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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年03月14日

火砲の口径

 こんにちはPhilshootingです。
 先日火砲に関して記事にしましたが、火砲でわかりにくいのは、例えば 39口径 155mm自走榴弾砲とかいう言い方をしますが、小火器だけ知っている人にとっては非常にわかりにくいとおもいます。

 火砲で言う口径とは、口径長のことで砲身の長さつまり砲身長という意味と砲身内径という意味と2つありますが、口径長を指すことが多いです。
 155mmというのは砲身内径(口径)をあらわします。小火器ではこちらを口径といっています。
 口径長(砲身長)は、口径x砲身内径 です。 
 39口径 155mm 榴弾砲の場合、砲身内径(口径)155mm、口径長(砲身長)155x39 = 6045mm になります。

 陸自で使っているものは、
 FH70 155mm榴弾砲
 口径155mm、口径長39(155x39mm 砲身長)




 99式自走榴弾砲
 52口径155mm榴弾砲  口径155mm 口径長52(155x52mm 砲身長)




 M110203mm自走榴弾砲
 203mm 37口径榴弾砲 (203x37mm 砲身長)




 ニュースで見たイラク軍が使用しているのは、アメリカからの供与とおもわれる M109自走榴弾砲 でした。
こちらは 155mm 39口径 です。




 イラク軍+イラン軍+クルド は、果敢にISを攻めているようですが、アメリカの高官の話だと3年以上はかかるという見通しというニュースもありました。
 数ヶ月はISの武器弾薬の貯蔵・補給はあるとおもっていましたが(すなわち継戦能力)、それが数年となるとどこからか補給がない限りは、戦争は継続できません。
 すなわち、その協力者のしっぽをアメリカは認識したということでそういう発言になっているのだとおもいます。




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Posted by philshooting  at 08:00兵器一般