スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年05月18日

ライフルのスナイパー射撃(精密射撃)~見えども当たらず


 こんにちはPhilshootingです。
 随分と日にちが経ってしまいましたが、久しぶりにブログを更新したいとおもいます。
 
 最近、Philshootingの射撃で凝ってるのは(自分が一番凝っているのかと思いますが)、ライフルの長射程射撃です。
 自分が自衛隊にいるときは、ライフルの射撃といえば、300mレンジが普通で、実弾射撃の前は随分と空うちをして、練習したり、させたりしたものでした。実部隊では、1週間程度、朝から晩まで空うちばかりをするのもざらでした。
 空うち(ドライファイア)というのは非常に大事で、特に精密射撃の射撃技術という点では、重要性だったと思います。

 今思えば、精密射撃の要素には、銃器、照準器、自然という要素があり、当時は与えられた銃器に関しては何も調整をせず、よく射撃技術だけで、しかも光学照準器を使わず、そこそこ当てたものだと感心しています。




 そういう思い入れもあって、ここ数十年、長射程射撃がしたくて、フィリピンでレンジを探していたのですが、軍用はあっても民用というのは見つかりませんでした。
 しかし、灯台下暗しでPhilhootingの射撃場で長射程レンジを作ることができて、やっと夢がかない、長射程射撃をすることができたのです。


 最近はコースがあるたびに、銃や光学照準器の調整をするのですが、ライフルの精密射撃は、非常に奥が深いことが分かってきています。

 ゴルゴ13やアメリカンスナイパーのように、200ヤード程度の距離であれば、スコープを使って、少なくとも直径10cm程度の円に3発撃てば3発入れたいのですが、残念ながら、今までに自分も含めて3発入れた人はいません。(2発はあります。)

 銃の特性(バレル、銃床、引き金)
 銃の保持、依託
 スコープの調整
 射撃技術
 (自然環境)

などの要素が微妙に絡み合って、その修正をするのに、3発また3発さらに3発と撃っている感じです。

スコープからは的はよく見えているのですが、撃てども撃てども当たらずという感じでしょうか。
だからスナイパーという職種があるのだということがうなずけます。





最近、M14というNATO7.62mm弾を撃つライフルで射撃できるようになりました。この銃がバレルから銃床まで一体となっているようなしっかりとしたモデルで割りとよく当たるようになりましたが、銃がよくなれば他の要素でまた問題が出たりとまだまだ修正することがあります。




 Philshootingのライフルコースでは、このような精密射撃とCQBのようなアソルト射撃をします。
精密射撃では200ヤードのレンジを使っての射撃をします。事前に25mの射撃場で基礎射撃と調整方法などなど論理的なことについて教えますが、銃の調整を除き、そのほかの調整はできるだけ射手にやってもらうことにしています。
 スコープの調整など射撃に関する調整は、射手ができますので、ご興味のある方はぜひコースに参加してみてください。




実弾射撃コース





マニラ旅行は、車、運転手、日本語アシスタント付き 格安マニラ観光のCocoHana Tour




  


Posted by philshooting  at 07:20ライフルの射撃