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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年03月01日

初めてでも当たる実銃


こんにちわ PhilShootingです。


 先日、ハンドガン1日コースに参加された方がいらっしゃいました。
リロード弾240発のコースだったんですが、おまけでライフル10発も撃っていただき、ホローポイント弾の検証もしていたので、9mmFMJとホローポイント弾とソフトポイント弾も撃っていただきました。

 その方から最近気づかなかった貴重なご意見をいただきました。
 ひとつは、普通に射撃場に行って射撃するのとPhilshootingのコースに参加して射撃するのとの違いがわからなかった。 
 もうひとつは、Blogに関して、最近、話題が難しくなっており、素人にはわからない内容になっている。

1つ目は、この方は、前回、フィリピン人の知り合いにマカティスクエアの射撃場に連れて行ってもらい、初めて50発ほど撃ったとのことでしたが、より詳しく習いたいという期待(予想)を込めてPhilshootingのコースに参加して、違いがわかったとおっしゃってはいました。
 自分もマカティスクエアには、10日に1度くらいは行って、30分程度ですが、いろいろと射撃の実験をしたりしています。近いので便利だからです。でも、まったくの素人あるいは様子がわからない人が射撃をする人の視点に立っていなかったと反省すると同時に今後は1日コースを充実させなければならないとおもいました。
 マカティスクエアの射撃場は、中心街に近く便利で価格も安いので、いい面はあるとは思います。違いはこうだとはいいにくいですが、Philshootingのいいところは発信していきたいと思います。


前置きが長くなりましたが、2つ目の意見に従って、今日は、初めての方でも必ず当たる方法について書いてみたいと思います。以前書いた内容と一部かぶるかもしれません。
射撃では、当てるということに対しては
・姿勢
・銃の握り方、構え方
・狙い
・呼吸
・引き金の引き方
が重要であると何度も書いてきました。
それぞれ、あるいは統合して、極めようと思えば、相当な練習と努力が必要です。

Philshootingでは、まったく初めての方には、もちろん各項目、ベテランのインストラクターがきちんと教えるのですが、何を重点しているかというと引き金の引き方です。あとの項目は適当でも、引き金の引き方さえうまくいけば必ず当たります。
的に当たれば射撃も面白くなり、次のStepに行こうと思えるわけですね。




 自分は直接指導しているわけではありませんが、昔、自衛隊にいたときのことを思い出します。自衛隊では、射撃訓練といえば、95%は空撃ちでの練習になります。屋外で2時間も3時間も寝撃ちや膝撃ちでの空撃ちの練習をするわけです。’闇夜(寒夜)に霜が降るが如く’ と引き金の引き方を教えられたものです。

Philshootingでも同じようなことを教えています。
引き金には、最初 遊び(Slack)があり、そこは一気に引きます。銃により特性はまったく違います。次にゆっくりゆっくりと引いていき、落ちるとき(発射されるとき)がわからないくらいの速度で引いていきます。
そのとき、銃身が少しでも動いてはいけません。

別の言葉で書くと、弾が発射されると思わないくらい(かまえて引かない)くらいがちょうどいいです。
さらに別の言葉で書くと、引き金を引いてはいけない、絞り込む(Squeeze)です。





それだけです。それで必ず当たります。

練習には、銃口に落ちやすいものを置いて、引き金を引くという練習もあります。

この空撃ちを、20,30回程度、やってから実銃を撃てば、必ず当たります。

ただしというのがあります。
撃つときは、息を吸って少し吐いたところで息を止めて撃つのですが、あまりにも引き金を引くのが遅いと息苦しくなって手が震えたり、狙いが外れます。
また、狙いは正しくなくてはなりません。




射撃は当たるようになると面白くなり、もう少し早く撃つには、2発目も早く当てるには、などなどいろいろと思うわけです。

Philshootingでは、まったく初めての方でも、基礎からきちんと学べ、楽しく射撃ができるように指導をしています。




実弾射撃コース




  


Posted by philshooting  at 10:00拳銃の射撃ライフルの射撃