2015年01月29日
伝説のアメリカン・スナイパー(American Sniper)
こんにちは Philshootingです。
先日、American Sniper という映画を見ました。Chris Kyle というSEAL隊員の事実に基づいた映画です。
映画の内容などから公開は段階を踏んで行われたそうですが、昨年11月の試験公開から始まり、12月の一般公開ではUSだけで売り上げ9000万ドルもたたき出す大ヒットとなったそうです。今年から世界各地で公開されているようです。
Chrisは2003~2009年の間、4度イラク戦争に派遣され、Sniperとして活躍し、正式には160名、非公式には250名以上を狙撃しました。数多くの戦いで友軍をカバーし、友軍からは”Legend(伝説)”、敵からは”The Devil of Ramadi"とよばれ恐れられていたそうです。
*写真は PRB というところからのものです。
勲章も数多く受賞したそうですが、映画では狙撃手としての活躍とともに、仲間の死、本人の精神が蝕まれていく姿が見事に演出されていました。
そういえば、本人を演じた俳優、奥さんなど、後からFBなどで見ると本物の方々とよく似ているのにも感心しました。
昨今のISIS(ISIL,イスラム国)などテロ集団が世界を震撼させる状況をみて、イラク戦争とはいったい何だったのかを考えさせられますが、政治的見解はおいておいて、このChrisも正義のため、戦場では仲間のために戦い、生き抜いた一人であるとおもいます。
Sniperというのは、組織的な戦いにおいて、戦術的にどのように運用するのかもこの映画でよくわかりました。
市街戦で市街を部隊が掃討している時にSniperは高いビルから味方部隊をカバーします。よって、多くの味方部隊を救う機会があり、結果により、友軍から尊敬されます。
彼の使用していた銃は、
・McMillan TAC-338 sniper rifle(.338 マグナム)
・Mk 11 7.62×51mm NATO semi-automatic sniper rifle
・Mk 12 5.56×45mm NATO Designated Marksman Rifle
・Winchester sniper rifle(.338 マグナム)
・M4 carbine
・Sig Sauer P220 Pistol
だそうです。
TAC-338では、伝説の2100ヤードの狙撃に成功しています。
拳銃での戦闘シーンは全く出てきませんでしたが、やはり組織的な戦い、戦争では拳銃は最終的な補助武器という扱いなのだとおもいます。
TAC-338
Chrisが一番好きだった銃はこれだそうです。
*写真はいずれも PRB というところからのものです。
Chrisは2009年に退役後、彼と同じようにPTSD(Post Traumatic Stress Disorder、戦争で蝕まれた)の人の支援活動なども行いました。
しかしながら、2013年、PTSD患者の一人により射撃場で殺されました。このあたりは、映画では幼いChrisの子供に配慮してすべて割愛されています。
2015年2月から裁判が始まるとのことです。
Philshootingのライフルコースでは、ロングレンジでの射撃も可能です。(ハンドガンコースでも体験可能です。)超長射程ではありませんが、考え方は同じです。USを除く地域では一般の方の体験も難しいとおもいます。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。
実弾射撃コース
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先日、American Sniper という映画を見ました。Chris Kyle というSEAL隊員の事実に基づいた映画です。
映画の内容などから公開は段階を踏んで行われたそうですが、昨年11月の試験公開から始まり、12月の一般公開ではUSだけで売り上げ9000万ドルもたたき出す大ヒットとなったそうです。今年から世界各地で公開されているようです。
Chrisは2003~2009年の間、4度イラク戦争に派遣され、Sniperとして活躍し、正式には160名、非公式には250名以上を狙撃しました。数多くの戦いで友軍をカバーし、友軍からは”Legend(伝説)”、敵からは”The Devil of Ramadi"とよばれ恐れられていたそうです。
*写真は PRB というところからのものです。
勲章も数多く受賞したそうですが、映画では狙撃手としての活躍とともに、仲間の死、本人の精神が蝕まれていく姿が見事に演出されていました。
そういえば、本人を演じた俳優、奥さんなど、後からFBなどで見ると本物の方々とよく似ているのにも感心しました。
昨今のISIS(ISIL,イスラム国)などテロ集団が世界を震撼させる状況をみて、イラク戦争とはいったい何だったのかを考えさせられますが、政治的見解はおいておいて、このChrisも正義のため、戦場では仲間のために戦い、生き抜いた一人であるとおもいます。
Sniperというのは、組織的な戦いにおいて、戦術的にどのように運用するのかもこの映画でよくわかりました。
市街戦で市街を部隊が掃討している時にSniperは高いビルから味方部隊をカバーします。よって、多くの味方部隊を救う機会があり、結果により、友軍から尊敬されます。
彼の使用していた銃は、
・McMillan TAC-338 sniper rifle(.338 マグナム)
・Mk 11 7.62×51mm NATO semi-automatic sniper rifle
・Mk 12 5.56×45mm NATO Designated Marksman Rifle
・Winchester sniper rifle(.338 マグナム)
・M4 carbine
・Sig Sauer P220 Pistol
だそうです。
TAC-338では、伝説の2100ヤードの狙撃に成功しています。
拳銃での戦闘シーンは全く出てきませんでしたが、やはり組織的な戦い、戦争では拳銃は最終的な補助武器という扱いなのだとおもいます。
TAC-338
Chrisが一番好きだった銃はこれだそうです。
*写真はいずれも PRB というところからのものです。
Chrisは2009年に退役後、彼と同じようにPTSD(Post Traumatic Stress Disorder、戦争で蝕まれた)の人の支援活動なども行いました。
しかしながら、2013年、PTSD患者の一人により射撃場で殺されました。このあたりは、映画では幼いChrisの子供に配慮してすべて割愛されています。
2015年2月から裁判が始まるとのことです。
Philshootingのライフルコースでは、ロングレンジでの射撃も可能です。(ハンドガンコースでも体験可能です。)超長射程ではありませんが、考え方は同じです。USを除く地域では一般の方の体験も難しいとおもいます。ご興味のある方はぜひ参加してみてください。