか、営業を再開するらしい。
 
また、なぜか、ISはISの犯行だと声明を発表している。
図に乗りすぎている感じだ。
 

話は戻るが、ミンダナオの件に関して、一般に噂されているのは、ISが来て、大変だということではない。 
武装集団に資金提供、武器提供をしているのは誰だということだ。要は誰がやらせているかということだ。
こちらも、どうも反ドテルテ、前の支配層のイェローグループの関与ということになっている。
こちらは、かなり信ぴょう性が高い。
 
恐るべきことに米国の関与も噂されている。
いくらドテルテが米国と距離をおこうとしても、フィリピンは濃厚に米国と関係を持っているので、切っても切れない縁なのだが、米国としては腹立たしいと思う。
 
そこへイェローグループが、米国にISを利用して、ドテルテ政権を打倒しようと持ち掛けたという話だ。
 
規模内容は違うが、日本でも米国でも同じような政府転覆の話になっていることは同じだ。

フィリピン軍は強い。個々のレベルでは、戦闘部隊の全員が日本のレンジャーのような感じで、ジャングル戦ではさらに強い。 
ドテルテもものすごい人気で支持率も高い。

よって、中東のISのようにはならないと思うが、反体制派の動きが気になる。









世界では、話題が多いので、日本ではミンダナオの戒厳令は大きくは取り扱われていないと思う。
もし報道されれば、”フィリピンでIS活動で戒厳令”という印象ニュースが流れそうだ。
”ドテルテ強権で9000名を殺害”というのと同じだ。
 
黙っていても危険、汚いイメージのフィリピン、マニラなので、はなはだ迷惑な話だが、印象ニュースではなく、なぜそうなっているのか、ニュースの本質というのもわかっていただきたい。
  


Posted by philshooting  at 00:21安全保障

2017年04月26日

【リボルバーの射撃】

【リボルバーの射撃】


一昨年辺りから、リボルバーの射撃をコースでしたいのだがという問合せが、割とよく発生していた。
しかも、2インチの短銃でだ。
どのような方の要求かは、何となく想像はできるだろうが、海外射撃に関しては、職場でも賛否があることを理解して、申込時以外は詳しい職場は聞かないようにしている。

当時、2インチのリボルバーはフィリピンではほとんどなく、やっと見つけたのが昨年だった。
最近では、銃器店でも見かけるようになった。
 
早速、手配をして、その後、それを使ったコース参加者もあった。
 
 
Philshootingとしては、射撃技術の向上を目指しているので、正義の射撃のためなら大歓迎だし、一般の方にもスポーツ射撃を中心に推進している。
特に警察や自衛隊の方には、積極的に参加していただいて、射撃技術を向上していただきたいと、心の底から思っているのだが、なかななか理解が得られないようだ。
 
ちなみに、いままで現役の自衛官が参加された例はない。なぜならば、海外旅行は、各幕僚長の許可が必要で、黙って参加して、もし何かあれば、辞めることにもなるからだ。
自衛隊に入る前、辞めたあとの方や、予備自衛官の参加例は、割と多い。
 
警察の場合は、自衛隊ほど許可は厳しくないようだが、良し悪しは別にして、銃に関係する事件に関係したくないという切実な願いもあるようだ。やや寂しいが、よって射撃技術も必要ないことになる。

いずれにしても、射撃というのをもっと盛んにして、日本での射撃大会を増やし、その練習にPhilshootingに来てくれるということになれば、うれしい。
本来の目標の射撃技術の向上にもなるし、こっちとしてはビジネスにもなる。
 
 
短インチのリボルバーの射撃は難しい。25mでも良く狙い、慎重に撃てば、狙って当たらないことはないのだが、早射や連射は上級者でも難しいだろう。
そういう意味でも射撃練習が必要なのだが、将来的に、銃の選定にも意見を出せるかもしれない。
もちろんリボルバーにもいいところはあるのだが、良し悪しを知ることも必要だ。
















       





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Posted by philshooting  at 17:38拳銃の射撃

2017年04月23日

【今週は荒れる週になりそうだ~フランス大統領選、北朝鮮軍創立記念】


 
今日も射撃とは関係ないのだが、あの時どう思っていたのか、後々のために今週についての記事を書いておく。

4月24(月)は、フランス大統領選の結果が出る。フランスとの時差は今は7時間なので、日本時間の早朝3~8時くらいには大方の結果が出そうだが、接戦なのでもう少し時間がかかるかもしれない。
 
50%以上とれる候補がいないようなので、この日は、2名が選ばれる。決戦投票は来月行われる。...
先週の調査では、
1.マクロン氏 22% (中道、EU)
2.ルペン氏 22% (右派、EU離脱)
3.メランション氏20% (左派、反EU)
4.フィヨン氏 19% (中道、EU)
のようだが、浮動票も40%あるらしい。
 
マクロン+ルペンが確率が高いと言われているが、昨今のテロでメランション支持が伸び、ルペン+メランションの可能性もあるらしい。
 
もし、ルペン+メランション になれば、両名とも反EUなので、EUの危機となり、株、為替は暴落する。
が、その後の経済政策により、トランプのように株、為替がその後、再び伸びることも考えられる。

 
25日は、 朝鮮人民軍の創設記念日だ。北朝鮮は、核実験など何かするといわれている。
日本ではメディアで騒がれたせいもあるが、ようやく日本人にも危機意識が芽生えた感じもするが、まだまだ足りない。
 
15日の危機が避けられたせいもあるが、評論家の論調もまちまちだが、中には、
””戦争の影響を考えれば、アメリカが攻撃するわけがない、15日にもなかった。今にでも戦争が起きるようなことを言っていた評論家は世間を騒がせた罪は大きい””
のような勢いでコメントをする人がいた。
  
 
以前はこの人に耳を傾けていたが、全く安全保障のことがわかっていないことが分かった。
問題は、今の危機を乗り越えることではない。よかった。よかった。では終わらない。
 
今回も、戦争は回避できるかもしれないが、北朝鮮は確実に核保有国になっていくし、精度もあがる。もっと大変な事態になるということだ。
 
経済制裁をして籠城させても、今までは中国が支援していたし、今度はロシアが支援するかもしれない。核ミサイルができれば中東に売れる。資源もあるらしく、売れる。事態はややこしくなるばかりだ。
アメリカに頼らないパワーが必要だ。

 

26,27日は、新月で軍事行動がしやすいと言われている。
 
軍事行動が起きれば、やはり株は落ち、円高になるのだろう。
 
 
日本は、今回の危機が回避できるかどうかよりも、安全保障に関して、自国防衛に関してもっと議論もすべき時が来た。















       





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2017年04月21日

マニラで日本人が射殺された事件

【マニラで日本人が射殺された事件】
 
先ほど、日本のニュースを見ていると、昨夜、水野さんという方が、マニラで射殺されたと、どのニュースでもやっていた。
窓の弾痕からすると45口径と思う。また、写真からすると前の席の窓から後部座席の奥を撃ったのかと思う。
このような事件があるとますますフィリピン、マニラの印象が悪くなる。
 
この事件は、日本では派手に報道され、フィリピンのニュースではなかなか見つからなかったが、やっと見つけた。
 
日本のニュースで、水野さんは、本籍愛知、会社員となっていた。日本のネットでもっと調べてみると、遊戯関係業界の社長という情報もあった。
なぜニュースの発表では、本籍なのか、会社員という報道なのかやや違和感を持ったが、正式な発表ではないので良く分からない。
 
なぜこのようなことを書くかというと、今回の事件は、明らかに計画的で複数犯による殺人と思うからだ。殺されたのには何か理由があるか、あるいは誤認という可能性もある。
 
狙いをつけた車に、2名乗ったオートバイクが近づき、後ろの者がターゲットに射撃する。
その後、すばやく逃げる。
これは、2名組なので タンデム と現地では呼ばれ、オートバイクの取り締まりは、ものすごく厳しいのだが、それでもこの伝統的なやり方が、まだある。
 
これを成功させるのには、ずっと前から経路を把握して、シュミレーションをして実施する。
今回は、到着当日?なので、そのような習慣的経路ではない。
食事を終えて、複数の車で、ホテルに行こうとしていたということなので、乗車後、誰かが、どの車のどの席にターゲットがいるという情報を出した。
あるいは指定車の指定席に座るように仕組んだということだ。
  
今回は殺人なので、利害、怨恨から 居合わせた全員、仕事関係、知人の全員が調べられ、日本人が指令を出した可能性もあると思われれば、過去の例からすると日本の警察も動きだすと思う。
現地での利害関係や怨恨であれば、フィリピン人や他の外国人を巻き込んだ事件になる可能性もある。
 
いずれにしても、物取りとかいうのではないので、殺人現場がフィリピンということは、迷惑な話だ。
また、射撃コースをしている関係者としては、銃が使われると悲しいが、一方、銃の知識や取り扱いも知っておくべきだという思いもある。
 

また、最近、このような事件は、フィリピン人を介して韓国人同士の紛争が相次いでいる。
日本人も絡んできたとなるとややこしい話だ。
 












       





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2017年04月20日

【”三毛猫の雄”欲しい方、探しています】


こちらのブログに投稿するのは、本当に久しぶりになり、申し訳ございません。
射撃とは直接関係がないのですが、ライター個人のお願いがあり、投稿します。


先日、病院でばったりフィリピン人の知り合いの女の子に会った。息子が心臓病だということだ。
フィリピンでは、かわいそうな人がたくさんおり、何度か人助けのようなことをしたが、きりがない。
この子も手術代等で1.5Mペソ(350万円程度)かかるそうだ。
もちろん、自分の手ではどうしようもない。せいぜい1000ペソ程度をお見舞いで渡すのが精いっぱいだ。
 
 雑談で日本では三毛猫の雄だと3000万円でオークションで落札されたと、先日、米屋のおじさんから聞いた話をした。
なら、彼女の家に親子で三毛猫がいるという。子供は生後7月くらいの雄だという。
 
半信半疑で自宅に行き、確かに三毛猫で子供は雄のようだ。(写真で間違っていたら申し訳ない)
また、子供なのでおとなしい。
 
ネットでも調べてみたが、三毛猫の雄だと高値だという感じがほとんどだった。
個人的には動物の売買はあまり好きではないが、事情が事情だけに売ってはどうかと提案してみた。
もちろん藁をもすがる思いなので了承されたが、肝心のバイヤーをどうやって探すのかが分からない。
 
ペットショップに持ち込めば難癖を付けられそうだし、ダメもとでSNSでも紹介してみることにした。
 
購入者、購入者を知っている人、売り方を知っている人 等々 情報があれば、教えていただければと思います。
 
価格は、彼女が必要な値段 + 注射、日本への持ち込み手数料 を希望しています。
よろしくお願いいたします。
 






























       





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2017年01月14日

ドテルテに中国との関係を改善するように進言した安倍首相




     


12日、安倍首相は、ドテルテの家で朝食のスティッキー・ライス(もちのような外郎のような)、サバ(バナナ揚げ(ドテルテの大好物))、生野菜 を食べたらしい。
しかも夫人の手作りだそうだ。
家も質素だが、食事も質素だ。
 
12日朝のニュースを見ていると、ドテルテ・安倍会談の内容が明らかになった。
文書になった6項目は大したことはないのだが(中でも渋滞解消のための分析が入っていたのは個人的には興味深かったが)、
そのほかで、注目すべきは、以下だ。
・ドテルテのドラッグ撲滅作戦を支持すること
・1兆円規模の政府・民間規模での投資をすること
・中国とのタイアップの改善を進言したこと
 
ドテルテのライフワークである ドラッグの撲滅と汚職の根絶、それにフィリピンをもっと反映させたいという思いを、安倍首相は見事に突いて、ドテルテを喜ばせた。
オバマの対応とは真逆だ。
 
中国に対しては、中立でいてくれと言うのが、精一杯だと思っていたが、なんと 中国とのタイアップ(親密にすること)は、良くないから改善(やめたほうが)したほうがいいと言ってのけた。
 
中国は当然、反応してくるだろうが、本当のことを見事に言ってのけた。ドテルテがどう出るのかが、楽しみだ。
 
アメリカができないことを日本の安倍首相が主導しているといってもいい。
 
オバマの失政をたらたらと書きたいのだが、それは、やめておく。
逆にそれがなかったら、ドテルテは誕生しなかったし、フィリピンがこれだけ注目されることもなかったとも思う。
 
付け加えて、フィリピンでは 各国のTrust Rate というのが良く発表される。
1,2位は、アメリカと日本(70%台)で けつはロシアと中国だ(30%台)。
フィリピン国民もバカではない。中国のことを信用していない。 

さらに Akie 夫人も首相夫人活動を精力的にこなしていていた。










       





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Posted by philshooting  at 00:25安全保障

2017年01月12日

安倍首相がフィリピンを訪問

 
本日12日、安倍首相がフィリピンを公式に訪れた。マニラにきて、事務処理と晩さん会をこなし、今晩中にダバオに入る。





こっちでは $190Bと書いてあったが、日本のメディアによると1兆円規模の投資をフィリピンにするようだ。

フィリピンを危険な国とか汚い国と思っている方が、まだまだ多いようだが、そんなことはない。来てみたらわかると思う。
この件に関しては、別途また記事にしたい。

 
明日は、ドテルテの家で朝食をとり、ミーティングをするようだ。信じられないと思うが、下の写真がドテルテの家だ。
彼はとてもシンプルで質素だ。この家からも人柄が想像できる。





この家を訪問するというのだから、ドテルテも感動し、本音を言うんだろうし、安倍首相も言いたいことを言うのだろう。さすが人たらしの安倍首相だ。
 
ダバオでは、特別警戒態勢が取られており、市中はピリピリしている。
ダバオは、WW2前は日本人町があり、5000人規模で日本人が住んでて、マニラ麻を作っていた。
ドテルテは、おばあさんから日本人の勤勉さを教えられていたようだ。

戦後は、多くの日本人がダバオにいたが、報復を恐れて、その多くの方が身分を隠して山などに逃げた。その子供が孤児となって、まだ残っている。
もう80才にもなるだろう。
その子孫も多くいる。


日本のスポークスマンが、マニラでメディアの質問に答えていた。
とても歯切れが悪く、かわいそうな感じだった。
 
というのも質問のほとんどが
”訪問の目的は何だとか”
”アメリカとの関係はどうするんだ”
とか、そういったもので、ものすごくストレートなものだったからだ。
 
日本とフィリピンがより緊密になることは間違いないが、詳細は何も語らなかった。
  
本当のトピックは、対中とアメリカとの関係だろう。
今年は、米中が衝突することは間違いない。
今の段階では、フィリピンの事情を考慮して、フィリピンに仲間になれとは言えないだろうから、中立と少なくとも日米と対立関係にならないことくらいは言いたい。
できれば、南シナ海でご迷惑(紛争がる)をかけるかもしれないことと、基地の使用を認めてもらうことは言いたい。
 
また、安倍首相は、将来、フィリピンが、中国には必ず裏切られることを知っていて、ドテルテに接しているのかもしれない。


       






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Posted by philshooting  at 22:30安全保障

2017年01月10日

フィリピン空軍の最新戦闘機

 
昨年、アキノ政権の時に、韓国から調達した フィリピンバージョン版 FA-50PH(Golden Eagle) 20機のうち、最初4機が到着した。
南シナ海問題で緊迫した時だったので、アキノ政権が急きょ調達した。
 
最初、アメリカ製F16を考えたらしいのだが、価格が折り合わず、韓国製が採用されたらしいが、品質は大丈夫かと言われ続けている。
値段は、20億円程度と言わているので、F16より、1/3程度の値段だと思われる。
 
このGolden Eagleだが、どこに行ったのだろうと思っていたが、先日、クラークで飛んでいた。ちょうど写真を撮ることができた。ここで訓練をしているらしい。







 
Videoを見てもクラークであることが分かる。






 
ドテルテは、どうもロシア製に興味があるらしい。この戦闘機一体どうなるのか気になる。


 
       






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Posted by philshooting  at 23:11安全保障

2017年01月09日

フィリピンの兵器体系が中国、ロシアに浸食される

 ドテルテはオバマが大嫌いだ。そのせいで、ドテルテは、もともとアメリカに対して植民地的被害意識があった内面に火が付いて、アメリカが嫌いになった。
 トランプになると安倍首相の取り持ちもあって、改善はされると思うが、やり方を間違えると中国やロシアに飲み込まれてしまう。
 
 最近の話題は兵器だ。引き金になったのは、やはりオバマ政権だ。昨年11月、アメリカから購入予定の警察用アサルト・ライフル 26,000丁が アメリカから売却拒否をされた。
 恐らく、M4タイプのブッシュマスターだと思うのだが、麻薬戦争に使うには扱いが容易だし、フィリピンは伝統的にアメリカの兵器を使っているし、警察、軍からも信頼が厚い。
 
 オバマ政権は、このライフルが人権無視の殺人に使われるということで、売却拒否したのだ。
 11月の時点では、日本でもフィリピンの事情を理解して、殺害などの話題が減っていたのだが、アメリカは、イェローグループのロビー活動もあって、しつこく人権を言い続けた。
 
 アメリカは、フィリピンを同盟国と言いつつ、信頼していないし、しかも兵器を売らないということはどういうことか?ドテルテは当然、激怒した。
 
 間髪を入れずに、中国が、17億円分だったと思うが、ライフルの無償提供を申し入れた。
 ほぼアメリカに注文した数だし、しかもタダというのだ。
 ノリンコ社製だと思うが、最近は5.56mmのNato弾が使用できるものもある。
 個人的には撃ってみたいが、現場の人たちの間では、品質面で全く信頼がない。


 CQ311



 QBZ97



 
 最近では、ドテルテ政権は、ロシア製と言うのも考えているようだ。中国製よりはましというわけだ。
 
 そういうときに、5日前、ロシア海軍の駆逐艦が中国との演習目的で、マニラ港に着いた。
 ロシアは、この駆逐艦を無償でフィリピンに提供すると言ってきた。他の兵器も提供できるとも言った。
 さっそく、要人やドテルテまで乗艦して、見に行ってしまった。
 
 ロシア海軍曰く、アメリカは中古を供与したようだが、この船は最新式で、潜水艦の索敵能力も高い。と説明した。
 

 マニラ湾のロシア駆逐艦







 フィリピンとしては、国家防衛目的だろうが、対どこにロシアの駆逐艦を使うというのだ。
 
 銃や軍艦を中露製を使うとは、一昔前までは考えられない状況となってきた。混沌としてきた。ロシアはうまく付け込む。
 
 兵器体系が変わるということは、国の安全保障の根源に関わる。
 オバマ政権の失策としか言いようがない。
 
 今年は、米中激突が予想されるが、もちろん日本も巻き込まれるが、フィリピンに関して中国、ロシアは、すでに、米国の失策(オバマの失策)にうまく付け込んでいる。
 
 今までのアメリカの対応を見ると、感情的には、フィリピンは、中露と結びついてもいいくらいだ。 
 トランプにかわり、米ロ関係は改善されるだろうが、南シナ海の問題でぶつかることは避けなければならない。
 フィリピンも日本の仲介で、米比関係も改善されると思うが、もうすでに、こういう事態になってしまっている。
 
 アメリカは、真剣に南シナ海問題、フィリピンの対応に取り組まないと、フィリピンも取り込まれてしまうところまで来ている。
 
 また、アメリカは南シナ海問題にロシアが首を突っ込むのをやめさせなければならない。



       






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Posted by philshooting  at 21:21Comments(0)安全保障

2016年12月25日

今年最後の射撃コース


今年最後の射撃コースを行った。
ゲストは、今回が3回目となる顔なじみの方で、ご家族でフィリピン旅行を楽しむついでに本人は射撃を楽しんでおられた。
小さなお子様連れだったが、ペニンシュラに泊まり、ホテルから徒歩でグロリエッタ、グリーンベルト周辺を探索され、お子様も大満足だったらしい。











 
Philshootingを始めてから5年になるが、この間、たくさんの方に参加していただいた。
一度来られた方で、リピートされる方は結構いらっしゃるが、新規でいらっしゃる方は、まだまだ少なく、今年は激減した。
 
激減の理由は、ドテルテ大統領の 超法規措置や人権無視の殺りくが行われているという、ヘッドラインだけがニュースで流れ、フィリピン渡航が怖いと思われていたからだ。
 
それに増して、ドテルテ大統領が、アメリカと決別すると言い出した時は、さすがにPhilshootingも撤退しようかと思ったことがある。
 
しかし、ドテルテ大統領が、日本を訪問して、彼が日本を心から尊敬し、彼の本意がある程度、日本人に分かったとき、潮目が変わった。
日本政府は支援を約束し、現ナマも渡した。日本からの投資も個人レベルも含めて、激減するどころか、増えることとなった。
 
アメリカについていえば、ドテルテ大統領は、オバマが嫌いなだけであって、いくら非難したところでアメリカとは切っても切れない関係になることは国民が良く知っている。
 
結果、4半期のGDP比は増し、かつてないほど経済は回っていることになっている。
ドテルテ大統領は、中国を含めて、うまく諸外国を手玉にとっている。
 
フィリピンの安全性についていえば、前から特別なことをしたり、特別な場所に行かなければ、特に危険を感じるものではなかったが、ドテルテ大統領になってからは、より安全になったとみんなが口をそろえて言う。
もし、フィリピンが危険な国であるという認識を持っている方がおられたら、全く違う。
来てみれば、すぐわかることだ。
 
ということで、今は少なくなっている観光客や、Philshootingのゲストもだんだんと誤解が解けて、参加する人が増えると期待している。
 

射撃に関していえば、Philshooting開始の趣旨でもある ”正しい銃器の取り扱い方”、”正しい射撃の仕方” を学びたいという人は必ずいらっしゃると思う。
大変失礼な書き方だが、みよう見まねの自己流や簡単な指導で射撃をしてきた人は、中には上手な人もいらっしゃるが、大半は、そうではない。
長年、ベテランコーチや最近ではチャンピオンの指導を見てきたおかげで、個人的にはその人がうまいかどうかはすぐわかるようになった。特にハンドガンだ。射撃と言うのは、実に奥が深いということもわかると思う。
 
本格的に射撃をしたいという方には、やはり、Philshootingは、最短で最適だと思う。
 
最近では、観光ついでに射撃体験したいという方向けに、観光射撃の FunPhilshootingというのも始めてみたので、体験だけならそちらもいいと思う。


こちらを参考にしてほしい。

本格的射撃コース http://philshooting.com/
観光射撃コース  http://philshooting.com/form1001040.html


*お尋ね
小関@think-japna.com 様
申し込みのメールをいただきましたが、philshooting や他のメールアドレスから返信しても、返信できませんでした。
別なアドレスを使用していただくか、電話などで問い合わせをお願いいたします。


  


2016年09月19日

日本から見た今のフィリピン



今日から安全保障に関して、ライターの個人的見解を2,3記事にしてみようと思う。

 
短い間だが、最近、日本にいた。
日本の報道で一般の人がどうフィリピンのことを感じているかもわかったし、友人にも聞いてみた。
ビジネスのためには、ドテルテになって犯罪も激減してるので、ぜひフィリピンに来てほしいと思うのだが、実際は、その真逆だった。


残念だが、一連の報道を総合すると、実際のフィリピンはでは犯罪は激減し、街もきれいになったといくら自分が言ったところで、一般の日本人はやはりフィリピンは政情不安定の危険な国であると認識するのが普通だと思う。
また、旅行や投資を控えるのも当然の判断だと思う。

 
まず、どの報道を聞いても、ドテルテが麻薬撲滅のための処刑をしているとも思われるような報道で、人権無視の超法規措置というのが一般的だ。
自分のような立場の人間がいくら誤解があると吠えたところで、日本の人々にはそう映っている。



 
次に国際社会では人権というのは非常にセンシティブな問題である。また、影響を与えやすい。いくらドテルテが信念に基づいてやっていたとしても(十分自分もドテルテに賛成なのだが)、それについては、国際社会の場では、反論しても無駄だ。
 

ドテルテは、単純なので、言われればやり返すのだが、それは一国の大統領のすることではなかった。
オバマは個人的には、理想的(空想的)平和主義者で、嘘つきで、演説だけはうまい、アメリカの大統領にはふさわしくはない人物だとは思っているが、それを一国の大統領のドテルテが国際舞台の場で、公然と非難するのは良くなかった。
悪い印象が、全部、ドテルテやフィリピンに返ってきてしまった。

 
その延長で、気分を害したドテルテは、予想通りアメリカと一線を画す行動に出た。
ミンダナオのテロ対策にアメリカはいらない。南シナ海の監視活動をアメリカとは一緒にしない。というものだ。

 
南シナ海のドテルテの取った行動は、自分としてはかなりショックだった。
南シナ海の問題に関しては別途記事を書いてみたい。

  
ドテルテは、オバマとはうまくやっていけないだろうが、新大統領になったらどうなるか、いろいろと考えをめぐらしている。
 
アメリカ新大統領に関して、以下に詳細がある。
「日米マスコミが報じない アメリカ大統領選の真相」
http://directlink.jp/tracking/af/1416354/dEeg0RtB/
というのは、かなり参考になった。ヒラリーの健康問題もあるが、その問題がなくてもトランプが必然的に勝利するのではないかと思うようになった。






日本からでは、ますます感じが悪いフィリピンになってしまったが、実際はそうでもない。

Philshootingでは、ドアツードアの対応をしているので安心して参加してほしい。


Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。

また、観光もセットになったコスプレOK、ライフルのオート射撃OKを手ごろな観光射撃コースを設けました。
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Posted by philshooting  at 08:00安全保障

2016年09月02日

和歌山の拳銃殺傷事件


先日、2丁拳銃で殺傷事件があった。
どんな種類の銃を使ったんだろうと興味本位で思っていたが、ネットで探すといろいろと出てくる。
中国製のトカレフやガバメントという意見が大半だったと思う。
中国製のトカレフ(54-1式拳銃)は80年代に大量密輸入されたとされており、メッキされたものは、暴力団関係者では”銀ダラ”と呼ばれているらしいので銀色のはそれかもしれない。

弾は、オリジナルのトカレフであれば 7.62x25mm だが、後の213式拳銃であれば、ペレグラム9mm弾になる。

ガバメント1911タイプはいろいろな会社で製造しており、世界中で普及している。45口径が主流だが、9mmも40口径もある。






この事件で3つほど思ったことがある。

一つ目は、昨日も書いたが、暴発の可能性も含む犯人の射撃に関する器量だ。
凶悪犯人に安全もないのだが、映像で見る限りは、トリガーフィンガーアウトをしていたり、トリガに指がかかったりしている。
銃口は無造作にいろいろなところに向けているのが気になった。
当然だと思うが、撃ったことはあるくらいの程度の器量だと思った。
 

2つ目は、犯人が薬物を使用していた可能性があるということだ。
フィリピンでは、ドラッグ戦争と呼ばれる ドテルテ大統領の指揮による ドラッグの大撲滅作戦が行われている。
この犯人が、ドラッグ常習者だとすると、まさにこのような事件がたびたびフィリピンで起こっている(いた)。
 
フィリピンでは銃は入手しやすく、ドラッグ常習者が持てば、まさにキチガイに刃物状態になり、多くの人が殺されるなど被害にあった。
ドラッグを販売している人はさらに悪く、その上に君臨する 大物は諸悪の根源だ。
 
日本や諸外国のメディでは、ドテルテを極悪非道の人権無視の独裁者みたいなことで報道されていると思うが、フィリピンでは受け止め方は、全く違う。
ドテルテ支持が90%近くになっている。
人権擁護を訴えているのは、政治家を含む悪党の上の方で、この人達は、追い詰められて、外国や国連に助けを求めたやなりやばい人たちだ。
詳しくは別途にするが、今のフィリピンでは、悪党の人権が優先されるのではなく、優先されるのは国民の方だということだ。残念ながら悪党の数が多すぎて、今は、悪党の人権を保護するような段階ではない。


3つ目は、入手先だ。ドラッグ関連の暴力団からだと言われているが、そうなると一般の人もそうゆう経路で入手できるということになる。
世界で唯一刀狩が行われ、守られている国なのでこの辺りはつめる必要がある。



Philshootingでは、銃の知識から実習まで基礎から応用までを教えている。
銃のない国、日本ではそのような知識や技術は必要ないと思う方もいらっしゃると思うし、それはそれでいいと思う。

反対に、例えば、
拳銃あるいはライフルあるいは散弾銃は、どのくらいまでまっすぐ飛び、どのくらいの威力があるかを知っていますか?
実銃の発射音を聞いたことがありますか?
どのような弾の種類があり、どこの位の威力があるかを知っていますか?
どの程度スキルがあれば、どんなケースで当たるようになるか知っていますか?
などなど

危機管理上、知っておきたい。体験しておきたい。訓練しておきたい。などの方はいらっしゃると思う。
特に外国にたびたび観光に行く人、出張、赴任する人は、昨今の世界情勢を見て、そう思う方も多いと思う。


もちろん、銃を扱う職業の方で、もっと射撃技術を向上させたいと思っている方も多いと思う。
(ただし、暴力団関係者や精神異常者の参加はできません。)

そのような方のためにPhilshootingはコースを提供している。



Philshootingでは、射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。

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Posted by philshooting  at 08:30拳銃の射撃銃の安全管理弾薬銃の基礎銃器

2016年09月01日

千葉の拳銃暴発事故

先日、日本の警察署内で暴発事故があったという報道があった。また、和歌山では、拳銃による殺傷事件があった。
当然、あり得ない事故だからこそ報道されるのだろう。

 
この事件を聞いて、いくつかのことを思った。
フィリピンでは、銃が多く出回っていて、銃が出回っている分だけ、事件や事故が起こる。
暴発は、自分の経験や人の話を聞く限り、やはり、銃を扱っている機会が多い分だけ起こる。

 
フィリピンでは銃の扱い方という意味では、皆さん、かなりの知識があり、経験も積んでいる。
それでも暴発事故は起きる。

 
暴発とは、意図しないときに弾が発射されることだ。
弾が発射された先に運悪く人がいればダメージを与えることとなる。
 
という自分も、今まで暴発させたことがある。かなり、びっくりした。
安全遵守事項の1つが効いて、発射された弾は、安全な方向に飛んで行き、本当の事故にならなくてよかった。
 
競技会でも、競技者が、ジャムって、スライドを引き、戻した時に、暴発するのを見たことがある。
早くて、指がトリガにかかっていたかどうかは、不明だが、暴発して、前方に発射され、事なきを得たが、本人は失格となった。
しばらく、ショックで、競技会には出なかったらしい。
 


Philshootingでは、講義の中で安全管理について一般的な説明をするが、絞り込んで、実際の射撃で守ってほしいのは次の3,4つのポイントになる。

・銃には弾が入っているものとして扱うこと。
・安全な方向に向けて射撃や取り扱いを行うこと。
・射撃をするとき以外は、トリガに指をかけないこと
・射撃をするときは目標を含めた周囲を確認し、注意喚起をすること。
 
自分の経験では、Philshootingに参加される人の 80%は、どんなに経験があっても、2番目と3番目は、守られていない。
どういうことかいうと、射撃途中で休んだり、ジャムったりすると銃口を上に向けたり、下に向けたりする。またその時に指がトリガにかかっていたりする。
聞けば、そんなことはないとみんな思うかもしれないが、実際は80%の人ができていない。
 
観光射撃では、そのようなところは教えないし、一連の動作として扱わせないからだと思う。


さて、今回の事故だが、リボルバーだと偶発的に弾が出るような暴発は考えにくい。
ハンマーを起こして(コッキングして)いなければ、ダブルアクションになるのでトリガには結構力を入れないと引けない。
ハンマーが起きていれば、トリガを引くことは割と容易だが、そのような状態にするのは射撃をする時になる。











 
弾が入っているのが分からず、コッキングをして、空うちをしたら弾が出た。というような状況だとわかりやすい。

リボルバーだと、ハンマーの線上にあるシリンダーの弾(レディー状態で薬室に弾が装填された弾)は外からは分かりにくい。
1発だけその状態があり、空撃ちをすると暴発になる。
 

いずれにしても、銃に弾が入っていないことを完全に確認しないとまず危険な状態だ。
次に空撃ちをするときも安全な方向に銃口を向けていれば、暴発してもけが人は出ない。


フィリピンでは、銃を扱う人は、射撃もするし、手入れもするので十分慣れている。それでも事故は起きる。
日本では、警察と言えども射撃の機会は少ないし、扱ったりすることも少ないと思う。その辺の事情もあるのだと思う。






Philshootingではリボルバー式の銃は、4インチと2インチのものがあります。

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Posted by philshooting  at 16:31銃の安全管理銃の基礎射撃の基礎

2016年08月28日

南シナ海より衝突の危険性が高い尖閣諸島


先日、フィリピンの新大統領ドテルテがマニラ郊外の陸軍基地内において ”領土、領海を侵すものは血を見ることになる”と演説した。
メディアでは、シナに対してはっきりと敵対関係を明言したとしている。




ドテルテは、バカではない。
ここでいう領土・領海とは、本当の領土・領海のことを指しているのか、シナがEEZ内を侵略していることを指しているのか、ハーグの仲裁裁判の結論のことを指しているのかは分からない。
詳しくはここでは書かないが、中国を牽制しただけであると思われる。
 
南シナ海では、シナがフィリピン本土からのEEZ内に侵入して、埋め立てをし、ミスチーフ礁では滑走路を作り、スカボロー礁も埋め立てを狙っている。
南シナ海では、シナの実効支配がすすみ、アメリカ、日本など戦略上、かなり危険な状態にあることは確かであるが、フィリピンの領海を犯しているわけではない。





一方、尖閣諸島はと言うと、接続水域にシナの警備艇が常駐をして、領海までも侵入している。
EEZに至っては、中国の漁船だけだと言っても過言ではない。
尖閣諸島は、日本の領土・領海なのだろうか。
日本政府の対応は、尖閣を領土領海扱いしているとは思えない。
ドテルテは、領土領海を侵すものがいれば排除すると宣言した。当たり前のことだが、日本にそれができるのだろうか。
 

自分も含めて領海を侵されれば排除する。上陸されれば追い出す。という政府のシナリヲ考えている人が多いとは思うが、そうなれば軍事的緊張が高まることは確かである。
領土領海問題と言うことであれば、尖閣諸島の方が危険である。

下の様な、地図を見た。尖閣は日本の固有領土であると認識し、領土問題は存在しないと日本政府は宣言している。
このような地図が出回っているのが問題だと思うが、このような地図を世界が認めれば、尖閣は領土問題というのが存在し、日本が軍事力を出せば、領土領海を侵略されたとも言えなくなる。

領海領土を侵略されてから、行動するのではなく、人員配置や灯台の様な建造物を作り、実効支配するのが先ではないだろうか。





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Posted by philshooting  at 21:16安全保障

2016年08月27日

シナにスカボロー礁だけは埋め立てを許してはならない


スカボロー礁というのは、南沙諸島ではない。あえて言えば中沙諸島になるのだが、ルソン島の西220kmに位置する。フィリピンの完全なEEZ内だ。
 
20,30年前から中国とフィリピンで争奪戦が繰り返されていて、今は中国に実効支配されているという。が、時々フィリピンの勇者が国旗を立てに行ったりしているので実効支配が浸透しているわけではない。
 
南沙諸島(スプラトリー)では本格的な滑走路ができていたり、各国の支配は入り乱れているので原状復帰は難しいだろう。

南沙諸島では、シナは7つの岩礁の埋め立てをし、そのうち3つに滑走路が完成し、あるいは途中である。
3つの島とは、ファイアリークロス、スービ、ミスチーフである。
地図で見て分かる通り、南沙諸島(スプラトリー)を大きく3角形で囲んだ形になっている。




 
スカボロー礁は、南沙諸島と比べ戦略的価値が違う。こんなところに基地を作られ、艦船、航空機、レーダー、ミサイルを配置されれば南シナ海は制されたといってもいい。
 
フィリピンの安全保障上も致命的だ。スービック、クラーク、マニラに至近だからだ。日本で言えば、岩礁ではないが、三宅島に中国の基地ができたくらいのインパクトがある。しかも完全にフィリピンのEEZ内だ。

 
中国は、九段線で確信的利益を主張するが、日本には関係ないのだろうか。日本では、最近スカボロー礁のことが論じられるようななってきているようだが、南シナ海では日本は何もできない。しない。という論調がほとんどだ。
 
それでいいのだろうか。東南アジア、中東の物資はほとんど南シナ海を通過する。
 日本にとっても南シナ海はシーレーンと言う立派な確信的な利益の地域だ。
中国は、仲裁裁定に従わない、さらに進めて新たに埋め立てをする。しかも要衝をだ。それを許していいはずがない。

こちらも地図で見るとわかるが、スカボロー礁に滑走路ができれば、南沙諸島(スプラトリー)のファイアリー・クロス岩礁滑走路、西沙諸島(パラセル)のウッディ―岩礁滑走路 と合わせて南シナ海全体を軍事的にカバーする体制ができてしまう。



 
フィリピン海軍も急速に増強しつつある。それでも戦力比は100:1程度だ。日本はシーレーン防衛の大義がある。詳しくはまたにするが、米比と協力して、スカボロー礁付近から中国を押し戻すべきだ。








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Posted by philshooting  at 22:32安全保障

2016年08月27日

フィリピンは仲裁裁判には勝ったが

こんにちは、Philshootingです。
こちらのブログは久しぶりになりますが、しばらくフィリピンや安全保障に関して記事にします。


ハーグの仲裁裁判所は、英語で”the Permanent Court of Arbitration in the Hague”
九段線は、英語で"nine-dash line". そのくらいは勉強になった。
 
裁判に関していえば、フィリピンに有利な判定が出ることは、出る前から分かっていて、中国が従わないことも分かっていた。
じゃどうするのかというのが、裁定が出る前からもないし、出たあともない。
 
日本では、フィリピンの新政権は中国寄りだという報道がなされている。
フィリピンでは、アメリカや日本がいるので中国とすぐには戦争にはならないだろうと報じている。
その辺から情報がちぐはぐで間違っている。日本大使館に情報部門がないことが浮き彫りだ。中東での日本人殺害事件で情報部門を強化したんだと思っていたが、情けない話だ。
 
今回の裁定で、アメリカの艦隊が堂々と警戒任務にあたり、日本も協力するのだろうが、フィリピン側も正式にアメリカや日本に依頼すべきだし、日本もフィリピンの新政権に話しかけるべきだ。
 
間違っているついでに、日本では、南沙諸島の問題、よくて南シナ海の問題と報道しているがフィリピンでは西フィリピン海の紛争と報道している。

 西フィリピン海の一番の問題は、スカボロー礁だ。スカボロー礁は、南沙諸島ではない。
南沙諸島のスカボロー礁という報道があったが、間違っている。
 
位置的には中沙諸島になり、フィリピンのルソン島の西220kmの位置になる。スービックからも近いし、マニラからも近い。日本で言えば、さいたまから三宅島くらいの距離感だ。
南シナ海の要衝と言っても過言ではない。もちろんフィリピンのEEZ内である。

ついでに中国が裁定判決が出る期間に大演習を行ったのは西沙諸島付近である。
 
スカボロー礁はもともと岩だけだったが、すきを狙って中国が小屋を作り実効支配し、埋め立てを計画している。
南沙諸島ではすでに滑走路までできているが、それをいまさらもとに復帰はしないだろうが、スカボロー礁だけはそうさせてはならない。位置的に要衝だからである。












Philshootingでは、射撃の基礎から応用まで丁寧に実施する本格的射撃コースをやっています。

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Posted by philshooting  at 21:18Comments(0)安全保障

2016年07月01日

2発続けて撃って2発とも当てるのはかなり難しい

 こんにちは、Philshootingです。

 今日は、前々回の続きの切口で記述します。


 撃ち方には
 単射(シングル) (バン、、、、、バン)
 単射の連続(2発だとTwin Tap) (バン、、バン)
 連射に近い単射(2発だとDouble Tap) (バンバン)
 連射(Auto)(サブマシンガン、ライフル) (タタタタタ)
 があると書いた。

 Twin Tapまでは前回までに記述した。

 1発目を撃って、素早く戻してまた撃つ。1~2秒くらいだろう。


 スポーツ競技に出るレベルの人で、音だけ聞いていると、0.5~1秒で2発撃っている。本当に早い。
 ここまでくるとDouble Tap と言っていい。
 素人でも、早くは撃てるが2発目は的にも入らない。

 下のビデオは、世界チャンピオンの Jag氏の射撃だ。改造をしていない普通の45口径銃だ。

 最初がTwinTap あとが DoubleTap と言っていいと思う。







 要は、2発目の時もあまり銃が動いていないということだ。
 つまり、

 構え方
 握り方
 サイト
 引き金のひき方
 呼吸

 をしっかりすることが大事になる。


 とはいえ、やはり難しい。
 Philshootingの練習では、アドバンスドコースでも当てることを優先にしている。
 興味のある方は、ぜひコースに参加してもらいたい。





 Philshootingでは、上の記述のような射撃の極意のような本格的射撃コースをやっています。
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Posted by philshooting  at 18:45射撃一般論

2016年06月30日

自衛隊は攻撃態勢を取られたら逃げるしかないのだろうか

 今日は、安全保障に関してライターの個人的意見です。



 先日の尖閣上空で起きた事件に関して激怒している方も多いと思う。しかも1回だけではなく日常化しているというではないか。
 もし、織田元空将が発言しなかったら、国民は知らなかったのだろう。

 しかも、官房副長官のなかった発言はすごかった。激怒した人も多いだろう。


 現場では何が起きていたのだろうか。航空機は速い。領空外であってもすぐに領空になる。
 このままいけば日本の領空になりますよと警告しても、相手は自国領と思っているのだから聞くわけがない。
 反対に攻撃態勢を取ってきた。
 自衛隊機は、赤外線ホーミングミサイル攻撃から防御するためにフレアを撒いて逃げた。
 
 中国が自国空域を守るために空自機を追い返した。そんなイメージだ。
 反対ではないか。
 何とも悔しい。 


 自衛隊のパイロットは、今、本当に命がけでスクランブル発進しているに違いない。
 正当防衛以外は兵器を使用できない。どうするべきか考えているに違いない。
 身を切って、骨をたつのか。それしかないのか。。。。つらいと思う。

 今のままでは、同じだ。逃げるしかない。逃げるは認めたということだ、海でも同じだ。

 航空機を、2から4機に増やすとか。それでこちらが攻撃態勢を取るとか。

 思い切って、米軍と共同でスクランブルをするとか、。そういうことをしてほしい。

 
 政府は、正式に世界に発表してほしい。隠してほしくない。













       






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Posted by philshooting  at 18:59安全保障