2015年09月16日

鶴瓶さんまでが反対を言っている安全保障関連法案


この記事では、安全保障に関するライター個人の意見を書きます。

明日にでも参議院を通過しそうな安全保障関連法案ですが、いまだに世論の60%が法案を反対と言っていると言うことです。でも、内閣支持率は極端に下がっていないとか。


Yahooニュースでは、多くの芸能人がタブーを破って意見を発信していることが書いてありました。

同ニュースは
”戦後の安全保障体制を根本から変える安保関連法案を巡り、、、、”から始まり、多くのタレントが法案に反対ということです。
その中に鶴瓶さんの名前があり、反対の意見が書いてあるのには個人的にショックでした。

「鶴瓶の家族に乾杯」という番組は、大好きです。鶴瓶さんは、とっても話が上手で、周りを和ませてくれます。おかげさまで自分自身お年寄りに声をかけたり、話をすることができるようになりました。

鶴瓶さんの主張では、(戦争になれば)こんな番組なくなる ということらしいです。


ニュースの”戦後の安全保障体制を根本から変える、、、、”という始まりの言葉は何とも大げさな言葉です。違和感を超えて洗脳さえ感じます。誰の認識なのでしょうか?

戦後、アメリカが平和憲法を草案し、アメリカの要求により再軍備をして、さらに日米安全保障体制を築き、その下で日本の安全は保障されています。
その体制は昔も今も今後も恐らくすぐには変わることはないでしょう。あったとしても同じ考えた方での憲法改正程度だとおもいます。

 たとえば、日本が日米安保を破棄して自主防衛の安全保障体制に変わりますとか、同じく日米安保を破棄して日中相互防衛協定を結びましたとか 言うのなら 安全保障体制を根本から変える出来事だとおもいますが、今の体制に毛がはえたような今回の安全保障関連法案では根本から安全保障体制を変えるものではありません。
大げさで誤解を煽るものの言い方だとおもいます。


 鶴瓶さんの こんな番組なくなる というのは、まさに安全保障法案が通れば戦争になりやすくなり、平和でなくなるということだとおもいます。
 
 安全保障法案が、反対派の人から戦争法案だとか戦争が起きやすくなるとか言われていますが、まさに鶴瓶さんの主張はこれによるものだとおもいます。

 戦争になれば、こんな番組どころか生命・財産が脅かされることになるので誰でもいやだとおもいます。もちろん自分も大反対です。

 鶴瓶さんのようなお年寄りなどに影響力のある方が、安保法案=戦争法案 であると思わせるような発言をされるとみんながそう思ってしまうと思います。
 これは間違った認識で真逆であることが事実だと思います。
 日米同盟がむしろ強化されるので抑止力が強化され、戦争が起きにくくなると最近では誰もが説明していると思います。
 ぜひ、家族に乾杯で沖縄の石垣島に行ってもらいたいと思います。いかに日本がなめられ最前線で脅威にさらされているかがわかると思います。


 フィリピンも同様です。フィリピンのすぐそばまで今では中国に実効支配され、フィリピンの船などが12海里に入ろうものなら即刻沈められてしまいます。それが現実です。どこの領土でもなかったところが埋め立てられ、主権を主張する領土のようになったわけです。

 やがて、領空の識別圏、領海、領土、排他的経済水域を主張し、南シナ海は中国のものとなり、東シナ海も同様になるでしょう。
 そうすると船舶の航行の安全の保障もされません。

 南シナ海や東シナ海を考えたとき、今日本がなすべきことはなんでしょうか。
 フィリピンやベトナムと協力して、アメリカの傘の下で哨戒活動を行い、これ以上、侵略を防ぐことではないでしょうか?
 少なくとも航行の自由は確保されなければなりません。
 日本の船が領海で操業できないということもあってはなりません。


 法案反対の方々は、ぜひ中国大使館の前で戦争反対だとか侵略反対だとかのデモをしてもらいたいと思います。


 安全保障関連法案は、通過するのでしょうけど、今のままでの通過は何とも情けない通過だし、現場の自衛官も胸を張って任務に就くことができないと思います。
 なぜ、このような大きな変革でもなく、世の中を大きく変えることのない、しかも不十分な法案が、理解されず、ここまで問題になり、派手に反対が報道されるのか?

 諸外国も中国以外(韓国は微妙)は、賛成していますし、フィリピンでも賛成どころか上に書いたような期待値さえあります。米軍が行動しない今、少なくとも日本のできる役割に期待しているところが大きいと思います。






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Posted by philshooting  at 19:49 │安全保障