2013年08月28日

ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ


こんにちわ PhilShootingです。
先日、ライフルの記事をUpしたばかりですが、PVがライフルの記事だと意外と少ないので、もうひとつUpすることにしました。

今日のTopicは、ハンドガンの撃ち方の応用です。

何度か実銃を撃たれた方もあると思いますが、どういう初期状態で撃たれましたでしょうか?
・自分で弾倉に弾を込めて、装着し、スライドを引いて弾を装填し、安全装置をかけて準備して、号令のもと安全装置を外して、よく狙って撃つ
・すでに弾込めされてされている銃で、号令のもと安全装置を外して狙って撃つ

どちらでもいいんですが、ほとんどの射撃場ではこのどちらかのタイプで運用されていると思います。
撃つこと、当てることに主眼を置くとこういう撃ち方になります。また別の意味では安全性の確保ということではこういう統制された撃ち方になります。
これを静的、正確的撃ち方という意味で Accuracy Firing(Shooting)と言います。

射撃では基本的な要素で、今までの撃ち方に関する理論もここを中心に書いてきました。


ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ


Accuracy Firingがうまくなると、銃の特性を掴んだあとでは、25m程度離れていても直径20cm(あるいは15cm)のスチール標的などを倒すことができるようになります。
私もよく使っている銃では、80%くらいの確率で当てる自信があります。


一方、これがSportsShooting(競技会)になると撃ち方が全く違ってきます。銃をホルスターに入れた状態あるいは机の上などに置いた状態などから銃を取って、撃って、走って、撃って、弾倉を替えて、走って、撃って、、、、などの動作のあと最後に安全確認をして終わります。
標的に当たった正確性と時間を競います。

Videoで見るとすごく簡単そうに見えるのですが、ところがそうではないです。
私自身も練習はしていますが、動作が入るとなぜか当たりません。

今日は、その最初のところ、銃をホルスターに入れた状態で撃つというところを書いてみたいと思います。

下は、Philshootingで実際にやっている写真になります。まあこんなイメージではあります。


ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ

ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ

ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ

ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ

ハンドガンをホルスターから抜いて撃つ


銃をホルスターに格納しますが、2通りの状態があります。
・弾入り弾倉を銃に装着して、スライドは引いていない状態(弾が薬室に装填されていない状態)(この状態では安全装置はかかりませんので安全装置は外してあります。)
・弾入り弾倉を装着してスライドを引いて弾を装填して、安全装置をかけている状態

上の状態では、銃をホルスターから抜き、スライドを引いて、射撃姿勢をとり、撃ちます。
下の状態では、射撃姿勢をとり、安全装置を外して、撃ちます。

Philshootingでは、安全性の確保から上の状態での練習を行います。

上の状態で、熟練者では、初弾が出るまで1.5秒程度、Philshootingの練習生で早い人でも3-4秒かかります。
私も2秒くらいでは出るのですが、問題は当たらないことです。
Accuracyでは、25m離れていても80%の確率で当たりますが、ホルスターから抜くという動作が入っただけで、20%くらいの確率になります。

簡単な動作のように思えるでしょうが、詳細を書くと以下になります。
・準備として弾入り弾倉を銃にロード(装着)し、銃をホルスターに格納する

Goの合図とともに
・右手で銃を握り、抜く。この時、右人差し指は引き金の外(フィンガーアウト)の状態。同時に左手は胸の前付近で銃を迎える用意をする。
・スライドを引く(フィンガーアウト)
・銃を胸の前で両手で保持する。Gripの状態を作る(フィンガーアウト)
・銃を一挙に前につき出す。
・息を止めて、指を引き金に持っていき、親指は安全装置を押さえ込み、目は狙いを定める
・発射する

以上になります。私は家でもモデルガンを使って、練習するときは、50-100回は、この動作を繰り返していますが、それでも100回に一回程度は、右手の人差し指の引き金にかかるタイミングが早くなってしまい、危険な状態になります。
さらに、
Grip
呼吸、
狙い
引き金のSqueeze
となると、なかなか完璧には出来ません。
体が覚えこまないと無理だと思います。


どうですか?
文字で書いただけではわからなかったと思います。Philshootingではこのような形を教え、練習します。その後は自分でもできると思います。

きちんと習ってみたい方、興味のある方は、ぜひPhilshootingのコースに参加してみるのもいいかと思います。



もし、射撃に関しての技術的な質問やコースに関しての質問がありましたら、こちらに遠慮なくメールください。

info@philshooting.com


銃自身のマニアックな質問はわからないかもしれません。。。。。。。






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Posted by philshooting  at 15:15 │拳銃の射撃